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Yamareco

記録ID: 5630283
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

武尊山/高手新道より 古のカルデラを満喫!

2023年06月17日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
--:--
距離
16.6km
登り
1,367m
下り
1,361m

コースタイム

日帰り
山行
9:33
休憩
1:33
合計
11:06
3:05
130
5:15
5:26
12
6:20
6:27
87
7:54
8:37
81
9:58
10:14
29
10:57
11:05
93
12:38
12:46
36
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
旧武尊高原川場キャンプ場入口前の広大な駐車スペースを利用しました。
冬季はスキー場の駐車場として使われているのでしょうか。(150台程度駐車可能)
トイレは無し。
コース状況/
危険箇所等
基本的によく整備された登山道ですが、序盤の林道内でやや分かり辛い分岐あり。
一応指導標(矢印)はありますが、登山道を示すものかどうか一見はっきりしない。
【実は正解】

登山道沿いはしっかり刈り払いされています。草刈り中の方々と出会いましたので、お礼申し上げました。
その他周辺情報 小住温泉(利根郡川場村)にて汗を流しました。大人@750円。
山間にひっそりと佇む静かで良い温泉です。
2:16 旧武尊高原川場キャンプ場入口(1130m)出発!

広大な駐車場前から舗装された林道を上がっていきます。
ここには高手新道や武尊山を表す指導標はありません。
1
2:16 旧武尊高原川場キャンプ場入口(1130m)出発!

広大な駐車場前から舗装された林道を上がっていきます。
ここには高手新道や武尊山を表す指導標はありません。
2:29 キャンプ場内の登山口(1190m)

広いキャンプ場(跡?)の一角から尾根に向かう作業道へ進みますが、ここでようやく指導標があります。
今は入口でゲートにより封鎖されていますが、かつてはここまで車で上がれたのでしょうか。

しばらくは軽トラが通れるような作業道を道なり。
途中で分岐がありますが、「→」表示に従い北へ。
この表示が登山道を示すものかどうかが分かりにくい。
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2:29 キャンプ場内の登山口(1190m)

広いキャンプ場(跡?)の一角から尾根に向かう作業道へ進みますが、ここでようやく指導標があります。
今は入口でゲートにより封鎖されていますが、かつてはここまで車で上がれたのでしょうか。

しばらくは軽トラが通れるような作業道を道なり。
途中で分岐がありますが、「→」表示に従い北へ。
この表示が登山道を示すものかどうかが分かりにくい。
3:05 高手山(1373.9m)

作業道はいつしか登山道となり、丸太階段を登ったところが高手山。
尾根は広くて緩やかで、下りも膝に優しそう。

高手山からは一旦緩やかに下り、そして西峰へ向けて本格的に標高を上げ始めます。
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3:05 高手山(1373.9m)

作業道はいつしか登山道となり、丸太階段を登ったところが高手山。
尾根は広くて緩やかで、下りも膝に優しそう。

高手山からは一旦緩やかに下り、そして西峰へ向けて本格的に標高を上げ始めます。
4:36 スキー場のコース脇に出る(1750m)

スキー場のコースが右手に時々見え始めたら、本日最初の展望地に出ました!
日の出直前の優しい光の中にシルエットの赤城山。群馬に来たのを実感する光景です。
赤城山へ向かって滑っていくようなこの斜面を滑ってみたくなりました。
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4:36 スキー場のコース脇に出る(1750m)

スキー場のコースが右手に時々見え始めたら、本日最初の展望地に出ました!
日の出直前の優しい光の中にシルエットの赤城山。群馬に来たのを実感する光景です。
赤城山へ向かって滑っていくようなこの斜面を滑ってみたくなりました。
西峰手前からいくつかのアップダウンが現れます。分かっていたけどこの先は標高がなかなか上がりません。
この頃冷たく強い西風でかなり寒く、レインウェアを羽織りました。
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西峰手前からいくつかのアップダウンが現れます。分かっていたけどこの先は標高がなかなか上がりません。
この頃冷たく強い西風でかなり寒く、レインウェアを羽織りました。
5:15 西峰(1870.5m)

