タキタロウを追って大鳥池〜以東岳

- GPS
- 35:56
- 距離
- 25.3km
- 登り
- 2,030m
- 下り
- 2,028m
コースタイム
- 山行
- 14:19
- 休憩
- 3:03
- 合計
- 17:22
- 山行
- 15:39
- 休憩
- 1:49
- 合計
- 17:28
| 天候 | 1日目:晴れ 2日目:晴れ/曇 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
簡易トイレあり。連休中のためか結構混み合っていました。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
【泡滝ダム〜大鳥小屋】 泡滝ダムの脇、林道の行き止まりから登山道となります。 沢沿いにゆるやかに登っていく道はわりと広く、大きな段差もほぼありません。 沢に落ち込む枯れ沢(枯れてないのもありますが)を越える箇所はやや足場が悪いところがあります。自然落石の可能性にも注意。 最初の吊り橋(冷水沢橋)を過ぎると道はだいぶ狭くなってきます。段差の大きい箇所も増えます。 二番目の吊り橋(七ツ滝沢橋)を越えるとさらに道幅は狭く、険しくなってきます。 七曲に至ると登山らしい傾斜となり、合計14回の折り返しを経て大鳥池に至ります。 七曲には直登するショートカットが多数ありますが結構急傾斜です。植生保護の観点から通行しないようにとの案内もありました。 この区間には水場が多数あり、給水には困りません。 大鳥小屋も水量豊富、テン場はふかふかな草地(苔地?)の上です。トイレは男女兼用の個室が2つ、男性小用が1つあります。 【大鳥小屋〜三角池】 小屋前から大鳥池に下りつつ西方向へ向かう道を辿ります。 道はゆるやかな登り調子で続き、途中泥濘のひどい箇所があったりしますが30分程度で三角池に到着します。 トンボの楽園でした。 【大鳥小屋〜以東岳】 大鳥池の水門の上を渡り、池のほとりを南下します。段差の大きな箇所が多く、道幅も狭いので少々歩きにくい区間です。 池に流れ込む東沢を渡渉すると灌木帯となり、その先で急登が始まります。 登り切って枝尾根の鼻先に乗ると大鳥池が眼下に見えてきます。 やや傾斜はゆるみますがさらに登りが続き、標高1400m付近まで来ると森林限界を越えます。 背後には大鳥池、前方は以東岳まで広々とした視界が開けます。 紅葉がほど良く色づいて、赤と緑のコントラストが綺麗でした。 山頂直下で再び傾斜がきつくなります。登り切ると以東小屋ですが、ちょうどこの日に解体とのことで、今頃はもう建物は無いかも知れません。 以東小屋から最後の一登りを経て山頂に到着します。 【以東岳〜オツボ峰】 始終展望の開けた稜線です。前も後ろも良い景色が続きます。 細かなピークをいくつが越え、途中ザレたトラバースが数か所あります。片側は深い谷ですので慎重に。 【オツボ峰〜大鳥小屋】 オツボ峰からは下り調子となります。 三角峰を巻くように越えてからはひたすら下り道。灌木帯に突入してからもしばらくはやんわりとした傾斜ですが、樹林帯に入った後、突如として急傾斜の下りが出現します。 足元は泥土でやや滑りやすいので嫌な下りです。 木々の隙間から大鳥池が見えてきて、もうすぐ下りも終わりかと思いきや意外に終わらない長い下り。最後まで気が抜けません。 |
写真
感想
[img]http://www.yamareco.com/uploads/photos/2945.gif[/img] [color=ff8c00]池のほとりでテン泊シリーズ[/color]
「連休は大鳥池にタキタロウ探しに行ってくるです」
と言ったら、同僚に羨ましがられた。
彼は川口浩探検隊シリーズのDVDを買い揃えるほど、そういう系が好きな男である。
かく言う私もそういう系は割と好きなほうなので、今回の山行は実に楽しみであった。
泡滝ダムの登山口からして、“秘境”の雰囲気をムンムン漂わせる。
谷の両側に切り立った山稜からは、細く激しい水流が何本も流れ落ちている。
一体どこからそんなに水が流れてくるのか。
不思議な景色であった。
沢の水は清らかに透きとおり、勢いよく流れている。とても綺麗な水だ。
大鳥池に至る道には何箇所もの水場があり、水に恵まれた山だというのがよくわかる。
大鳥池もまた、水の恵みを象徴するような清浄な池だった。
澄んだ水の中を泳ぐ魚の群れが見える。
水面は穏やかで、鏡のように周囲の風景をよく映す。
これほどに水が豊富な山だからこそ、タキタロウが棲むのだろうか。
以東岳に登ると、下からはわからなかったが、紅葉が進んでいた。
緑の笹原に散らしたような赤色が映える。
黄金一色の浅間山の秋も美しかったが、以東岳の鮮やかな赤色にもまた異世界感が漂う。
緑と赤、対色の組み合わせはどこか非現実的な雰囲気だ。
特に以東岳を越えた先の稜線は良かった。
曇り空が少し残念ではあったが、それでも始終魅力的な道だった。
しかし下り道は難儀した。
途中までは良かったが、落書きされた木が出てくるあたりで急傾斜になり、大鳥池に着く頃にはクタクタに。
これからテント畳んで担いで下山するなんて無理だ、と思ったが、下らないわけにもいかず。
