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Yamareco

記録ID: 717162
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

[N]赤岳・天狗岳縦走(甲斐小泉駅〜稲子集落付近)

2015年09月14日(月) 〜 2015年09月15日(火)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
体力度
8
2〜3泊以上が適当
GPS
19:00
距離
32.4km
登り
3,048m
下り
2,935m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:03
休憩
0:07
合計
3:10
距離 7.2km 登り 996m 下り 15m
20:48
52
21:40
21:47
45
2日目
山行
14:18
休憩
1:11
合計
15:29
距離 25.1km 登り 2,030m 下り 2,931m
0:18
15
0:33
72
1:45
1:48
69
2:57
2:58
107
4:45
4:48
112
6:40
6:49
24
7:13
7:18
7
7:25
7:26
41
8:23
8:24
25
8:49
19
9:08
9:11
42
9:53
9:54
33
10:27
10:28
9
10:37
10:40
8
10:48
20
11:08
11:09
22
11:31
11:35
29
12:04
13
12:17
12:18
61
13:19
13:52
65
15:43
4
15:47
稲子集落付近
休憩:小泉登山口、三ツ頭付近、権現岳付近、赤岳、赤岳展望荘、横岳奥ノ院、硫黄岳、根石岳、東天狗岳、西天狗岳、本沢温泉(長め)
天候 9月14日夜:曇り時々雨 夜8℃くらい
9月15日朝:曇りのち晴れ 昼15℃くらい

諏訪 2015年9月14日 (1時間ごとの値)
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/hourly_s1.php?prec_no=48&block_no=47620&year=2015&month=09&day=14&view=
諏訪 2015年9月15日 (1時間ごとの値)
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/hourly_s1.php?prec_no=48&block_no=47620&year=2015&month=09&day=15&view=p1
過去天気図(気象庁) 2015年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
行き:
JR小海線・甲斐小泉駅下車

帰り
JR小海線・海尻駅乗車

乗らなかったけど計画時に調べたので・・・
小海町営路線バス 時刻表・運賃表
http://www.koumi-town.jp/office/archives/tourism/jikokuhyou/post-158.html
稲子湯を使用される方はご参考に(あと、稲子登山口を使う物好きな人にも)
コース状況/
危険箇所等
疲労で途中でメモ取るのやめてしまったので、権現岳辺りからうろ覚え(;^_^A

甲斐小泉駅〜小泉登山口
舗装路。民家・別荘地を行く道路はいいが、県道609号は歩道帯少なく車に注意。

山と高原地図(2015年度版)には三ッ頭登山口と記載があるが、現地案内標には小泉登山口の記載がある。小荒間交差点の所から登山口となる。

小泉登山口〜三ッ頭
三ッ頭登山口からしばらく舗装路の林道。最初の十字路のところでそのまま林道を真っ直ぐに行かないで、右に行くと登山道が始まる。

急坂でもない坂をダラダラ登っていく。後半で笹が道を覆う箇所があったが道が不明確ではない。夜でガスで霞んでいたせいもあるが、地形図の1884付近が樹林帯で踏み跡から逸れないよう神経質になる場面があった。

三ッ頭手前がやや急。(その後展開考えれば屁でもないけど)

三ッ頭〜権現岳
登山道はよりガレっぽく、岩場も徐々に増えてくる。権現岳に近づくにつれ鎖が出てくる。権現岳あたりは四肢フル回転で。

権現岳〜キレット小屋
まずは長い梯子。当時は梯子が露濡れていて靴のソールがつるっと滑ってヒヤッとした。まあ、三点支持で確実に降りれば大丈夫でしょ。

その後も鎖・岩場・鎖・岩場と昇り降りをしなければいけないが、手がかり十分なので基本守ればOK

ツルネの辺りは割りと穏やか?な山道

キレット小屋への下りは、割と急でザレに足をとられたりしないよう注意。

キレット小屋〜赤岳
キレット小屋から鎖などこなしつつ、坂を登りしばらくすると山と高原地図曰く「ルンゼ状」の岩登りとなる。岩に付けられたマーク辿りつつひたすら岩登り。岩を落とさぬよう注意。今回の山行で一番の難所かなぁ。

