桃山御陵・伏見稲荷[桃山御陵前駅〜竹田駅]※京都府京都市伏見区/山科区


- GPS
- --:--
- 距離
- 24.4km
- 登り
- 609m
- 下り
- 620m
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
【まとめ】
当初は桃山陵から大岩山を周って帰る予定だったが、思いの外、時間と体力が余ったので、稲荷山まで足を延ばしてみた。
桃山陵から七面山まではそこそこ人いるな…くらいだったが、伏見稲荷は桁違いに人が多かった。国内海外どちらの旅行者も大量で、千本鳥居のあるルートは登りも降りも各所渋滞する。その代わり千本鳥居を離れれば一気に人は減る印象。
【伏見桃山の街散策】
桃山御陵前駅に着いたところで小腹が空き、賑やかそうな駅西側を散策。水が良いと言うことで月桂冠や黄桜の工場があり、それらを中心に「竜馬通り商店街」など古い街並みをイメージした通りが続く。かの事件で有名な寺田屋もある。
京都っぽい雰囲気の川沿いを歩くと「伏見十石舟」の乗り場がある。乗り場のすぐ向かいには長建寺があり、「門を潜るだけで福来たる」と何故かジュディ・オングの言葉が残されている。ブラブラしつつ和菓子を仕入れて、駅方面へ戻る。
【伏見桃山陵・伏見桃山城】
今度は桃山御陵前駅の東側に進み、まずは「御香宮神社」に行く。七五三詣りで賑わっていたため、そそくさと参拝を済ます。そのまま敷地内の天満宮や東照宮を見たあと、御香橋を渡って桃山陵に向かう。
桃山陵地の入口に着いたが、効率良くグルっと周るために敷地に入らず、ひとまず「乃木神社」の方から迂回してみる。乃木神社参拝後、桃山陵正面に着くと長い階段が登場。子連れなどが頑張って登っていたが、私は緩やかに東陵の方から登る。登った先には「昭憲皇太后」と「明治天皇」の大きな墓がある。明治天皇陵正面は先ほど避けた大階段であり、見晴らしが良いが、息を切らして登ってくる人多数である。
その後、桓武天皇陵にも寄り、伏見桃山城公園に行く。駐車場横に大手門があり、通ったすぐ先に立派な大小の2つ天守閣がそびえる。但し天守閣は入れないので、周りから観察して公園を後にする。
【大岩山】
公園の東端から出たあとは、「京都一周トレイル東山〇〇」の案内に従って歩いていく。浄光寺前から除々に登りになるが、ずっと舗装路一本道なので山登り感は無い。
山頂付近に着くと展望休憩所があり、山登り感は無かったが眺望はなかなか良い。展望所先に大岩山山頂はあるが立入禁止だった。
下山は大岩神社から参道を使っていく。神社では地域猫が数匹すり寄ってきて癒やされる。参道は苔で少し滑るところもあったが、大きな危険箇所は無い。一本道を降った先で鳥居を潜り、県道35号に出て下山完了。
【宝塔寺・七面山】
大岩山のあとは「仁明天皇陵」「深草北陵」などの史跡を巡りながら宝塔寺に向かう。宝塔寺は仁王門や多宝塔など文化遺産が沢山ある。
宝塔寺の北側に周ると七面宮への参道があり、そこを登っていく。山頂は七面宮の少し先だが、何か分からないお墓が3つ並んでいた。
山頂から北方向へ進むと柵が登場し、開けると深草墓地敷地に入る。ここが意外と見晴らし良く、テーブルとベンチもあり休憩に良い。休憩後は墓地を出て、伏見稲荷方面に向かう。農地間の参道みたいな所を通って川をわたり、伏見稲荷に入る。
【伏見稲荷(稲荷山)・大西山】
墓地を出たあとは、個人農地みたいな所から参道(戸川大神)を通って、大薮茶亭の裏のトイレ前の階段を登り、奥社奉拝所前に出る。
奥社奉拝所前はものすごい人集り。ひとまず千本鳥居の続く北方向へ進むが、大量の人や写真を撮る人などのせいですぐ歩みが止まる。もうあかんと思い、1つ目の分岐で早速離脱。まずは大西山から登ることに変更する。
離脱したあとはかなり人は減り、神宝神社から先はほぼ人はいなくなった。イイ感じ。このルートは滝巡りコースのようで、遊歩道を進むと「〇〇の滝」がいくつも登場する。「七面の滝」が一番落差や水量があり良かった気がする。また七面の滝手前には地域猫ゾーンがあり、ここでも猫に癒やされる。
「七面の滝」を過ぎたあたりから、登りも少しキツくなる。最後の滝「末廣の滝」を通ったあとは大岩大神に登っていく(途中、小岩大神もあり)。大岩大神前のベンチで一旦休憩。大岩大神から更に少し登ると分岐があり、ここで西野山方面の案内が出てくる。
西野山方面へ進むと、この辺りから遊歩道感は薄くなり、山歩きっぽくなる。分岐から緩やかで、すぐに西野山山頂に到着(眺望無し)。ここから稲荷山へは来た道を戻るのが最短だが、それではつまらないので遠回りしてみる。
「愛宕神社石碑」の案内があり、それに従い暫く進む。愛宕神社石碑によったあと案内は無くなるが道はしっかりあるので迷わず進める。
降った先の分岐で大岩大神方面への道があったが、何も無さそうなのでスルー。その先を少し進むと足跡はほぼないが、「御劔社」に行きそうな雰囲気のマイナー感ルートがあったので入っていく。道はしっかりあるが結構急で苔箇所も多く、終盤のこれは中々疲れる。登っていくと狙い通り御劔社前の鳥居ゾーンに出るが、「なんか変なところから人来たぞ」という視線が突き刺さる。離脱前に比べれば大分人は減ったが、それでも結構登ってきていた。人をすり抜けつつ階段を登り、程なく稲荷山山頂着。ただ人が多いし眺望もないので、軽く周ったあとはそそくさと下山開始。
下山はひたすら鳥居階段ゾーン。登り以上に人をすり抜けながらテンポよく下山していく。四ツ辻に付くと絶景が広がるか、如何せん人が多い。四ツ辻から「荒神峰」に登って行くと、人が少ない展望ポイントがあったのでオススメ。とにかくガツガツ降っていき、最後の楼門だけしっかり見て、足早に稲荷大社を後にする。
稲荷大社を出たあとは、晩飯を探しつつ近鉄線に向かう。地図を見ると中華料理店が集中している地区があったので行ってみると、まさかの「ガチ中華」だった。何故こんなところにガチ中華ゾーンが…と思いつつも、適当に入り麻婆豆腐等を食べる。ちょっと日本とは違うが、うまいし満足。最寄りの竹田駅について本日の長丁場は終了。
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