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Yamareco

記録ID: 5638600
全員に公開
ハイキング
道東・知床

秋山散歩☆斜里岳〜ヤマップユーザーの若者と登る

2023年06月23日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:09
距離
10.4km
登り
1,045m
下り
1,052m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:45
休憩
0:56
合計
7:41
距離 10.4km 登り 1,054m 下り 1,059m
10:28
14
11:21
11:25
110
13:15
46
14:01
14:22
49
15:11
15:25
7
15:32
15:39
49
16:28
39
17:07
17:17
34
18:09
ゴール地点
出発時間が遅すぎるので真似はしないように。やはり遅くても8時には出発した方が無難。
天候 薄曇り
過去天気図(気象庁) 2023年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
親父の車を借りて斜里岳に向かったが、30数年ぶりの所が多いので、北海道好きの観光客よりもいろんな事が分かっていなかった(笑)
コース状況/
危険箇所等
清岳荘の柱に貼ってある注意事項をよく読んでから自分に合ったコースを選択する。
1旧道で登り新道で下る。2新道で登り新道で下る。
3旧道で登り旧道で下る。4新道で登り旧道で下る。
実際の選択は1とに2のどちらかで、3と4は危険なので事実上禁止になっている。

今回歩いた1のコースは登りの8割が沢歩きなので、一般的なトレッキングシューズで歩いたら靴がグジュグジュになった。
新道で登る場合でも分岐までは10回程度徒渉があるので、夏場の渇水時期以外は全然濡れないで登るのは難しい。
登りはずっと急峻で滑りやすい滝の端を登って行くので、かなりの危険を伴う。初心者や自信のない人は2のコースが無難。

下りの新道は登り返しがけっこう長く、旧道との分岐へ至る下りはそれ以上に長く感じた。

下りの徒渉が終わり登山口に向かっての林道歩きになって少し行くと、左の斜面の藪で「ガザッガザザザッ」と大きな音を立ててナニカが逃げて行った。シカは体形がシュッとしているのであんな音はしないし、北海道にはイノシシがいないので残ったモノはヤツしかいない。二人だったから良かったが、一人で遭遇していたらと思うとゾッとする。

