記録ID: 7537146
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
金剛山・岩湧山
葛城二十八宿経塚巡行【復刻版】岩橋山名石巡礼と 平石峠、竹内峠の役行者
2016年06月10日(金) [日帰り]

- GPS
- --:--
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 898m
- 下り
- 929m
コースタイム
行者さんは金剛山を降りて、第23番経塚・クジラを経て、そのまま新庄まで行って、そこで宿泊したようだ。葛城山は経塚はないものの、中腹には第23経塚があったとの説もある界那寺跡や、頂上付近に行所はある。そこは後日に出かけるとして、今回は岩橋山の名石巡礼を行う。
順路は新庄−太田・如意寺−伏越−尾根道で岩橋山となっているが、長尾−竹内−兵家−谷みちで岩橋峠、のルートとした。これくらいの差異は許してもらおう。それでは岩橋山名石巡礼へいざ。
※注:磐城から棚機神社までは別ブログ「岩橋山麓散歩」に示した。
http://dokodemo-sanpo.cocolog-nifty.com/walkin/2016/06/post-f71a.html
岩橋山名石を巡る目的の他に、もうひとつ行ってみたいところがある。竹内峠に役行者堂があったはずだ。葛城二十八宿経塚巡行としては、行者さんは岩橋山から平石峠まで巡行することはあっても、そこから當麻寺か西の高貴寺へ降りているようで、本や巡行記録には載っていない。どうも無視されているような気がする。2005年に訪れたのだが記憶も薄れている。誰かお参りしているのだろうか?再訪して確認したい。そのため、ダイトレを竹内峠まで歩くことにした。
■コースタイム
8:15 近鉄磐城
いきなりモーニング休憩■
8:45 長尾神社
8:47 長尾街道道標
8:59 竹内街道地蔵
9:13 兵家分岐
9:29 浄水場上休憩■9:44
9:48 棚機神社 10:00
----------------------
10:14 伏越分岐
10:23 林道崩落部
10:25 水場休憩■10:46
10:53 谷分岐、付近に第2水場
11:08 山検分杭(多分破線路分岐?)
11:21 屈曲点
11:26 岩橋峠休憩■11:40
----------------------
11:45 近道分岐
11:49 尾根道合流点
11:51 久米の岩橋 10:57
12:02 火の用心、胎内くぐり分岐
12:03 分岐道標
12:06 胎内くぐり 12:14
12:23 トラバース道終り、火の用心、鉄塔
12:29 鉾立岩分岐
12:30 下山路の目印岩?
12:31 鍋石、釜石 12:36
12:37 牛の背岩 12:40
12:48 鉾立岩
12:59 鉄塔休憩■13:07
-----------------------
13:23 岩橋山、昼食休憩■ 13:53
14:08 屈曲点
14:23 平石峠、休憩□14:33
14:50 林道合流
14:56 NTTアンテナ路分岐
15:03 谷出合い
15:15 竹内峠
15:20 役行者祠 15:35
15:40 鹿谷寺分岐
15:45 喫茶店休憩■16:00
16:41 六枚橋
17:10 上の太子
----------------------------------------------------------------------------
■対応する元記事
https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-303.html
https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-304.html
■関連記事
http://dokodemo-sanpo.cocolog-nifty.com/walkin/2016/06/post-f71a.html
順路は新庄−太田・如意寺−伏越−尾根道で岩橋山となっているが、長尾−竹内−兵家−谷みちで岩橋峠、のルートとした。これくらいの差異は許してもらおう。それでは岩橋山名石巡礼へいざ。
※注:磐城から棚機神社までは別ブログ「岩橋山麓散歩」に示した。
http://dokodemo-sanpo.cocolog-nifty.com/walkin/2016/06/post-f71a.html
岩橋山名石を巡る目的の他に、もうひとつ行ってみたいところがある。竹内峠に役行者堂があったはずだ。葛城二十八宿経塚巡行としては、行者さんは岩橋山から平石峠まで巡行することはあっても、そこから當麻寺か西の高貴寺へ降りているようで、本や巡行記録には載っていない。どうも無視されているような気がする。2005年に訪れたのだが記憶も薄れている。誰かお参りしているのだろうか?再訪して確認したい。そのため、ダイトレを竹内峠まで歩くことにした。
■コースタイム
8:15 近鉄磐城
いきなりモーニング休憩■
8:45 長尾神社
8:47 長尾街道道標
8:59 竹内街道地蔵
9:13 兵家分岐
9:29 浄水場上休憩■9:44
9:48 棚機神社 10:00
----------------------
10:14 伏越分岐
10:23 林道崩落部
10:25 水場休憩■10:46
10:53 谷分岐、付近に第2水場
11:08 山検分杭(多分破線路分岐?)
11:21 屈曲点
11:26 岩橋峠休憩■11:40
----------------------
11:45 近道分岐
11:49 尾根道合流点
11:51 久米の岩橋 10:57
12:02 火の用心、胎内くぐり分岐
12:03 分岐道標
12:06 胎内くぐり 12:14
12:23 トラバース道終り、火の用心、鉄塔
12:29 鉾立岩分岐
12:30 下山路の目印岩?
12:31 鍋石、釜石 12:36
12:37 牛の背岩 12:40
12:48 鉾立岩
12:59 鉄塔休憩■13:07
-----------------------
13:23 岩橋山、昼食休憩■ 13:53
14:08 屈曲点
14:23 平石峠、休憩□14:33
14:50 林道合流
14:56 NTTアンテナ路分岐
15:03 谷出合い
15:15 竹内峠
15:20 役行者祠 15:35
15:40 鹿谷寺分岐
15:45 喫茶店休憩■16:00
16:41 六枚橋
17:10 上の太子
----------------------------------------------------------------------------
■対応する元記事
https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-303.html
https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-304.html
■関連記事
http://dokodemo-sanpo.cocolog-nifty.com/walkin/2016/06/post-f71a.html
| 過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
写真
0:25、水場があった。腐りかけたベンチもあって休憩にはもってこいだ。ここで、10:46まで休憩。頭を冷やして、顔も洗って、体も冷やす。沢道なので空気は涼しく、生き返る。これからの登りに備えておにぎり1コを食べておく。
谷は険悪なところはなく道もしっかりしているので、小気味良く登っていける。ところどころに小さな滝状の流れもある。この時期、水が豊富なのは助かる。楽しい道だと思うのだが、あまり人は通っていない。ひとりだけ下山者に出会った。
先へ進む。 しばらくは平坦だったが、下りが始まる頃に【火の用心】と朽ちかけた道標があった(12:02)。
うっすらと「胎内」と読める。読めないかも?まっすぐは鉄塔#219へ行くみたいだが、先に胎内くぐりへの脇道をゆく。
うっすらと「胎内」と読める。読めないかも?まっすぐは鉄塔#219へ行くみたいだが、先に胎内くぐりへの脇道をゆく。
12:23、219番鉄塔。見晴らしはよいが、今日は舫っている。下界はとても暑そうだ!PLの塔が見える。
下山路(鍋石釜石)へは正面のササ原に道がある。笹原を抜けてくだっていると、おじさん一人が登ってくるのに出会った。なんでも下山したいのだが、道が分からないと。岩がゴロゴロしていたが、その先道が分からなくなったので、登り返して下山するとのこと。こちらも初めてなので下山路がどうなっているのか分からない。
下山路(鍋石釜石)へは正面のササ原に道がある。笹原を抜けてくだっていると、おじさん一人が登ってくるのに出会った。なんでも下山したいのだが、道が分からないと。岩がゴロゴロしていたが、その先道が分からなくなったので、登り返して下山するとのこと。こちらも初めてなので下山路がどうなっているのか分からない。
12:45、鍋石・釜石の上にある大石のところに戻ってきた。地図をみると、どうもここを左手に降りていくと小さな尾根に入り、それが下山路のようだ(確かめてはいないけど)。ここまで降りてくると、どうしても右のテープのほうに行くだろう。たしかに分かりにくい下山路だ。
12:59、鉄塔まで戻ってきて休憩。足場の悪い撮影と登り返しで結構消耗したので休憩。暑いが、風が涼しく日かげでは気持ちがよい。
このコース、夏場は平石峠または岩橋峠から登って、下りに名石コースにはいるほうがよいなあ、とつくづく思う。
このコース、夏場は平石峠または岩橋峠から登って、下りに名石コースにはいるほうがよいなあ、とつくづく思う。
とりあえず登らないと話は始まらない。このまま降りるという気もチラッと起こったけれど・・・
鉄塔で休憩後、15分ほどかかって縦走路に復帰した。復帰した先には「名石コース」の案内板が建っていた(13:22)。
鉄塔で休憩後、15分ほどかかって縦走路に復帰した。復帰した先には「名石コース」の案内板が建っていた(13:22)。
14:33、出発。いきなり50〜60mの登りがあるが、本日最後の登りになるだろう。結構疲れてきて、ホイホイとは登れない。
10分ほどもかけてゆったりと登り切ると、また平坦な道が始まる。平石峠−竹内峠の区間は、事前にWEBのレポートなどを参照はしていたのだが、皆さん、単にダイトレの通過する区間であるか、または、そもそも歩かない!というようなスタンスだった。ちょっと地味かなと思っていたのだが、地味は地味なのだがなかなか味がある区間だと思った。岩橋山から平石峠までの道は素晴らしかったが、それに比べて里山の雰囲気が強くなる。
14:50、地図にある実線路が合流したようだ。
10分ほどもかけてゆったりと登り切ると、また平坦な道が始まる。平石峠−竹内峠の区間は、事前にWEBのレポートなどを参照はしていたのだが、皆さん、単にダイトレの通過する区間であるか、または、そもそも歩かない!というようなスタンスだった。ちょっと地味かなと思っていたのだが、地味は地味なのだがなかなか味がある区間だと思った。岩橋山から平石峠までの道は素晴らしかったが、それに比べて里山の雰囲気が強くなる。
14:50、地図にある実線路が合流したようだ。
今回訪れてみると、かなり寂れているのではないか?あまりお参りもされていないようだった。
一番手前には大きな石仏がある。これは前回は気が付かなかった、というか、当時はあまり関心がなかった。
一番手前には大きな石仏がある。これは前回は気が付かなかった、というか、当時はあまり関心がなかった。
役行者像
祠の土台には・・・・
大坂 三郷
上町組 山上講
山田村有志一同
ピカピカの手すりのある階段の上にある。しかし、あまりお参りされた形跡はうかがえない。講が消滅して顧みられなくなって、それではアカンということで、補修したものだろうか?しかし、遺跡でなく、お参りしてナンボの役行者祠だと思うけど・・・
祠の土台には・・・・
大坂 三郷
上町組 山上講
山田村有志一同
ピカピカの手すりのある階段の上にある。しかし、あまりお参りされた形跡はうかがえない。講が消滅して顧みられなくなって、それではアカンということで、補修したものだろうか?しかし、遺跡でなく、お参りしてナンボの役行者祠だと思うけど・・・
巨大な道標地蔵さんも笑っているようだ。「このアカンタレが!」
そう言われましても・・・
アカンタレは喫茶店に入ってコーヒーを飲む。意気消沈したアカンタレは16:00までへばっていた。
さて、本来の計画では、ここから磯長の叡福寺まで足を延ばす予定だった。叡福寺は聖徳太子ゆかりのお寺というイメージだが、修験の行所でもあるのだ。そこはどうしても1時間はかかりそうで、時間切れだろう。かといって、竹内街道資料館も無理だろう。このまま竹内街道を通って上ノ太子へ向かうこととする。
ここからの下りが難所である!歩道がほとんどない!竹内街道の難点はココだろう。物好き以外はクルマで来る竹内街道。
そう言われましても・・・
アカンタレは喫茶店に入ってコーヒーを飲む。意気消沈したアカンタレは16:00までへばっていた。
さて、本来の計画では、ここから磯長の叡福寺まで足を延ばす予定だった。叡福寺は聖徳太子ゆかりのお寺というイメージだが、修験の行所でもあるのだ。そこはどうしても1時間はかかりそうで、時間切れだろう。かといって、竹内街道資料館も無理だろう。このまま竹内街道を通って上ノ太子へ向かうこととする。
ここからの下りが難所である!歩道がほとんどない!竹内街道の難点はココだろう。物好き以外はクルマで来る竹内街道。
16:44、旧春日の旧街道。太子町の中心部だ。
以前とは逆向きに歩いているので景色が新鮮だ。この旧街道の風情をみてるとまた歩いてみたくなった。以前は通過した感じが強い竹内街道だったが、つぶさに街をみてみたい。
以前とは逆向きに歩いているので景色が新鮮だ。この旧街道の風情をみてるとまた歩いてみたくなった。以前は通過した感じが強い竹内街道だったが、つぶさに街をみてみたい。
感想
岩橋山からのダイトレも歩いて楽しい道だった。ダイトレというとどうしても植林帯+階段のイメージがあるが、それはこの区間もあるのだが、植林の山から高度を下げるに連れて徐々に里山の落葉樹林のイメージが大きくなってくる、その変化を感じながらあるくのが良かったのだ。森の多様性ということを考えざるを得ない。さらに、竹内街道。峠からの車道はなんとかならんかと思うが、旧街道は歩いて楽しい道だった。旧街道の良さが街の環境に生かされていた。また歩こうと思う。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:23人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
walkin













いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する