ササユリが見頃の二上山


- GPS
- 04:55
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 880m
- 下り
- 883m
コースタイム
- 山行
- 4:26
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 4:55
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰路:近鉄南大阪線・当麻寺駅から阿部野橋へ出て、大阪メトロ谷町線と鶴見緑地線を乗り継いで最寄り駅まで。 <近鉄南大阪線の車両運用について> 阿部野橋から橿原神宮前方面の普通電車は準急・河内長野行の後に2両を併結している場合があります。その場合、長野線との分岐駅古市で切り離しますので、後2両に乗車してください。(駅員に確認して乗った方が確実と思います。) この日は河内長野方面に向かっていて、後2両に乗車していた乗客10人ほどが、取り残されていました。おばちゃん達でしたが、おしゃべりに夢中で社内アナウンスが耳に入っていないようでした。 橿原神宮→阿倍野橋方面普通電車は日中は30分に1本程度の運行です。 乗車した当麻寺駅15:00発は古市止まりで、古市で長野線の準急に乗り換えました。 上りと下りで車両運用形態が違うのは事情があるのでしょうが、たまにしか利用しないので戸惑いました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
良く整備されていますが、里山の常として枝道が縦横に走っていますので迷い込まないよう注意が必要です。 みんなの足跡とGPSに助けられました。 |
写真
木彫りの扁額には倭文神社とありました。
帰宅して調べたら正式には「葛城倭文座天羽雷命神社」(かつらきしとりにいますあめのはいかづちのみこと)だそうです。
山頂から南に展望があります。
岩橋山の奥に葛城山の山頂が覗き、その右には金剛山が見えました。
後で調べると公園のような所は烏谷口古墳でした。
大池の畔から雄岳と雌岳が見えました。中央は下ってきた尾根だと思います。(このルートはあまりお勧めできません。)
「新在家の大池の東畔にある傘堂は、郡山藩主本多政勝候の菩提をとむらうため、その影堂として、恩顧の家臣やこの地域の農民たちによって延宝2年(1674)に建立されたものです。一辺が約40センチメートルの四角い一本柱を中心に立て、その上に本瓦葺の方形造の屋根がのる珍しい形の建物で、その全体的な形が唐傘に似ていることから傘堂(唐傘堂)と呼ばれています。また、いつの頃からか、安楽往生を願う庶民信仰の対象にもなっています。」(葛城市HPから品用)
当麻寺の境内にも傘堂があったと思います。
敷地の隣には「すもうけはや座」という葛城市の博物館があります。
感想
二上山のササユリのレコが上がるようになりました。
二上山は何度か登ったことがあり、ササユリが咲いているのも見ているのですが、登山道脇にひっそり咲いていたイメージでした。
皆さんのレコでは沢山咲いているようなので、楽しみにして出かけました。
結果はちょうど見頃で堪能することが出来ました。蕾もあったのでもうしばらくは楽しめそうです。
この日は近鉄南大阪線の二上神社口から歩き始めて、雄岳に登り、馬の背と呼ばれる雌岳との鞍部に下り、万葉の森とダイヤモンドトレール(ダイトレ)を経てレコで気になった鹿谷寺跡まで下りました。
鹿谷寺への道は途中岩場がありますが、注意を要するレベルです。富田林方面に展望が開けています。
鹿谷寺は壁画のようなものと、十三重の塔だけが残っているだけで、寺をしのぶ縁はありませんでしたが、狭いながら静謐な空間が広がっていました。
鹿谷寺跡から一旦来た道を戻り、ダイトレとの合流点で昼食休憩し、目の前にあった取付きから雌岳の山腹を巻く山道から山頂に至りました。
山頂の展望を楽しんでから、再度、万葉の森に下り、ダイトレを通って岩屋峠を経て祐泉寺まで下りました。
祐泉寺から馬の背に登り返し、雄岳山頂の手前からトラバース道を下りました。
雄岳のトラバース道は良く歩かれているようで踏み跡はしっかりしていましたが、枝道が多く、何度も間違えました。
間違えても、みんなの足跡とGPSを確認しながら下りましたが、途中からザレた急斜面があったり、ロープ場が有ったりと、バリルートではないものの注意を要しましたので、祐泉寺への一般道に降り立った時は汗びっしょりでした。
降り立った場所は烏谷口古墳でした。調べてみると被葬者は不明だが、大津皇子の墓かも知れないそうです。
その後は、当麻寺の門前集落を抜けて近鉄・当麻寺駅まで約2km歩き、ゴールとしました。
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