記録ID: 8955631
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ハイキング
八ヶ岳・蓼科
赤岳(真教寺尾根in・県界尾根out)
2025年11月16日(日) [日帰り]

体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 11:29
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,499m
- 下り
- 1,500m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 10:25
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 11:24
距離 14.5km
登り 1,499m
下り 1,500m
18:09
ゴール地点
| 天候 | くもり後晴れ(美し森〜扇山〔真教寺尾根〕は雲の中) |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
○真教寺尾根(上り);扇山(2357m)より上は、一部、残雪が凍結しているので、歩行に注意が必要。標高2700m以上は岩場で鎖場が連続するが、日当りが良いため、岩場に残雪はなし。 ○県界尾根(下り);真教寺尾根と違い、上部の岩場は、終日、日陰になるため、標高2700m以上は雪がベッタリ付いて、凍結している部分が多数あった。赤岳頂上山荘から2700m付近までの標高差200mの下りは、鎖とハシゴが連続し、チェーンスパイクをつけて、常に鎖や周辺の木の枝を掴みながら、慎重に下った。少しでも滑れば、滑落必至で、チェーンスパイクなしでは通過できなかった。 |
写真
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
靴
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ヘッドランプ
予備電池
携帯
時計
タオル
ストック
チェーンスパイク
|
|---|---|
| 備考 | チェーンスパイクなければ、氷雪の県界尾根で滑落していたかも。 |
感想
学生時代に硫黄岳〜横岳〜赤岳を美濃戸in・清里outで縦走したことがあった。その後、南八ヶ岳には何回か訪れたが、東側から入山することはなかった。地図を眺めていたら、無性にかつて通ったであろう真教寺尾根経由で赤岳に登ってみたくなった。天気予報とヤマレコの最新記録で雪の状況をチェックしつつ、冬前の最後のチャンスにこの山行に臨んだ。
真教寺尾根の上部の岩場は鎖が連続し、若い頃とは違って、疲労で足が攣ってしまい、通過に予想以上の時間がかかった。長かったという印象だけが残る真教寺尾根だったが、当時、鎖が連続するこの急傾斜の岩場をテントを担いでよく下ったなと思った。
一方、日当たりがよく残雪のない真教寺尾根に比べて、県界尾根の岩場は、日陰で寒く、氷雪がベッタリ付いていた。頂上山荘前でチェーンスパイクをつけて、鎖を頼りに一歩一歩足場を確認しながら慎重に下った。滑落の危険度が高く、鎖とチェーンスパイクがなければ、通過できなかったであろうし、かなり時間もかかった。最初は、真教寺尾根に戻って下山することも考えたが、先行登山者の足跡があったので、思い切って下山した。こんな状況は初めてで、不安と緊張の連続だったが、通過してみれば、よい経験になった。
こんなわけで、予定より下山が遅れ、しかも、日暮れが早い今の季節、17時頃にはヘッドランプを点け、最後の1時間は暗闇の中の下山となった。
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