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Yamareco

記録ID: 696657
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

権現岳 − 地獄谷からツルネ東稜を遡行@美し森

2015年08月12日(水) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
10:31
距離
19.0km
登り
1,671m
下り
1,657m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:14
休憩
0:11
合計
10:25
距離 19.0km 登り 1,671m 下り 1,664m
5:53
5:54
121
7:55
7:56
23
8:19
8:20
82
9:42
9:46
24
10:10
10:11
36
10:47
10:48
73
12:01
12:02
4
12:06
23
12:29
12:30
96
14:09
27
14:36
73
歩行距離:19.0km
累積標高差(登り):1671m
累積標高差(下り):1645m
天候 8/12:晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
◆自家用車
美し森駐車場(30台/トイレあり)
たかね荘登山者駐車場(100台/無料)
コース状況/
危険箇所等
※権現岳ツルネ東稜はバリエーションルートです
渡渉、藪漕ぎ、急登、ルートファインディングを伴います

◆美し森〜出合小屋
羽衣池の分岐を左に入るとそのまま下り、川俣林道に出る
(美し森駐車場近くのゲートを入れば川俣林道)
しばらく林道を進むと大きな堰堤が現れ、正面に権現岳を捉える
堰堤を越え、そのまま地獄谷を遡上していく
※出合小屋まで最低6回の渡渉が必要
※熊笹の繁茂した藪漕ぎあり、獣道が交錯している

◆出合小屋〜ツルネ東稜取り付き
小屋脇の踏み跡を辿ると、やがて赤岳沢と地獄谷本谷に分かれる
ツルネ東稜へは本谷に入り、道標に従い踏み跡を辿っていく
やがて道は上ノ権現沢左岸へ渡りツルネ東稜に取り付く
※ツルネ東稜の取り付き点は解りにくい
※渡渉点を見逃して上ノ権現沢を詰めすぎないこと

