辺室山・三峰山・大山(土山峠、唐沢峠経由)

- GPS
- 07:17
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,578m
- 下り
- 1,179m
コースタイム
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:大山ケーブルバス停から臨時便が出ました |
| コース状況/ 危険箇所等 |
危険なところはありませんが、三峰山から唐沢峠へのルートは目印のテープやロープを見落とさないように慎重に行動してください。先行者の踏み跡も間違っている場合があります。少し険しいなと思ったら、わかりやすいところまで戻ったほうがいいと思います。 |
写真
感想
正月で体がなまっているので、少し長く歩こうと思い土山峠から大山を目指す。
土山峠で下車したのは4名。年配の方は三峰で広沢寺へ降りるということで三峰山までほぼ一緒だった。若い人は辺室山であっという間に抜き去って大山に先行していかれた。もう一人は唐沢峠あたりで追いつかれ、大山で姿を見た。土山峠から大山というのは定番なのだろうか。不摂生のせいか、今回は足が進まず、何度も途中で降りようかと思ったがなんとか歩き通せてよかった、本当に。
辺室山までは思った以上に急登が続き、もう帰ろうかと思ったほどだった。足元は霜でサクサクと足音が響いて気持ち良いのだがふくらはぎあたりに軽い違和感が感じられて気持ち悪かった。
辺室山を経てやや平坦な尾根を歩いてほっとして物見峠まで来た。物見峠には中学二年生だという男の子がいた。煤が谷から登ったらしい。先行して急階段を上るが一気に抜き去られてしまった。そのうち、土山峠からの先行者も中学生君も見えなくなってしまう。急登に足が出ない。後ろからは年配の方の姿が見えるようになる。ああ、今日は不調、三峰まで登って降りようか、なんて思い始める。どうにかこうにか三峰山に取り付き、最後の急登を登って痩せ尾根に登ると年配の方に追いつかれた。お互いにしんどいのが同じくらいで三峰山まで同行した。「三峰って起伏があって山らしい山だなあ」としきりに感心しておられた。夏は山ビルが多いんですよというと「ヒルが多いらしいと敬遠していたんですよ」と。
三峰山頂には先ほどの中学生君がストーブを出して食事の準備をしていた。年配の方と後から来られて人もここで食事を取られるようだ。足が進まず今日は時間がかかりそうな私は先に進むことにした。不動尻への分岐を過ぎて少しすると急にお腹からSOSが。仕方なく湿っていないところを探してチリトマトヌードルで昼食。食後にココアで休憩する。
歩き出して少しすると中学生君が追いついてきた。ここは初めてだという。道がわかりにくいというので同行することにした。目印のテープが少ないですね。うん、破線ルートであまり推奨されないルートで迷いやすいからね。
そう偉そうに言いながら先行者の足跡に惑わされて尾根をひとつ西側に間違えて10分ほどロスした。いきなり尾根が細く険しくなって見覚えのない道に見えてきた。なんか違うなと思っていたら、少年が地図を見ますという。この年から地図読みできるとは大したものだ。私はiPhoneで現在位置を確認。やはりひとつ尾根がズレていた。少し戻ると、後から来た人に「この道が唐沢峠への道ですか?」と聞かれた。これは違いますね。戻ります。と伝え引き返してみるとわずか数メートルのところに踏み跡はしっかりあった。中学生君にごめんねと謝りながら先に進む。彼は小さい頃から両親に連れられて山に登っていたそうだ。中学に山岳部はなく、一緒に山行していた友人も熊注意の看板を見て以来行かなくなり、一人で登っているらしい。愛川に住んでいるらしく煤が谷まで2時間自転車できたらしい。不動尻に降りて煤が谷に戻るらしい。谷太郎林道を戻るつもりなのだろう。「テント泊もしたいんですが親が許してくれなくて、何才くらいからテント泊とかできるんでしょう?」というから、中学生のみだと小屋もテント場も受け入れ不可のところが多いから、事前に調べて連絡していったほうがいいよ、と答えておいたが正解だったろうか?最初は丹沢をテント泊で縦走したいのですがと言っていた。きちんとした子だから、きっといい山屋になるに違いない。不動尻分岐で別れて名前も名乗り合わなかったけれど、陸上部で11日の愛川町スポーツ駅伝大会に出ると言っていたが首尾よくいっただろうか?
唐沢峠を通過して、だんだんと足が重くなり大山に着く頃にはバテバテである。すれ違う人に「今日は富士山がバッチリですよ。早くいったほうがいいかも」と言われ気ばかり焦るが足が進まない。やっとこさ山頂へ。時間が遅かったのか上社も奥の院も閉まっていた。拝んで富士山を見る。やったー!大山に登っていつも見えなかった富士山が綺麗に見えていた。蓑毛側で写真を撮っていた人が「去年は全然だったけど今年の富士はいいねえ」とのたまった。同感同感!しばし富士を見ながらコーヒーを飲み、体力を回復して下山。阿夫利神社下社でお参りをして、帰りは日和ってケーブルカーで下りた。ケーブルカーって最近乗ってなかったなあと思う。カミさんにお金をもらい損ねたので、今日は大山そばを買えなかった。残念!
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mamoru0121
















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