記録ID: 5630283
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊
武尊山/高手新道より 古のカルデラを満喫!
2023年06月17日(土) [日帰り]


体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- --:--
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,367m
- 下り
- 1,361m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 9:33
- 休憩
- 1:33
- 合計
- 11:06
13:22
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
冬季はスキー場の駐車場として使われているのでしょうか。(150台程度駐車可能) トイレは無し。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
基本的によく整備された登山道ですが、序盤の林道内でやや分かり辛い分岐あり。 一応指導標(矢印)はありますが、登山道を示すものかどうか一見はっきりしない。 【実は正解】 登山道沿いはしっかり刈り払いされています。草刈り中の方々と出会いましたので、お礼申し上げました。 |
その他周辺情報 | 小住温泉(利根郡川場村)にて汗を流しました。大人@750円。 山間にひっそりと佇む静かで良い温泉です。 |
写真
2:29 キャンプ場内の登山口(1190m)
広いキャンプ場(跡?)の一角から尾根に向かう作業道へ進みますが、ここでようやく指導標があります。
今は入口でゲートにより封鎖されていますが、かつてはここまで車で上がれたのでしょうか。
しばらくは軽トラが通れるような作業道を道なり。
途中で分岐がありますが、「→」表示に従い北へ。
この表示が登山道を示すものかどうかが分かりにくい。
広いキャンプ場(跡?)の一角から尾根に向かう作業道へ進みますが、ここでようやく指導標があります。
今は入口でゲートにより封鎖されていますが、かつてはここまで車で上がれたのでしょうか。
しばらくは軽トラが通れるような作業道を道なり。
途中で分岐がありますが、「→」表示に従い北へ。
この表示が登山道を示すものかどうかが分かりにくい。
3:05 高手山(1373.9m)
作業道はいつしか登山道となり、丸太階段を登ったところが高手山。
尾根は広くて緩やかで、下りも膝に優しそう。
高手山からは一旦緩やかに下り、そして西峰へ向けて本格的に標高を上げ始めます。
作業道はいつしか登山道となり、丸太階段を登ったところが高手山。
尾根は広くて緩やかで、下りも膝に優しそう。
高手山からは一旦緩やかに下り、そして西峰へ向けて本格的に標高を上げ始めます。
4:36 スキー場のコース脇に出る(1750m)
スキー場のコースが右手に時々見え始めたら、本日最初の展望地に出ました!
日の出直前の優しい光の中にシルエットの赤城山。群馬に来たのを実感する光景です。
赤城山へ向かって滑っていくようなこの斜面を滑ってみたくなりました。
スキー場のコースが右手に時々見え始めたら、本日最初の展望地に出ました!
日の出直前の優しい光の中にシルエットの赤城山。群馬に来たのを実感する光景です。
赤城山へ向かって滑っていくようなこの斜面を滑ってみたくなりました。
西側にはお馴染みの谷川連峰の山々。中央に谷川岳。3月に天神尾根を滑降したのが遠い昔のように残雪も僅か。
右側は白毛門などの馬蹄形、左側は平標山へ続く主脈の山々。いずれも複数回縦走するだけお気に入りです。
奥には苗場山、佐武流山の信越境の山々まで見通せました。
右側は白毛門などの馬蹄形、左側は平標山へ続く主脈の山々。いずれも複数回縦走するだけお気に入りです。
奥には苗場山、佐武流山の信越境の山々まで見通せました。
6:03 急登を終える(1970m)
急登を終えると苗場山っぽい台地状に出ます。
更に広がった展望で感動しきり。赤城山に加えて、子持山、小野子三山、榛名山など群馬中央部の山々。
そして遥か彼方には富士山まで見えています!先々週の白鳥山に続いて良き日の山行となりました。
急登を終えると苗場山っぽい台地状に出ます。
更に広がった展望で感動しきり。赤城山に加えて、子持山、小野子三山、榛名山など群馬中央部の山々。
そして遥か彼方には富士山まで見えています!先々週の白鳥山に続いて良き日の山行となりました。
6:20 剣ヶ峰山(2020m)到着!
