記録ID: 6909361
全員に公開
ハイキング
日光・那須・筑波
御嶽山周辺と岩瀬地区南部古墳巡り
2024年06月09日(日) [日帰り]
茨城県
山とハム
- GPS
- 08:23
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 416m
- 下り
- 387m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:17
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 8:07
距離 17.9km
登り 416m
下り 387m
8:09
0分
スタート地点岩瀬駅南駐車場
8:20
5分
猪窪古墳群入口
8:25
21分
1.猪窪古墳 其の2古墳高さ8ｍ
8:46
34分
同其の6古墳高さ6ｍ
9:20
2分
御嶽山一般ルートに合流
9:25
11分
四等三角点青柳230.82ｍ
9:36
0分
一般道分岐点
9:36
30分
使われていない重機の置いてある広場
10:06
10:08
12分
2.車塚古墳群
10:20
10:28
27分
橋本城跡のプレートのある最高所227ｍ
10:55
3分
爪黒神社
10:58
10分
3.御霊塚古墳
11:08
17分
4.花園古墳群 其の1古墳
11:25
27分
花園古墳2号墳（市指定史跡）
11:52
43分
5.ますみ古墳群 其の1古墳
12:35
12:43
5分
松田田園都市センター
12:48
41分
6.松田古墳群 其の１古墳
13:29
48分
7.加茂A古墳群 其の１古墳
14:17
3分
８.曽根古墳群 其の１古墳 鹿島神社裏
14:20
14:28
4分
曽根田園都市センター
14:32
17分
馬頭観音堂
14:49
33分
県道に降りて、次の古墳を目指す。
15:22
3分
笠間西ICから来る道との交差点。
15:25
0分
鹿島神社
15:25
15:49
27分
9.木植古墳群
16:16
鹿島神社帰着
| 天候 | 曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2024年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
今回巡る岩瀬地区南部の古墳（国道50号線及びJR水戸線の南側） 御嶽山周辺 1.猪窪（いのくぼ）古墳群（一部藪） 2.車塚古墳群（藪）から橋本城跡（藪）へ 3.御霊塚古墳 4.花園古墳群 5.ますみ古墳群（藪） 6.松田古墳群（其の1は藪） 8.曽根古墳群（一部藪） 笠間市との境界 7.加茂A古墳群 9.木植古墳群（藪） 今回省略した古墳（いずれも消滅のため） 10.庚申塚古墳 11.加茂B古墳群 6月16日1基を追加した。 5.ますみ古墳群 1号墳 8月18日下記の3基を発見し追加した。 4.花園古墳群（藪）7号墳 地図の四等三角点69.1mの位置にあるも、三角点は見つからなかった。 6.松田古墳群（藪）2号墳 激藪の中、周囲の草の中に埋もれて見つけるのは困難。 墳頂の祠を目印に探すこと。 9月1日下記の2基を発見し追加した。さらに1基を探したが発見できなかった。 4.花園古墳群（藪）6号墳 7号墳のさらに先。墳頂に祠があった。 なお、1号墳(墳頂36m高さ6mの前方後円墳）は3度の激藪の偵察を経ても 発見できなかった。1号墳の捜索は一旦打ち切りとする。 6.松田古墳群 3号墳 人家の庭先に標柱がある。家主に許可を得て見学すること。墳頂に氏神様の祠があった。 |
写真
いばらきデジタルマップ古墳の所在地と数を推定するのに威力を発揮した。
この地図では、車塚古墳、橋本城跡、御霊塚古墳、花園古墳群、ますみ古墳群、松田古墳群の大まかなエリアが分かる。
4
いばらきデジタルマップ
古墳の所在地と数を推定するのに威力を発揮した。
この地図では、車塚古墳、橋本城跡、御霊塚古墳、花園古墳群、ますみ古墳群、松田古墳群の大まかなエリアが分かる。
古墳の所在地と数を推定するのに威力を発揮した。
この地図では、車塚古墳、橋本城跡、御霊塚古墳、花園古墳群、ますみ古墳群、松田古墳群の大まかなエリアが分かる。
道路の左、空き地の奥に古墳への入口がある。わかりにくい入口だが、入ってすぐ、右手に其の2の古墳が見える。
墳頂に登る途中の桜の木。キングギドラのプレートがかかっていた。
裏側から。
仮にこの木と岩が古墳だとすると
其の7？ 約0.5m×約6m
→古墳ではなく二十三夜供養等の塚かもしれない。
仮にこの木と岩が古墳だとすると
其の7？ 約0.5m×約6m
→古墳ではなく二十三夜供養等の塚かもしれない。
猪窪古墳群の見学を終了し、御嶽山を目指す。
手入れされた植林帯がある。
手入れされた植林帯がある。
大政山方面を望む。
手前の木々が大きくなって、高速道路のある平野の見晴らしは悪くなったような気がした。