西峰手前は短いけどなかなかの急登でした。
登り着いた西峰からはカルデラ地形を抱える武尊山が初めて見えてきました!
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5:15 西峰(1870.5m)

西峰手前は短いけどなかなかの急登でした。
登り着いた西峰からはカルデラ地形を抱える武尊山が初めて見えてきました!
「日本百名山」で深田氏が称えた緑の壁。この時はシルエットですが、それでも威容は充分でした。
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「日本百名山」で深田氏が称えた緑の壁。この時はシルエットですが、それでも威容は充分でした。
朝日に照らされた新緑真っ盛りの川場スキー場上部。
向かう先の絶壁と、その奥に突き出たピークが目立ちます。
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朝日に照らされた新緑真っ盛りの川場スキー場上部。
向かう先の絶壁と、その奥に突き出たピークが目立ちます。
西側にはお馴染みの谷川連峰の山々。中央に谷川岳。3月に天神尾根を滑降したのが遠い昔のように残雪も僅か。
右側は白毛門などの馬蹄形、左側は平標山へ続く主脈の山々。いずれも複数回縦走するだけお気に入りです。
奥には苗場山、佐武流山の信越境の山々まで見通せました。
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西側にはお馴染みの谷川連峰の山々。中央に谷川岳。3月に天神尾根を滑降したのが遠い昔のように残雪も僅か。
右側は白毛門などの馬蹄形、左側は平標山へ続く主脈の山々。いずれも複数回縦走するだけお気に入りです。
奥には苗場山、佐武流山の信越境の山々まで見通せました。
5:38 スキー場最上部付近(1870m)

積雪期はここを起点に武尊山へ登る行程となるようです。
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5:38 スキー場最上部付近(1870m)

積雪期はここを起点に武尊山へ登る行程となるようです。
さっきから気になっていた絶壁。地形図では崖表示ではないので、実際の光景のほうが険しく感じました。
登山道は絶壁の西側へ続いていて、難しいところはありません。
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さっきから気になっていた絶壁。地形図では崖表示ではないので、実際の光景のほうが険しく感じました。
登山道は絶壁の西側へ続いていて、難しいところはありません。
難しくはないけどなかなかの急登。土が流された丸太階段が続きます。
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難しくはないけどなかなかの急登。土が流された丸太階段が続きます。
6:03 急登を終える(1970m)

急登を終えると苗場山っぽい台地状に出ます。
更に広がった展望で感動しきり。赤城山に加えて、子持山、小野子三山、榛名山など群馬中央部の山々。
そして遥か彼方には富士山まで見えています!先々週の白鳥山に続いて良き日の山行となりました。
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6:03 急登を終える(1970m)

急登を終えると苗場山っぽい台地状に出ます。
更に広がった展望で感動しきり。赤城山に加えて、子持山、小野子三山、榛名山など群馬中央部の山々。
そして遥か彼方には富士山まで見えています!先々週の白鳥山に続いて良き日の山行となりました。
数多の山々と中央に、車で通ってきた沼田市街も見えています。
群馬はやはり良いところです!
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数多の山々と中央に、車で通ってきた沼田市街も見えています。
群馬はやはり良いところです!
東側に突き出て目立つのは、未登の皇海山でしょうか。
自分はここから東側はまだ手付かずで、ぼちぼち登っていきたい。
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東側に突き出て目立つのは、未登の皇海山でしょうか。
自分はここから東側はまだ手付かずで、ぼちぼち登っていきたい。
奥に突き出た剣ヶ峰山までもう遠くはないはず。
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奥に突き出た剣ヶ峰山までもう遠くはないはず。
尾根の東側から回り込むようにして剣ヶ峰山へ。ここでカルデラ地形がよく見えてきました!
山頂は剣ヶ峰山の右側にあって、そんなに遠くないようでした。
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尾根の東側から回り込むようにして剣ヶ峰山へ。ここでカルデラ地形がよく見えてきました!
山頂は剣ヶ峰山の右側にあって、そんなに遠くないようでした。
6:20 剣ヶ峰山(2020m)到着!