結構ヘロヘロになりながら下山。
すっかり日が沈んでいた。
このコース、日帰りで歩く人が多い。
が、私はこのコースは3〜4日かけてのんびりしたいと思った。
1日目は大鳥池まで。2日目は以東岳へ周回。
3日目は釣り糸を垂れてタキタロウを釣り上げ、4日目に名残を惜しみつつ下山。
1日で去るにはもったいない、そんな山だった。
[img]http://f.st-hatena.com/images/fotolife/w/wicket/20140720/20140720165100.jpg[/img][b][color=228B22]リピ決定[/color][/b]
すごーく良かった。
3日ぐらい泊まりたい。
1日は釣りして過ごし、1日は山歩き、1日はぼーっと絵でも描く。
イワナ釣りでテント泊の方が一杯釣れたらお分けしますよと出かけて行ったけど初日はまったく釣れなかったようだ。
会った釣り人に声をかけたけど皆さん芳しくなかったようで…。
撤収して七曲がりを下り切ったところで前日に一杯釣れたらわけてくれるという人が居て、大きなイワナが沢山入った袋を見せてくれたよ。
「今夜は塩焼きです」
とご機嫌で。
ダム近くの上の方より、下の方が釣れるのかな。
お気に入りテント場ベスト10入り間違いない。
また行こう。絶対行こう。
コメント
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mizcreid
Mococo
















mizcreidさん、Mococoさんこんにちは。
伝説の滝太郎を求めO池に行ってきたのですね(違うかな?)
滝太郎はやっぱり三平くんに釣られてしまったのでしょうか?
池のほとりでテントを張って紅葉の山に登って、池を眺めてのんびりするのもいいですね。
それにしても、いつも美味しそうなごはんが気になります。
こんにちは〜
釣りスキルが無いのでタキタロウには挑めませんでしたが、釣れても釣れなくても釣り糸垂らすだけで癒やされそうな場所でした。
混み合ってもいないですしね。
普通、テン泊する時って重量削るのに食材なんて軽いインスタントで済ませることが多いと思いますが、何故かそういう方向には考えず、いかに食材を担ぎ上げるかに腐心している気がします。
まあ、これも楽しみ方の一つということで。
どもです。
池は小さいハヤとかは釣れていたみたいだけど…
滝太郎はみえなかったです(笑)
下ってるときに
「滝太郎釣ります!」
と元気に登っていく人にも会えて面白かったです。
今回、食事はmizに丸投げしたです。
大事な物を全部冷凍庫の中に置いてきたようで…
タコスと豆づく( ˘・ω・ ˘ )ショボーン
mizさん もここさん こんばんは。
池のほとりでテン泊シリーズ 最高っ〜です
ふかふかの苔のじゅうたんにテント。。。気持ち良さそう。
ハイジの干し草のベッドを思い出してしまいました。
コロコロ寝ころびたくなります
以東岳の鮮やかな紅葉の稜線歩きも素敵です。
歩いていて楽しくなっちゃいますね
うふふっ 私も食材の重量は削れません
登って食べて飲んでの山旅は楽しいです。
どもです٩( 'ω' )و
ふかふか苔の絨毯。
苔に埋まっていた石をペグ代わりに使ったのですが
スポッと石を持ち上げると深さ10mぐらいの穴がぽこっと空くです。
毛足の長い高級絨毯です(*´∀`)
笹に覆われた所に紅葉があって赤い羊が一杯居るようで紅葉も楽しかったです。
今回、メインの食材忘れちゃったのが悔しいです。
何のためのデカ氷なのかと…( ˘・ω・ ˘ )
こんばんは〜
ここは池のほとりテン場の中でもかなり良い場所じゃあないかと思います。
テン場から直接池が見えないのはちょっと残念ではありますが。それを差し引いてもフカフカっぷりは素晴らしいです。
食材は……ごめんなさい
このテント場は明るくって芝生ふかふかで水場も水豊富でいいなぁと思いました。
小屋番さんもまさに東北の小屋番さんという感じでとっても穏やかで知識豊かでよい印象だったのを覚えています。
池の周りでマムシが日光浴してませんでした?
それにしても紅葉が美しいですね〜
思わずムフフ
解体の以東小屋に泊まりました。
56番の写真の反対側の2階部分が冬期に雪でやられて穴がぽっかりあいていました。
夜中に風ではがれかけた壁がバッタンバッタンいっていたのを思い出します。
また行こう。絶対行こう。
我々も同じ感想です。
いいお山に出会えてよかったですね。
お疲れ様でした〜
こんにちは〜
さすがは“めぼしいテン場はだいたい知ってる”kamehibaさん。
この辺りまで遠ざかればkamehibaさんの手のひらから逃れられるのでは?と思っていましたが甘かったようです。
もはやお釈迦様レベルですね。
以東小屋、さすがに大穴は塞がれて綺麗になってはいましたが、残念ながら寿命のようですね。
気持ちの良いところに立っているので良い宿泊地だったろうなあと想像します。
てか、kamehibaさん未踏のテン場はもう日本には残されていないのかしら?!
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