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Yamareco

記録ID: 6984822
全員に公開
ハイキング
八幡平・岩手山・秋田駒

圧巻のムーミン谷と秋田駒ヶ岳(国見温泉発着)

2024年07月02日(火) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 岩手県 秋田県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:55
距離
12.9km
登り
1,018m
下り
1,004m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:14
休憩
1:41
合計
8:55
距離 12.9km 登り 1,018m 下り 1,004m
6:26
6:27
55
7:22
7:30
34
8:04
13
8:17
8:18
14
8:32
19
8:51
46
9:37
70
10:47
10:48
16
11:04
2
11:06
11:08
30
11:38
12:51
14
13:05
13:06
6
13:12
5
13:17
13:29
31
14:00
15
14:15
14:16
10
14:26
5
14:31
17
14:48
14:49
28
15:17
0
15:17
ゴール地点
天候 快晴のち時々曇り、風場所によって強い
過去天気図(気象庁) 2024年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・国見温泉無料駐車場(平日ですが結構混んでいました)
コース状況/
危険箇所等
・国見温泉発着、ムーミン谷経由で、女岳(めだけ)、男岳(おだけ)、男女岳(おなめだけ)を周回。帰路は、横岳、焼森経由検討も、やはりムーミン谷を選択

・国見温泉→(横長根出合)→大焼砂(男岳)分岐:階段などの急坂以外は比較的緩やか。横長根の終盤まで樹林帯。時折り眺望可能地点あり。気持ちいいトレイル。計500m強登ります

・大焼砂(男岳)分岐→ムーミン谷:緩やかな谷に木道。池もふたつ。花の季節は最高でしょう。ことば要らず。谷の最上部は急坂です

・ムーミン谷→女岳→男岳→阿弥陀池:ムーミン谷のトレイルを後半部分で外れます。まずは女岳と男岳の間のコルへ。南は女岳。ザレ場を行きます。女岳は活火山であることを体感できます。コルに戻り男岳へは稜線までトラバースして尾根にとりついた後200mの急坂を行きます。男岳に登ると阿弥陀池が見えます。男女岳も目の前で阿弥陀池とのコラボも素敵

・阿弥陀池→男女岳(秋田駒ケ岳)→阿弥陀池:池から100mほど登ります。石段と木道。山頂は眺望360度。阿弥陀池の周回もいい雰囲気。池のほとりに避難小屋あり、トイレあり(100円)
その他周辺情報 ・国見温泉『森山荘(もりさんそう)』:600円、緑色の温泉。内湯は男女別、狭め。露天風呂は狭めだけど混浴(更衣スペースは男女別)。19時まで日帰り温泉受付しています(食事は16時まで)

・5月GW明けから10月ごろまでのの営業。送迎無し(1泊2食付きから自炊まであり。1人10000-3500円のイメージ)

・温泉は内湯はやや熱め。露天風呂は温度低め。薄いエメラルド系のいい温泉。個人的には『一日中、入っていたい。登山無しでも泊まりたい』と思いました。
梅雨期の晴れ間のムーミン谷。休みとあれば、頑張って、来るしかない(60km離れた道の駅で車中泊仮眠してようやく到着)

着替えなど準備40分かかりました。国見温泉駐車場からスタート(06:20)
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梅雨期の晴れ間のムーミン谷。休みとあれば、頑張って、来るしかない(60km離れた道の駅で車中泊仮眠してようやく到着)

着替えなど準備40分かかりました。国見温泉駐車場からスタート(06:20)
早速のゴゼンタチバナ
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早速のゴゼンタチバナ
コメツツジ
コミヤマハンショウヅル
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コミヤマハンショウヅル
マイヅルソウ
鳥海山が見えました。この景色が、なかなか見られないのです。良かった
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鳥海山が見えました。この景色が、なかなか見られないのです。良かった
シャクナゲ
マルバシモツゲ
早池峰山も見えました
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早池峰山も見えました
秋田駒ケ岳の最高峰男女岳はみえません
(左は女岳、真ん中は男岳。右手前のピーク(小岳)の向こう側がムーミン谷)
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秋田駒ケ岳の最高峰男女岳はみえません
(左は女岳、真ん中は男岳。右手前のピーク(小岳)の向こう側がムーミン谷)
いよいよ、ムーミン谷に入ります!(08:11)
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いよいよ、ムーミン谷に入ります!(08:11)
コマクサは砂礫地によくいます
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コマクサは砂礫地によくいます
ウラジロヨウラク
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ウラジロヨウラク
ハクサンチドリ
アカモノ
そして、そして、、、木道スタート!

ムーミン谷、いよいよです
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そして、そして、、、木道スタート!

ムーミン谷、いよいよです
すぐにチングルマ(変身)。終わった、の?かな?

