ハセツネカップ(9回目)

- GPS
- 13:52
- 距離
- 73.6km
- 登り
- 5,058m
- 下り
- 5,056m
コースタイム
- 山行
- 9:31
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 10:59
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車
自転車
|
写真
装備
| 個人装備 |
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
カメラ
ココヘリ
|
|---|---|
| 備考 | 相変わらずジェルは苦手。 |
感想
実は、この前哨戦ともいえる「ハセツネ30K」出場し、ハセツネ本戦エントリー優待権を獲得したにもかかわらず、うっかりエントリー期限過ぎて気づくという大失態をやらかし、本戦のクリック合戦を家族の協力でなんとかクリアという情けないエントリーだったのですが、、、
日曜日、背中の粉瘤切除手術から10日、抜糸3日後、花粉?風邪?の頭痛で昨日は寝たきり、体調も今ひとつ?で。いつもとは違い、遅めに出発。
控室として用意されている中学校体育館に、高校体育館も用意されたためか?比較的スペースに余裕が出来たため、朝早く行って場所取りする必要性が薄れたこともあります。
受付してNo.カードを受け取ってちょっとビックリ。
スタートゲートには。エリート、アルファベット順に整列するのですが、エリートの次のAブロック。
これなら、スタート直後頑張ってロードを走れば、山道での渋滞を回避出来るかも!
さっきまで寝たきりのような状況だったのに、急に気合いが入りました!
荷物を整理して、中学校体育館へ。やっぱり、空きが結構あり、余裕で荷物を置けて、スタート準備へ。
スタートゲート近い、これなら、序盤頑張って渋滞回避出来そう!
と、この慢心が後々響いて来るとも知らず?
スタート!
調子良く飛ばして、秋川までの下りもセーブはしつつ、しっかり飛ばして、登りも出来るだけ走る。
トレイルに入って若干滞ることはありつつ、渋滞回避か?
変電所へのロード下り、いつもはここでもガツガツ飛ばすが、さすがにセーブ、していたのだけど、、、
?おかしいぞ?なんか太ももに違和感、、、
再びトレイル、下り、
やばい!
太もも外側痛み😖
とりあえず右側だけだったので、庇いつつ騙し騙し進む、時々マッサージしながら、
しかし、
悪い事に、左側も、、、
終わった、、、
痛みで立ち止まっていると、
後続選手にどんどん面白いように抜かれて、その中から女性からは、
「大丈夫ですか?」
とか、声かけたり、選手マーシャルの女性からは、
脚攣りかと思われ、
「塩分もとった方がいいですよ!」とも。
気にかけてくれてありがとうございます♪
記録更新の道は途絶えたので完走目標に切り替えて、
登りは頑張り、下りはノロノロで、
なんとか、ストック使用禁止区間の終わる第一関門の浅間峠を目指しました。
この間、地味にアップダウンが多く脚を容赦なく痛めづけられましたが。
やっとのことで第一関門到着。
トイレ、ライト装着、ストック組み立て、食料補給、そして再スタート。
ストックのありがたみをヒシヒシと感じ、これならなんとか完走はイケる!
確信。
最高峰の三頭山までの登りも耐えつつ休まず、ただ三頭山前後2キロほどが自然環境保護のための歩行区間になっているので、三頭山も素通りし、今の脚には有難い?下りの歩行。しかし、テンポよく下った方が脚の負担も少なそう。かえって疲れた?
歩行禁止区間も終わり、調子づいて速度上げて下る。
でも、調子の良い時の5割程度かな?
素人ですみたいな無様な下り方。
結構バラけて1人になったりした頃、
ふらふら歩いてる人が崖から落ちそうなり木に突っ込んで掴まっていたので、助けようと?大丈夫ですか?と手を出そうしたら、
「ケガしてるので触らないでください!」
と、怯んだ自分を見て、言い過ぎたと、思ったのか、第二関門はもうすぐだと思うので(そこまで行けばリタイア?)、と言うので、置いて行ってしまったけど、それでよかったのか?しばらく自問自答。
確かに近くはなかったけど、第二関門見えて来た。その前に、奥多摩周遊道路に出るところがあり、スタッフもいたので、そこで救護要請はで来るな。とか考えつつ。
第二関門では水分供給があり、
今回2リットル持参して来てまだ1リットル余剰ありだけど、ここで水分とりつつ食料補給するので、水をもらう事にする。
500のペットボトル二本(水かポカリ)をもらえますが、以前、ポカリにしたら、水分枯渇状況の体には濃すぎて、気持ち悪くて飲めないという苦い経験から、必ず水にしています。
で、水をもらおうとしたら、
「inuwasiさん!」という声、ラン友というか、ラン師匠!
ボロボロな状況が、思いもよらず、元気づけられ、その先の漆黒の闇に再突入する事が出来ました。
持っていこうかどうしようかと、余った水を思い切って飲み干したためか、お腹がタプんタプんで、しばらく走りにくく、でも呼吸で口が乾き、潤したいけどこれ以上飲めないジレンマ。
そのうちタプんは収まり、チビチビチビ飲めるようになったけど、消化が遅く、胃の不快感が若干あり、太もも痛も相まって、力が出ない。
月曜日0時過ぎ。
大岳山通過。
下りの踏ん張りが徐々に効かなくなってきた。他のランナーと抜きつ抜かれつ。
御岳山まで、ちょっと頑張りすぎたか?
日の出山までも力入らず、
その先金毘羅尾根が地獄のような下り。
時折ある登りにかえって救われるよう。
完全に脚が終わってる。
かつてここで捻挫して地獄の下りを味わった時のよう。
何度も来ている場所なだけに、まだまだ先が長い。
すれ違った人が、
「もう残り5.5キロ切ったよ」ってその情報も今の自分には苦しみの足しにしかならず、まだまだそんなにあったか、、、
メンタル打ち砕かれ、しかし、止まるわけにはいかず、ゆっくりでも歩を進めるしかない。何人に抜かれただろう。
やっとコンクリートの坂に出てきた。
歓喜の下りの筈が、苦しみの下り坂でしかなく、最後の最後でも後方スタートの選手に抜かされ、なんとか追いかけて、その後ろでゴール。
13時間50分台
ワーストではないし、
この痛みの中、よくここまで来た、
と、自分を褒める以外ない。
しかし、着実に記録更新からは遠ざかっていく事実。
不甲斐ない、
呆然としつつコーラを飲んで、風呂の用意でもするか、と、体育館へ行こうとふらふらしている時、
「inuwasiさん?」と、
あー、一瞬誰だか分からず、ゴニョゴニョ言いながら心身喪失?状態から引き戻されつつ、
同じ山岳会のTさんも?不甲斐ない結果だったらしく、あまり元気ない感じで、暑くはないのに汗かきませんでした?と、この日に、ベストな状況を合わせてくる難しさを改めて感じ、
更に風呂の用意をして戻って来ると、折り返しのバスからやはり同じ山岳会別のTさんが降りてきて、やはり同じく?調子合わずワースト記録だったという事で、トップクラスのランナーでさえもと、先ほどの思いを再認識しました。
今回初めて瀬音の湯♨️へ、送迎バス往復で行ってみました。
湯船はお湯が抜かれていて、洗うだけ、かろうじて外に露天風呂があり、入りも緩いし、人多く、ぎゅうぎゅう?で、汚そう?でも、星空が綺麗でした。
行くのが遅くなってしまったので、戻る頃に始発の電車は行ってしまったので、急いで片付けて、日の出を迎えつつ、2番目の電車に乗って無事帰宅。
9回目のハセツネが終わりました。
あと一回で「アドベンチャーグリーン」の称号を得られますが、
次回も大丈夫かな?
inuwasi

















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