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記録ID: 5758762
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ハイキング
谷川・武尊

【前泊】西黒尾根から谷川岳

2023年07月23日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 群馬県 新潟県
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GPS
--:--
距離
9.0km
登り
1,406m
下り
756m

コースタイム

日帰り
山行
7:21
休憩
0:49
合計
8:10
5:35
32
土合山の家
6:07
6:12
8
登山指導センター
6:20
51
西黒尾根登山口
7:11
7:15
85
小ピーク(谷川岳山頂3時間の道標)
8:45
55
9:40
9:50
21
休憩
10:11
34
10:45
10:55
5
休憩
11:00
11:05
25
11:30
30
オキの耳
12:00
12:10
30
肩の小屋
12:40
28
13:08
37
13:45
天候 晴れときどき曇り
過去天気図(気象庁) 2023年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
土合駅までJRを利用
コース状況/
危険箇所等
蛇紋岩は滑りやすいとは聞いたことがありましたが、乾燥していても滑るとは思いませんでした。雨天の下りは下れる気がしません。
その他周辺情報 土合山の家の温泉、内湯は熱め、露天風呂はぬるめでいい湯加減でした。
利用時間は15〜19時の4時間だけなので注意が必要です。
6時すぎに登山指導センターで登山届を提出しました。梅雨明け最初の日曜日というだけあって、この時間でも何人ものハイカーがいました。
6時すぎに登山指導センターで登山届を提出しました。梅雨明け最初の日曜日というだけあって、この時間でも何人ものハイカーがいました。
トリアシショウマ。以下、花の名前は個人的推定に基づくものです(汗)
トリアシショウマ。以下、花の名前は個人的推定に基づくものです(汗)
7時10分頃に小ピーク到着。山と高原地図では登山口から1時間15分となっていたので、急登で有名な西黒尾根といえど意外といけるかも!…と、このときまでは思っていました。
7時10分頃に小ピーク到着。山と高原地図では登山口から1時間15分となっていたので、急登で有名な西黒尾根といえど意外といけるかも!…と、このときまでは思っていました。
8時すぎに森林限界を超えました。さっそく今回のおめあてであるジョウシュウオニアザミを見つけて大喜び♡日焼け止めを塗り直して出発します。
8時すぎに森林限界を超えました。さっそく今回のおめあてであるジョウシュウオニアザミを見つけて大喜び♡日焼け止めを塗り直して出発します。
いい天気!雨が降らなくてよかった〜!…と、このときまでは思っていました。
いい天気!雨が降らなくてよかった〜!…と、このときまでは思っていました。
ヨツバヒヨドリ。この形のお花を見るとアサギマダラを思い出します。トンボはたくさんいましたが、アサギマダラには会えませんでした。
ヨツバヒヨドリ。この形のお花を見るとアサギマダラを思い出します。トンボはたくさんいましたが、アサギマダラには会えませんでした。
シモツケソウ。森林限界を超えたらほんとうにいろいろな花が咲き乱れていました。しかし、とにかく暑い!
シモツケソウ。森林限界を超えたらほんとうにいろいろな花が咲き乱れていました。しかし、とにかく暑い!
こんなに暑いのに、まだ雪が残っているなんて驚きです。
こんなに暑いのに、まだ雪が残っているなんて驚きです。
この鎖場ではありませんが、このあと鎖がないと登れないと思われる岩場がありました。うしろに来ていた方に先行してもらい、登り方を見せてもらってようやく登れた感じです。私にとっては久々にハードな鎖場でした。
この鎖場ではありませんが、このあと鎖がないと登れないと思われる岩場がありました。うしろに来ていた方に先行してもらい、登り方を見せてもらってようやく登れた感じです。私にとっては久々にハードな鎖場でした。
萼が細くて鋸歯があるので、ヒメシャジンでしょうか。ミヤマシャジンの萼には鋸歯がないそうです。
萼が細くて鋸歯があるので、ヒメシャジンでしょうか。ミヤマシャジンの萼には鋸歯がないそうです。
キンコウカ。遠くに群落も見えました。
キンコウカ。遠くに群落も見えました。
オオバギボウシ。
オオバギボウシ。
タカネコンギク?かわいらしい花で癒されました。
タカネコンギク?かわいらしい花で癒されました。
クルマユリ。花びらがくるんと丸まっているので「くるま」っぽいけど、葉っぱが車軸のようについているのでこの名前だとのことです。
クルマユリ。花びらがくるんと丸まっているので「くるま」っぽいけど、葉っぱが車軸のようについているのでこの名前だとのことです。
クガイソウ。チョウの名前もわかったら楽しいだろうな。
クガイソウ。チョウの名前もわかったら楽しいだろうな。
イブキジャコウソウ。帰ってから調べたら、いい匂いがするみたいです。においをかいでおけばよかった!暑くてしゃがむ余裕もありませんでしたが。
イブキジャコウソウ。帰ってから調べたら、いい匂いがするみたいです。においをかいでおけばよかった!暑くてしゃがむ余裕もありませんでしたが。
振返ってラクダの背をのぞみます。
振返ってラクダの背をのぞみます。
シブツアサツキでしょうか。シロウマアサツキの変種だそうですが、違いがわかりません。
シブツアサツキでしょうか。シロウマアサツキの変種だそうですが、違いがわかりません。
ハクサンフウロ。もしかしたら学生時代以来、ン十年ぶりに見たかもしれません。
ハクサンフウロ。もしかしたら学生時代以来、ン十年ぶりに見たかもしれません。
10時10分にザンゲ岩到着。西黒尾根、意外といけるかも、なんてとんでもない思い違いでしたすみません。
10時10分にザンゲ岩到着。西黒尾根、意外といけるかも、なんてとんでもない思い違いでしたすみません。
ミネウスユキソウ。地味な花という印象しかなかったのですが、今回きつい登りの途中で目にしたときは清楚な美しさにハッとしました。
ミネウスユキソウ。地味な花という印象しかなかったのですが、今回きつい登りの途中で目にしたときは清楚な美しさにハッとしました。
ようやく肩の小屋近くまで来ました。6月までは雪田だったのかな?コバイケイソウ、イワイチョウが出迎えてくれました。
ようやく肩の小屋近くまで来ました。6月までは雪田だったのかな?コバイケイソウ、イワイチョウが出迎えてくれました。
11時、ようやくトマの耳着。ラクダのコルから2時間20分もかかってしまいました。写真を撮ったり、休憩をはさんだりしたにしても、コースタイムの1時間20分を大幅にオーバーしました。
11時、ようやくトマの耳着。ラクダのコルから2時間20分もかかってしまいました。写真を撮ったり、休憩をはさんだりしたにしても、コースタイムの1時間20分を大幅にオーバーしました。
暑さでへろへろになりながらもなんとかオキノ耳まで行き、肩の小屋に行く途中でウサギギクだけは写真を撮りました。エゾウサギギクなのかな?
暑さでへろへろになりながらもなんとかオキノ耳まで行き、肩の小屋に行く途中でウサギギクだけは写真を撮りました。エゾウサギギクなのかな?
混雑する肩の小屋を12時10分に出発。12時40分に天狗の溜まり場を通過しました。
混雑する肩の小屋を12時10分に出発。12時40分に天狗の溜まり場を通過しました。
とにかく暑くて、このころには2L持っていた飲み物がなくなっていました。森林限界より上は日差しがきつく、お願いだからガスってくれ〜と祈りながら歩く状況。森の中に入りほっとしました。
とにかく暑くて、このころには2L持っていた飲み物がなくなっていました。森林限界より上は日差しがきつく、お願いだからガスってくれ〜と祈りながら歩く状況。森の中に入りほっとしました。
暑いし、水も尽きたし、天神平が見えてからがとても長く感じました。ロープウェイ乗り場では自動販売機が輝いて見えました!
暑いし、水も尽きたし、天神平が見えてからがとても長く感じました。ロープウェイ乗り場では自動販売機が輝いて見えました!

