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Yamareco

記録ID: 7542683
全員に公開
ハイキング
甲信越

【舟窪に萌える秋】大垈山ー晴明盤ー稚児落し(遅能戸BS→大月駅)

2024年11月30日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:30
距離
15.6km
登り
1,232m
下り
1,328m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:37
休憩
0:52
合計
6:29
距離 15.6km 登り 1,232m 下り 1,328m
7:45
16
8:28
8:36
73
10:08
10:15
38
10:53
49
11:42
12
11:54
11:55
21
12:16
23
12:39
12:46
8
12:54
13
13:07
13:27
26
13:53
12
14:14
0
14:14
ゴール地点
天候 晴れ。風がやや強い。朝は冷え込んだが、日中はぽかぽか陽気。
過去天気図(気象庁) 2024年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
▼行き
05:00発 新板橋ー07:42着 大月
乗換3回(神保町・笹塚・京王八王子=八王子)京王409+JR770= 1,179円
07:28発 大月駅ー07:42着 遅能戸<富士急行バス>通常運賃300円
▼帰り
14:47発 大月ー16:52着 新板橋
乗換3回(高尾・笹塚・神保町)京王409+JR594= 1,003円
💰️本日の交通費
1,179+300+1,003=2,482円
コース状況/
危険箇所等
【「低山の難しさ」をいたるところに散りばめた難コース!】
・急坂連発!落ち葉で滑る、踏ん張れない。
特に強烈だったのは、
「清明盤」からの下り
「高の丸」への登り
「向山」からの下り ←とくに凶悪!!