手前の木々が大きくなって、高速道路のある平野の見晴らしは悪くなったような気がした。
登山道からわずかに西へ踏み跡を辿る。四等三角点青柳230.82m。
一般道が2つに分かれる分岐点。道標は右を指しているが左に明瞭な道がある。しばらく、地図とにらめっこしたのち、雨引山から左の道を下ってきた人に確認して、左折した。
5
6/9 9:36
一般道が2つに分かれる分岐点。道標は右を指しているが左に明瞭な道がある。しばらく、地図とにらめっこしたのち、雨引山から左の道を下ってきた人に確認して、左折した。
大きな発電機の残骸もあった。こちらはもう役に立ちそうに見えない。
天守閣手前の郭の手前の堀切。感動するほど深くて大きい。深さの最大は7m。幅は15mほどとのこと。
天守閣の一番高いところ（土壇）に、橋本城跡のプレートが置かれていた。地図上では標高227m地点。前に来たときはヤマザクラがきれいに咲いていたことを思い出した。この北側は長軸50mほどの郭。
3
6/9 10:20
天守閣の一番高いところ（土壇）に、橋本城跡のプレートが置かれていた。地図上では標高227m地点。前に来たときはヤマザクラがきれいに咲いていたことを思い出した。
この北側は長軸50mほどの郭。
この北側は長軸50mほどの郭。
神社の入口に出た。鳥居の手前に2本の石柱があり、文久二年と思われる文字が彫られていた。（西暦1862年）
4.花園古墳群
まずは道の北側の末端を目指す。赤い屋根の傍を目指す。
まずは道の北側の末端を目指す。赤い屋根の傍を目指す。
高さ6m×（東西約20m、南北約27m）の方墳とのこと。東側から望む。
其の5 高さ約1m×約5m。
道の右側、シノダケの藪の中にある。
道の右側、シノダケの藪の中にある。
少し戻って、あまり明瞭ではない道を東に入る。入ってすぐ、道の右手に大きな古墳（其の9）が目を引く。
道の右側、ますみ古墳群で最大か。
其の9 高さ約3m×約20m。
其の9 高さ約3m×約20m。
南側の森に松田古墳群がある。入口は人家の西側。
なお、森の南側に北関東自動車道があり、側道から入ることもできる。（偵察時に確認済）
1
6/9 12:44
南側の森に松田古墳群がある。
入口は人家の西側。
なお、森の南側に北関東自動車道があり、側道から入ることもできる。（偵察時に確認済）
入口は人家の西側。
なお、森の南側に北関東自動車道があり、側道から入ることもできる。（偵察時に確認済）
旧い道型と藪をつないでのぼると、
6.松田古墳群
其の1 高さ約5m×約30m
6.松田古墳群
其の1 高さ約5m×約30m
元に戻る。森の入り口付近には、朽ち果てて、森とほぼ同化した家が残っていた。（googleマップには建物の記号がある）
岩瀬日本大学高等学校の南約100mの道路の傍。
其の2 約2m×約10m
其の2 約2m×約10m
岩瀬日本大学高等学校の野球場の傍を抜けて、次を目指す。燕山の手前に、北関東自動車道が走っているのが見える。
墳頂部の下の開口部。関東ローム層などが水平に層をなしているので、自然に開いた可能性も捨てきれない。
燕山を望む。左に看板が小さく写っている。この看板は北関東自動車道を水戸方面に向かって走る時、よく目立つお魚天国の看板。
同墳頂部。
ただしこの古墳は南から西にかけて畑、北にシノダケの藪となっていて、元の形が分からない。
ただしこの古墳は南から西にかけて畑、北にシノダケの藪となっていて、元の形が分からない。
道から見える鹿島神社裏の古墳。
8.曽根古墳群
其の1 高さ約2m×約6m
8.曽根古墳群
其の1 高さ約2m×約6m
さらに南側、シノダケの密藪の先。其の4 高さ約2m×約8m
ただし其の4の南側はさらに高く荒れた畑地が迫っており、古墳ではない可能性もある。
2
6/9 14:42
さらに南側、シノダケの密藪の先。
其の4 高さ約2m×約8m
ただし其の4の南側はさらに高く荒れた畑地が迫っており、古墳ではない可能性もある。
其の4 高さ約2m×約8m
ただし其の4の南側はさらに高く荒れた畑地が迫っており、古墳ではない可能性もある。
神社の東側を登る。
取り付いてすぐ、シノダケの藪を数分登るが、その先開ける。
取り付いてすぐ、シノダケの藪を数分登るが、その先開ける。
古い道型をところどころ利用できるが、最後は高みをひたすらめざしての登りとなる。
9.木植古墳群頂上付近で傾斜が緩くなると、古墳が狭い範囲に集中していた。木植古墳は4基あり、いずれも円墳でかつ墳頂部には二十三夜供養塔が建てられているという。
其の1 高さ約0.5m×約4m
3
6/9 15:41
9.木植古墳群
頂上付近で傾斜が緩くなると、古墳が狭い範囲に集中していた。木植古墳は4基あり、いずれも円墳でかつ墳頂部には二十三夜供養塔が建てられているという。
其の1 高さ約0.5m×約4m
頂上付近で傾斜が緩くなると、古墳が狭い範囲に集中していた。木植古墳は4基あり、いずれも円墳でかつ墳頂部には二十三夜供養塔が建てられているという。
其の1 高さ約0.5m×約4m
同墳頂部の石碑