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ(着ていく1枚 当日1枚) ベスト ズボン 靴下(履いていく1足 当日1足) ヘルメット グローブ 雨具 帽子 ザック 朝食(買う) 行動食 飲料(イオンウォーター500 mL×4本) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ガイド地図 ファーストエイドキット 防水マッチ ライター 小型燃料 エマージェンシーシート 保険証 携帯 カメラ 携帯用バッテリー 充電用コード(携帯用&カメラ用) 筆記具 洗面用具 タオル 熊鈴 替え下着 エコバッグ
備考 飲料を500mL×4本持って行きましたが、下山途中の天神尾根でなくなり、もう1本持つべきだったと後悔しました。

感想

予定より25分早く出発したのですが、到着は予定より15分しか早くありませんでした。登りの西黒尾根でコースタイムを大きくオーバーした分を、下りの天神尾根でなんとか挽回した感じです。

とにかく暑くて、西黒尾根では念のためヘルメットを着けましたが、トマの耳手前ではずしました。いくら水分をとっても、暑さから逃れない限りはどうしようもなく…食欲もわかないし、トマの耳から天神平までは、花や景色を楽しむ余裕がもはやありませんでした。

西黒尾根はいろいろな花が咲き誇っていて、もっと涼しい時期に時間をかけてゆっくりゆっくり楽しみながら登れたらいいだろうなと思います。そのためには、ハードな鎖場を難なく超えられる筋力と体力をキープしておかなくてはなりませんが。

鎖場は西黒尾根のラクダの背に2、3カ所ある程度だろうと勘違いしていました。実際にはそこから先にも何カ所も鎖場があり、しかも鎖が頼りのがっつりした鎖場でした。さらに、天神尾根にも複数の鎖場があったので勉強不足でした。

イオンウォーターを500mL×4本持って行きましたが、トマの耳到着時に残り約250mLという状況でした。ダメもとで肩の小屋で飲料がないか聞いてみればよかったのですが、混雑していたので早く降りることを優先してしまいました。

前夜に宿で準備してもらったおにぎりを昼頃に食べたせいか、下山後に嘔吐しました。変な味はしなかったのですが、考えが甘かったようです。部屋に冷房も冷蔵庫もなかったので、おにぎりは朝のうちに宿で食べておけばよかったと後悔しました。

森林限界を超えなければ耐えられるのかもしれませんが、関東で2000メートルに満たない山を7月下旬に登るのは、もう無理なのかもしれないと感じました。これ以上温暖化が進まないよう、できることをやっていかないと。

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