疲れに任せて爆竹や笛での音出しを怠ると、北海道のどこででもヒグマに出くわしてしまう可能性はかなり高いので、常に警戒していなければならない。
親父に借りた車で、今度は警察沙汰にならないように(笑)交通手段の心配や時間を気にしないで斜里岳に向かう。途中、一昨日登った武利岳(左端の一番高い山)が見えた。
2023年06月23日 06:11撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
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6/23 6:11
親父に借りた車で、今度は警察沙汰にならないように(笑)交通手段の心配や時間を気にしないで斜里岳に向かう。途中、一昨日登った武利岳(左端の一番高い山)が見えた。
美幌駅に寄ってみる。昔は大きな山小屋風だったような気がするが、雰囲気を残そうとしているのは分かる。
2023年06月23日 07:15撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
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6/23 7:15
美幌駅に寄ってみる。昔は大きな山小屋風だったような気がするが、雰囲気を残そうとしているのは分かる。
「君の名は」はアニメのタイトルだと思う人の方が多く、ニシパと聞けば「ゴールデンカムイ」を思い出す人の方が多い令和の現在。昭和は遠くなりにけり。
2023年06月23日 07:18撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
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6/23 7:18
「君の名は」はアニメのタイトルだと思う人の方が多く、ニシパと聞けば「ゴールデンカムイ」を思い出す人の方が多い令和の現在。昭和は遠くなりにけり。
キシャが来た。北海道は電化されていないので、未だにキシャ(機車 )もしくはディーゼル機関車と読んでいる。間違っても電車とは言わないし、言えない(笑)
2023年06月23日 07:20撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
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6/23 7:20
キシャが来た。北海道は電化されていないので、未だにキシャ(機車 )もしくはディーゼル機関車と読んでいる。間違っても電車とは言わないし、言えない(笑)
網走行きのキシャが出て行った。方向は全然違う方に一旦向かって左にガクッとカーブする。跨線橋も山小屋風だ。
2023年06月23日 07:21撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
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6/23 7:21
網走行きのキシャが出て行った。方向は全然違う方に一旦向かって左にガクッとカーブする。跨線橋も山小屋風だ。
阿呆みたいに真っ直ぐな道(笑)
2023年06月23日 08:52撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
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6/23 8:52
阿呆みたいに真っ直ぐな道(笑)
斜里岳の雄姿が見えた。内地(本州)の基準からすると 1547mは低山だが、日本百名山に選ばれているだけあって格好がいい。アナログの一眼レフカメラを手に入れて、斜里岳が一番綺麗に撮れる所を車で探し回った頃を思い出した。
2023年06月23日 09:03撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
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6/23 9:03
斜里岳の雄姿が見えた。内地(本州)の基準からすると 1547mは低山だが、日本百名山に選ばれているだけあって格好がいい。アナログの一眼レフカメラを手に入れて、斜里岳が一番綺麗に撮れる所を車で探し回った頃を思い出した。
登山口に向かう数キロ手前で、若者が手を挙げていたので乗せた。帰りの足もないとの事で、必然的に一緒に歩くことになった。
2023年06月23日 10:13撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
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6/23 10:13
登山口に向かう数キロ手前で、若者が手を挙げていたので乗せた。帰りの足もないとの事で、必然的に一緒に歩くことになった。
清岳荘の外柱に貼り付けてある注意事項。必ず一読してから山に向かうように。
2023年06月23日 10:24撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
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6/23 10:24
清岳荘の外柱に貼り付けてある注意事項。必ず一読してから山に向かうように。
清岳荘の真横に登山口があり、すぐ横に入山者記帳簿もある。トイレの協力金100円を若者がおごってくれたので、お言葉に甘えて用を足してから出発した。
2023年06月23日 10:19撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
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6/23 10:19
清岳荘の真横に登山口があり、すぐ横に入山者記帳簿もある。トイレの協力金100円を若者がおごってくれたので、お言葉に甘えて用を足してから出発した。
林道歩きが終わって沢歩きがはじまった。若者は登山用のサンダルに短パンなので、痛いとか寒いとかはないの?と聞くと慣れているので平気だとのこと。自分には無理だ。
2023年06月23日 10:53撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
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6/23 10:53
林道歩きが終わって沢歩きがはじまった。若者は登山用のサンダルに短パンなので、痛いとか寒いとかはないの?と聞くと慣れているので平気だとのこと。自分には無理だ。
武利岳でも見たウコンウツギだろう。
2023年06月23日 11:06撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
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6/23 11:06
武利岳でも見たウコンウツギだろう。
仙人洞。どこまで奥があるのか調べなかったが、大雨の時の避難場所としてはかなり不安。
2023年06月23日 11:13撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
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6/23 11:13
仙人洞。どこまで奥があるのか調べなかったが、大雨の時の避難場所としてはかなり不安。
二股の分岐。
2023年06月23日 11:23撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
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6/23 11:23
二股の分岐。
こんなとこを右、左と登って行く。
2023年06月23日 11:49撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
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6/23 11:49
こんなとこを右、左と登って行く。
小さなネズミが数匹いて足元をちょろちょろしていた。
2023年06月23日 11:54撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
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6/23 11:54
小さなネズミが数匹いて足元をちょろちょろしていた。
ここだけ一瞬平地が見えた。
2023年06月23日 11:59撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
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6/23 11:59
ここだけ一瞬平地が見えた。
万丈の滝。もう沢登りは勘弁してほしいと思っている(笑)
2023年06月23日 12:15撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
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6/23 12:15
万丈の滝。もう沢登りは勘弁してほしいと思っている(笑)
若者はぐんぐん先に行くが、ある程度登ると待っていてくれる。こんな息子がいたらどんなだろうなと、子供がいないので変な妄想をしてしまった。サポートしてくれている彼には、悪いなと思いながらもなんとか後に着いて行く。
2023年06月23日 12:34撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
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6/23 12:34
若者はぐんぐん先に行くが、ある程度登ると待っていてくれる。こんな息子がいたらどんなだろうなと、子供がいないので変な妄想をしてしまった。サポートしてくれている彼には、悪いなと思いながらもなんとか後に着いて行く。
上二股の分岐にやっと着いた。ここからは急な沢登りはなくなり少し楽になった。
2023年06月23日 13:15撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
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6/23 13:15
上二股の分岐にやっと着いた。ここからは急な沢登りはなくなり少し楽になった。
馬の背に到着。けっこうな量の残雪があって風が強い。
2023年06月23日 13:43撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
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6/23 13:43
馬の背に到着。けっこうな量の残雪があって風が強い。
この雪も後十日もすれば消えるのだろうか?
2023年06月23日 13:43撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
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6/23 13:43
この雪も後十日もすれば消えるのだろうか?