ムーミン谷の奥に見えるのは男岳方面
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すぐにチングルマ(変身)。終わった、の?かな?

ムーミン谷の奥に見えるのは男岳方面
来たー!

エースのチングルマ
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来たー!

エースのチングルマ
じゅうたんのよう

チングルマ王国・ムーミン谷
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じゅうたんのよう

チングルマ王国・ムーミン谷
ハイジが草原に座っていそう
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ハイジが草原に座っていそう
チングルマをシングルで
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チングルマをシングルで
ムーミン谷はこんな感じ
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ムーミン谷はこんな感じ
イワカガミも負けないように、たくさんいます
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イワカガミも負けないように、たくさんいます
主役のチングルマ〜
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主役のチングルマ〜
ここは日本🇯🇵?と思わせるようなムーミン谷です
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ここは日本🇯🇵?と思わせるようなムーミン谷です
斜面もカッコよしとしか
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斜面もカッコよしとしか
ミヤマカラマツ
ミヤマキンポウゲ
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ミヤマキンポウゲ
オノエラン
シラネアオイ〜
チングルマの先に男岳の絶壁が見えます

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チングルマの先に男岳の絶壁が見えます

ムーミン谷を離れて。まずは女岳へ! ミヤマダイコソウがたくさん

メルヘンしながら歩いていたら、、、
背後で大きな音。対面の男岳から直径4-5mの岩が、割れながら音を立てて落ちて来ました。どっちに逃げようか、と身構えました😱
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ムーミン谷を離れて。まずは女岳へ! ミヤマダイコソウがたくさん

メルヘンしながら歩いていたら、、、
背後で大きな音。対面の男岳から直径4-5mの岩が、割れながら音を立てて落ちて来ました。どっちに逃げようか、と身構えました😱
女岳に登りがてら、振り返ると快晴のもと、次に向かう男岳が。左からの斜面、キツそう^_^
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女岳に登りがてら、振り返ると快晴のもと、次に向かう男岳が。左からの斜面、キツそう^_^
女岳から見下ろせるのは小岳(1,409m=登山道無し)。この左側にムーミン谷があります
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女岳から見下ろせるのは小岳(1,409m=登山道無し)。この左側にムーミン谷があります
女岳(1,513m)着きました(09:35)
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女岳(1,513m)着きました(09:35)
揃い踏みです

手前(三角点)が今いる女岳。左のトンガリ帽子が男岳。真ん中奥が男女岳(秋田駒ケ岳)
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揃い踏みです

手前(三角点)が今いる女岳。左のトンガリ帽子が男岳。真ん中奥が男女岳(秋田駒ケ岳)
女岳から男岳に向かっています

これは女岳の溶岩流の跡のようです。くっきり見えました。

女岳では、地面から雲が湧いてる!?と思ったら温かい水蒸気が出ていました。噴気地熱域だそう

下山後、気温が低いと水蒸気が見える、いつ噴火してもおかしくないと聞きました
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女岳から男岳に向かっています

これは女岳の溶岩流の跡のようです。くっきり見えました。

女岳では、地面から雲が湧いてる!?と思ったら温かい水蒸気が出ていました。噴気地熱域だそう

下山後、気温が低いと水蒸気が見える、いつ噴火してもおかしくないと聞きました
男岳への稜線に乗りました。ざれてるし急です。見下ろすと田沢湖。良いアングルですね
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男岳への稜線に乗りました。ざれてるし急です。見下ろすと田沢湖。良いアングルですね
ヒナザクラ
ミヤマウスユキソウ

(見たら早池峰山に、また登りたくなりました)
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ミヤマウスユキソウ

(見たら早池峰山に、また登りたくなりました)
ここまでゆっくり歩いてきました

ようやく男岳(1,623m)(10:47)
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ここまでゆっくり歩いてきました

ようやく男岳(1,623m)(10:47)
ミヤマダイコンソウも光ってました
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ミヤマダイコンソウも光ってました
男岳から男女岳へ

少し下りると、コバイケソウの向こうに、最高峰の男女岳が。カッコよし!
麓には八合目からの木道が。右手は阿弥陀池
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男岳から男女岳へ

少し下りると、コバイケソウの向こうに、最高峰の男女岳が。カッコよし!
麓には八合目からの木道が。右手は阿弥陀池
阿弥陀池の木道を行きます。(わずか)6年前、ここでチングルマに魅せられました(今日は居ません)
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阿弥陀池の木道を行きます。(わずか)6年前、ここでチングルマに魅せられました(今日は居ません)
くっきりと岩手山です。3つ目のピーク男女岳に向かってます

(マンション広告ではありませんが、岩木山ではありません笑)
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くっきりと岩手山です。3つ目のピーク男女岳に向かってます