出発から4時間でやっと剣ヶ峰山に到着!さっきから見えていたとおり東西は絶壁ながら、南北には長いピークです。
ここからの武尊山、そしてカルデラ地形を眺めてみたかった!
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6:20 剣ヶ峰山(2020m)到着!

出発から4時間でやっと剣ヶ峰山に到着!さっきから見えていたとおり東西は絶壁ながら、南北には長いピークです。
ここからの武尊山、そしてカルデラ地形を眺めてみたかった!
剣ヶ峰山周辺では個体差はありますが、シャクナゲが見ごろを迎えていました。
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剣ヶ峰山周辺では個体差はありますが、シャクナゲが見ごろを迎えていました。
6:27 出発

剣ヶ峰山を越えていよいよ武尊山へ。標準CTは1時間20分。
まだまだアップダウンがあるけど、ここからは下り100m、登り250m。
ペース配分をしっかり行うと大した標高差ではない、と言い聞かせます。
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6:27 出発

剣ヶ峰山を越えていよいよ武尊山へ。標準CTは1時間20分。
まだまだアップダウンがあるけど、ここからは下り100m、登り250m。
ペース配分をしっかり行うと大した標高差ではない、と言い聞かせます。
6:35 宝樹台キャンプ場分岐点(1970m)

剣ヶ峰山から慎重に激下りをこなすと、宝樹台キャンプ場方面からのコースと合流。
高手新道のほうが距離が長いけど、自分は基本的に尾根歩きが好きなのです。
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6:35 宝樹台キャンプ場分岐点(1970m)

剣ヶ峰山から慎重に激下りをこなすと、宝樹台キャンプ場方面からのコースと合流。
高手新道のほうが距離が長いけど、自分は基本的に尾根歩きが好きなのです。
分岐を過ぎると再び尾根に復帰。次第に近づいてくる武尊山。心楽しい尾根歩きが続きます。
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分岐を過ぎると再び尾根に復帰。次第に近づいてくる武尊山。心楽しい尾根歩きが続きます。
少し先の最低コルを挟んで最後の登りがよく見えてきます。
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少し先の最低コルを挟んで最後の登りがよく見えてきます。
6:56 1910mコル

地味な起伏がしばらく続いた後、剣ヶ峰山と武尊山間の最低コルを通過。あとはひたすら登るだけ。
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6:56 1910mコル

地味な起伏がしばらく続いた後、剣ヶ峰山と武尊山間の最低コルを通過。あとはひたすら登るだけ。
振り返ると先程まで居た剣ヶ峰山がその名のとおりの尖り方!
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振り返ると先程まで居た剣ヶ峰山がその名のとおりの尖り方!
1975m標高点を過ぎるとやや急な登り。
1975m標高点を過ぎるとやや急な登り。
だいぶ近づいてきたけど山頂直下は大変そう。
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だいぶ近づいてきたけど山頂直下は大変そう。
7:36 残雪の窪地(2070m)

少しだけ残雪の残る窪地。登山道は飛び石が敷かれており、雪を踏むところはありませんでした。
今回は一応4本爪の簡易アイゼンを携行してきたけど不要でした。
ここの水溜まりは雪解けによりできたものでしょう。
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7:36 残雪の窪地(2070m)

少しだけ残雪の残る窪地。登山道は飛び石が敷かれており、雪を踏むところはありませんでした。
今回は一応4本爪の簡易アイゼンを携行してきたけど不要でした。
ここの水溜まりは雪解けによりできたものでしょう。
いよいよ最後の急登開始!土留めのためと思われる石が敷き詰められていますが、これがなかなか歩きにくい。
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いよいよ最後の急登開始!土留めのためと思われる石が敷き詰められていますが、これがなかなか歩きにくい。
急登だけどもう山頂はすぐそこ。ほら貝も聞こえてきて山伏さんが居られるようです。
あと少し、あと少し、もう一歩前へ!
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急登だけどもう山頂はすぐそこ。ほら貝も聞こえてきて山伏さんが居られるようです。
あと少し、あと少し、もう一歩前へ!
7:54 武尊山山頂・沖武尊(2158m)到着!!

