記録ID: 7285349
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ハイキング
近畿
小辺路で熊野詣
2024年09月24日(火) 〜
2024年09月27日(金)
奈良県
和歌山県
JING3-kei
- GPS
- 41:03
- 距離
- 133km
- 登り
- 7,779m
- 下り
- 8,612m
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1日目
- 山行
- 8:36
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 9:06
2日目
- 山行
- 13:18
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 14:00
4:56
21分
宿泊地
18:56
宿泊地
3日目
- 山行
- 13:02
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 14:42
5:06
17分
宿泊地
19:19
宿泊地
| 天候 | 9/24 曇りのち晴れ 9/25 晴れ 9/26 曇りのち雨 9/27 雨のち曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2024年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）
南海電鉄高野線「紀伊清水駅」から「極楽橋駅」 「極楽橋駅」でケーブルカーに乗り換え「高野山駅」 「高野山駅」から南海りんかんバスで「千手院橋バス停」まで ●帰り 「新宮駅」から、特急くろしおで帰りました |
| コース状況／ 危険箇所等 |
整備された登山道で、道標も豊富でした。世界遺産の古道だけあって、歴史を感じる部分も多くありました。 ●小辺路 世界遺産なので各自治体などが情報を出していますが、その中からいくつか ・和歌山県 https://www.wakayama-kanko.or.jp/courses/detail_58.html ・十津川村 https://www.vill.totsukawa.lg.jp/traveling_guide/aruku/ ・田辺市熊野ツーリズムビューロー https://www.tb-kumano.jp/kumano-kodo/kohechi/ ●雲取越え ここから中辺路でした。那智から本宮に帰る道として使うのが本来のようで、今回は逆に通りましたが参考までに ・和歌山県 小雲取越 https://www.wakayama-kanko.or.jp/courses/detail_44.html 大雲取越 https://www.wakayama-kanko.or.jp/courses/detail_45.html ・新宮市 小雲取越 https://www.shinguu.jp/itineraries/detail/4 大雲取越 https://www.shinguu.jp/itineraries/detail/3 |
| その他周辺情報 | ●宿泊した施設 ・9/23（前泊）「ホテルルートイン橋本」大浴場もありリラックスできます https://www.route-inn.co.jp/hotel_list/wakayama/index_hotel_id_616/ ・9/24「農家民宿 政所」とても温かく迎えていただきました。食事も豪華で美味しくいただけました https://www.kumano-travel.com/jp/accommodations/minshuku-mandokoro ・9/25「ゲストハウス 結＆禮」熊野本宮近くのゲストハウスです。気兼ねなく過ごせました http://yuihouse.net/ ・9/26「サンライズ勝浦」大浴場があります。客室から海や那智の山並みも見えました https://hotel-katsuura.com/ ●主な寺社仏閣 ・熊野三社 熊野本宮大社 http://www.hongutaisha.jp/ 熊野那智大社 https://kumanonachitaisha.or.jp/ 熊野速玉大社 https://kumanohayatama.jp/ ・青岸渡寺 https://seigantoji.or.jp/ ・補陀落山寺 https://www.fudarakusanji.or.jp/ 青岸渡寺に行くためにこの長距離が計画されました…… ・高野山 金剛峰寺 https://www.koyasan.or.jp/ 朝早かったこともあり今回は通過しただけですが、スタート地点の高野山です |
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南海電車やケーブルカー、バスを乗り継いでまずは高野山を目指します
高野龍神スカイラインを通ったりもします。「この先」ではなく、さっきからずっと小辺路を歩いておりました。道は舗装路を離れ、正面の水ヶ峰を登ります
9/24 9:38
高野龍神スカイラインを通ったりもします。「この先」ではなく、さっきからずっと小辺路を歩いておりました。道は舗装路を離れ、正面の水ヶ峰を登ります
水ヶ峰。地図を見ると最高点ではなく、山頂は右手の斜面の上のようです。明治中期には8軒の宿屋があったそうですが、今や跡を残すのみでした
9/24 9:50
水ヶ峰。地図を見ると最高点ではなく、山頂は右手の斜面の上のようです。明治中期には8軒の宿屋があったそうですが、今や跡を残すのみでした
大股と伯母子岳の標高差600mのため、九十九折の急坂を登っていきます
伯母子峠と伯母子岳の分岐ですが、伯母子岳直登のルートを進みます
伯母子岳登頂しました！ 今回の最高点です。また古道歩きでピークハントではないため、通った山頂はここだけでした
上西家跡。旅籠や茶屋の跡地が定期的にあり、古の名残を感じました
延々とつづくトラバース道。ここを下ると今日の宿泊場所という気持ちもあったため長く感じました
五百瀬の集落からみた、明日登る三浦峠への道。今日は疲れたので、これ以上登ることを考えたくありません……
