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Yamareco

記録ID: 5983347
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ハイキング
八ヶ岳・蓼科

真教寺尾根を牛首山まで登ってみた

2023年09月26日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:07
距離
7.3km
登り
738m
下り
740m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:15
休憩
0:53
合計
5:08
距離 7.3km 登り 741m 下り 742m
6:21
6:24
41
7:05
7:13
13
1830M(リフト終点の手前)
7:34
32
8:06
8:13
46
2059M(牛首山手前の小ピーク)
8:59
9:25
50
10:16
10:24
6
11:01
11:02
11
11:13
たかね荘跡の駐車場
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2023年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
たかね荘跡の駐車場を利用しました
最寄りのトイレは1Kmほど下ったところにあります(美し森観光案内所の駐車場)
コース状況/
危険箇所等
全般的に明瞭で歩行に支障がありそうな箇所はありません。時折展望もあるので自問自答モードにならずにすみます。
駐車場から賽の河原まではなだらかですが長いです。予想以上に時間がかかりました。下山時は大量の蜘蛛の糸に難儀しました。時期なのか時間なのか登山者が少ないせいかわかりませんが、いまだかつてないほどの量でした。
賽の河原から牛首山まではタフな登りです。南側が崩落している場所がありますので注意が必要です。
その他周辺情報 サンメドウズ清里のパノラマリフトは9:00〜営業しています。
駐車場から見える暗闇に浮かぶ灯りは一体
駐車場から見える暗闇に浮かぶ灯りは一体
あれか〜
頂上山荘の灯りでした
(それにしてもすごいところに建ってますね)
3
頂上山荘の灯りでした
(それにしてもすごいところに建ってますね)
久しぶりに10℃未満の涼しい駐車場から
1
久しぶりに10℃未満の涼しい駐車場から
難行が待ち受けるという真教寺尾根に
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難行が待ち受けるという真教寺尾根に
足を踏み入れました
1
足を踏み入れました
すぐに分岐があり
すぐに分岐があり
ここは右へ進みます
ここは右へ進みます
いまさらながら八ヶ岳の森の上部はいずれも難コースばかりですね
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いまさらながら八ヶ岳の森の上部はいずれも難コースばかりですね
朝日を浴びる樹林の道を進み
朝日を浴びる樹林の道を進み
歩きにくい階段を上ると
歩きにくい階段を上ると
カラマツ林の中にひっそりと佇む
カラマツ林の中にひっそりと佇む
羽衣の池に到着しました
羽衣の池に到着しました
今ならまだ引き返すことができますが
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今ならまだ引き返すことができますが
勇気を出して先に進みましょう
2
勇気を出して先に進みましょう
さてここからが本格的な登山道です
さてここからが本格的な登山道です
と言っても最初はなだらかな樹林帯を気長に登るだけですが
と言っても最初はなだらかな樹林帯を気長に登るだけですが
この区間が精神的に意外と疲れます
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この区間が精神的に意外と疲れます
木々の合間から三ツ頭や
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木々の合間から三ツ頭や
南アルプスの山々が見えてくると
1
南アルプスの山々が見えてくると
よどんだ気持ちがリフレッシュされ
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よどんだ気持ちがリフレッシュされ
少しだけやる気が出てきましたが
(美しい北岳と間ノ岳)
1
少しだけやる気が出てきましたが
(美しい北岳と間ノ岳)
どうしてもやる気スイッチがONになりません
(摩利支天と甲斐駒千丈)
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どうしてもやる気スイッチがONになりません
(摩利支天と甲斐駒千丈)
まあそんな日もありますと割り切り
まあそんな日もありますと割り切り
少し登るとリフト終点が見えてきました
少し登るとリフト終点が見えてきました
立ち止まって振り返れば秋の空が広がり
立ち止まって振り返れば秋の空が広がり
季節の移り変わりを感じます
1
季節の移り変わりを感じます
リフトはまだ運転していませんが
リフトはまだ運転していませんが
ここまでリフトを使ったらさぞかし楽なことでしょう
ここまでリフトを使ったらさぞかし楽なことでしょう
と妄想が暴走しないうちに先に進むことにします
1
と妄想が暴走しないうちに先に進むことにします
賽の河原に到着すると牛首山が正面に見えました
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賽の河原に到着すると牛首山が正面に見えました
ここは両脇に権現岳と赤岳を眺望できる絶好のポジションです
2
ここは両脇に権現岳と赤岳を眺望できる絶好のポジションです
何度トライしても山頂を踏めない権現岳と
何度トライしても山頂を踏めない権現岳と
何度登っても登り足りない赤岳が対照的でした
2
何度登っても登り足りない赤岳が対照的でした
そして目を凝らせば真教寺尾根の核心部が厳しそうです
2
そして目を凝らせば真教寺尾根の核心部が厳しそうです