半ば埋もれている。以下の3基も含めて4基とも墳頂には石碑があるが、二十三夜供養塔なのだろう。
半ば埋もれている。以下の3基も含めて4基とも墳頂には石碑があるが、二十三夜供養塔なのだろう。
同墳頂部の石碑。以上で木植古墳群4基の見学終了。
古墳探しに夢中になっていると方向感覚が失われる恐れがある。シルバーコンパスを使い、方角を見定めて下るのが無難。
3
6/9 15:49
同墳頂部の石碑。
以上で木植古墳群4基の見学終了。
古墳探しに夢中になっていると方向感覚が失われる恐れがある。シルバーコンパスを使い、方角を見定めて下るのが無難。
以上で木植古墳群4基の見学終了。
古墳探しに夢中になっていると方向感覚が失われる恐れがある。シルバーコンパスを使い、方角を見定めて下るのが無難。
約30分自転車を漕いで、スタート地点の岩瀬駅南の駐車場に戻った。
6月16日ますみ古墳群に1基追加
ますみ古墳群 其の10 約3m×30m
（8月18日円墳1号墳径30m高さ3mと判明）
ますみ古墳群 其の10 約3m×30m
（8月18日円墳1号墳径30m高さ3mと判明）
同墳頂部。文献と照合すると、前方後円墳 高さ2m墳長23mが近そうな気がする。
（8月18日円墳1号墳径30m高さ3mと判明）
1
6/16 11:44
同墳頂部。
文献と照合すると、前方後円墳 高さ2m墳長23mが近そうな気がする。
（8月18日円墳1号墳径30m高さ3mと判明）
文献と照合すると、前方後円墳 高さ2m墳長23mが近そうな気がする。
（8月18日円墳1号墳径30m高さ3mと判明）
9月1日 花園古墳群にさらに1基追加
6号墳 径12m高さ1.5m
6号墳 径12m高さ1.5m
9月1日 松田古墳群に1基追加
3号墳 人家の庭につき、許可を得て見学。3号墳の標柱があった。
3号墳 人家の庭につき、許可を得て見学。3号墳の標柱があった。
装備
| 個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
地図（地形図）
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
|---|
感想
今回の偵察は計2日。
事後の調査にさらに3日をかけ、5基の古墳を追加した。
参考にしたのは、桜川市の古墳マップの他に、「いばらきデジタルマップ」である。文化財の位置やエリアが地図上に示され、古墳の種類（円墳、方墳、前方後円墳など）とそれぞれの数までわかる。ただしそれらはエリアのどこかに点在しているかを示しているだけなので、古墳探しは従来通りの「宝探し」ないしは「きのこ採り」であって偵察が欠かせないことには変わりない。
参考までに「いばらきデジタルマップ」の利用方法。
1.いばらきデジタルマップ
2.左上のマップ切り替えをクリック
3.観光歴史をクリック
4.文化財をクリック
5.見たい範囲に地図を移動し文化財マークをクリック
今回見学した古墳群のうち、次の古墳群は私の見学数とは異なる。
1.猪窪古墳群：いばらきデジタルマップでは円墳5機。私の7基は多すぎ。うち2基は私の誤りか。
4.花園古墳群：いばらきデジタルマップでは円墳6基、前方後円墳1基。私の見学は5基。⇒事後調査でさらに円墳2基追加。前方後円墳1基は3回の調査を経ていまだに見つかっていない。
5.ますみ古墳群：いばらきデジタルマップでは円墳13基、前方後円墳1基。私の見学は9基。ただし+1基（6/16追加）
6.松田古墳群：いばらきデジタルマップでは円墳7基、前方後円墳1基。私の見学は2基だが他に3基見学可能とのネットによる情報がある。⇒事後調査で円墳2基を追加し、ネットによる情報を裏付けできた。
8.曽根古墳群：いばらきデジタルマップでは円墳4基、前方後円墳1基。私の見学は4基。
私の見つけた今回の古墳には誤りや見落としが含まれているので注意。
古墳などの文化財は貴重な文化遺産として後世に残していくこと。また、今回の古墳には個人宅の庭先など私有地が含まれているので地元とのトラブルにならないように節度ある行動をお願いしたい。
6/16追加
5.ますみ古墳群の1基を追加、
ほかに消滅した庚申塚古墳探し（昭和50年代に消滅。石室の跡があるとの記述あり）に挑戦したが、見つからなかった。
8/18及び9/1追加
4.花園古墳群について
�（幻イ�1号墳前方後円墳（墳頂36m、高さ6m）は3回の偵察を経てなお、見つからなかった。
�∧幻イ�6号墳と7号墳を発見した。
6.松田古墳群について（1号墳、2号墳、3号墳、5号墳。他に消滅した古墳を除く。）
文献の2号墳、3号墳を発見した。
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2025年10月12日 (日帰り) [B]
筑波連山
2025年10月12日 (日帰り) [S]
雨引山 貴重な晴れの日は山へ！
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