その後も岩場をアップダウン繰り返しつつ赤岳頂上へ

赤岳〜硫黄岳
赤岳以降もしばらくはひたすら岩場のアップダウンの繰り返し。それも台座ノ頭手前辺りでようやく終る。

硫黄山荘に向けてザレた道を降りていく。硫黄岳への登り道は板のような岩が転がる道。

硫黄岳〜夏沢峠
しばらくは登り道のような道。樹林帯に入ると小さな岩が転がる道。ジグザグに一気に降りていく。

夏沢峠〜根石岳〜白砂新道入口
夏沢峠を越えるとこうも雰囲気が違うものかと言うほど樹林帯のおだやかな山道を登っていく。それが根石岳山荘手前まで続く。根石岳山荘から根石岳へは開けた砂利の道。根石岳からの下り・・・記憶にない。

白砂新道入口〜東天狗岳〜西天狗岳
最初は美しい白い砂利の道。だんだん、岩が多くなり、東天狗の頂上付近が岩場となる。西天狗へはザレガレの道。

白砂新道入口〜本沢温泉
白砂新道は荒れた感じがする。倒木や雨で流された箇所などで道が不明確な箇所がある。

幾人かの人が本沢温泉へは夏沢峠から降りる方が道が整備されていてよいとの話をされていた。

本沢温泉〜稲子登山口BS
ずーーと林道ダート路。飽きとの戦い(苦笑
本沢入口から先の林道は雨水で深く掘られ、荒れている。

稲子登山口BS〜海尻駅(本当は海尻駅まで歩く予定だった)
舗装路
その他周辺情報 ・食料
甲斐小泉駅から郵便局の先あたりにYショップあったが、夜9時にはやっていなかった。あとは有人山小屋ですね。ちなみに夏沢峠の2つの山小屋は8月で終っていました。

・飲料
甲斐小泉駅から少し歩いた所と上記のYショップに自販機あり。あとは有人山小屋で。水場は本沢温泉売店前あり。

・トイレ
甲斐小泉駅(すこし歩いた所)、本沢温泉、山小屋は赤岳展望荘(チップ制100円)、他の山小屋未確認。

・登山ポスト
本沢入口にあり

・服装
夜は長袖1枚に半袖1枚さらにウインドブレーカー。昼はウインドブレーカー脱ぐ。

・その他
なし
今日は甲斐小泉駅から出発。降りる人がいない静かな駅です。小さな駅舎で1時間くらいのんびりと支度する。
2015年09月14日 20:02撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/14 20:02
今日は甲斐小泉駅から出発。降りる人がいない静かな駅です。小さな駅舎で1時間くらいのんびりと支度する。
暗い牧場の中を通る県道を通り抜けて小泉登山道に。もうしばらく舗装路を歩き、ようやく山道となります。
2015年09月14日 21:39撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/14 21:39
暗い牧場の中を通る県道を通り抜けて小泉登山道に。もうしばらく舗装路を歩き、ようやく山道となります。
だんだんガスってくる。蒸して暑い。

前回の富士山の登ったときの軽快さは何処へ行った。サクサク進まない・・・
2015年09月14日 22:50撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/14 22:50
だんだんガスってくる。蒸して暑い。

前回の富士山の登ったときの軽快さは何処へ行った。サクサク進まない・・・
笹は露濡れていて、足元を濡らす。
2015年09月14日 23:23撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/14 23:23
笹は露濡れていて、足元を濡らす。
コメツガやハイマツ見られる。だんだん森林限界付近を歩いてことを知る。すると三ツ頭の分岐に到着。なんだか遅れ気味。
2015年09月15日 01:41撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 1:41
コメツガやハイマツ見られる。だんだん森林限界付近を歩いてことを知る。すると三ツ頭の分岐に到着。なんだか遅れ気味。
三ツ頭山頂に到着。山頂ではテントで眠っている方がいらしゃって、熊ベルで起こしてしまいました。稜線に上がると止めてしまうのですが、忘れてた。快く許していただきましたが、すいませんでした。
2015年09月15日 01:46撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 1:46
三ツ頭山頂に到着。山頂ではテントで眠っている方がいらしゃって、熊ベルで起こしてしまいました。稜線に上がると止めてしまうのですが、忘れてた。快く許していただきましたが、すいませんでした。
権現岳への途次、たまにガスがとれ、夜景が見える。
2015年09月15日 02:37撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 2:37
権現岳への途次、たまにガスがとれ、夜景が見える。
八ヶ岳の花その1
2015年09月15日 02:38撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 2:38
八ヶ岳の花その1
きました岩場岩場。闇の中岩にしがみつく
2015年09月15日 02:48撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 2:48
きました岩場岩場。闇の中岩にしがみつく
権現岳暗くて山頂標不明。中学生の頃に一度登っているので、祠に手を合わせて、良しとしました。