斜里岳登頂。風が強くて寒い。若者と一緒の写真は彼が持っている高価な一眼レフカメラで撮って、チェキに飛ばしてプリントしたものをくれた。
2023年06月23日 14:03撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
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6/23 14:03
斜里岳登頂。風が強くて寒い。若者と一緒の写真は彼が持っている高価な一眼レフカメラで撮って、チェキに飛ばしてプリントしたものをくれた。
濤沸湖(とうふつこ)、藻琴湖(もことこ)、網走湖(あばしりこ)、能取湖(のとろこ)とそのむこうの佐呂間湖(さろまこ)まで、快晴なら見えるだろう。
2023年06月23日 14:13撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
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6/23 14:13
濤沸湖(とうふつこ)、藻琴湖(もことこ)、網走湖(あばしりこ)、能取湖(のとろこ)とそのむこうの佐呂間湖(さろまこ)まで、快晴なら見えるだろう。
屈斜路湖(くっしゃろこ)と中島(なかじま)が見える。
2023年06月23日 14:13撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
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6/23 14:13
屈斜路湖(くっしゃろこ)と中島(なかじま)が見える。
あれは北方領土の国後島(くなしりとう)だ。
2023年06月23日 14:14撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
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6/23 14:14
あれは北方領土の国後島(くなしりとう)だ。
羅臼岳(らうすだけ)の雄姿も見える。さて、風も強いので体が冷え切らないうちに下山する。
2023年06月23日 14:14撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
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6/23 14:14
羅臼岳(らうすだけ)の雄姿も見える。さて、風も強いので体が冷え切らないうちに下山する。
コケモモかと思ったが、アカモノかエゾノツガザクラの方が似ている。すごい風で花が揺れていて、ブレないで撮るのは自分のコンデジでは難しかった。
2023年06月23日 14:21撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
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6/23 14:21
コケモモかと思ったが、アカモノかエゾノツガザクラの方が似ている。すごい風で花が揺れていて、ブレないで撮るのは自分のコンデジでは難しかった。
ちょっとハイマツの陰に隠れると、さっきの風が嘘のようだ。
2023年06月23日 14:24撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
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6/23 14:24
ちょっとハイマツの陰に隠れると、さっきの風が嘘のようだ。
これがレコでよく見るハクサンチドリか?
2023年06月23日 14:25撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
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6/23 14:25
これがレコでよく見るハクサンチドリか?
風が強い所に、武利岳で見たミヤマキンバイらしき花が咲いていたが、撮影は断念した。この花は風の弱い所に咲いていたのでブレずに撮れたが、チングルマだろう。
2023年06月23日 14:26撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
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6/23 14:26
風が強い所に、武利岳で見たミヤマキンバイらしき花が咲いていたが、撮影は断念した。この花は風の弱い所に咲いていたのでブレずに撮れたが、チングルマだろう。
尾根に道が見当たらない。ここでバリエーションルートを歩く人はかなりのツワモノだ。
2023年06月23日 14:30撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
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6/23 14:30
尾根に道が見当たらない。ここでバリエーションルートを歩く人はかなりのツワモノだ。
これはもうハクサンシャクナゲということにする(笑)
2023年06月23日 14:34撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
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6/23 14:34
これはもうハクサンシャクナゲということにする(笑)
馬の背まで戻って来て、この後コケた(笑)
2023年06月23日 14:42撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
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6/23 14:42
馬の背まで戻って来て、この後コケた(笑)
またウコンウツギが咲いていた。
2023年06月23日 14:55撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
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6/23 14:55
またウコンウツギが咲いていた。
上二股まで戻って来た。ここから新道を登る。
2023年06月23日 15:10撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
6
6/23 15:10
上二股まで戻って来た。ここから新道を登る。
これは携帯トイレ使用のための専用テント。用を足した後のモノは持ち帰る。
2023年06月23日 15:11撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
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6/23 15:11
これは携帯トイレ使用のための専用テント。用を足した後のモノは持ち帰る。
ユキヤナギが似てそうだが、はっきりとは分からない。
2023年06月23日 15:11撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
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6/23 15:11
ユキヤナギが似てそうだが、はっきりとは分からない。
これは山頂方面ではない。
2023年06月23日 15:12撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
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6/23 15:12
これは山頂方面ではない。
エンレイソウ。オオバナノエンレイソウにしては花弁が細いようだ。
2023年06月23日 15:15撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
15
6/23 15:15
エンレイソウ。オオバナノエンレイソウにしては花弁が細いようだ。
武利岳でも見たミツバオオレン。
2023年06月23日 15:17撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
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6/23 15:17
武利岳でも見たミツバオオレン。
竜神の池。底から水が湧いている。
2023年06月23日 15:32撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
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6/23 15:32
竜神の池。底から水が湧いている。
サンカヨウ。雨に濡れると花弁が透明になるらしい。
2023年06月23日 15:45撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
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6/23 15:45
サンカヨウ。雨に濡れると花弁が透明になるらしい。
やっと二股の分岐まで下りてきた。熊見峠の標識はなかったような?
2023年06月23日 17:09撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
6
6/23 17:09
やっと二股の分岐まで下りてきた。熊見峠の標識はなかったような?
昔入ったのはここに会った山小屋か?この後、林道を歩き始めた時にヒグマらしき獣が逃げて行った。
2023年06月23日 17:13撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
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6/23 17:13
昔入ったのはここに会った山小屋か?この後、林道を歩き始めた時にヒグマらしき獣が逃げて行った。
無事に清岳荘に到着。若者の先導が大いに助かった。この後、札弦の道の駅まで彼を送ってから帰路についた。
2023年06月23日 18:09撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
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6/23 18:09
無事に清岳荘に到着。若者の先導が大いに助かった。この後、札弦の道の駅まで彼を送ってから帰路についた。
斜里岳登山の翌々日、7年ぶりの帰郷を終えて東京へ戻った。
2023年06月25日 09:21撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
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6/25 9:21
斜里岳登山の翌々日、7年ぶりの帰郷を終えて東京へ戻った。
女満別空港からは斜里岳の綺麗な稜線を見ることができた。
2023年06月25日 09:27撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
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6/25 9:27
女満別空港からは斜里岳の綺麗な稜線を見ることができた。