出発から5時間40分ほど。待望の武尊山山頂・沖武尊に着きました!
写真の画角から外していますが、登山者数人、祈祷中の山伏さん3人の山頂でした。
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7:54 武尊山山頂・沖武尊(2158m)到着!!

出発から5時間40分ほど。待望の武尊山山頂・沖武尊に着きました!
写真の画角から外していますが、登山者数人、祈祷中の山伏さん3人の山頂でした。
山頂からも谷川方面がよく見えています。
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山頂からも谷川方面がよく見えています。
武尊山山頂でのあおいとひなた

#ヤマノススメ
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武尊山山頂でのあおいとひなた

#ヤマノススメ
一等三角点
点名:「武尊山」
標高:2157.99m
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一等三角点
点名:「武尊山」
標高:2157.99m
いくつもの登山コースのある武尊山。東側からもいずれ登ってみたい。
2
いくつもの登山コースのある武尊山。東側からもいずれ登ってみたい。
初登頂の武尊山から望遠レンズでの眺望も楽しみました。
まずは谷川岳。肩ノ小屋直下に残雪が僅かに見えています。
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初登頂の武尊山から望遠レンズでの眺望も楽しみました。
まずは谷川岳。肩ノ小屋直下に残雪が僅かに見えています。
薄っすらながら遥か彼方の富士山。
富士山は去年までに3回立て続けに登ったので、今年は見送る予定です。
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薄っすらながら遥か彼方の富士山。
富士山は去年までに3回立て続けに登ったので、今年は見送る予定です。
剣ヶ峰山。山頂から見ると本家の槍と良い勝負の尖り方です。
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剣ヶ峰山。山頂から見ると本家の槍と良い勝負の尖り方です。
下りもなかなか大変な行程が待っています。
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下りもなかなか大変な行程が待っています。
北側には自分は未登の至仏山。
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北側には自分は未登の至仏山。
そして同じく未登の燧ヶ岳。左側には3月に登った会津駒方面が見えているようです。
あんなにたくさんあった雪が殆ど消えました。
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そして同じく未登の燧ヶ岳。左側には3月に登った会津駒方面が見えているようです。
あんなにたくさんあった雪が殆ど消えました。
手前の稜線に隠れ気味で分かりにくいけど、山スキーで何度も行ってる巻機山のようです。
この他にも多過ぎて撮っていないけど、たくさんの山々が見えて大満足でした。
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手前の稜線に隠れ気味で分かりにくいけど、山スキーで何度も行ってる巻機山のようです。
この他にも多過ぎて撮っていないけど、たくさんの山々が見えて大満足でした。
8:37 武尊山山頂・沖武尊出発

山頂滞在40分余りで出発しました。下りもそれなりに時間が掛かるでしょう。
武尊山は再訪するでしょうけど、今日のように新緑も景色もきれいなことはなかなかないでしょう。
しっかりと目に焼き付けておきました。
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8:37 武尊山山頂・沖武尊出発

山頂滞在40分余りで出発しました。下りもそれなりに時間が掛かるでしょう。
武尊山は再訪するでしょうけど、今日のように新緑も景色もきれいなことはなかなかないでしょう。
しっかりと目に焼き付けておきました。
少しでも長くこの世界に触れていたい。
けれども温泉とコーラも楽しみなので頑張って下りましょう。
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少しでも長くこの世界に触れていたい。
けれども温泉とコーラも楽しみなので頑張って下りましょう。
登りの時よりも日が高くなり、萌え立つ緑の壁がより一層輝いて見えました!
登りの時よりも日が高くなり、萌え立つ緑の壁がより一層輝いて見えました!
山頂からの下りを終えると、頑張りどころとなる剣ヶ峰山までの登り返し。
標高差は100mほど。焦らずゆっくりと取りついていきます。
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山頂からの下りを終えると、頑張りどころとなる剣ヶ峰山までの登り返し。
標高差は100mほど。焦らずゆっくりと取りついていきます。
シャクナゲを見て息を整えながら剣ヶ峰山へ。
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シャクナゲを見て息を整えながら剣ヶ峰山へ。
分岐を過ぎると激登り。ここはなかなかのしんどさ。
分岐を過ぎると激登り。ここはなかなかのしんどさ。
9:58 剣ヶ峰山(2020m)到着

急登を乗り越えて戻ってきました。
朝と違って順光に照らされた武尊山の緑が鮮やかでした!
9:58 剣ヶ峰山(2020m)到着

急登を乗り越えて戻ってきました。
朝と違って順光に照らされた武尊山の緑が鮮やかでした!
深い樹林帯に包まれた宝樹台キャンプ場方面。
深い樹林帯に包まれた宝樹台キャンプ場方面。
立ち去り難い景色でした。ピストンでも退屈さを覚えることなど全くなく、正しく一粒で二度美味しい絶景でした。
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立ち去り難い景色でした。ピストンでも退屈さを覚えることなど全くなく、正しく一粒で二度美味しい絶景でした。
10:14 出発

約15分の滞在でした。この頃より比較的多くの登山者と出会い、高手新道もなかなか人気ルートと感じました。
10:14 出発

約15分の滞在でした。この頃より比較的多くの登山者と出会い、高手新道もなかなか人気ルートと感じました。
台地状の地形をしばらく進んでから西側へ回り込みます。
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台地状の地形をしばらく進んでから西側へ回り込みます。
下りの丸太階段。乾いていたので思ったよりも下りやすかった。
下りの丸太階段。乾いていたので思ったよりも下りやすかった。
行く手にスキー場最上部が見えてきました。あそこから滑り降りたらあっという間なのにと考えてしまいます。
行く手にスキー場最上部が見えてきました。あそこから滑り降りたらあっという間なのにと考えてしまいます。
武尊山のカルデラ外壁でしょうか。南の川場谷側が崩壊する前はこのような壁に囲まれていたかもしれません。
武尊山が火山活動していたのは百万年前と推測されてるようです。
人間より圧倒的に寿命が長い火山といえど、活発に活動する期間は火山の一生の中では短いといえるのかもしれません。
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武尊山のカルデラ外壁でしょうか。南の川場谷側が崩壊する前はこのような壁に囲まれていたかもしれません。
武尊山が火山活動していたのは百万年前と推測されてるようです。
人間より圧倒的に寿命が長い火山といえど、活発に活動する期間は火山の一生の中では短いといえるのかもしれません。
オフシーズンのスキー場を横目に下っていきます。
この先、西峰までは地味なアップダウンが続きます。
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オフシーズンのスキー場を横目に下っていきます。
この先、西峰までは地味なアップダウンが続きます。
10:57 西峰(1870.5m)

幾度かのアップダウンの合間にある西峰まで戻ってきました。
朝はシルエットだった武尊山の眺望が見事です!
10:57 西峰(1870.5m)

幾度かのアップダウンの合間にある西峰まで戻ってきました。
朝はシルエットだった武尊山の眺望が見事です!
11:05 出発

群馬の山は素晴らしいし、そして侮れない。
改めて感じた武尊山でした。
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11:05 出発

群馬の山は素晴らしいし、そして侮れない。
改めて感じた武尊山でした。
西峰を過ぎてもまだしばらくアップダウンが続きます。
西峰を過ぎてもまだしばらくアップダウンが続きます。
なかなか急な登り返しがいくつかありますが、
標高差は20〜30mと微々たるもの。ゆっくりと越えていきます。
なかなか急な登り返しがいくつかありますが、
標高差は20〜30mと微々たるもの。ゆっくりと越えていきます。
手製の山名標の掛かる奈女沢ノ頭を過ぎると、ようやく安定した下りとなります。
下るにつれてさすがに暑くなってきたけど、次第にキャンプ場に近付いてくる指導標の表記に励まされます。
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手製の山名標の掛かる奈女沢ノ頭を過ぎると、ようやく安定した下りとなります。
下るにつれてさすがに暑くなってきたけど、次第にキャンプ場に近付いてくる指導標の表記に励まされます。
スキー場のコース沿いをしばらく進むと本格的な下りへ。
春蝉や鶯の声を聴きながら淡々と下りました。
スキー場のコース沿いをしばらく進むと本格的な下りへ。
春蝉や鶯の声を聴きながら淡々と下りました。
高手山へは緩い登り返しながら、距離はそれなりにあってしばらく続きます。
登りの時は暗くて分からなかったけど、この辺りもブナの新緑が見事です。
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高手山へは緩い登り返しながら、距離はそれなりにあってしばらく続きます。
登りの時は暗くて分からなかったけど、この辺りもブナの新緑が見事です。
木陰が有難い登り返しでした。樹林が開けて赤城山が見えています。
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木陰が有難い登り返しでした。樹林が開けて赤城山が見えています。
12:38 高手山(1373.9m)到着

