記録ID: 65335
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ハイキング
奥多摩・高尾
浅間嶺【お気軽】(払沢の滝→数馬の湯)
2010年05月22日(土) [日帰り]

kumiyan
その他2人 - GPS
- 06:45
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 972m
- 下り
- 606m
コースタイム
10:00払沢の滝BS出発-10:14払沢の滝(15分休憩)-10:38ひのはら四季の里(10分買い物)-11:24時坂峠-11:42峠の茶屋(駐車場裏ベンチで15分休憩)-12:51浅間嶺展望台(30分休憩)-13:40人里分岐-14:09一本松-14:25サル石-14:35数馬分岐(風張峠と浅間尾根BSの分岐)-(途中、朽ちたベンチで10分休憩)-15:02「浅間坂」水飲み場-15:30檜原温泉センター「数馬の湯」
| 天候 | 曇りときどき晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2010年05月の天気図 |
| アクセス | |
| コース状況/ 危険箇所等 |
●ルート:JTBパブリッシング 大人の遠足Book「日帰りハイキング+立ち寄り温泉 関東周辺」-「4.浅間嶺」を参考。ハイキング後に温泉に行くことも目的のひとつだったので払沢の滝→数馬の湯方向で歩いたが、温泉に寄らないなら逆ルートの方がバス便は多い。 ●危険個所:皆無。本当に歩きやすい道。但し、2009年12月に行った時は積雪は皆無であったものの落ち葉が多くて滑りやすく、道幅が狭い箇所はやや危険か? ●分かりづらい場所:「払沢の滝入口」BS→峠の茶屋方向だと標識が完備されており迷わない。恐らく、前回逆方向で迷って小沢BSに下りてしまったのは、関東ふれあい公式マップに誤りがあったため(これだから関東ふれあいコースは・・・)。 ●展望/景観:展望は浅間嶺展望台から少しは得られるものの、冬枯れ時の展望の良さには程遠い。展望目当てなら冬か春先までかもしれない(浅間嶺から数馬分岐までの浅間尾根上、展望が得られる箇所があったが、少しだけ得られる、といった程度)。峠の茶屋駐車場ベンチからも展望は得られるがそれも期待し過ぎてはいけない。 景観としては払沢の滝がやはり良かった。この滝は氷結時が有名な滝で、滝自体は(目にすることのできる部分は)高さも幅もそれほどないし圧巻というほどのスケールではない。しかし滝のすぐそばまで行くことが出来るので、かなり清涼感を得られる。また、峠の茶屋からの浅間尾根上、広葉樹が非常に多いので新緑をめいっぱい楽しめる。 ●トイレ:武蔵五日市駅、払沢の滝入口BS、「ひのはら四季の里」隣、「ひのはら四季の里」-時坂峠の間の林道沿い、浅間嶺山頂広場、浅間尾根登山口BS、「数馬の湯」 ●水・食べ物の調達:武蔵五日市駅構内にコンビニあり。払沢の滝BSには豆腐屋「ちとせ屋」はあるが、自販機皆無。「ひのはら四季の里」前に自販機複数あり。この付近や滝遊歩道沿いには喫茶店やレストランなど幾つかあった。また、「峠の茶屋」内でうどん等を頼む以外にも飲み物調達も可能な様子。「峠の茶屋」から浅間嶺方向に数分歩いた所にある「そば処 みちこ」等、食事できる店が多いが、「みちこ」は2009年12月には営業していなかった。営業日時がよくわからないので、食糧調達は武蔵五日市駅からバスに乗って以降は、下山まで不可能と考えておいた方が良いかも。浅間尾根登山口BS付近にもそば屋や喫茶店あり。今回ゴールの「数馬の湯」内は休憩所でラーメンやそばなど頼むことが可能。 ●休憩場所:払沢の滝の目の前(滝に着くまで、遊歩道沿いにはベンチはない)と浅間嶺広場にあずまやあり。「峠の茶屋」駐車場、浅間嶺展望台、数馬分岐、数馬分岐-浅間尾根登山口BS区間にもベンチあり。浅間嶺を過ぎてからのベンチは朽ち果てたものが多かった。 ●混雑度:ルートは人気のルートだが、混雑で困るようなことは何も無かった。払沢の滝も人が多かったが、午前中だったからかそれほど混雑はしていなかった。個人的には、冬の浅間嶺の方がパーティーの数は多いと思う(冬来た時はベンチ確保が大変だった)。 ●最寄駅情報:武蔵五日市駅前は店が少ないが駅構内にコンビニがある。駅のトイレは混むのでバス待ち時間が短い場合は急いだ方が良い。 ●日帰り温泉:今回寄った檜原温泉センター「数馬の湯」。バス便の数が少ないが、西東京バスWebサイト検索では正しい時刻表が表示されないため、「数馬の湯」Webサイトから確認するのが良い。入浴料は大人800円、露天もあるが露天は非常に狭かったので内湯のみとした。それでも空いていたので特に問題なかった。休憩所でラーメンを頼んだが、650円で(関東人にとっては)昔ながらの醤油ラーメン。具は少ないがこれが昭和の時代のラーメンだ、という感じで個人的には好きな味だ。他、おみやげも売っており「秋川羊羹」を買ったが、またしても青梅市御岳で作っている羊羹だったことに帰途気付きがっかりした(しかし御岳羊羹はおいしいので良しとしよう)。おみやげ・食事全ての清算と入浴・帰りのレジが1つしか無く狭いので、バス発車前にはレジは非常に混みあう。バスに間に合いたければ早めに精算した方が良い(レジで待たされバスに乗ったのは発車直前ぎりぎりとなった)。 ●その他:新緑は素晴らしかったが虫が多いので、新緑を楽しむなら今回のような蒸し暑い日ではなく、もう少しからっと晴れた日がよいと思う。 |