あの時はどこでキャンプして、どういうルートで来たのだろか。
2015年09月15日 02:55撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 2:55
権現岳暗くて山頂標不明。中学生の頃に一度登っているので、祠に手を合わせて、良しとしました。

あの時はどこでキャンプして、どういうルートで来たのだろか。
権現岳山頂少し降りた分岐付近からの夜景。オリオン座と権現岳を撮影。良く見ると真ん中下に富士山の影が見えます。

ようやく登って来た甲斐があったなと思える瞬間。
2015年09月15日 03:13撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
9/15 3:13
権現岳山頂少し降りた分岐付近からの夜景。オリオン座と権現岳を撮影。良く見ると真ん中下に富士山の影が見えます。

ようやく登って来た甲斐があったなと思える瞬間。
高名な長い階段。階段の下は闇の中。
(||゜Д゜)ヒィィィ!
2015年09月15日 03:26撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 3:26
高名な長い階段。階段の下は闇の中。
(||゜Д゜)ヒィィィ!
ガス取れたと思えば、またガスが吹き込む。晴れると天気予報ではなってたんだけどなぁ〜
2015年09月15日 03:48撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 3:48
ガス取れたと思えば、またガスが吹き込む。晴れると天気予報ではなってたんだけどなぁ〜
キレット小屋に到着。
2015年09月15日 04:45撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 4:45
キレット小屋に到着。
キレット小屋前後は鎖を伝いながら岩場をトラバースする箇所あり
2015年09月15日 04:50撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 4:50
キレット小屋前後は鎖を伝いながら岩場をトラバースする箇所あり
ようやく辺りが白染む。あたりはガスが立ち込めている
2015年09月15日 05:15撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 5:15
ようやく辺りが白染む。あたりはガスが立ち込めている
来ましたルンゼ状の岩稜。思ってた以上に凄い^^;
2015年09月15日 05:24撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 5:24
来ましたルンゼ状の岩稜。思ってた以上に凄い^^;
後ろを振り返ると・・・
またしても(||゜Д゜)ヒィィィ!
2015年09月15日 05:33撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 5:33
後ろを振り返ると・・・
またしても(||゜Д゜)ヒィィィ!
赤岳は甘くない。ガスも手伝って大ボス感満載。
赤岳はどれだどれだ。が、岩場を登れど登れど姿を見せない。
2015年09月15日 05:35撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 5:35
赤岳は甘くない。ガスも手伝って大ボス感満載。
赤岳はどれだどれだ。が、岩場を登れど登れど姿を見せない。
階段のつけ方もいやらしい。
2015年09月15日 05:57撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 5:57
階段のつけ方もいやらしい。
この辺りで後から来た年配のご夫婦に抜かされる。
ちょっとショック。
2015年09月15日 05:59撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 5:59
この辺りで後から来た年配のご夫婦に抜かされる。
ちょっとショック。
八ヶ岳の花その2
2015年09月15日 06:02撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 6:02
八ヶ岳の花その2
ガスがとれた!!
テンションが上がる!!!
2015年09月15日 06:07撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
9/15 6:07
ガスがとれた!!
テンションが上がる!!!
富士山が顔をのぞかせる
2015年09月15日 06:08撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
9/15 6:08
富士山が顔をのぞかせる
ぼんやりしているがブロッケン現象。
2015年09月15日 06:10撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 6:10
ぼんやりしているがブロッケン現象。
ようやく赤岳山頂を視野に入れる
2015年09月15日 06:33撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 6:33
ようやく赤岳山頂を視野に入れる
ようやく赤岳山頂に到着
v(。・ω・。)ィェィ♪