・各ピークからの進行方向不明瞭
 特に「サクラ沢峠〜稚児落とし分岐」の間、地形判断も難しく道迷いが発生しやすい状況です。
約1年半ぶり、2回目の遅能戸(おそのと)バス停。
大月駅から乗車は2名だけでした。
2024年11月30日 07:44撮影 by  SH-M24, SHARP
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11/30 7:44
約1年半ぶり、2回目の遅能戸(おそのと)バス停。
大月駅から乗車は2名だけでした。
浅利川に沿っての車道歩きが気持ち良いですが、日陰で暗く寒いです。
車両の通行は皆無です。
2024年11月30日 07:48撮影 by  SH-M24, SHARP
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11/30 7:48
浅利川に沿っての車道歩きが気持ち良いですが、日陰で暗く寒いです。
車両の通行は皆無です。
紅葉は麓まで降りてきています。
2024年11月30日 07:57撮影 by  SH-M24, SHARP
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11/30 7:57
紅葉は麓まで降りてきています。
「恩賜林記念碑」
この山域に同趣旨の石碑を何か所かみたような気がします。
2024年11月30日 08:04撮影 by  SH-M24, SHARP
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11/30 8:04
「恩賜林記念碑」
この山域に同趣旨の石碑を何か所かみたような気がします。
遅能戸から45分ほどで登山口。
看板には雁ヶ腹摺山までの地図が貼られていますが、ここから雁ヶ腹摺山まではかなりハードでした。
2024年11月30日 08:30撮影 by  SH-M24, SHARP
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11/30 8:30
遅能戸から45分ほどで登山口。
看板には雁ヶ腹摺山までの地図が貼られていますが、ここから雁ヶ腹摺山まではかなりハードでした。
この橋は数年後には朽ちて、かわりに飛び石が設置されてそうです。
2024年11月30日 08:33撮影 by  SH-M24, SHARP
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11/30 8:33
この橋は数年後には朽ちて、かわりに飛び石が設置されてそうです。
取り付きは植林ですが、すぐに自然林となります。その後は金山峠手前まで植林と自然林を行ったり来たりですが、自然林のほうが圧倒的に多かったです。
2024年11月30日 08:42撮影 by  SH-M24, SHARP
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11/30 8:42
取り付きは植林ですが、すぐに自然林となります。その後は金山峠手前まで植林と自然林を行ったり来たりですが、自然林のほうが圧倒的に多かったです。
倒木を越えながら急なつづら折りを淡々と登ります。
登山道の整備は頻繁には行われなさそうです。
2024年11月30日 08:51撮影 by  SH-M24, SHARP
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11/30 8:51
倒木を越えながら急なつづら折りを淡々と登ります。
登山道の整備は頻繁には行われなさそうです。
つづら折りの急登をこなして尾根に乗ります。
尾根に乗ったあともひたすらきつい登りが続きます。
2024年11月30日 08:59撮影 by  SH-M24, SHARP
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11/30 8:59
つづら折りの急登をこなして尾根に乗ります。
尾根に乗ったあともひたすらきつい登りが続きます。
本日の最高点となる大垈山が近くに見えます。
2024年11月30日 09:20撮影 by  SH-M24, SHARP
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11/30 9:20
本日の最高点となる大垈山が近くに見えます。
明るい尾根ですが、展望は樹間から少々ある程度です。
2024年11月30日 09:22撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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11/30 9:22
明るい尾根ですが、展望は樹間から少々ある程度です。
落ち葉で滑りまくる急坂が続きます。
雁ヶ腹摺山まで登ったときも、細かい急坂で筋力を消費させられたことが、後半になって堪えました。
2024年11月30日 09:34撮影 by  SH-M24, SHARP
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11/30 9:34
落ち葉で滑りまくる急坂が続きます。
雁ヶ腹摺山まで登ったときも、細かい急坂で筋力を消費させられたことが、後半になって堪えました。
金山鉱泉の登山口から1時間20分ほどで、大垈山と金山鉱泉の分岐に。このあたり、登山道は大垈山の西側を巻いていますが、最高点を踏むなら直登でも良かったと思います。
2024年11月30日 09:48撮影 by  SH-M24, SHARP
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11/30 9:48
金山鉱泉の登山口から1時間20分ほどで、大垈山と金山鉱泉の分岐に。このあたり、登山道は大垈山の西側を巻いていますが、最高点を踏むなら直登でも良かったと思います。
途中の鞍部から引き返す形で大垈山の最高点(1190m圏ピークに立ち寄ってみましたが、山頂標識などは一切ありませんでした。
2024年11月30日 09:58撮影 by  SH-M24, SHARP
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11/30 9:58
途中の鞍部から引き返す形で大垈山の最高点(1190m圏ピークに立ち寄ってみましたが、山頂標識などは一切ありませんでした。
大垈山の東西に長い頂上部は二重山稜になっています。舟久保大好きな人には是非ともおすすめしたい山です。
2024年11月30日 10:06撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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11/30 10:06
大垈山の東西に長い頂上部は二重山稜になっています。舟久保大好きな人には是非ともおすすめしたい山です。
大垈山の主。樹齢約300年の「白ブナ」
2024年11月30日 10:08撮影 by  SH-M24, SHARP
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11/30 10:08
大垈山の主。樹齢約300年の「白ブナ」
大垈山の山頂標識。1179.8mとありますが、三角点峰ではありません。このあたりで3人パーティーに会いましたが、以前ヨコスズ尾根で見かけた方たちかも・・・?
2024年11月30日 10:09撮影 by  SH-M24, SHARP