写真
「払沢の滝入口」BS付近に自販機があるだろうと当てにしていたが自販機がなかったので、滝遊歩道沿いで水が調達できないかと辺りを見回す。しかし写真のような山道なので調達不可。山道に至る前に店は数軒あったが水を買えそうな自販機は無かった。
「払沢の滝」説明書き。全部で4段あるそうだが、目の前にあるのは1段目ということだろう。この付近にあずまやがあり、斜めになった切り株風のベンチで少しだけ燃料(=食糧)を口に入れる。それにしても当方、水は500mlペットボトル2本しか持っていないので心配だ。「ちとせ屋」に戻って豆乳以外に飲み物はないか聞いてみた方がよさそうだ。
「払沢の滝」と浅間嶺の分岐に戻ると、分岐の向こうに「ひのはら四季の里」という土産物屋があった。この店の前に念願の水を売っている自販機を発見。やれやれ、「ちとせ屋」まで戻らなくて済んだ。
いたち大臣が「四季の里」店内に入ってしまったのでその間、「四季の里」付近を撮影。「ドッグラン」とか書いてあるがリード無しで犬を遊ばせられる場所のことか?犬が怖い当方には近寄りたくない場所だ。
2009年12月に関東ふれあい東京「歴史のみち」を歩いた時は、間違えて浅間嶺から「小沢BS」に下りてしまったので払沢の滝BSー峠の茶屋の区間は未知の道だ。今回は峠の茶屋手前の時坂峠が当面のマイルストーンだが、「四季の里」から時坂峠まで、はじめは舗装路を歩く。
時坂峠から峠の茶屋までは林道沿いを歩く。「四季の里」から他のハイカーに会わないなあと思っているそばから、往く手からわんさかとハイカーがやってくるのが見えたので、やっぱり人気コースなんだ、と納得。
「峠の茶屋」に向かう途中、林道沿いに「小沢バス停」方向分岐が。2009年12月に浅間嶺から「払沢の滝」を目指した時は、この道を小沢BS方向に下りてしまったのだ。あれは関東ふれあい東京のマップ一部に誤りがあったことも関係しているのだが、道は樹木で鬱蒼として非常に狭い。やはり関東ふれあいで使われそうな感じの道ではない。
浅間嶺展望台から浅間嶺広場に下る。この短い下り坂で20人位のパーティとすれ違った。浅間嶺はやはり人気のコースだなあと改めて思うが、先週行った丹沢表尾根と比較して、ハイカーの平均年齢が高めでパーティの人数が多いように感じた。
浅間嶺広場にはトイレもあずまやもある。あずまやでは家族連れが楽しそうに食事していた。先週行ったヤビツ-三の塔よりは、今回のコースの方が子供にとって楽だし、ファミリーハイク向きだろうなあ。
浅間嶺から数馬方面も、我々にとって未知のルートだ。まずは人里(へんぼり)峠方面へ。この分岐の書き方によれば、どちらに行っても人里峠には行けるが、左に行くと浅間神社を経ることになる。我々は分岐右手を進む。
桟橋を支える岩盤が崩壊した箇所があり一部回り道した以外は、写真のような平坦な道。周りは、左手が広葉樹だったのがいつの間にか両側が杉の植林帯の道に変わった。杉だけの道になるとあれだけいた虫がいなくなったのが嬉しかった。
「浅間石宮」という小さな石の祠のある場所を過ぎると、すぐに「一本松」に到着。しかし標識は「一本杉(一本松)」となっている。手持ちの登山地図でも「一本松(一本杉)」の記載。杉も松もどちらも一本、立派なものがあるためのネーミングなのだろうか。杉か松に統一した名前の方がわかりやすいと思うのだが。
そして「猿石」。写真は通り過ぎた直後に振りかえって撮った写真。「サルの手形の付いた大きな石 手の形はよく探せばわかるよ!→」と書いてあったが、良く探したつもりだがわからなかった。
都道に出ると浅間尾根登山口BSがあったが、今回は「数馬の湯」がゴールなのでやり過ごす。そのバス停の斜向かい辺りに「大羽根山・笹尾根」方向の標識あり。帰宅後調べたところでは、ここから笹尾根を経由して三頭山山頂までは5時間近くかかるようだ。
撮影機器:
感想
平坦な道が多いのでコースとしては物足りなさを感じたが、2009年関東ふれあいのみち「歴史のみち」を歩いた時に道間違えした部分を正しく歩けたので、まあ満足。
2009年関東ふれあいで行った時の記事↓
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-58030.html
このコースは殆どが歩きやすい道のため、普段、山に行かない友達でも楽しめたようだ。
浅間尾根は、時坂峠から、今回は行かなかった風張峠まで続いているらしい。下山した数馬分岐から風張峠までの区間は歩いていないのでわからないのだが、尾根道は古甲州街道だった道のため、よく踏まれており、非常に歩きやすい。エスケープルートも多いので皆で行くには良いコースだと思う。
個人的には浅間尾根の新緑を存分に味わえて良かった。但し尾根名である「浅間神社」にも寄っていないし、富士信仰があったからには尾根上から富士山も見える筈だが全く見れなかった。これは気候が蒸し暑くガスも出ていたので仕方がないのだが・・。
展望目当てならやはり冬の方が良いコースだろう。
しかし大勢のハイカーが通るコースの筈なのだが熊目撃情報が多い区域だ。熊は人を嫌がるという通説はもしかしたら現代の熊には当てはまらないのかもしれない。
最後に、払沢の滝はやはり良かった。滝マニアではないが、今後、滝目当てに山に行くこともあるかもしれない。とりあえずは三頭ノ大滝からかな・・・。
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