尾根上の微妙な盛り上がりといった感じの高手山に到着。
ここまで来ると後はもう純粋に下るのみ。下山前最後の休憩を入れました。

なお高手山も三角点があるはずなのですが、見る限りは発見できませんでした。

12:46 出発
12:38 高手山(1373.9m)到着

尾根上の微妙な盛り上がりといった感じの高手山に到着。
ここまで来ると後はもう純粋に下るのみ。下山前最後の休憩を入れました。

なお高手山も三角点があるはずなのですが、見る限りは発見できませんでした。

12:46 出発
高手山からしばらく下ってくると、電柱と小さな小屋が見えてきます。
この先は実質的に作業道となります。
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高手山からしばらく下ってくると、電柱と小さな小屋が見えてきます。
この先は実質的に作業道となります。
下りだと道なりで迷うことはないですが、登りは一ヶ所要注意の分岐あり。
スカイビュートレイルと矢印が描かれた指導標が目印です。
下りだと道なりで迷うことはないですが、登りは一ヶ所要注意の分岐あり。
スカイビュートレイルと矢印が描かれた指導標が目印です。
13:11 武尊山・高手新道登山口(1190m)

陽光溢れる暑いキャンプ場に下りてきました!
キャンプ場の敷地は広いけど、指導標と大きな案内板があるので目立つ登山口でしょう。
ここからは簡易舗装の林道歩き。高手新道のピストンもまもなく終わりです。
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13:11 武尊山・高手新道登山口(1190m)

陽光溢れる暑いキャンプ場に下りてきました!
キャンプ場の敷地は広いけど、指導標と大きな案内板があるので目立つ登山口でしょう。
ここからは簡易舗装の林道歩き。高手新道のピストンもまもなく終わりです。
13:22 旧武尊高原川場キャンプ場入口(1130m)到着!!

着きました!
登り5時間40分に対して、下りも4時間40分とけっこう掛かりました。
疲れたけど今日も大満足の一日でした!
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13:22 旧武尊高原川場キャンプ場入口(1130m)到着!!

着きました!
登り5時間40分に対して、下りも4時間40分とけっこう掛かりました。
疲れたけど今日も大満足の一日でした!
非常に広大な駐車スペース。過酷な駐車場争奪戦を強いられる新穂高温泉にこの空間が欲しい。
スキー場のベースからは離れてるけど、シーズン中はスキー客に充てられているようです。
機会があれば山スキーも来てみたいです。

このあと小住温泉にて汗を流してから、武尊山の余韻に包まれて約3時間の帰途に就きました。
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非常に広大な駐車スペース。過酷な駐車場争奪戦を強いられる新穂高温泉にこの空間が欲しい。
スキー場のベースからは離れてるけど、シーズン中はスキー客に充てられているようです。
機会があれば山スキーも来てみたいです。

このあと小住温泉にて汗を流してから、武尊山の余韻に包まれて約3時間の帰途に就きました。

装備

個人装備
三脚 ハイドレーションシステム 長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 スパッツ グローブ 雨具 日よけ帽子 予備靴ひも ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 地図(地形図・山と高原地図) コンパス ガーミンGPS ラジオ 計画書 ヘッドランプ 予備電池 アマチュア無線機 ファーストエイドキット 補修キット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 登山保険証 健康保険証 スマホ 財布 サングラス タオル 一眼レフカメラ 広角ズームレンズ 望遠ズームレンズ ねんどろいど(あおい・ひなた)