主稜線の先には横岳まで視界に入り
主稜線の先には横岳まで視界に入り
赤岳の肩には懐かしい天望荘も見えました
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赤岳の肩には懐かしい天望荘も見えました
大門沢への分岐を見送ったら
大門沢への分岐を見送ったら
賽の河原を後に
牛首山への道を進みます
牛首山への道を進みます
15分ほど登ると展望が開けるトラバースに差し掛かり
1
15分ほど登ると展望が開けるトラバースに差し掛かり
しばらく景色を楽しみました
しばらく景色を楽しみました
川上村の天狗山や
川上村の天狗山や
奥秩父の金峰山
甲府方面には
あの曲岳と
鳳凰三山など
なかなかの展望でした
2
なかなかの展望でした
その先もなかなかスイッチが入らず
その先もなかなかスイッチが入らず
足取りが重いまま岩々地帯に突入し
足取りが重いまま岩々地帯に突入し
なんとか小ピークまで登り休憩しました
なんとか小ピークまで登り休憩しました
すでに予定からはだいぶ遅れていましたが
すでに予定からはだいぶ遅れていましたが
「牛首山までは登らんとね」という天の声に後押しされ
3
「牛首山までは登らんとね」という天の声に後押しされ
リスタートしました
1
リスタートしました
その先も地蔵や観音の世界観に翻弄されながら
1
その先も地蔵や観音の世界観に翻弄されながら
崩落地帯まで登ってくると
崩落地帯まで登ってくると
南側の展望が開け
南側の展望が開け
一味違った南アルプスの山々を望むことができ
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一味違った南アルプスの山々を望むことができ
青空とは違う雲底と山頂との対比が面白く思えました
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青空とは違う雲底と山頂との対比が面白く思えました
崖の向こうに広がるのは八ヶ岳牧場でしょうか
崖の向こうに広がるのは八ヶ岳牧場でしょうか
広大なメドウズですね
広大なメドウズですね
甲府方面の展望も素晴らしく
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甲府方面の展望も素晴らしく
手前には茅ヶ岳や曲岳
手前には茅ヶ岳や曲岳
奥の方には御坂黒岳・御巣鷹山・御正体山の御三家
奥の方には御坂黒岳・御巣鷹山・御正体山の御三家
と景色を眺めた後はもう一登りです
(ここが長かった)
1
と景色を眺めた後はもう一登りです
(ここが長かった)
そしてようやく牛首山に辿り着きました
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そしてようやく牛首山に辿り着きました
展望はないですがピンポイントで権現岳が見えました
展望はないですがピンポイントで権現岳が見えました
山頂にフォーカスすると
1
山頂にフォーカスすると
山頂へ登るか登るまいか立ち止まって思案する人の姿が
(あくまで想像です)
1
山頂へ登るか登るまいか立ち止まって思案する人の姿が
(あくまで想像です)
キレット側にはまさに源治梯子を下ろうとしている人の姿が
(この解像度でわかるかなあ)
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キレット側にはまさに源治梯子を下ろうとしている人の姿が
(この解像度でわかるかなあ)
真教寺尾根5/10
よく頑張ったと自分に言い聞かせ下山することにしました
1
真教寺尾根5/10
よく頑張ったと自分に言い聞かせ下山することにしました
相変わらずシャキッとしない足取りですが
相変わらずシャキッとしない足取りですが
石のサドルや
見事な苔でモチベーションを維持しながら
2
見事な苔でモチベーションを維持しながら
崩落地まで下ると
崩落地まで下ると
ヘリが何往復もしていました
ヘリが何往復もしていました
雲もだいぶ厚くなり
雲もだいぶ厚くなり
天気は下り坂のようですが
天気は下り坂のようですが
まだ雨にはならなそうです
まだ雨にはならなそうです
展望のあるトラバースから金峰山を望むと
展望のあるトラバースから金峰山を望むと
手前に瑞牆山と横尾山も見えました
手前に瑞牆山と横尾山も見えました
この先しばらく急坂を下って
この先しばらく急坂を下って
賽の河原まで戻ったところで休憩しました
賽の河原まで戻ったところで休憩しました
何故かやる気スイッチが入らずモヤモヤした気持ちでしたが
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何故かやる気スイッチが入らずモヤモヤした気持ちでしたが
すっかり秋景色の赤岳を後に
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すっかり秋景色の赤岳を後に
パノラマリフト方面へ下ります
パノラマリフト方面へ下ります
リフトの営業が始まり賑やかな雰囲気の中
リフトの営業が始まり賑やかな雰囲気の中
展望デッキに立ち寄りました
展望デッキに立ち寄りました
なるほど観光地としてはパーフェクトな景色です
1
なるほど観光地としてはパーフェクトな景色です
お高いリフト代にもうなずけます
お高いリフト代にもうなずけます
とまあ観光気分に浸ったところで
とまあ観光気分に浸ったところで
リフトを横目に
地味な下山は続きます
地味な下山は続きます
写真ではわかりませんがこの森
綿あめができるほどの蜘蛛の糸に難儀しました
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写真ではわかりませんがこの森
綿あめができるほどの蜘蛛の糸に難儀しました
それでもようやく羽衣の池まで戻り
(なんで羽衣なのか気になるところです)
それでもようやく羽衣の池まで戻り
(なんで羽衣なのか気になるところです)
一息ついたところで
一息ついたところで
例の階段を淡々と下り
1
例の階段を淡々と下り
無事登山口まで戻ることができました
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無事登山口まで戻ることができました