いやぁ、凄く苦しい道のりだっただけに嬉しいですね。
2015年09月15日 06:45撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 6:45
ようやく赤岳山頂に到着
v(。・ω・。)ィェィ♪

いやぁ、凄く苦しい道のりだっただけに嬉しいですね。
360℃大展望
南アルプス
2015年09月15日 06:46撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 6:46
360℃大展望
南アルプス
富士
2015年09月15日 06:46撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 6:46
富士
秩父の山々。すぐに雲に呑まれる。
2015年09月15日 06:46撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 6:46
秩父の山々。すぐに雲に呑まれる。
北アルプス。
おおっ槍だ。
2015年09月15日 06:49撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 6:49
北アルプス。
おおっ槍だ。
赤岳展望荘ごしの雲海
2015年09月15日 06:48撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
9/15 6:48
赤岳展望荘ごしの雲海
しばらく一人旅だったが、山頂に着くと10名くらいがいる。皆さんガスがとれ、大展望に大喜びしている。
2015年09月15日 06:50撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 6:50
しばらく一人旅だったが、山頂に着くと10名くらいがいる。皆さんガスがとれ、大展望に大喜びしている。
綺麗な稜線。この稜線を歩き通すのか
2015年09月15日 06:54撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 6:54
綺麗な稜線。この稜線を歩き通すのか
横岳への道も岩場との格闘。アップダウンの度に岩にしがみつく。
2015年09月15日 07:32撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 7:32
横岳への道も岩場との格闘。アップダウンの度に岩にしがみつく。
ああ横岳も遠い(憔悴
2015年09月15日 07:50撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 7:50
ああ横岳も遠い(憔悴
八ヶ岳の花その3
2015年09月15日 07:53撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 7:53
八ヶ岳の花その3
三叉峰通過
2015年09月15日 08:08撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 8:08
三叉峰通過
すっかりガスもとれる。
2015年09月15日 08:12撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
9/15 8:12
すっかりガスもとれる。
横岳到着。
設定したコースタイムよりだいぶ遅れている。権現岳からここまでの岩場にかなり苦しんだ。
2015年09月15日 08:24撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 8:24
横岳到着。
設定したコースタイムよりだいぶ遅れている。権現岳からここまでの岩場にかなり苦しんだ。
途中、登山道の整備した方とすれ違う。
ありがとうございます。感謝
2015年09月15日 08:29撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 8:29
途中、登山道の整備した方とすれ違う。
ありがとうございます。感謝
そろそろこういう鎖も最終盤
2015年09月15日 08:30撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 8:30
そろそろこういう鎖も最終盤
ようやく穏やかな登山道になる。
2015年09月15日 08:36撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 8:36
ようやく穏やかな登山道になる。
次は硫黄岳を目指す。ケルンが山頂へと導いてくれる。
2015年09月15日 08:56撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 8:56
次は硫黄岳を目指す。ケルンが山頂へと導いてくれる。
硫黄岳到着。
タイムを縮めようとしたが、全然詰まらない^^;
2015年09月15日 09:09撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 9:09
硫黄岳到着。
タイムを縮めようとしたが、全然詰まらない^^;
硫黄岳から赤岳方面の眺め。
2015年09月15日 09:11撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 9:11
硫黄岳から赤岳方面の眺め。
火口付近。テーブル状の地形が素晴らしい。
2015年09月15日 09:12撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 9:12
火口付近。テーブル状の地形が素晴らしい。
夏沢峠に降りる。

天狗岳への登り返しを見て、げんなりする。天狗岳諦めようかなと何度も何度も思う。
2015年09月15日 09:31撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 9:31
夏沢峠に降りる。