(マンション広告ではありませんが、岩木山ではありません笑)
男女岳(秋田駒ケ岳、1,637m)に着きました(11:38)
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男女岳(秋田駒ケ岳、1,637m)に着きました(11:38)
右の岩手山から、左の八幡平へ稜線が続きます(この稜線、歩きたいとずーっと思っています)
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右の岩手山から、左の八幡平へ稜線が続きます(この稜線、歩きたいとずーっと思っています)
1時間以上も山頂を楽しんでからようやく下山

石段の隙間にリンドウ
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1時間以上も山頂を楽しんでからようやく下山

石段の隙間にリンドウ
帰りは横岳、焼森経由の尾根道(大焼砂)かな、と思っていましたが、、、

『やはり。今日は、ムーミン、でしょう』

ということで再度ムーミン谷へ下りることに
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帰りは横岳、焼森経由の尾根道(大焼砂)かな、と思っていましたが、、、

『やはり。今日は、ムーミン、でしょう』

ということで再度ムーミン谷へ下りることに
ショウジョウバカマと
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ショウジョウバカマと
エゾツツジ
メルヘンが待っていてくれた
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メルヘンが待っていてくれた
素晴らしいです
何回でも。アップで撮りますよ
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何回でも。アップで撮りますよ
まるで絵葉書です
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まるで絵葉書です
花が終わっても、こんなに魅せてくれるなんて、
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花が終わっても、こんなに魅せてくれるなんて、
名残惜しいですが帰ります。振り返ってお辞儀してしまった^_^

あとは登山口まで、『歩く以外にすること無し』なんて寂しい気持ちで温泉を目指しました
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名残惜しいですが帰ります。振り返ってお辞儀してしまった^_^

あとは登山口まで、『歩く以外にすること無し』なんて寂しい気持ちで温泉を目指しました
下山後は、登山口にある国見温泉『森山荘(もりさんそう)』の、みどりの湯を堪能しました。なお、『男女別、脱衣所あり』の表記にちょいとご注意(お風呂は混浴です)


(その後仮眠とりながら、ヘトヘトになりながら600km弱🚘)

お疲れ様でした~
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下山後は、登山口にある国見温泉『森山荘(もりさんそう)』の、みどりの湯を堪能しました。なお、『男女別、脱衣所あり』の表記にちょいとご注意(お風呂は混浴です)


(その後仮眠とりながら、ヘトヘトになりながら600km弱🚘)

お疲れ様でした~

感想

花であふれるムーミン谷(馬場の行路)経由で秋田駒ケ岳を訪ねました。ムーミン谷は、噂たがわぬ花の天国、楽園です、王国でした。国見温泉から往復ともムーミン谷を通り、女岳(めだけ)、男岳(おだけ)、男女岳(おなめだけ=秋駒)を順に回りました。

花も山も眺望も温泉もすべてよし。『一度でもムーミン谷』から、『毎年でも何度でもムーミン谷』になってしまいました。

梅雨期の晴れの日と休みがようやく重なり...(前日栃木日光⛳️にいましたが、そのままマイカー転がしてきました💦)。

秋田駒ケ岳で6年前にチングルマを見てからのファンとしても思い入れのある山なのでした。ネーミングからして魅入ってしまったフラワー・トレイルのムーミン谷はなおさら、ということで行ってみると(通われている方にとっては今さらでしょうが)やはり圧巻の谷でした。

ほんのり緑色に染まる国見温泉のお湯(みどりの湯)もこれまた素晴らしかったです。みどり(緑)になるのは石油などが思い当たります。森山荘に聞いてみました。

『緑になるのは、植物起因とか光合成だと言われています。オイルの匂いがするとの声もあります。真相は分かりません』とのことでした。気持ちよくて、ぬるくて何時間でも入れそうな露天風呂は極楽でした(熱いお湯が好きな人には向かない場合も)。

じゃじゃ麺で締めたのもよし(帰りの運転600kmはさすがにちゃっと地獄系でしたが...)。また来年きま~す

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コメント

この時期の秋田駒ヶ岳は最高ですね!
来年に大人の休日倶楽部パス利用で遠征しようと思います。(今年は岩手山と八幡平だったので)
2024/7/3 19:58
いいねいいね
2
hey-uechan7さん
コメントありがとうございます

この季節、北東北は大人の休日倶楽部パスがいちばんですね。

ムーミン谷はそれはそれは素晴らしいですし、国見温泉も出来たら宿泊がいいかもです。少し早いですが、晴天になりますように!

私は、先日は天気が悪く秋駒予定から八幡平に。この日は快晴と聞いて、帝釈山予定からの転進でした。パスは発売期間終了、レンタカーも今さら感でのマイカー💦
2024/7/4 6:37
いいねいいね
1
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体力レベル
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