出発から4時間でやっと剣ヶ峰山に到着!さっきから見えていたとおり東西は絶壁ながら、南北には長いピークです。
ここからの武尊山、そしてカルデラ地形を眺めてみたかった!
出発から4時間でやっと剣ヶ峰山に到着!さっきから見えていたとおり東西は絶壁ながら、南北には長いピークです。
ここからの武尊山、そしてカルデラ地形を眺めてみたかった!
6:27 出発
剣ヶ峰山を越えていよいよ武尊山へ。標準CTは1時間20分。
まだまだアップダウンがあるけど、ここからは下り100m、登り250m。
ペース配分をしっかり行うと大した標高差ではない、と言い聞かせます。
剣ヶ峰山を越えていよいよ武尊山へ。標準CTは1時間20分。
まだまだアップダウンがあるけど、ここからは下り100m、登り250m。
ペース配分をしっかり行うと大した標高差ではない、と言い聞かせます。
7:36 残雪の窪地(2070m)
少しだけ残雪の残る窪地。登山道は飛び石が敷かれており、雪を踏むところはありませんでした。
今回は一応4本爪の簡易アイゼンを携行してきたけど不要でした。
ここの水溜まりは雪解けによりできたものでしょう。
少しだけ残雪の残る窪地。登山道は飛び石が敷かれており、雪を踏むところはありませんでした。
今回は一応4本爪の簡易アイゼンを携行してきたけど不要でした。
ここの水溜まりは雪解けによりできたものでしょう。
8:37 武尊山山頂・沖武尊出発
山頂滞在40分余りで出発しました。下りもそれなりに時間が掛かるでしょう。
武尊山は再訪するでしょうけど、今日のように新緑も景色もきれいなことはなかなかないでしょう。
しっかりと目に焼き付けておきました。
山頂滞在40分余りで出発しました。下りもそれなりに時間が掛かるでしょう。
武尊山は再訪するでしょうけど、今日のように新緑も景色もきれいなことはなかなかないでしょう。
しっかりと目に焼き付けておきました。
武尊山のカルデラ外壁でしょうか。南の川場谷側が崩壊する前はこのような壁に囲まれていたかもしれません。
武尊山が火山活動していたのは百万年前と推測されてるようです。
人間より圧倒的に寿命が長い火山といえど、活発に活動する期間は火山の一生の中では短いといえるのかもしれません。
武尊山が火山活動していたのは百万年前と推測されてるようです。
人間より圧倒的に寿命が長い火山といえど、活発に活動する期間は火山の一生の中では短いといえるのかもしれません。
12:38 高手山(1373.9m)到着
尾根上の微妙な盛り上がりといった感じの高手山に到着。
ここまで来ると後はもう純粋に下るのみ。下山前最後の休憩を入れました。
なお高手山も三角点があるはずなのですが、見る限りは発見できませんでした。
12:46 出発
尾根上の微妙な盛り上がりといった感じの高手山に到着。
ここまで来ると後はもう純粋に下るのみ。下山前最後の休憩を入れました。
なお高手山も三角点があるはずなのですが、見る限りは発見できませんでした。
12:46 出発
13:11 武尊山・高手新道登山口(1190m)
陽光溢れる暑いキャンプ場に下りてきました!
キャンプ場の敷地は広いけど、指導標と大きな案内板があるので目立つ登山口でしょう。
ここからは簡易舗装の林道歩き。高手新道のピストンもまもなく終わりです。
陽光溢れる暑いキャンプ場に下りてきました!