天狗岳への登り返しを見て、げんなりする。天狗岳諦めようかなと何度も何度も思う。
はぁ、とりあえず天狗岳に行ってみるか・・・
2015年09月15日 09:50撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 9:50
はぁ、とりあえず天狗岳に行ってみるか・・・
こっから北八ヶ岳。驚くほど雰囲気が違う。
静けさが漂う広葉樹の中の道。人も今までと違っていない。
2015年09月15日 09:58撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 9:58
こっから北八ヶ岳。驚くほど雰囲気が違う。
静けさが漂う広葉樹の中の道。人も今までと違っていない。
目の前を山を登ったものの、まだまだ天狗岳は遠い。
目の前は根石岳。
2015年09月15日 10:24撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 10:24
目の前を山を登ったものの、まだまだ天狗岳は遠い。
目の前は根石岳。
もうつれーな。
2015年09月15日 10:30撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 10:30
もうつれーな。
根石岳山頂到着。
2015年09月15日 10:39撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 10:39
根石岳山頂到着。
あれが天狗岳か。東西の山が並んでいる。
ああマジか・・・遠い道のりだ。
2015年09月15日 10:39撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 10:39
あれが天狗岳か。東西の山が並んでいる。
ああマジか・・・遠い道のりだ。
東天狗岳への道。白い美しい道。
2015年09月15日 10:49撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 10:49
東天狗岳への道。白い美しい道。
美しかった道もだんだん荒々しくなる。
2015年09月15日 11:06撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 11:06
美しかった道もだんだん荒々しくなる。
東天狗岳到着。
ここで満足していては天狗岳を制したことにはならない。
2015年09月15日 11:10撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 11:10
東天狗岳到着。
ここで満足していては天狗岳を制したことにはならない。
だが、西天狗岳へはこの登り返し。ああもう泣きたい。
山と高原地図だと20分で行けると書いてあるけど、ウソでしょ。
2015年09月15日 11:15撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 11:15
だが、西天狗岳へはこの登り返し。ああもう泣きたい。
山と高原地図だと20分で行けると書いてあるけど、ウソでしょ。
なにも考えず手足を動かす。東天狗ほどは険しくはない。
2015年09月15日 11:24撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 11:24
なにも考えず手足を動かす。東天狗ほどは険しくはない。
西天狗岳に到着。これで天狗岳制した。
ε- (´ー`*)

皆愉しい山頂で仏頂面した私。挨拶すらまともに交わせなかった(反省

あと山と高原地図のコースタイムは間違ってなかった。
2015年09月15日 11:33撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 11:33
西天狗岳に到着。これで天狗岳制した。
ε- (´ー`*)

皆愉しい山頂で仏頂面した私。挨拶すらまともに交わせなかった(反省

あと山と高原地図のコースタイムは間違ってなかった。
天狗岳の眺め。
根石岳山荘が見える
2015年09月15日 11:37撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 11:37
天狗岳の眺め。
根石岳山荘が見える
さて、また東天狗に戻るわけだが、巻道あったら・・・と自分勝手ことを考える。
2015年09月15日 11:52撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 11:52
さて、また東天狗に戻るわけだが、巻道あったら・・・と自分勝手ことを考える。
東天狗の岩はこういう風に板のようにヒビが入っている。こういう岩を掴みながら降りていく。
2015年09月15日 12:08撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 12:08
東天狗の岩はこういう風に板のようにヒビが入っている。こういう岩を掴みながら降りていく。
帰りは白砂新道を降り、本沢温泉へと進む。
2015年09月15日 12:18撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 12:18
帰りは白砂新道を降り、本沢温泉へと進む。
白砂新道はこういった具合に荒れている。
下りづらくてイライラする。
2015年09月15日 12:29撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 12:29
白砂新道はこういった具合に荒れている。
下りづらくてイライラする。
沢があったので顔を洗って気分を変える。
2015年09月15日 13:11撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 13:11
沢があったので顔を洗って気分を変える。
本沢温泉到着。海尻駅16時25分の電車に乗りたい私は先を急がなければいけない所だったが、ふらふらと本沢温泉へと吸い込まれていく。
2015年09月15日 13:19撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 13:19
本沢温泉到着。海尻駅16時25分の電車に乗りたい私は先を急がなければいけない所だったが、ふらふらと本沢温泉へと吸い込まれていく。
本沢温泉の水場。
まず、ここで水を汲み、顔を洗う。気分が幾分かシャッキとする。
2015年09月15日 13:39撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 13:39
本沢温泉の水場。
まず、ここで水を汲み、顔を洗う。気分が幾分かシャッキとする。
そして蕎麦を所望。なんてことはない蕎麦なんだけど、なんだか素晴らしく旨かった。

途中から本沢温泉に2泊し、天狗岳に登ったというご夫婦と会話をさせていただく。笑っているうちに元気を取り戻す。

もう少し話をさせていただきたかったが、列車の時刻があるので辞去させていただく。
2015年09月15日 13:28撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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9/15 13:28
そして蕎麦を所望。なんてことはない蕎麦なんだけど、なんだか素晴らしく旨かった。

途中から本沢温泉に2泊し、天狗岳に登ったというご夫婦と会話をさせていただく。笑っているうちに元気を取り戻す。

もう少し話をさせていただきたかったが、列車の時刻があるので辞去させていただく。
嘘のように体力回復。水+蕎麦+笑いでこんなに回復するものか。

海尻駅まであと標準4時間弱の道のり。ここを16時25分の電車に間に合うように時々走ったりして進む。
2015年09月15日 14:29撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 14:29
嘘のように体力回復。水+蕎麦+笑いでこんなに回復するものか。

海尻駅まであと標準4時間弱の道のり。ここを16時25分の電車に間に合うように時々走ったりして進む。
本沢入口を過ぎ、あと列車の時間まで1時間20分。
走れ走れ。
2015年09月15日 15:05撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
9/15 15:05
本沢入口を過ぎ、あと列車の時間まで1時間20分。
走れ走れ。
が、もう無理っぽい(落胆
途中で諦めて普通に歩いて、稲子登山口BSまで降りてくる。そしてトボトボと歩いていると、突然軽自動車が私の横に止まり
「駅まで乗って行きなよ!」

奇跡(号泣
2015年09月15日 15:43撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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9/15 15:43
が、もう無理っぽい(落胆
途中で諦めて普通に歩いて、稲子登山口BSまで降りてくる。そしてトボトボと歩いていると、突然軽自動車が私の横に止まり
「駅まで乗って行きなよ!」

奇跡(号泣
まっ・・・間に合った!!

快く乗せてくれた方に大感謝。小海の町が一気に好きになった。
2015年09月15日 16:11撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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9/15 16:11
まっ・・・間に合った!!

快く乗せてくれた方に大感謝。小海の町が一気に好きになった。
撮影機器:

装備

個人装備
1/25000地形図(1) ガイド地図(1) コンパス(1) 計画書(2) 筆記具(1) 保険証(1) お金(1) 食料(1) 行動食(1) 飲料(1) ストック(1) レインウエア(1) ダウンジャケット(1) タオル(1) ハンカチ(1) 軍手(1) サンダル(1) 着替え(1) ウエットティッシュ(1) バンドエイド等(1) エマージェンシーシート(1) トイレットペーパー(1) 携帯トイレ(1) 予備コンタクトレンズ(1) 薬(1) サプリメント(1) 日焼け止め(1) ヘッドライト(1) 予備電池(1) ベアベル(1) ガムテープ(1) 笛(1) スマホ(1) スマホバッテリー(1) カメラ(1) カメラメンテナンスキット(1) カメラ予備バッテリ(1) 予備SDカード(1) スパッツ(1) 帽子(1) 傘(1)

感想

・本当は夏に行くつもりで温めていた駅から八ヶ岳縦走。なんだかんだで9月に実行することになった。最初は稲子湯に抜ける予定だったが、地図見ているうちに海尻まで歩けるなと思い、全長30キロのコース設定にした。

・静かな甲斐小泉駅から経ち、民家や別荘を抜け、八ヶ岳牧場の中を通って行く。車が通り過ぎたが、こんな時間に人が歩いていて驚いただろう。ナイトハイクで人気のあるところを歩くのは好きじゃない。

・小泉登山口から山に入り、ダラダラと登って行く。途中からガスが立ち込めてくる。。高度を上げるほどにガスが濃くなる。途中、神経質になる場面もあったが、淡々と登る。前回の富士山と違って足取りが重い。一体あれは何だったんだろう。

・三ツ頭の山頂には一張のテントがあり、その主を私の熊鈴の音で起こしてしまった。稜線やテント場などでは鈴を鳴らさないようにしているのだが忘れてしまった。申し訳ない。その主は「この時間に歩いているの。すごいね。」と言ってくれるがホント申し訳ない。

・権現岳に近づくが、暗くて山頂がよく分からないので祠に手を合わせてただけでパスし、その先の青年小屋への分岐付近で休憩する。この頃は一時的にガスがとれ、素晴らしい星空を眺めることが出来た。登って来てよかったと思える瞬間だった。

・権現岳からの下りから赤岳への試練が続く。暗闇の中の長い梯子を下りるのは地獄の底へと降りる気分になる。やっと地に足が着いた時はほっとする。ツルネで一息つけるが、その後も岩場の連続で気が抜けない。

。キレット小屋を過ぎ、徐々に空が白染む。そのうちルンゼ状の岩稜が立ちはだかる。権現岳〜横岳でいろいろ岩場をこなしたが、ここが一番圧倒的で、他の岩場の記憶が薄い。岩稜にしがみつき先を眺めると、幾つかの峰が立ちはだかる。霞がかり中国の水墨画の様な風景だった。その峰のどれかが目指す赤岳だろうと思うが違う。奥の奥に赤岳はあった。赤岳は容易ではない。

・赤岳が見える頃に、後ろから年配のご夫婦が登ってくるのが見え、追い抜かれる。岩場での自分の実力の無さにガッカリする。が、その頃に丁度ガスが晴れ、赤岳が綺麗に輝きだす。前方に行ったご夫婦の驚嘆の声も聞こえてきた。山頂に着くと皆口々に晴れて良かったねと声を掛け合う。

・360℃の展望を少し愉しみ、先に進む。横岳へもアップダウンの耽美に岩場の登り降りをこなさないといけない。うんざりする。それもなくなると、硫黄岳へとのびやかな道を進む。帰りの時間を考え、コースタイムを意識しつつ歩くが、たいしてタイムが縮まらない。

・だんだん気持ちが折れはじめ、天狗岳登るか考える。硫黄岳の下り道から眺められる夏沢峠から天狗岳方面の登り返しを目の前にして、余計辛くなる。結局は登ることにする。

・夏沢峠からは北八ヶ岳らしいが、これまでと雰囲気がガラッと変わる。おだやかな樹林帯の登り坂で、杉の香りが漂う。ほんの一部で紅葉も見られた。北八ヶ岳の性格をほんの少し垣間見た気がする。

・根石岳、東天狗岳、西天狗岳と眼前にピークを見る度に疲れでうんざりする。それでも何とか登りきった。やっぱり2か月のブランク効いてるなとしみじみ実感する。

・荒れた白砂新道をイライラしながら降り、本沢温泉に到着する。目指す列車の時間のことが気になったが、それ以上に休みたい本心で、宿へと入り蕎麦を頼む。それを食べ終わると老夫婦と歓談させていただく。さらに宿の前からこんこんと流れ出す水で心身ともにリフレッシュする。この休憩で再び歩けるようになった。今度は泊りで着てみたい。

・本沢温泉から海尻駅へと長い林道を時々走ったりするが、あまり時間は縮まらない。次の列車で帰るかと諦め、稲子の集落をトボトボ歩いていると、地元の方のご厚意で車に乗せていただくことになった。感謝感謝である。

・振り返ってみると八ヶ岳自体の雄大さもさることながら、そこに集う人たちに大分助けられた。大半が苦しくて苦しくて仕方がなかったが、今思うと不思議と良い登山の記憶でしかない。

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コメント

maruquezさん
拙者、自慢するわけではありませんが、今年になってから、既に5回もお慈悲を受ける機会があり、実際に3回も乗せて頂き、残る2回は丁重にご辞退申し上げました。

とても嬉しいですよね☆彡

半袖隊長
2015/9/18 22:04
Re: maruquezさん
5回も!
本当に嬉しいですよね。

本沢温泉でのご夫婦も山だから人との信頼が生まれやすい、とおっしゃっていて本当にその通りだと思いました。

ただ、乗せて頂いてもお返しが出来ないのが残念です
2015/9/19 16:45
プロフィール画像
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