庚申山〜皇海山


- GPS
- 12:41
- 距離
- 28.5km
- 登り
- 2,907m
- 下り
- 2,920m
コースタイム
天候 | 晴れときどき曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年05月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場までの道は鹿に注意。 かじか荘手前のキャンプ場にきれいなトイレあり。 林道ゲート前に5,6台の駐車スペース。その手前に広い駐車場あり。 林道を一の鳥居まで歩くと登山口、庚申山荘まではなだらかな登り。この区間は登山道も広く明瞭。庚申山荘からは急登が始まり、ロープや鎖場、梯子などが連続。 庚申山山頂は眺望ないが、少し行くと展望の開けたところがある。 鋸山までの尾根道は、いくつものピークがあり急な登り下りが多い。特に鋸山の二つ前の熊野岳から次の剣ノ山に行く下りから登りは、ほぼ垂直な岩壁をロープを使って下り、登るので慎重に。 鋸山山頂は、このルートで一番の展望。 不動沢のコルへは急な下り。ここから少し雪が残っており、不動沢のコルから皇海山への登りにかかると、雪のあるところが増え、雪の上を歩くこともしばしば。凍結はほとんどなく、柔らかくなっているので問題はないが、山頂付近では雪の量も多く、踏み抜きには注意。 鋸山から六林班峠へは、笹が深いので、道を見失わないよう注意。笹に隠れて倒木も多いのでつまづかないように。 六林班峠から庚申山へはほぼ平坦だが道は細く片側は急斜面。20回くらい沢を越えるが、ところどころ、崩れていたり、ロープをかけた木が根こそぎ倒れていたりして通りにくいところもあるので注意要。 |
写真
感想
昨年、庚申山まで「お山巡り」で道に迷って、時間切れ敗退した、庚申山から皇海山までのコースに再挑戦。
標準コースタイム15時間くらいのタフなコースなので、3時過ぎ暗い中、ヘッデン灯けてスタート。一の鳥居から庚申山荘まで登っていく途中で明るくなる。
前回、「お山巡り」の方に行ってしまい、すっかり迷ったので、今回は庚申山荘手前から庚申山へ。ロープや鎖、梯子などを使い、スタートから3時間弱で庚申山頂に到着。ここまではまあまあ。
山頂では木にさえぎられ眺望が得られないが、少し行くと、展望が開け、これから行く鋸山までの稜線と、皇海山がきれいに見える。
庚申山から鋸山までは11のピークがあり、ピークを越える都度急な登り下り。特に後半は厳しい登り下りが多く、熊野岳から剣ノ山までは、ほぼ垂直な岩壁を登り下りする。かなり怖かったが、ここから鋸山まではクライマーになった様な気分。
鋸山山頂からはロープで急な下りを降りた後、不動沢のコルまで行くと次第に残雪が増えていく。皇海山まではさほど急な登りはないが、鋸山まででかなり消耗してきているので、ペースはゆっくり、結局6時間チョットかかって皇海山に到着。
途中まで誰にも会わなかったが、不動沢のコルからは、群馬県側から登ってくる人が多くにぎやか。
鋸山に戻って、六林班峠へ向かう。昨年、身の丈程の笹に苦労したが、今回も同様。途中で道がさっぱりわからなくなりことしばしば。また、倒木も多い。ところどころで道らしくなるが、六林峠付近で道を見失い、庚申山荘への分岐の標識を発見できず。あきらめて、GPSを頼りに笹をかきわけ無理やり進む。(後で確認すると、分岐の少し手前で行きすぎたと思って引き返していたこと判明)なかなか道が見つけられなかったが、しばらくトラバースして沢に出ると、少し下流方向に、沢を渡るポイントで道の目印があり、ほっとした。
そこから庚申山荘まではほぼ平坦な道だが、20回くらい沢を渡り、その都度大きく回り込む形の道となっているので、やたらと距離が長い。また、沢を渡るところでは急傾斜のところや、崩れていたり、ロープをつないだ木が根こそぎ倒れて、ロープが切れていたりと、気を使うところもいくつかあり。
庚申山荘の手前で、天下の見晴にチョット寄り道。ここにも鎖場があってびっくりしたが、展望はよかった。
車に戻るまで合計13時間近く、こんなに長い時間歩いたのは初めてで、心地よい疲労感でした。
新調の靴、今度は皇海山ですかー
浅間はこの日のための足慣らしだったんですね。
栃木県民の私にとって皇海山はあこがれです。
いつか挑戦してみたいと思っていましたので、
参考になりました。
pastralsnwさん、こんにちは。
皇海山、群馬県側からは比較的簡単に登れそうですが、やはり庚申山からのルート、登りがいがあります。
ロープ、鎖、梯子を使った登り下りをたっぷり楽しみましたので、今日は両腕が筋肉痛です。
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