お世話になった「農家民宿 政所」温かくもてなして頂ける良いお宿でした
2日目。本日も長いので早朝に出発。出発が早いことを伝えると、政所でその時間に合わせて朝食をご用意いただけました。速い時間でご迷惑をおかけしましたが、本当にありがたかったです
9/25 5:30
2日目。本日も長いので早朝に出発。出発が早いことを伝えると、政所でその時間に合わせて朝食をご用意いただけました。速い時間でご迷惑をおかけしましたが、本当にありがたかったです
三浦峠の手前で開けた場所がありました。中央の双耳峰っぽいのがおそらく伯母子岳で、手前につづく尾根を昨日下ってきました。体感で長かったですが、こう見ても長そうです
9/25 7:15
三浦峠の手前で開けた場所がありました。中央の双耳峰っぽいのがおそらく伯母子岳で、手前につづく尾根を昨日下ってきました。体感で長かったですが、こう見ても長そうです
西中に下山。一つ目の山を越えました。ここから10kmのロードなので、ガイドブックではバス移動を利用しても良いとするものもありましたが、歩いていきました
9/25 9:24
西中に下山。一つ目の山を越えました。ここから10kmのロードなので、ガイドブックではバス移動を利用しても良いとするものもありましたが、歩いていきました
行程に余裕がないので巻けるところは巻こうと、頑張って歩き、昴の里に到着。二つ目のヤマである果無峠を目指します
果無峠への道には西国三十三所の石仏がまつられています。三十三から三十一番は古道を外れたところにあるとのことで、現れるのは三十番竹生島宝厳寺から
9/25 11:52
果無峠への道には西国三十三所の石仏がまつられています。三十三から三十一番は古道を外れたところにあるとのことで、現れるのは三十番竹生島宝厳寺から
道中の開けた場所から、先の展望。まだだいぶ登ります。登山口との標高差の関係で、果無越えが一番きつかった気がします
観音堂にある水場。勢いよく出ていました。気温も上がってきていて、とても助かりました
あとは下るだけなので体力的にも峠越え。折り返しの石仏は十七番六波羅蜜寺でした
下っている途中、展望が開けた場所から、ようやく熊野の地が見えてきました
長い道中、幾度も出てきた「小辺路」の案内板ももう少しで終わると思うと寂しい気持ちになります
熊野本宮にたどり着きました！ 授与所が16時までと勘違いして最後は走ってきましたが、実際は17時までだったので、一安心でした。
9/25 16:37
熊野本宮にたどり着きました！ 授与所が16時までと勘違いして最後は走ってきましたが、実際は17時までだったので、一安心でした。
この日の宿「ゲストハウス結」。ゲストハウスなので素泊まりでしたが、奇麗で設備の整った施設でした
3日目。那智を目指して本日も早朝に出発。夜間に雨が降ったようで、朝も曇っていました
中辺路は熊野古道のメインルートということもあり、道幅も広くなった気がします
百間�瑤謀�着。展望がすぐれる場所とのことでしたが、ガスで遠望は利きませんでした
雲取越えの名の通り、雲の中を通っていましたが、この時だけで幸いこの後はガスに巻かれることはありませんでした
胴切坂。ここで400mほど一気に標高を上げます。30分ほど登りがつづき、終わりが見えず大変でした
船見峠の展望所から。高野山から歩いてきて、太平洋が見えました！
那智高原公園に下りてきました。ここで終わりと思いきや、もう少し石段などを下りまして
隣接する西国三十三所、一番札所の青岸渡寺。ここに来るためだけに今回の計画を立てましたが、遠かったです
青岸渡寺の名所、朱塗りの三重塔と那智の滝ですが、三重塔が塗り替え中のため垂れ幕です。やや心残りのため、またの機会に訪れたいと思います
9/26 16:30
青岸渡寺の名所、朱塗りの三重塔と那智の滝ですが、三重塔が塗り替え中のため垂れ幕です。やや心残りのため、またの機会に訪れたいと思います
最終日は紀伊勝浦から新宮まで、熊野速玉大社を目指して海沿いを歩くつもりでしたが、起きると雨でした。電車移動も考えましたが、天気予報を見ると上がる可能性もあったため待ってみることに
9/27 7:16
最終日は紀伊勝浦から新宮まで、熊野速玉大社を目指して海沿いを歩くつもりでしたが、起きると雨でした。電車移動も考えましたが、天気予報を見ると上がる可能性もあったため待ってみることに
チェックアウトの10時直前になってギリギリで雨も上がったため、当初計画の通り出発
雨が上がったはいいものの、15時新宮発の特急に乗るため、時間がギリギリに
疲れた足に鞭打って、どうにか熊野速玉社に到着。時間も間に合いそうです
撮影機器：
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
着替え
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
笛
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図（ブック）
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
インナーシーツ
カメラ
|
|---|
感想
西国三十三所、一番札所の那智青岸渡寺ですが、ここだけは現在住む神戸からひとつだけ遠くにあるため、どうお参りしたものかと悩んでいました。しかし地図を眺めていると、熊野古道でお参りできるとわかり、小辺路を通って行ってきました。
計画を立てたはいいものの、1日30kmを歩くことになりかなり大変なことになりました。また、ガイドブックの推奨日程でこのコースを通ると、本来は5泊6日以上になるところなので、行く前はやや心配もありました。
疲れましたが、どうにか歩きとおすことができました。一週前まで酷暑が残り、また天気予報も直前まで芳しくなかったのですが、この週から気温も下がり、天気もそれなりに持ったので良かったです。
歴史ある古道は歩いていて楽しかったですが、日程的にせわしない部分もあったので、またゆっくり歩いてみたいと思いました。
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