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11/30 10:09
大垈山の山頂標識。1179.8mとありますが、三角点峰ではありません。このあたりで3人パーティーに会いましたが、以前ヨコスズ尾根で見かけた方たちかも・・・?
大垈山頂からの進行方向は落ち葉などでわかりにくいです。舟窪状の地形に気を取られているうちに道を失いましたが、すぐに復帰。宮地山方面の分岐に到着。
2024年11月30日 10:21撮影 by  SH-M24, SHARP
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11/30 10:21
大垈山頂からの進行方向は落ち葉などでわかりにくいです。舟窪状の地形に気を取られているうちに道を失いましたが、すぐに復帰。宮地山方面の分岐に到着。
宮路山分岐からはしばらく穏やかな尾根歩きが続きます。
広葉樹に、ツガやアカマツなどの針葉樹が混じって良い雰囲気です。
2024年11月30日 10:28撮影 by  SH-M24, SHARP
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11/30 10:28
宮路山分岐からはしばらく穏やかな尾根歩きが続きます。
広葉樹に、ツガやアカマツなどの針葉樹が混じって良い雰囲気です。
この尾根沿いに送電線が通っていて、鉄塔も頻繁に現れます。
鉄塔周辺では、植樹が行われている場所も散見します。
2024年11月30日 10:39撮影 by  SH-M24, SHARP
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11/30 10:39
この尾根沿いに送電線が通っていて、鉄塔も頻繁に現れます。
鉄塔周辺では、植樹が行われている場所も散見します。
標高が下がってきて、キレイに色づいたカエデ類が増えてきます。
2024年11月30日 10:42撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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11/30 10:42
標高が下がってきて、キレイに色づいたカエデ類が増えてきます。
晴明盤(セーメーバン)山頂。山頂といっても、登り返しはほぼありません。
2024年11月30日 10:52撮影 by  SH-M24, SHARP
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11/30 10:52
晴明盤(セーメーバン)山頂。山頂といっても、登り返しはほぼありません。
これが、陰陽師・安倍晴明の伝説が残る「晴明盤」
山梨県の登録文化財に指定されて・・・いるわけありませんね。ただの三角点です。
2024年11月30日 10:52撮影 by  SH-M24, SHARP
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11/30 10:52
これが、陰陽師・安倍晴明の伝説が残る「晴明盤」
山梨県の登録文化財に指定されて・・・いるわけありませんね。ただの三角点です。
晴明盤までは平和な道でしたが、ここからは50m近い強烈な下りとなります。
2024年11月30日 10:52撮影 by  SH-M24, SHARP
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11/30 10:52
晴明盤までは平和な道でしたが、ここからは50m近い強烈な下りとなります。
ブナの黄葉が鮮やか。
2024年11月30日 11:09撮影 by  SH-M24, SHARP
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11/30 11:09
ブナの黄葉が鮮やか。
途中の伐採地でこの日一番の展望が得られました。
御正体山〜杓子山〜三ツ峠を前衛に従えた富士山は「大月市秀麗富嶽十二景」に加えても良いくらいです。
2024年11月30日 11:16撮影 by  SH-M24, SHARP
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11/30 11:16
途中の伐採地でこの日一番の展望が得られました。
御正体山〜杓子山〜三ツ峠を前衛に従えた富士山は「大月市秀麗富嶽十二景」に加えても良いくらいです。
日が高くなって、イロハ系のもみじが鮮やか。
2024年11月30日 11:35撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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11/30 11:35
日が高くなって、イロハ系のもみじが鮮やか。
赤い色した祠は珍しいかも?
2024年11月30日 11:39撮影 by  SH-M24, SHARP
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11/30 11:39
赤い色した祠は珍しいかも?
サクラ沢峠。
ここまでもけっこう大変な道ではありましたが、ここから稚児落としまでが、低山の難しさを凝縮したような難路となります。
2024年11月30日 11:40撮影 by  SH-M24, SHARP
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11/30 11:40
サクラ沢峠。
ここまでもけっこう大変な道ではありましたが、ここから稚児落としまでが、低山の難しさを凝縮したような難路となります。
まずは、「高の丸」への道なき広尾根の激登り。
2024年11月30日 11:47撮影 by  SH-M24, SHARP
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11/30 11:47
まずは、「高の丸」への道なき広尾根の激登り。
高ノ丸
ぼんやりとしたピークで進行方向がわかりにくいです。
2024年11月30日 11:53撮影 by  SH-M24, SHARP
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11/30 11:53
高ノ丸
ぼんやりとしたピークで進行方向がわかりにくいです。
それと引き換えに、山の雰囲気は上々です。
2024年11月30日 11:57撮影 by  SH-M24, SHARP
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11/30 11:57
それと引き換えに、山の雰囲気は上々です。
イロハ系のもみじも黄色くなるんですねえ。
2024年11月30日 12:01撮影 by  SH-M24, SHARP
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11/30 12:01
イロハ系のもみじも黄色くなるんですねえ。
こっちはコハウチワカエデ
2024年11月30日 12:05撮影 by  SH-M24, SHARP
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11/30 12:05
こっちはコハウチワカエデ
山梨東部の送電線巡視路にありがちなゴム状のブロックによる階段。段差が小さく作れるので、木の階段よりはマシですが、すべりやすい落ち葉の急坂に埋もれるとそれなりに厄介な存在です。