装備

個人装備
腕時計 携帯電話 現金 健康保険証 計画書 地図 筆記具 GPSロガー デジカメ モバイルバッテリー ヘッドライト 予備バッテリー サングラス ナイフ ライター EMGシート ホイッスル レジ袋 着替え 行動食 テルモス カッパ 上着 帽子 手袋 手ぬぐい メインザック ザックカバー 登山靴 スパッツ トレッキングポール ヘルメット 双眼鏡 虫除け 無線従事者免許証 携帯トイレ アルコール消毒液 First Aid Kit 無線機

感想

前回延期した真教寺尾根にトライしました。難行苦行の尾根であることは知っているもののどこまで登れるか楽しみです。というフレーズで書き出す予定でしたが、この日はダメダメでした。気温も落ち着きコンディション的にも問題ないはずでしたが、たぶんメンタルがやられていたのでしょう。最後までやる気スイッチがONにならず、中途半端な山行になってしまいました。
とはいえ、景色も良かったですし新たな発見もあり、全てがダメという訳でもないので、新たな山行に向け気持ちを切り替えていこうと思います。
八ヶ岳東面には、杣添、県境、真教寺、天女山と長い尾根がいくつもありますが、いずれも途中にお助け小屋がないんですよね。いかにも修行の山ですね。

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コメント

こんばんは。
真教寺尾根の長い道のり、修行感がたっぷり味わえそうですね。もとより訪れたことはありませんが、ガイド本では上級者向けとか。
クモの巣との格闘も大変でしたね。
次回は万全の体調となるよう祈ります。
お疲れさまでした。
2023/9/29 21:52
いいねいいね
1
awa3956さん
ありがとうございます。
季節の変わり目のせいか、10月を控えていろいろ対応があったせいかわかりませんが、自分でも情けない山行になってしまいました。
なんで山に登るのかを聞かれると、別に深い理由もないので適当に答えていますが、実はモチベーションの源泉を自分で知るって大切かもしれませんね。
それにしても、真教寺尾根は独特の雰囲気でした。再訪が叶った際には面白おかしいレポートをアップしたいと思います。
2023/9/30 6:32
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プロフィール画像
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