感想

谷川岳をはじめとして、谷川連峰は季節問わず何度も行っているのとは対照的に今まで手付かずだった武尊山。
梅雨の中休みで絶好の登山日和の休日、満を持して行ってきました。

武尊山のいくつかあるルートから選んだのは川場スキー場近くを通る、
比較的長い高手新道でした。
全く初めての武尊山なので、単にピークハントに留まらず色んな景色を
見てみたかったので、基本的に尾根道で終始する高手新道は打ってつけ。

ちょうど新緑とも重なり、素晴らしい山岳風景に出会えました。
遠くは富士山も望むおまけ付き。谷川岳は意外にも好天で東側から眺めるのは初めてでした。
(過去に複数回縦走している馬蹄形では必ず雲が出ていた)

群馬は長野の隣なので何度となく通っていますが、まだ未登の山々はあちこちにあり、
「日本百名山」などを参考にしつつ、徐々に踏んでいきたく思います。
来るたびに感じますが、群馬は名山揃いで長野と遜色ないです。

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コメント

ルーンさん 
「ほたか」
と読むのですね。
「たける」 と読むのかと思いました。
群馬は関西からは 九州より 遠いです。
四方から登れるようですね。

2時16分 出発と暗い中のぼられ、
2時間でやっと展望地へ。
稜線では はるか向こうに 武尊山が
見え なかなかの迫力ですね。
登られた山々の展望をたのしまれたようでした。
急登 急登をこなされ 6:20剣ケ峰山へ。
なんと 石楠花が見ごろでしたか。
こちらは夏ですが まだまだ春を感じますね。
高手新道は長いけど
お好きな 尾根コースなので チョイスされたのですね。

山頂へは 素晴らしい景色を、眺めつつ登るのですね。
ヤマトタケルの像があるかと思いましたが、
違ってた!
アップダウン アップダウンを繰り返されて
登り5時間40分
下り4時間40分の ながーい登山を終えられたのですね。
新緑 展望と 山様が 素晴らしい山ですね。
帰路は3時間とか、
結構遠い。
お疲れさまでした。
ありがとうございました。
2023/6/23 9:49
mayasanpoさん、こんばんは。
今回もさっそく観ていただきまして、ありがとうございます。
自分もそうでしたが、武尊は「ほたか」と読めないですよね。
ヤマトタケルの像は別ルートで設置されているようですよ。
以前にmayasanpoさんも登られていた伊吹山もヤマトタケルの馴染みの山で、山頂に像がありましたね。
武尊山は本当に四方から登山道が付いている山ですので、今後も何度となく通うでしょう。

今回はとっておきの武尊山でしたので、超早発で頑張りました。
今の時期は明るくなるのが早いので、比較的行動しやすいです。
ちょうど明るくなる頃に展望が開けてきて、タイミングもばっちりでした。
シャクナゲは春の花なのですね。しばらく行ってませんが、甲武信岳もシャクナゲがきれいで、
あちらのほうが見ごろが5月末でちょっと早いようです。

今回の高手新道は前半は緩やか、後半はアップダウン激しいと両極端なルートでした。
そのぶん、疲れた頃に歩きやすい区間となるので、白鳥山に比べるとだいぶ楽に感じました。
とはいえ、登りと下りの所要時間が1時間しか差がないのが中身の濃さを実感します。

武尊山と谷川岳は自宅から所要時間がほぼ同じでした。
途中で沼田、中之条、嬬恋などの町中を走る区間もあって、やはり帰りはちょっと時間が掛かります。
でも自分としてはドライブがてらなので、そんなに苦にならないんですよ。
往復6時間運転の甲斐は十二分にある山でした。

群馬は関西から見れば長野の向こう側ですし、遠く感じられるのも無理はないと思います。
でも山も温泉もすごく良いですし、ぜひ機会があればご計画いただければと思います。
今回も本当にありがとうございました!
2023/6/23 21:41
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高手新道
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