2024年11月30日 12:08撮影 by  SH-M24, SHARP
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11/30 12:08
山梨東部の送電線巡視路にありがちなゴム状のブロックによる階段。段差が小さく作れるので、木の階段よりはマシですが、すべりやすい落ち葉の急坂に埋もれるとそれなりに厄介な存在です。
急降下を必死にこなして林道が横切るトズラ峠に降り立ちます。「トズラ」という地名は奥多摩から山梨東部に多いのはなんでだろう?
2024年11月30日 12:15撮影 by  SH-M24, SHARP
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11/30 12:15
急降下を必死にこなして林道が横切るトズラ峠に降り立ちます。「トズラ」という地名は奥多摩から山梨東部に多いのはなんでだろう?
トズラ峠からのきつい登り返し、道も岩がちとなりどんどんハードになっていきます。
2024年11月30日 12:31撮影 by  SH-M24, SHARP
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11/30 12:31
トズラ峠からのきつい登り返し、道も岩がちとなりどんどんハードになっていきます。
向山手前のビューポイント。
富士山の手前に、高川山。高川からむすび山への稜線がいい感じ。こちらは多くのハイカーで賑わっていることでしょう。
2024年11月30日 12:36撮影 by  SH-M24, SHARP
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11/30 12:36
向山手前のビューポイント。
富士山の手前に、高川山。高川からむすび山への稜線がいい感じ。こちらは多くのハイカーで賑わっていることでしょう。
向山。現地の標識では「笹平北峰」と書かれています。
2024年11月30日 12:40撮影 by  SH-M24, SHARP
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11/30 12:40
向山。現地の標識では「笹平北峰」と書かれています。
本日の最凶激下りはここ!
・まず向山からの道が不明瞭
・方向を確認しても、「マジでここ降りるの? 踏み跡??」
・下ってみるとまともに立ってられない急下りに例のゴムブロック階段が靴に引っかかってヤバすぎぃ!
2024年11月30日 12:44撮影 by  SH-M24, SHARP
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11/30 12:44
本日の最凶激下りはここ!
・まず向山からの道が不明瞭
・方向を確認しても、「マジでここ降りるの? 踏み跡??」
・下ってみるとまともに立ってられない急下りに例のゴムブロック階段が靴に引っかかってヤバすぎぃ!
で、次のピーク「笹平」周辺は例によって”迷いの森”チックでどこが山頂だったのかもよくわからず・・・踏み跡もわからないし、GPSがなければ完全に道迷いしてました。そして、ようやく岩殿山からのルートと合流。
2024年11月30日 13:07撮影 by  SH-M24, SHARP
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11/30 13:07
で、次のピーク「笹平」周辺は例によって”迷いの森”チックでどこが山頂だったのかもよくわからず・・・踏み跡もわからないし、GPSがなければ完全に道迷いしてました。そして、ようやく岩殿山からのルートと合流。
ここから先は大勢のハイカーで賑わうメジャールート。といっても、岩殿山方面はピリ辛コースなので今日は行きません!
稚児落としの岩場でのんびりと昼食休憩。
2024年11月30日 13:10撮影 by  SH-M24, SHARP
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11/30 13:10
ここから先は大勢のハイカーで賑わうメジャールート。といっても、岩殿山方面はピリ辛コースなので今日は行きません!
稚児落としの岩場でのんびりと昼食休憩。
浅利川・笹子川・桂川と3本の河川が合流する大月市街地の様子。さらにこの先猿橋手前で葛野川とも合流しますね。
個人的には「大菩薩山系」と「高尾陣場周辺の山」の境界は葛野川だと思っているので、この山行の地域分類は「甲信越・その他」としています。
2024年11月30日 13:12撮影 by  SH-M24, SHARP
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11/30 13:12
浅利川・笹子川・桂川と3本の河川が合流する大月市街地の様子。さらにこの先猿橋手前で葛野川とも合流しますね。
個人的には「大菩薩山系」と「高尾陣場周辺の山」の境界は葛野川だと思っているので、この山行の地域分類は「甲信越・その他」としています。
高川山をズーム。
気温も上がって、日差しが暑いくらいの陽気に。富士山はだいぶ霞んできました。
2024年11月30日 13:22撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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11/30 13:22
高川山をズーム。
気温も上がって、日差しが暑いくらいの陽気に。富士山はだいぶ霞んできました。
こちらは歩いてきた向山(左)と笹平(右)方面。
二度と歩くことはないでしょうね、たぶん・・・。
2024年11月30日 13:26撮影 by  SH-M24, SHARP
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11/30 13:26
こちらは歩いてきた向山(左)と笹平(右)方面。
二度と歩くことはないでしょうね、たぶん・・・。
稚児落としからの下山も急坂ですが、整備されているので歩きやすいです。最後はこの民家の横にでてきますが、逆に駅方面からくると、登山口はわかりにくいです。
2024年11月30日 13:48撮影 by  SH-M24, SHARP
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11/30 13:48
稚児落としからの下山も急坂ですが、整備されているので歩きやすいです。最後はこの民家の横にでてきますが、逆に駅方面からくると、登山口はわかりにくいです。
この標識で大通りから橋をわたるのですが、前来たときは民家の手前でわからなくなって、結局ぐるっと遠回りしました。
2024年11月30日 13:49撮影 by  SH-M24, SHARP
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11/30 13:49
この標識で大通りから橋をわたるのですが、前来たときは民家の手前でわからなくなって、結局ぐるっと遠回りしました。
大月駅。
ちょうど14:15の高尾行きが到着してましたが、のんびりと次の電車を待ちます。
2024年11月30日 14:14撮影 by  SH-M24, SHARP
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11/30 14:14
大月駅。
ちょうど14:15の高尾行きが到着してましたが、のんびりと次の電車を待ちます。

