平標山(雲に手が届く、天空のお花畑)


- GPS
- 09:12
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,210m
- 下り
- 1,192m
コースタイム
天候 | 山頂部は風が強く雲がかかり、時より雲の隙間から日が差していました。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
8時頃にはアスファルト舗装の駐車スペースは、ほぼ満車状態でした。中段は余裕がありここに駐めました。 登山ポストはトイレの脇にあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
数日前のレコによると泥濘があったようですが、今日はほとんど歩行に支障はありませんでした。 |
写真
感想
ハクサンイチゲのお花畑を見に平標山へ登ってきました。
梅雨の中休みの土日は混雑し、駐車に苦労するようなので、平日の天気の良い日を狙いました。天気予報では日本海側から高気圧が張り出し、新潟には晴マークがついていましたが、山に向かう途中、谷川岳は雲に包まれていて、天気が心配になってきました。結局、山の上では風が強く、頭の上の雲がいつまでも取れない一日でした。それでも、前日の前橋の最高気温は35.5℃でしたが、今日の稜線は15℃で、活動しやすい気温でした。
平標山は日本アルプスのお花畑の雰囲気を日帰りで楽しめる人気の山だけに、昔、日本アルプスで見てきた花に出会えることができました。お目当てのハクサンイチゲは松手山側にあった小さな群落の咲き具合が良かったのですが、ほかの場所は見頃を過ぎていたようで残念でした。その他、ハクサンコザクラ、ハクサンチドリ、ハクサンシャクナゲなどハクサンと名の付く花を見ることができました。この時期、登山者で賑わう理由がわかりました。
今回は仙ノ倉山へは行きませんでしたが、6月17日(土)に登られたやすべー(山猫🐱)さんのレコの主脈をバックにしたハクサンイチゲの写真を見たら、次は仙ノ倉山まで足を延ばそうと思いました。最近は活動距離が10kmを超えると膝が痛み始めることがあるので、平標山の家に泊まってのんびり稜線歩きを楽しみたいと思います。
ところで、昔のガイドブック「群馬の山歩き130選」平成2年発行や平成3年修正測量の2万5千分の1の地形図を見直したら池塘の辺りから平仙鞍部への巻き道があり平標山に登らずに仙ノ倉山へ行けたようです。「池塘や高山植物の美しい近道」と案内されていますが、自然保護のため廃道になったのでしょう。今回も平仙鞍部から巻き道を通って平標山の家へいけるような気がしていたのですが、昔のガイドブックや地形図が記憶にあったからでしょうか。
山頂では新潟のご夫婦とお話しする機会があり、どのコースで下山するのか聞かれました。平標山の家から下山すると言ったら、そっちは遠回りだし、林道を歩くのは面白くないよと言われました。まだ、通ったことがないのでと理由を伝えました。駐車場に戻ると山頂でお目にかかったご夫婦に会い、グレープフルーツをごちそうになりました。大分前に下山したようです。私は平標山の家で買い物とトイレ休憩し、林道を歩いていると従姉から電話があり、ちょっと長話をしてしまいました。どっちが早かったかわかりませんが、松手山コースは展望と花を楽しめるので、往復しても楽しめるコースかもしれません。
さて、私が前回、平標山へ登ったのは、大学1年生だった1978年7月16日です。同じ学部の山好きの先輩から声がかかり、新しく赴任してきた教授や4年生の先輩たち8名で登りました。夜行で土樽駅に降りて、平標新道から登り、松手山コースで元橋バス停へ降りました。天気の良い一日でしたが、山頂の様子は忘れてしまい、暗い夜道や深い森の中を登降した記憶と赤線を引いた越後湯沢と四万の五万分の一の地形図、元橋で写した万歳写真が今は残っているだけです。
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