感想

斜里岳に登るのは2回目だが、前回は網走に住んでいた若い頃なので約40年前ぐらいだと思う。なので以前とは違う事が多すぎて狐につままれた感じだった。

下山してから清岳荘の管理人さんに聞いてみると、前の山小屋は焼けてしまったのでだいぶ麓に下りた所に現在の清岳荘を造ったとのこと。山中にも旧清岳荘跡の看板があったので、そうそうこんな感じの所だったと思い出した。記憶では旧山小屋のかなり近くまでオフロードバイクで行った記憶があるが、数年前に北海道を直撃した台風等の影響で、昔の道もどんどん削れて流されたのかもしれない。

山小屋や林道は人手によるものなので、40年近くもしたら変わるだろうというのは理解できるが、不思議だったのが山頂付近の景色が全然違っていた事だった。自分が登った昔は、馬の背の下辺りからハイマツ等の植物は生えておらず、ガレた道の続く薄茶色の風景だったような気がする。昔は強風を防ぐハイマツがないから山頂に到着するまでが一番怖かったと記憶には残っている。この事も管理人さんに聞いてみると、自分の記憶は間違いではないと言われた。この40年近くで温暖化が進み、北海道の気候が亜寒帯から温帯に変わったのが原因だという事だった。ようするに、森林限界の限界が随分と上がって来たので、山頂付近にすらハイマツが生えるようになったということだった。

前回は旧道で登り旧道で下りてきたが、今回のようにきつく危険だなと思った記憶がない。若さと馬鹿さが理由だろうというのはあるが、思い出してみれば夏の一番暑い水の枯れた頃に登ったからだ。今回のように雪渓がある筈もない7月の終わりか8月の初めに登ったのだろう。流れる水は今回の半分以下で、所々赤い岩が剝き出しになり、滝も爆音を立てて流れ落ちている箇所は少なかった。ただただ暑くて、持ってきた飲料を飲み干してしまい、上流だから人も獣もいないだろうと勝手に自分に言い聞かせて沢の水をがぶ飲みした記憶がある。今ならエキノコックスが怖くてそんな真似はとてもできないが、若さと馬鹿さがなせる業だ(笑)

最後に、一緒に登ったヤマップユーザーの若者へ。ありがとう。またどこかで!

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コメント

あきやまさんぽさん、こんばんわ。

20代後半に3ヶ月ほど北見にプチ出張しました。
写真−6:直線道路と説明されていますが、小清水あたりで直線道路に感激したことを覚えています。

網走にお住まいだったとのことですが、能取湖か網走湖のそばの小高い場所に宿かお店があって宿泊はしませんでしたが、そこで夕食とビールを飲んだことを記憶しています。そうそう、その日は利尻島から船で戻り、稚内に駐車した車でオホーツク海に沿って網走付近まで戻り、最後に坂道を少し(車で)上ってその宿(お店)に着きました。もしかしたら展望台のような場所だったのかもしれませんが既に日が暮れていました。

自分の思いでを一方的に述べて申し訳ありません。
不思議ですね、どうでも良いことを覚えています。
2023/7/4 22:19
fujikitaさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

自分は網走に住んでいた時の休日に、なんの下調べも計画もないまま稚内まで車を飛ばして、利尻と礼文に気軽に渡ろうとして断念して帰った事がありました。

往復600キロぐらいあったと思います。車で走るだけでも一日中かかるのに、フェリーに乗る余裕なんてある筈もないです。

そんな事も考えずに、ただただ車を走らせていました。本当に馬鹿な田舎の若者でした。

ここではないどこかに行こうとして虚しいドライブを繰り返す日々を思い起こします。

結局、未だに何処にも辿り着いていませんが(笑)

たわいもない、意味もない独り言も大切だと思いますよ。
2023/7/4 22:53
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