記録ID: 5803281
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ハイキング
奥秩父
220.裂石から甲州アルプスの一部(大菩薩嶺,小金沢山,牛奥ノ雁ヶ腹摺山)を行く(大菩薩峠登山口バス停→丸川峠→すずらん昆虫館前バス停)
2023年08月07日(月) [日帰り]


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 06:32
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 1,587m
- 下り
- 1,117m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:01
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 6:32
距離 16.8km
登り 1,587m
下り 1,117m
13:41
天候 | 曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
電車■高尾5:14着 5:15発(乗換:同ホーム反対側) ※5号車or7号車に乗ると大月での乗換が便利 大月5:51着 5:54発(乗換:階段上って3番ホームへ) 塩山6:22着 バス■塩山駅南口6:40発 大菩薩峠登山口7:04頃着(300円IC払OK) ※二本木経由大菩薩の湯線(3番乗り場) <帰> バス■すずらん昆虫館前14:15発 甲斐大和14:45頃着(760円現金後払) ※乗車時に降車場所を伝えると運転手さんが料金を教えてくれる。 ※8月は25日まで平日も3便あり。 https://eiwa-kotsu.jp/media/root_1_tt.pdf?0331 電車■甲斐大和15:24発 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<裂石(大菩薩峠登山口バス停)→丸川峠> バス停から20分ほと車道を歩き丸川峠分岐から山道に入り、しばらくは沢沿いの広い道を歩きますが、かつてコンクリ舗装されていたであろう道は崩落がひどく歩きにくい箇所もありました。沢沿いで露で濡れている夏草でローカットのメッシュシューズはすぐに内側までずぶぬれ。ヤマビルも熊も怖いので防虫スプレー&熊鈴必携。思ったほど虫にはまといつかれなかったので、この段階では防虫ネットはせず。 沢から離れ尾根歩きになるとけっこうな急登続きで体力を奪われました。砂地の箇所もあり下りはスリップしやすいようにも感じました。 <丸川峠→大菩薩山頂> これまでほどの傾斜はないものの、それなりにきついでした。所々崩落個所があり、迂回路ができていました。 <大菩薩山頂→大菩薩峠> 山頂で会ったハイカーの方から虫が多いらしいと伺い、ここから大菩薩峠までは防虫ネットをかぶりました。今回はガスで展望に恵まれませんでしたが、本来は開放的な稜線なのでその分強い日差しと悪い足場には注意が必要です。 <大菩薩峠→牛奥ノ雁ヶ腹摺山> 以前は熊沢山までのルートが分かりにくかったのですが、今は所々にピンクテープとロープで誘導されていて随分と分かりやすくなっていました。ふやけた足と疲れた体には石丸峠から小金沢山への一登りもきつく感じてしまいました。それだけに牛奥ノ雁ヶ腹摺山へはなだらかな下り基調の稜線で助かりました。 ※仮にこの先まで足を延ばすと湯ノ沢峠からやまと天目山温泉へと下ることになるのですが、かつて湯ノ沢峠手前の白谷丸のザレた下りでひざを痛めてしまった経験があることもあり疲労も考慮して、今回はここから下山することにしました。 <牛奥ノ雁ヶ腹摺山→すずらん昆虫館前バス停> あとはすずらん館のバス停まで下るだけですが、日川林道との合流からバス停までは迷いやすい箇所や鹿防護柵を出たり入ったりや工事での迂回路があったりで注意が必要でした。 |
写真
木彫りのお地蔵様に今日の山行の無事をお祈りしてパチリ。
ところが、雨が降ってきてしまいました。これは暑さを和らげる慈雨ということね、とポジティブにとらえてレインスーツの上着を羽織り、ザックカバーをして先に進むことにします。
ところが、雨が降ってきてしまいました。これは暑さを和らげる慈雨ということね、とポジティブにとらえてレインスーツの上着を羽織り、ザックカバーをして先に進むことにします。
最後のつづら折りをフーフー言いながら山頂にたどり着きました。お二人のハイカーの方がいらっしゃいました。
大菩薩には何回も来ているのですが、雷岩までというのが多く、実は山頂を踏んだのはこれでたしか、3回目かな。
大菩薩には何回も来ているのですが、雷岩までというのが多く、実は山頂を踏んだのはこれでたしか、3回目かな。
大菩薩峠に着きました。ここでトイレ&休憩タイム。
思いのほか疲れているのでここから上日川峠に下山しようかと思ったのですが、平日のバス便は14:00までありません。まだ3時間以上あります。どうしよう。ゆっくりでも牛奥ノ雁ヶ腹摺山まで行き、すずらん館に下山するとちょうどバスの時間にぴったしだと思いなおし、先に進むことにします。
思いのほか疲れているのでここから上日川峠に下山しようかと思ったのですが、平日のバス便は14:00までありません。まだ3時間以上あります。どうしよう。ゆっくりでも牛奥ノ雁ヶ腹摺山まで行き、すずらん館に下山するとちょうどバスの時間にぴったしだと思いなおし、先に進むことにします。
熊が木を登るのは知っていましたが、あんな先まで登るもんなんですね。木のずっと上までついてますっ。あまりにも生々しくつい最近ではと思わせるもので、今まで以上に音が大きく響くように手で鈴を鳴らしながら急いでこの場を離れましたが、この先もビクビクしながら歩きました。
装備
個人装備 |
半袖Tシャツ マスク フェイスカバー アームカバー サポートタイツ レインスーツ スパッツ メッシュのローカットシューズ 着替え カッターシャツ ヘッドランプ 帽子 ザック サコシュ 行動食&昼食 飲料(1800ml) コンパス 計画書 地図 モバイルバッテリー スマホ 日焼止 ココヘリビーコン 汗取背当タオル タオルマフラー 2本ストック 防虫(ハッカ)スプレー 防虫ネット アルミシート 熊鈴 滑止付グローブ レスキューグッズ(芍薬甘草湯 傷保護パッド カットバン 絆創膏 ムヒ 膝用サポーター ワセリン 穴あきペットボトル替キャップ)
|
---|---|
備考 | メッシュのローカットシューズをチョイスしたのは大失敗。雨が降り出す前から濡れていた夏草で靴内はぐっしょり。その後の降雨でさらにぐしょぐしょで足はふやけて酷い有様。防水のきいたハイカットシューズにするべきでした。 |
感想
今夏の予定は、日帰りできる2000m級の山を2回ほど経験し高度&足ならしをして、1泊2日で北or南アルプスを歩こうと思っていたのですが。夏風邪がなんと3週間も長引いて咳がいまだに抜けない状態のうえ、この猛暑続きで心身の準備が整えられず予定を白紙に戻しました。日本アルプスがだめなら、せめて「〇〇アルプス」と名の付く御当地アルプスを歩きたいな、近場の御当地アルプスでそれなりに高度感があり、歩きごたえがあるのはやっぱ「甲州アルプス」でしょ、ってことでやってきました。でも、今まで歩いたコースと全く同じだと芸がないと思い、今回は初めて裂石の大菩薩峠登山口から丸川峠を経由して大菩薩嶺を目指すことにしました。通常は土日休日しか運行していない大菩薩上日川峠線も8月は25日まで平日でも本数が少ないながら運行しているので、エスケープできる選択肢が増えて好都合でした。ガスと雨で展望を楽しむことはできませんでしたが、雷に合うこともなく涼しく歩くことができて幸いでした。大菩薩山頂から大菩薩峠までのメインルートでは幾人かのハイカーとすれちがいましたが、それ以外では全く出会うことなく静かな山歩きを堪能できました。
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