◆ツルネ東稜〜ツルネ
ツルネ東稜は一般登山道ではないため、整備はされていない
樹林帯の急坂が延々と続く
森林限界を抜けるとハイマツを漕ぎ、ツルネの頭に出る
※広い尾根ではテープを見逃さないこと
※下山時は下降点を見失いやすい箇所がある
美し森駐車場(標高:1420m)
ここからスタートします
美し森駐車場(標高:1420m)
ここからスタートします
羽衣池の分岐
ここを左に曲がります
羽衣池の分岐
ここを左に曲がります
川俣林道に出ます
川俣林道に出ます
林道をしばらく歩く
林道をしばらく歩く
地獄谷の堰堤
目的の権現岳を望む
地獄谷の堰堤
目的の権現岳を望む
地獄谷を遡上します
地獄谷を遡上します
赤テープの目印に従う
赤テープの目印に従う
熊笹の藪漕ぎ
朝露でビショビショ。。
1
熊笹の藪漕ぎ
朝露でビショビショ。。
堰堤を越える目印のテープ
堰堤を越える目印のテープ
肩の位置まで伸びた笹藪
獣道が交錯していました
肩の位置まで伸びた笹藪
獣道が交錯していました
晴れ間続きでしたので
渓相は穏やかです
晴れ間続きでしたので
渓相は穏やかです
冷涼な地獄谷
顔を洗ったりしながら
身体を冷やす事が出来ました
2
冷涼な地獄谷
顔を洗ったりしながら
身体を冷やす事が出来ました
出合小屋が見えてきました
出合小屋が見えてきました
出合小屋(標高:1860m)
出合小屋(標高:1860m)
ストーブに燃料
寝具とマットが常備
温かい無人小屋です
1
ストーブに燃料
寝具とマットが常備
温かい無人小屋です
休憩に利用しました
ありがとうございました
休憩に利用しました
ありがとうございました
赤岳沢と本谷の分岐
赤岳沢と本谷の分岐
本谷右岸を詰めていきます
本谷右岸を詰めていきます
新しい道標
ツルネ東稜の道標に従う
ツルネ東稜の道標に従う
ツルネ東稜取り付き
目印となるレリーフ
ツルネ東稜取り付き
目印となるレリーフ
取り付きの赤テープ
取り付きの赤テープ
きびしい急坂が続く
1
きびしい急坂が続く
カニのはさみが見えました
2
カニのはさみが見えました
大天狗と小天狗
カモシカ君が現れる
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カモシカ君が現れる
霊峰富士を遠望
森林限界に入りました
森林限界に入りました
ハイマツを漕ぐ
ツルネの頭
旭岳へ続く稜線
青ナギが見えます
青ナギが見えます
阿弥陀岳南稜
地獄谷を俯瞰します
地獄谷を俯瞰します
権現岳へ続く稜線
1
権現岳へ続く稜線
61段ゲンジー梯子
この方と撮影し合いました
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61段ゲンジー梯子
この方と撮影し合いました
天に続く鉄梯子
南八ヶ岳のランドマーク
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南八ヶ岳のランドマーク
旭岳を振り返る
権現岳が見えてきました
2
権現岳が見えてきました
南八ヶ岳の主稜線
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南八ヶ岳の主稜線
権現岳の分岐
ギボシと権現小屋
少し離れて編笠山
直下に青年小屋が見えます
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ギボシと権現小屋
少し離れて編笠山
直下に青年小屋が見えます
権現岳(標高:2715m)
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権現岳(標高:2715m)
桧峰神社と権現岳
桧峰神社と権現岳
三ッ頭へ続く稜線
三ッ頭へ続く稜線
権現岳を振り返る
権現岳を振り返る
三ッ頭(標高:2580m)
三ッ頭(標高:2580m)
眺望の良い砂礫地
稜線漫歩です
眺望の良い砂礫地
稜線漫歩です
前三ッ頭(標高:2364m)
前三ッ頭(標高:2364m)
天女山駐車場
天女山(標高:1529m)
天女山(標高:1529m)
美し森へ戻ります
八ヶ岳横断歩道を歩きます
美し森へ戻ります
八ヶ岳横断歩道を歩きます
八ヶ岳牧場から権現岳を望む
歩いてきた軌跡を振り返ります
八ヶ岳牧場から権現岳を望む
歩いてきた軌跡を振り返ります
八ヶ岳乳業のおいしい牛乳は
ここで出来ているのかな
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八ヶ岳乳業のおいしい牛乳は
ここで出来ているのかな
川俣川を渡ります
川俣川を渡ります
川俣林道に戻ってきました
川俣林道に戻ってきました
そのまま林道を歩いて
美し森に戻ってきました
そのまま林道を歩いて
美し森に戻ってきました
オニユリ
ワレモコウ
ツリガネニンジン
ツリガネニンジン
キバナヤマオダマキ
キバナヤマオダマキ
オトギリソウ
シモツケソウ
ウメバチソウ
トウヤクリンドウ
トウヤクリンドウ
イワベンケイ
タカネナデシコ
ウラベニダイモンジソウ
ウラベニダイモンジソウ
イブキジャコウソウ
キバナニガナ
イブキジャコウソウ
キバナニガナ
マツムシソウ
イワギキョウ
オヤマリンドウ
八ヶ岳にも
高山植物の最終ランナー
オヤマリンドウ
八ヶ岳にも
高山植物の最終ランナー

感想

4年ぶりに南八ヶ岳を歩きました。
今年は赤岳登山の計画を立てているので、
未踏である権現岳を、ツルネ東稜から入山する山歩です。
そして赤岳沢から天狗尾根の下見も兼ねています。

ツルネ東稜は取り付いてしまえば一本道なので迷う事はありませんが、
延々と続く急坂にふくらはぎが伸びきってしまいました。
2500m地点で息を整えていると、カモシカ君がやってきました。
あまり警戒心は持っていない様子でウロウロしながら、
崖のような斜面を歩いて行ってしまいました。

下界は曇り予報で気温が低かったため、眺望が良く利きました。
ガスが湧き上がってくる事も雷雨の心配もなく
安心して稜線歩きを楽しむ事が出来ました。
気温もだんだん低くなってきています。
高山植物の最終ランナーであるオヤマリンドウの開花と
赤トンボの群れに秋の気配を感じました。

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