ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 65306
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

庚申山〜皇海山

2010年05月22日(土) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 栃木県 群馬県
 - 拍手
GPS
12:41
距離
28.5km
登り
2,907m
下り
2,920m

コースタイム

林道ゲート前駐車スペース3:04-3:42一ノ鳥居3:49-4:40猿田彦神社跡4:53-5:52庚申山6:06-7:48鋸山8:03-8:31不動沢のコル-9:14皇海山9:38-10:07不動沢のコル-10:42鋸山10:48-11:39六林班峠11:43-14:01天下の見晴14:07-14:18庚申山荘14:28-15:05一ノ鳥居-15:45駐車スペース
天候 晴れときどき曇り
過去天気図(気象庁) 2010年05月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
駐車場までの道は鹿に注意。
かじか荘手前のキャンプ場にきれいなトイレあり。
林道ゲート前に5,6台の駐車スペース。その手前に広い駐車場あり。
林道を一の鳥居まで歩くと登山口、庚申山荘まではなだらかな登り。この区間は登山道も広く明瞭。庚申山荘からは急登が始まり、ロープや鎖場、梯子などが連続。
庚申山山頂は眺望ないが、少し行くと展望の開けたところがある。
鋸山までの尾根道は、いくつものピークがあり急な登り下りが多い。特に鋸山の二つ前の熊野岳から次の剣ノ山に行く下りから登りは、ほぼ垂直な岩壁をロープを使って下り、登るので慎重に。
鋸山山頂は、このルートで一番の展望。
不動沢のコルへは急な下り。ここから少し雪が残っており、不動沢のコルから皇海山への登りにかかると、雪のあるところが増え、雪の上を歩くこともしばしば。凍結はほとんどなく、柔らかくなっているので問題はないが、山頂付近では雪の量も多く、踏み抜きには注意。
鋸山から六林班峠へは、笹が深いので、道を見失わないよう注意。笹に隠れて倒木も多いのでつまづかないように。
六林班峠から庚申山へはほぼ平坦だが道は細く片側は急斜面。20回くらい沢を越えるが、ところどころ、崩れていたり、ロープをかけた木が根こそぎ倒れていたりして通りにくいところもあるので注意要。
庚申山まではロープ、鎖、梯子の急登が続きます
2010年05月22日 05:34撮影 by  DSC-HX5V, SONY
5/22 5:34
庚申山まではロープ、鎖、梯子の急登が続きます
庚申山山頂
2010年05月22日 05:54撮影 by  DSC-HX5V, SONY
5/22 5:54
庚申山山頂
ちょっと行くと展望が開けます。左がこれから歩く鋸山までの稜線、右に皇海山がきれいに見えます。
2010年05月22日 06:07撮影 by  DSC-HX5V, SONY
5/22 6:07
ちょっと行くと展望が開けます。左がこれから歩く鋸山までの稜線、右に皇海山がきれいに見えます。
苦労して鋸山に到着。
2010年05月22日 07:49撮影 by  DSC-HX5V, SONY
5/22 7:49
苦労して鋸山に到着。
いよいよ次は皇海山。
2010年05月22日 08:03撮影 by  DSC-HX5V, SONY
5/22 8:03
いよいよ次は皇海山。
皇海山までは途中雪が残っているところもあります。
2010年05月22日 08:47撮影 by  DSC-HX5V, SONY
5/22 8:47
皇海山までは途中雪が残っているところもあります。
皇海山到着。
2010年05月22日 09:16撮影 by  DSC-HX5V, SONY
5/22 9:16
皇海山到着。
鋸山までの途中、日光連山が良く見えます。
2010年05月22日 10:30撮影 by  DSC-HX5V, SONY
5/22 10:30
鋸山までの途中、日光連山が良く見えます。
六林班峠までの道は、笹が深く苦労します
2010年05月22日 11:10撮影 by  DSC-HX5V, SONY
5/22 11:10
六林班峠までの道は、笹が深く苦労します
庚申山荘へ戻る途中、沢を渡るところでは、ロープをつないだ木が根こそぎ倒れていて、通るのが難しくなっているところもありました。
2010年05月22日 12:20撮影 by  DSC-HX5V, SONY
5/22 12:20
庚申山荘へ戻る途中、沢を渡るところでは、ロープをつないだ木が根こそぎ倒れていて、通るのが難しくなっているところもありました。
庚申山荘まで戻ってきました。
2010年05月22日 14:19撮影 by  DSC-HX5V, SONY
5/22 14:19
庚申山荘まで戻ってきました。
撮影機器:

感想

昨年、庚申山まで「お山巡り」で道に迷って、時間切れ敗退した、庚申山から皇海山までのコースに再挑戦。
標準コースタイム15時間くらいのタフなコースなので、3時過ぎ暗い中、ヘッデン灯けてスタート。一の鳥居から庚申山荘まで登っていく途中で明るくなる。
前回、「お山巡り」の方に行ってしまい、すっかり迷ったので、今回は庚申山荘手前から庚申山へ。ロープや鎖、梯子などを使い、スタートから3時間弱で庚申山頂に到着。ここまではまあまあ。
山頂では木にさえぎられ眺望が得られないが、少し行くと、展望が開け、これから行く鋸山までの稜線と、皇海山がきれいに見える。
庚申山から鋸山までは11のピークがあり、ピークを越える都度急な登り下り。特に後半は厳しい登り下りが多く、熊野岳から剣ノ山までは、ほぼ垂直な岩壁を登り下りする。かなり怖かったが、ここから鋸山まではクライマーになった様な気分。
鋸山山頂からはロープで急な下りを降りた後、不動沢のコルまで行くと次第に残雪が増えていく。皇海山まではさほど急な登りはないが、鋸山まででかなり消耗してきているので、ペースはゆっくり、結局6時間チョットかかって皇海山に到着。
途中まで誰にも会わなかったが、不動沢のコルからは、群馬県側から登ってくる人が多くにぎやか。
鋸山に戻って、六林班峠へ向かう。昨年、身の丈程の笹に苦労したが、今回も同様。途中で道がさっぱりわからなくなりことしばしば。また、倒木も多い。ところどころで道らしくなるが、六林峠付近で道を見失い、庚申山荘への分岐の標識を発見できず。あきらめて、GPSを頼りに笹をかきわけ無理やり進む。(後で確認すると、分岐の少し手前で行きすぎたと思って引き返していたこと判明)なかなか道が見つけられなかったが、しばらくトラバースして沢に出ると、少し下流方向に、沢を渡るポイントで道の目印があり、ほっとした。
そこから庚申山荘まではほぼ平坦な道だが、20回くらい沢を渡り、その都度大きく回り込む形の道となっているので、やたらと距離が長い。また、沢を渡るところでは急傾斜のところや、崩れていたり、ロープをつないだ木が根こそぎ倒れて、ロープが切れていたりと、気を使うところもいくつかあり。
庚申山荘の手前で、天下の見晴にチョット寄り道。ここにも鎖場があってびっくりしたが、展望はよかった。
車に戻るまで合計13時間近く、こんなに長い時間歩いたのは初めてで、心地よい疲労感でした。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1993人

コメント

長丁場お疲れ様でした
新調の靴、今度は皇海山ですかー
浅間はこの日のための足慣らしだったんですね。
栃木県民の私にとって皇海山はあこがれです。
いつか挑戦してみたいと思っていましたので、
参考になりました。
2010/5/23 19:58
腕が筋肉痛です
pastralsnwさん、こんにちは。
皇海山、群馬県側からは比較的簡単に登れそうですが、やはり庚申山からのルート、登りがいがあります。
ロープ、鎖、梯子を使った登り下りをたっぷり楽しみましたので、今日は両腕が筋肉痛です。
2010/5/23 21:06
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 関東 [日帰り]
庚申山御山巡り周回ルート
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5
ハイキング 尾瀬・奥利根 [2日]
皇海山〜三山駆け+六林班峠
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら