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Yamareco

記録ID: 7537146
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
金剛山・岩湧山

葛城二十八宿経塚巡行【復刻版】岩橋山名石巡礼と 平石峠、竹内峠の役行者

2016年06月10日(金) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 大阪府 奈良県
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GPS
--:--
距離
15.8km
登り
898m
下り
929m

コースタイム

 行者さんは金剛山を降りて、第23番経塚・クジラを経て、そのまま新庄まで行って、そこで宿泊したようだ。葛城山は経塚はないものの、中腹には第23経塚があったとの説もある界那寺跡や、頂上付近に行所はある。そこは後日に出かけるとして、今回は岩橋山の名石巡礼を行う。
 順路は新庄−太田・如意寺−伏越−尾根道で岩橋山となっているが、長尾−竹内−兵家−谷みちで岩橋峠、のルートとした。これくらいの差異は許してもらおう。それでは岩橋山名石巡礼へいざ。
※注:磐城から棚機神社までは別ブログ「岩橋山麓散歩」に示した。
http://dokodemo-sanpo.cocolog-nifty.com/walkin/2016/06/post-f71a.html
 岩橋山名石を巡る目的の他に、もうひとつ行ってみたいところがある。竹内峠に役行者堂があったはずだ。葛城二十八宿経塚巡行としては、行者さんは岩橋山から平石峠まで巡行することはあっても、そこから當麻寺か西の高貴寺へ降りているようで、本や巡行記録には載っていない。どうも無視されているような気がする。2005年に訪れたのだが記憶も薄れている。誰かお参りしているのだろうか?再訪して確認したい。そのため、ダイトレを竹内峠まで歩くことにした。
■コースタイム
8:15 近鉄磐城
   いきなりモーニング休憩■
8:45 長尾神社
8:47 長尾街道道標
8:59 竹内街道地蔵
9:13 兵家分岐
9:29 浄水場上休憩■9:44
9:48 棚機神社 10:00
----------------------
10:14 伏越分岐
10:23 林道崩落部
10:25 水場休憩■10:46
10:53 谷分岐、付近に第2水場
11:08 山検分杭(多分破線路分岐?)
11:21 屈曲点
11:26 岩橋峠休憩■11:40
----------------------
11:45 近道分岐
11:49 尾根道合流点
11:51 久米の岩橋 10:57
12:02 火の用心、胎内くぐり分岐
12:03 分岐道標
12:06 胎内くぐり 12:14
12:23 トラバース道終り、火の用心、鉄塔
12:29 鉾立岩分岐
12:30 下山路の目印岩?
12:31 鍋石、釜石 12:36
12:37 牛の背岩 12:40
12:48 鉾立岩
12:59 鉄塔休憩■13:07
-----------------------
13:23 岩橋山、昼食休憩■ 13:53
14:08 屈曲点
14:23 平石峠、休憩□14:33
14:50 林道合流
14:56 NTTアンテナ路分岐
15:03 谷出合い
15:15 竹内峠
15:20 役行者祠 15:35
15:40 鹿谷寺分岐
15:45 喫茶店休憩■16:00
16:41 六枚橋
17:10 上の太子
----------------------------------------------------------------------------
■対応する元記事
https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-303.html
https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-304.html
■関連記事
http://dokodemo-sanpo.cocolog-nifty.com/walkin/2016/06/post-f71a.html
過去天気図(気象庁) 2016年06月の天気図
アクセス
10:00、棚機神社へのお参りを済ませて、さて、岩橋峠に向かう。
ここが登り口。クルマがたくさん集まっていたが、堰堤の工事の最中だった。
2016年06月10日 09:47撮影 by  CX2 , RICOH
6/10 9:47
10:00、棚機神社へのお参りを済ませて、さて、岩橋峠に向かう。
ここが登り口。クルマがたくさん集まっていたが、堰堤の工事の最中だった。
10:14、伏越分岐。昔の行者さんは伏越からの尾根道を行ったらしいが、ここは左の谷道を行く。
2016年06月10日 10:15撮影 by  CX2 , RICOH
6/10 10:15
10:14、伏越分岐。昔の行者さんは伏越からの尾根道を行ったらしいが、ここは左の谷道を行く。
0:25、水場があった。腐りかけたベンチもあって休憩にはもってこいだ。ここで、10:46まで休憩。頭を冷やして、顔も洗って、体も冷やす。沢道なので空気は涼しく、生き返る。これからの登りに備えておにぎり1コを食べておく。
2016年06月10日 10:30撮影 by  CX2 , RICOH
6/10 10:30
0:25、水場があった。腐りかけたベンチもあって休憩にはもってこいだ。ここで、10:46まで休憩。頭を冷やして、顔も洗って、体も冷やす。沢道なので空気は涼しく、生き返る。これからの登りに備えておにぎり1コを食べておく。
谷は険悪なところはなく道もしっかりしているので、小気味良く登っていける。ところどころに小さな滝状の流れもある。この時期、水が豊富なのは助かる。楽しい道だと思うのだが、あまり人は通っていない。ひとりだけ下山者に出会った。
2016年06月10日 10:53撮影 by  CX2 , RICOH
6/10 10:53
谷は険悪なところはなく道もしっかりしているので、小気味良く登っていける。ところどころに小さな滝状の流れもある。この時期、水が豊富なのは助かる。楽しい道だと思うのだが、あまり人は通っていない。ひとりだけ下山者に出会った。
11:12、谷はだんだん狭くなってくる。快適な登りだ。この時期、花が少なくなっているが、ヤマアジサイはところどころで見かけた。
2016年06月10日 11:13撮影 by  CX2 , RICOH
6/10 11:13
11:12、谷はだんだん狭くなってくる。快適な登りだ。この時期、花が少なくなっているが、ヤマアジサイはところどころで見かけた。
11:21、沢のドンツキ。道が右にターンして斜面を急登していく。峠は近そうだ。
2016年06月10日 11:21撮影 by  CX2 , RICOH
6/10 11:21
11:21、沢のドンツキ。道が右にターンして斜面を急登していく。峠は近そうだ。
11:26、岩橋峠着。
岩橋峠には先客1名。ベンチに寝ていた。竹内峠から入り、これから葛城山にいくとのこと。
峠はまあまあ普通のダイトレの峠だ。しかし、峠越しの風は涼しい。
2016年06月10日 11:25撮影 by  CX2 , RICOH
6/10 11:25
11:26、岩橋峠着。
岩橋峠には先客1名。ベンチに寝ていた。竹内峠から入り、これから葛城山にいくとのこと。
峠はまあまあ普通のダイトレの峠だ。しかし、峠越しの風は涼しい。
 しっかり休憩したあと、名石めぐりをする。11:40、出発。とりあえず、この階段は登らないといけない。
2016年06月10日 11:44撮影 by  CX2 , RICOH
6/10 11:44
 しっかり休憩したあと、名石めぐりをする。11:40、出発。とりあえず、この階段は登らないといけない。
11:45、幸い5分ほど登ると、トラバース道が現れた。ありがたい。
数分で平坦な尾根道に合流した。その合流点から2分ほどで岩の遺構?があった。「久米の岩橋」と言われている。
2016年06月10日 11:51撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/10 11:51
11:45、幸い5分ほど登ると、トラバース道が現れた。ありがたい。
数分で平坦な尾根道に合流した。その合流点から2分ほどで岩の遺構?があった。「久米の岩橋」と言われている。
岩橋のすぐ上手の平地には「岩不動」が安置されていた。ここには行者さんもお参りされているようだ。
2016年06月10日 11:56撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/10 11:56
岩橋のすぐ上手の平地には「岩不動」が安置されていた。ここには行者さんもお参りされているようだ。
岩不動
2016年06月10日 11:53撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/10 11:53
岩不動
先へ進む。 しばらくは平坦だったが、下りが始まる頃に【火の用心】と朽ちかけた道標があった(12:02)。
うっすらと「胎内」と読める。読めないかも?まっすぐは鉄塔#219へ行くみたいだが、先に胎内くぐりへの脇道をゆく。
2016年06月10日 12:02撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/10 12:02
先へ進む。 しばらくは平坦だったが、下りが始まる頃に【火の用心】と朽ちかけた道標があった(12:02)。
うっすらと「胎内」と読める。読めないかも?まっすぐは鉄塔#219へ行くみたいだが、先に胎内くぐりへの脇道をゆく。
12:03、1分ほどで分岐が現れた。下り左手が胎内くぐり、右手はトラバース道。
胎内くぐり方面はエライくだりになった。関電道との併用だ(元は関電道?)
2016年06月10日 12:04撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/10 12:04
12:03、1分ほどで分岐が現れた。下り左手が胎内くぐり、右手はトラバース道。
胎内くぐり方面はエライくだりになった。関電道との併用だ(元は関電道?)
12:04、スリットのある岩。これは違うだろう。
2016年06月10日 12:04撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/10 12:04
12:04、スリットのある岩。これは違うだろう。
急坂をだいぶん降りたので、里に降りてしまうのかと思ったほどだ。しかし、最初の「火の用心」から4分ほどしか経っていない。これが胎内くぐりの岩だろう(12:06)。
2016年06月10日 12:06撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/10 12:06
急坂をだいぶん降りたので、里に降りてしまうのかと思ったほどだ。しかし、最初の「火の用心」から4分ほどしか経っていない。これが胎内くぐりの岩だろう(12:06)。
スリットを見る。これが胎内くぐりの穴か。
穴を覗き込んでいると、傍でカサカサっと音がして、みると「マムシ」。こんなところで冗談じゃない!さっさと退散。
2016年06月10日 12:07撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/10 12:07
スリットを見る。これが胎内くぐりの穴か。
穴を覗き込んでいると、傍でカサカサっと音がして、みると「マムシ」。こんなところで冗談じゃない!さっさと退散。
遠巻きにして、穴の下をみる。夏にくるところではないな。
2016年06月10日 12:10撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/10 12:10
遠巻きにして、穴の下をみる。夏にくるところではないな。
大岩の下に回ってきた。岩の右上のスリットが胎内くぐりの穴か。
2016年06月10日 12:11撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/10 12:11
大岩の下に回ってきた。岩の右上のスリットが胎内くぐりの穴か。
2016年06月10日 12:14撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/10 12:14
さて、それからの登り返しで息が切れた!5分ほど奮闘して、道標のあった三叉路に来て、トラバース道に入る。そこから3〜4分で「火の用心」が出た。すぐ下が219番鉄塔だった。
2016年06月10日 12:23撮影 by  CX2 , RICOH
6/10 12:23
さて、それからの登り返しで息が切れた!5分ほど奮闘して、道標のあった三叉路に来て、トラバース道に入る。そこから3〜4分で「火の用心」が出た。すぐ下が219番鉄塔だった。
12:23、219番鉄塔。見晴らしはよいが、今日は舫っている。下界はとても暑そうだ!PLの塔が見える。
下山路(鍋石釜石)へは正面のササ原に道がある。笹原を抜けてくだっていると、おじさん一人が登ってくるのに出会った。なんでも下山したいのだが、道が分からないと。岩がゴロゴロしていたが、その先道が分からなくなったので、登り返して下山するとのこと。こちらも初めてなので下山路がどうなっているのか分からない。
2016年06月10日 12:23撮影 by  CX2 , RICOH
6/10 12:23
12:23、219番鉄塔。見晴らしはよいが、今日は舫っている。下界はとても暑そうだ!PLの塔が見える。
下山路(鍋石釜石)へは正面のササ原に道がある。笹原を抜けてくだっていると、おじさん一人が登ってくるのに出会った。なんでも下山したいのだが、道が分からないと。岩がゴロゴロしていたが、その先道が分からなくなったので、登り返して下山するとのこと。こちらも初めてなので下山路がどうなっているのか分からない。
12:29、5分ほどくだると案内板がある、「鉾」。ここはあとで見に行くこととする。
2016年06月10日 12:29撮影 by  CX2 , RICOH
6/10 12:29
12:29、5分ほどくだると案内板がある、「鉾」。ここはあとで見に行くこととする。
少し降ると岩があって、右手に赤テープがあったので、降ると石が並んでいるところに出た(12:31)。ここが鍋石か。
2016年06月10日 12:31撮影 by  CX2 , RICOH
6/10 12:31
少し降ると岩があって、右手に赤テープがあったので、降ると石が並んでいるところに出た(12:31)。ここが鍋石か。
下に回り込んでみると「鍋石 釜石」とある。どれが鍋石でどれが釜石か分からないがとにかく岩だ。
2016年06月10日 12:33撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/10 12:33
下に回り込んでみると「鍋石 釜石」とある。どれが鍋石でどれが釜石か分からないがとにかく岩だ。
上の大石の下に平たい石がささっている。
2016年06月10日 12:35撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/10 12:35
上の大石の下に平たい石がささっている。
その下にも大石。平たい石を入れて、3段構成になっていた。
2016年06月10日 12:35撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/10 12:35
その下にも大石。平たい石を入れて、3段構成になっていた。
13:36、3段の岩の西側を探していると、道標が落葉に埋もれていた。引き上げて見やすいところに置いてみた。樹につるしたほうがよいのだが、道具がない。
2016年06月10日 12:36撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/10 12:36
13:36、3段の岩の西側を探していると、道標が落葉に埋もれていた。引き上げて見やすいところに置いてみた。樹につるしたほうがよいのだが、道具がない。
12:37、西の谷のほうに回り込んでいくと大石があった「牛の背石」
2016年06月10日 12:38撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/10 12:38
12:37、西の谷のほうに回り込んでいくと大石があった「牛の背石」
足場が悪く思ったアングルで撮れない。どれも同じ写真になった。
どうも落ち着かないので3分ほどで退散。
2016年06月10日 12:38撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/10 12:38
足場が悪く思ったアングルで撮れない。どれも同じ写真になった。
どうも落ち着かないので3分ほどで退散。
12:45、鍋石・釜石の上にある大石のところに戻ってきた。地図をみると、どうもここを左手に降りていくと小さな尾根に入り、それが下山路のようだ(確かめてはいないけど)。ここまで降りてくると、どうしても右のテープのほうに行くだろう。たしかに分かりにくい下山路だ。
2016年06月10日 12:45撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/10 12:45
12:45、鍋石・釜石の上にある大石のところに戻ってきた。地図をみると、どうもここを左手に降りていくと小さな尾根に入り、それが下山路のようだ(確かめてはいないけど)。ここまで降りてくると、どうしても右のテープのほうに行くだろう。たしかに分かりにくい下山路だ。
12:48、鉾立石。ここも足場はあまり良くない。
とりあえず「名石」は全部訪問した。
2016年06月10日 12:50撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/10 12:50
12:48、鉾立石。ここも足場はあまり良くない。
とりあえず「名石」は全部訪問した。
12:59、鉄塔まで戻ってきて休憩。足場の悪い撮影と登り返しで結構消耗したので休憩。暑いが、風が涼しく日かげでは気持ちがよい。
このコース、夏場は平石峠または岩橋峠から登って、下りに名石コースにはいるほうがよいなあ、とつくづく思う。
2016年06月10日 12:59撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/10 12:59
12:59、鉄塔まで戻ってきて休憩。足場の悪い撮影と登り返しで結構消耗したので休憩。暑いが、風が涼しく日かげでは気持ちがよい。
このコース、夏場は平石峠または岩橋峠から登って、下りに名石コースにはいるほうがよいなあ、とつくづく思う。
■おまけ
下のGPSログと地理院地図から割り出してプロットした。厳密性は?だが当たらずとも遠からず。
2016年06月14日 06:59撮影
6/14 6:59
■おまけ
下のGPSログと地理院地図から割り出してプロットした。厳密性は?だが当たらずとも遠からず。
地図ロイドから切出し
2016年06月12日 14:55撮影 by  CX2 , RICOH
6/12 14:55
地図ロイドから切出し
 とりあえず登らないと話は始まらない。このまま降りるという気もチラッと起こったけれど・・・
 鉄塔で休憩後、15分ほどかかって縦走路に復帰した。復帰した先には「名石コース」の案内板が建っていた(13:22)。
2016年06月10日 13:22撮影 by  CX2 , RICOH
6/10 13:22
 とりあえず登らないと話は始まらない。このまま降りるという気もチラッと起こったけれど・・・
 鉄塔で休憩後、15分ほどかかって縦走路に復帰した。復帰した先には「名石コース」の案内板が建っていた(13:22)。
13:23、岩橋山頂上
2016年06月10日 13:23撮影 by  CX2 , RICOH
6/10 13:23
13:23、岩橋山頂上
頂上付近は自然林だった。これは気持ちがよい。
2016年06月10日 13:23撮影 by  CX2 , RICOH
6/10 13:23
頂上付近は自然林だった。これは気持ちがよい。
とにかく休憩。降りと登りで結構疲れた。ここでゆっくり昼食。
これから平石峠に向かう。いきなり急階段だ。
2016年06月10日 13:51撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/10 13:51
とにかく休憩。降りと登りで結構疲れた。ここでゆっくり昼食。
これから平石峠に向かう。いきなり急階段だ。
3分ほどで下りが終わり、あとは平坦な道になった、多少の凸凹はある。植林帯ではあるが落葉樹もたくさん残っている。これはよい道だ。バンバン飛ばせる。
2016年06月10日 13:58撮影 by  CX2 , RICOH
6/10 13:58
3分ほどで下りが終わり、あとは平坦な道になった、多少の凸凹はある。植林帯ではあるが落葉樹もたくさん残っている。これはよい道だ。バンバン飛ばせる。
2016年06月10日 14:08撮影 by  CX2 , RICOH
6/10 14:08
途中、西に鋭角に折れ曲がる。
14:11、折れ曲がった先も見晴らしがよかった。写真は岩橋山方面を振り返る。
2016年06月10日 14:11撮影 by  CX2 , RICOH
6/10 14:11
途中、西に鋭角に折れ曲がる。
14:11、折れ曲がった先も見晴らしがよかった。写真は岩橋山方面を振り返る。
快適に飛ばしていると道端に花。ナルコユリかアマドコロか区別がつかんなあ。ま、どちらもナルコユリ属だ。
2016年06月10日 14:14撮影 by  CX2 , RICOH
6/10 14:14
快適に飛ばしていると道端に花。ナルコユリかアマドコロか区別がつかんなあ。ま、どちらもナルコユリ属だ。
まことに快適な道。
ダイトレ名物のスギ・ヒノキ樹林も美しいところは美しいが、落葉樹にはまた格別の美しさがある。ダイトレはこうであってほしいと切に思う。
2016年06月10日 14:18撮影 by  CX2 , RICOH
6/10 14:18
まことに快適な道。
ダイトレ名物のスギ・ヒノキ樹林も美しいところは美しいが、落葉樹にはまた格別の美しさがある。ダイトレはこうであってほしいと切に思う。
14:23、平石峠を上から見る。
2016年06月10日 14:23撮影 by  CX2 , RICOH
6/10 14:23
14:23、平石峠を上から見る。
 平石峠の第24番経塚。この経塚は、一番最初に訪れたこともあるが、今まででベストファイブには入る、お気に入りの経塚だ。まことに清澄、清々しい気持ちになれる。
2016年06月10日 14:31撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/10 14:31
 平石峠の第24番経塚。この経塚は、一番最初に訪れたこともあるが、今まででベストファイブには入る、お気に入りの経塚だ。まことに清澄、清々しい気持ちになれる。
役行者像。やさしいお顔だ。
2016年06月10日 14:27撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/10 14:27
役行者像。やさしいお顔だ。
一転して、恐しいお顔のお不動さん
2016年06月10日 14:28撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/10 14:28
一転して、恐しいお顔のお不動さん
前回は、昨年6月26日の訪問だ。ほとんど1年ぶり。ゆっくりお参り、ゆっくり休憩させていただいた。
経塚としてもだが、峠としてもお気に入りだ。
2016年06月10日 14:28撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/10 14:28
前回は、昨年6月26日の訪問だ。ほとんど1年ぶり。ゆっくりお参り、ゆっくり休憩させていただいた。
経塚としてもだが、峠としてもお気に入りだ。
 14:33、出発。いきなり50〜60mの登りがあるが、本日最後の登りになるだろう。結構疲れてきて、ホイホイとは登れない。
 10分ほどもかけてゆったりと登り切ると、また平坦な道が始まる。平石峠−竹内峠の区間は、事前にWEBのレポートなどを参照はしていたのだが、皆さん、単にダイトレの通過する区間であるか、または、そもそも歩かない!というようなスタンスだった。ちょっと地味かなと思っていたのだが、地味は地味なのだがなかなか味がある区間だと思った。岩橋山から平石峠までの道は素晴らしかったが、それに比べて里山の雰囲気が強くなる。
14:50、地図にある実線路が合流したようだ。
2016年06月10日 14:50撮影 by  CX2 , RICOH
6/10 14:50
 14:33、出発。いきなり50〜60mの登りがあるが、本日最後の登りになるだろう。結構疲れてきて、ホイホイとは登れない。
 10分ほどもかけてゆったりと登り切ると、また平坦な道が始まる。平石峠−竹内峠の区間は、事前にWEBのレポートなどを参照はしていたのだが、皆さん、単にダイトレの通過する区間であるか、または、そもそも歩かない!というようなスタンスだった。ちょっと地味かなと思っていたのだが、地味は地味なのだがなかなか味がある区間だと思った。岩橋山から平石峠までの道は素晴らしかったが、それに比べて里山の雰囲気が強くなる。
14:50、地図にある実線路が合流したようだ。
ランナーが追い抜いていった(14:51)。
2016年06月10日 14:51撮影 by  CX2 , RICOH
6/10 14:51
ランナーが追い抜いていった(14:51)。
14:56、NTT電波塔への道がわかれる。ダイトレは右。
2016年06月10日 14:56撮影 by  CX2 , RICOH
6/10 14:56
14:56、NTT電波塔への道がわかれる。ダイトレは右。
14:57、ダイトレ道もこんな感じだ。相変わらず植林はあるのだが、この景色だとすぐ隣に田畑が広がっていてもおかしくはない。人の手がより深く架けられている森の風情がある。
2016年06月10日 14:57撮影 by  CX2 , RICOH
6/10 14:57
14:57、ダイトレ道もこんな感じだ。相変わらず植林はあるのだが、この景色だとすぐ隣に田畑が広がっていてもおかしくはない。人の手がより深く架けられている森の風情がある。
植林帯を抜けた。クルマの音が聞こえる。まもなく竹内峠だ。この道は「箱ヶ原林道」というらしい。
2016年06月10日 15:15撮影 by  CX2 , RICOH
6/10 15:15
植林帯を抜けた。クルマの音が聞こえる。まもなく竹内峠だ。この道は「箱ヶ原林道」というらしい。
15:15、竹内峠。
型どおり、国境境界碑。
2016年06月10日 15:17撮影 by  CX2 , RICOH
6/10 15:17
15:15、竹内峠。
型どおり、国境境界碑。
◆2005/9/18 竹内街道
 竹内峠には行者堂がある。写真は2005年9月に訪れたときのものだ。11年前で、木々もあまり茂っていず、明るい感じがした。
2005年09月18日 13:29撮影 by  C900Z,D400Z, OLYMPUS OPTICAL CO.,LTD
9/18 13:29
◆2005/9/18 竹内街道
 竹内峠には行者堂がある。写真は2005年9月に訪れたときのものだ。11年前で、木々もあまり茂っていず、明るい感じがした。
今回訪れてみると、かなり寂れているのではないか?あまりお参りもされていないようだった。
一番手前には大きな石仏がある。これは前回は気が付かなかった、というか、当時はあまり関心がなかった。
2016年06月10日 15:22撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/10 15:22
今回訪れてみると、かなり寂れているのではないか?あまりお参りもされていないようだった。
一番手前には大きな石仏がある。これは前回は気が付かなかった、というか、当時はあまり関心がなかった。
かなり大きい。由緒はありそうだが、まったくわからない。
2016年06月10日 15:22撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/10 15:22
かなり大きい。由緒はありそうだが、まったくわからない。
続いて、役行者御霊水
左手には何かの標石と、右手には「大峰三十三度」の標石があった。
続いて、役行者御霊水
左手には何かの標石と、右手には「大峰三十三度」の標石があった。
この下からは水が湧き出ていた。湧きだすと行っても土が少々ぬれる程度。
2016年06月10日 15:22撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/10 15:22
この下からは水が湧き出ていた。湧きだすと行っても土が少々ぬれる程度。
宝篋印塔
正面は・・・・・
大坂
法界
寛政二年?三月吉日
阿闍梨宥尊   (これは宥は看 かも)

左面は・・・・
願主????
岸本組
????
大峰山入?

岸本組という講が寄進したものらしい。
2016年06月10日 15:24撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/10 15:24
宝篋印塔
正面は・・・・・
大坂
法界
寛政二年?三月吉日
阿闍梨宥尊   (これは宥は看 かも)

左面は・・・・
願主????
岸本組
????
大峰山入?

岸本組という講が寄進したものらしい。
ステンレスの手すりのついた石段を登っていくと祠がある。河内国山田郷 役行者遺跡 というらしい。
2016年06月10日 15:25撮影 by  CX2 , RICOH
6/10 15:25
ステンレスの手すりのついた石段を登っていくと祠がある。河内国山田郷 役行者遺跡 というらしい。
2016年06月10日 15:21撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/10 15:21
役行者像

祠の土台には・・・・
大坂 三郷
上町組 山上講
山田村有志一同

ピカピカの手すりのある階段の上にある。しかし、あまりお参りされた形跡はうかがえない。講が消滅して顧みられなくなって、それではアカンということで、補修したものだろうか?しかし、遺跡でなく、お参りしてナンボの役行者祠だと思うけど・・・
2016年06月10日 15:26撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/10 15:26
役行者像

祠の土台には・・・・
大坂 三郷
上町組 山上講
山田村有志一同

ピカピカの手すりのある階段の上にある。しかし、あまりお参りされた形跡はうかがえない。講が消滅して顧みられなくなって、それではアカンということで、補修したものだろうか?しかし、遺跡でなく、お参りしてナンボの役行者祠だと思うけど・・・
 もう一度入り口にある石仏の足元をみると、平成二十四年の那智山青岸渡寺のヒデが奉納されていた行者さんの巡行の痕跡もこれくらいだった。
2016年06月10日 15:33撮影 by  CX2 , RICOH
6/10 15:33
 もう一度入り口にある石仏の足元をみると、平成二十四年の那智山青岸渡寺のヒデが奉納されていた行者さんの巡行の痕跡もこれくらいだった。
15:40、鹿谷寺跡下のダイトレ入り口、もとい、二上山登山口。
鹿谷寺跡へ行こうとして、この階段をみて意気消沈した。すぐ上なのだが、水を飲み干してしまった。
2016年06月10日 15:42撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/10 15:42
15:40、鹿谷寺跡下のダイトレ入り口、もとい、二上山登山口。
鹿谷寺跡へ行こうとして、この階段をみて意気消沈した。すぐ上なのだが、水を飲み干してしまった。
巨大な道標地蔵さんも笑っているようだ。「このアカンタレが!」
そう言われましても・・・
 アカンタレは喫茶店に入ってコーヒーを飲む。意気消沈したアカンタレは16:00までへばっていた。
さて、本来の計画では、ここから磯長の叡福寺まで足を延ばす予定だった。叡福寺は聖徳太子ゆかりのお寺というイメージだが、修験の行所でもあるのだ。そこはどうしても1時間はかかりそうで、時間切れだろう。かといって、竹内街道資料館も無理だろう。このまま竹内街道を通って上ノ太子へ向かうこととする。
 ここからの下りが難所である!歩道がほとんどない!竹内街道の難点はココだろう。物好き以外はクルマで来る竹内街道。

 
2016年06月10日 15:44撮影 by  CX2 , RICOH
6/10 15:44
巨大な道標地蔵さんも笑っているようだ。「このアカンタレが!」
そう言われましても・・・
 アカンタレは喫茶店に入ってコーヒーを飲む。意気消沈したアカンタレは16:00までへばっていた。
さて、本来の計画では、ここから磯長の叡福寺まで足を延ばす予定だった。叡福寺は聖徳太子ゆかりのお寺というイメージだが、修験の行所でもあるのだ。そこはどうしても1時間はかかりそうで、時間切れだろう。かといって、竹内街道資料館も無理だろう。このまま竹内街道を通って上ノ太子へ向かうこととする。
 ここからの下りが難所である!歩道がほとんどない!竹内街道の難点はココだろう。物好き以外はクルマで来る竹内街道。

 
やっと竹内街道旧道に入った(16:25)。古い道標。
2016年06月10日 16:25撮影 by  CX2 , RICOH
6/10 16:25
やっと竹内街道旧道に入った(16:25)。古い道標。
16:29、以前来た時には気が付かなかった、地蔵祠。街道脇の斜面の上の方にある。
2016年06月10日 16:29撮影 by  CX2 , RICOH
6/10 16:29
16:29、以前来た時には気が付かなかった、地蔵祠。街道脇の斜面の上の方にある。
大道付近を振り返り
2016年06月10日 16:31撮影 by  CX2 , RICOH
6/10 16:31
大道付近を振り返り
16:33、大道。今はどうかわからないが、昔はここで洗い物をしたんだろう。
このあたりで下校途中の小学生が挨拶してくれた。元気だ。
2016年06月10日 16:33撮影 by  CX2 , RICOH
6/10 16:33
16:33、大道。今はどうかわからないが、昔はここで洗い物をしたんだろう。
このあたりで下校途中の小学生が挨拶してくれた。元気だ。
16:44、旧春日の旧街道。太子町の中心部だ。
以前とは逆向きに歩いているので景色が新鮮だ。この旧街道の風情をみてるとまた歩いてみたくなった。以前は通過した感じが強い竹内街道だったが、つぶさに街をみてみたい。
2016年06月10日 16:44撮影 by  CX2 , RICOH
6/10 16:44
16:44、旧春日の旧街道。太子町の中心部だ。
以前とは逆向きに歩いているので景色が新鮮だ。この旧街道の風情をみてるとまた歩いてみたくなった。以前は通過した感じが強い竹内街道だったが、つぶさに街をみてみたい。
二上山を振り返りながら駅に向かう。
2016年06月10日 16:45撮影 by  CX2 , RICOH
6/10 16:45
二上山を振り返りながら駅に向かう。

感想

 岩橋山からのダイトレも歩いて楽しい道だった。ダイトレというとどうしても植林帯+階段のイメージがあるが、それはこの区間もあるのだが、植林の山から高度を下げるに連れて徐々に里山の落葉樹林のイメージが大きくなってくる、その変化を感じながらあるくのが良かったのだ。森の多様性ということを考えざるを得ない。さらに、竹内街道。峠からの車道はなんとかならんかと思うが、旧街道は歩いて楽しい道だった。旧街道の良さが街の環境に生かされていた。また歩こうと思う。

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