キャンプ場の敷地は広いけど、指導標と大きな案内板があるので目立つ登山口でしょう。
ここからは簡易舗装の林道歩き。高手新道のピストンもまもなく終わりです。
装備
個人装備 |
三脚
水
ハイドレーションシステム
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
スパッツ
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
地図(地形図・山と高原地図)
コンパス
ガーミンGPS
笛
鈴
ラジオ
計画書
ヘッドランプ
予備電池
アマチュア無線機
ファーストエイドキット
補修キット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
登山保険証
健康保険証
スマホ
財布
サングラス
タオル
一眼レフカメラ
広角ズームレンズ
望遠ズームレンズ
ねんどろいど(あおい・ひなた)
|
---|
感想
谷川岳をはじめとして、谷川連峰は季節問わず何度も行っているのとは対照的に今まで手付かずだった武尊山。
梅雨の中休みで絶好の登山日和の休日、満を持して行ってきました。
武尊山のいくつかあるルートから選んだのは川場スキー場近くを通る、
比較的長い高手新道でした。
全く初めての武尊山なので、単にピークハントに留まらず色んな景色を
見てみたかったので、基本的に尾根道で終始する高手新道は打ってつけ。
ちょうど新緑とも重なり、素晴らしい山岳風景に出会えました。
遠くは富士山も望むおまけ付き。谷川岳は意外にも好天で東側から眺めるのは初めてでした。
(過去に複数回縦走している馬蹄形では必ず雲が出ていた)
群馬は長野の隣なので何度となく通っていますが、まだ未登の山々はあちこちにあり、
「日本百名山」などを参考にしつつ、徐々に踏んでいきたく思います。
来るたびに感じますが、群馬は名山揃いで長野と遜色ないです。
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「ほたか」
と読むのですね。
「たける」 と読むのかと思いました。
群馬は関西からは 九州より 遠いです。
四方から登れるようですね。
2時16分 出発と暗い中のぼられ、
2時間でやっと展望地へ。
稜線では はるか向こうに 武尊山が
見え なかなかの迫力ですね。
登られた山々の展望をたのしまれたようでした。
急登 急登をこなされ 6:20剣ケ峰山へ。
なんと 石楠花が見ごろでしたか。
こちらは夏ですが まだまだ春を感じますね。
高手新道は長いけど
お好きな 尾根コースなので チョイスされたのですね。
山頂へは 素晴らしい景色を、眺めつつ登るのですね。
ヤマトタケルの像があるかと思いましたが、
違ってた!
アップダウン アップダウンを繰り返されて
登り5時間40分
下り4時間40分の ながーい登山を終えられたのですね。
新緑 展望と 山様が 素晴らしい山ですね。
帰路は3時間とか、
結構遠い。
お疲れさまでした。
ありがとうございました。
今回もさっそく観ていただきまして、ありがとうございます。
自分もそうでしたが、武尊は「ほたか」と読めないですよね。
ヤマトタケルの像は別ルートで設置されているようですよ。
以前にmayasanpoさんも登られていた伊吹山もヤマトタケルの馴染みの山で、山頂に像がありましたね。
武尊山は本当に四方から登山道が付いている山ですので、今後も何度となく通うでしょう。
今回はとっておきの武尊山でしたので、超早発で頑張りました。
今の時期は明るくなるのが早いので、比較的行動しやすいです。
ちょうど明るくなる頃に展望が開けてきて、タイミングもばっちりでした。
シャクナゲは春の花なのですね。しばらく行ってませんが、甲武信岳もシャクナゲがきれいで、
あちらのほうが見ごろが5月末でちょっと早いようです。
今回の高手新道は前半は緩やか、後半はアップダウン激しいと両極端なルートでした。
そのぶん、疲れた頃に歩きやすい区間となるので、白鳥山に比べるとだいぶ楽に感じました。
とはいえ、登りと下りの所要時間が1時間しか差がないのが中身の濃さを実感します。
武尊山と谷川岳は自宅から所要時間がほぼ同じでした。
途中で沼田、中之条、嬬恋などの町中を走る区間もあって、やはり帰りはちょっと時間が掛かります。
でも自分としてはドライブがてらなので、そんなに苦にならないんですよ。
往復6時間運転の甲斐は十二分にある山でした。
群馬は関西から見れば長野の向こう側ですし、遠く感じられるのも無理はないと思います。
でも山も温泉もすごく良いですし、ぜひ機会があればご計画いただければと思います。
今回も本当にありがとうございました!
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