感想

「日本三大舟窪地形」とは、
北アルプスの蝶ヶ岳・八ヶ岳の稲子岳・大菩薩山系の大垈山
を指す・・・というのは全くの大嘘です。

そもそも舟窪地形の定義ってなんでしょう?
学術的には「稜線部分が地滑り的に山体崩壊を起こした結果できる二重山稜に挟まれた線上の窪地」といった意味合いになる、みたいです。

とりあえず、山の中で「2つの尾根に挟まれた線上の窪地」的な場所、ときどき見かけますよね。地形の成因はよくわかりませんが、2つの尾根地形に囲まれた線上の窪地って不思議な安堵感を感じます。私が奥多摩の七跳山が好きだと何度も言っているのはこのことです。

その意味で、今回の大垈山の舟窪(状)地形はスケールもあり、なかなかの見応え・歩きごたえです。ヤマレコの「みんなの足跡」も北側と南側にキレイに分かれて歩かれているので、興味のある方は足を運んでみるとよいでしょう。

大垈山から晴明盤にかけては山の雰囲気も素晴らしく、私好みではあるのですが、その他の部分がいやらしい急坂の連続でリピートすることはないかなあ、と思います。

雁ヶ腹摺山からの下りルートを考えている人、心と体力に余裕があれば金山鉱泉に直接下るルートよりも、大垈山・晴明盤経由をおすすめしたいです。

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コメント

俺塩さん
大垈山でお会いした者です。
金山鉱泉登山口の朽ちた橋を渡られたのですね。
我々としては、とても怖くて渡れませんでした。
2024/12/3 9:17
やす爺さん
コメントありがとうございます。
金山の登山口の橋、私は何も考えずに渡ってしまいました

やす爺さんの過去レコ見させていただきましたが、去年の5月に倉沢見通し尾根とヨコスズ尾根が合流するところでお見かけしております。
偶然ってあるものですね!
2024/12/3 19:46
俺塩さん
あの穴も開いている木橋を何も考えず渡るとは、俺塩さんの勇気に感服。
それより、見通し尾根とヨコスズ尾根の合流地点(アンテナのある処)で遭遇しているとは驚きです。2度あることは3度ある。また何処かで遭遇するのが楽しみです。
2024/12/3 20:12
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私はセーメーバンを南から登りで、また別の山行で笹平→向山と歩きましたが、強烈な坂にとても同意できたのでついコメントしてしまいます。
笹平はどこいけばいいかよくわからないし、その先進むと西上州みたいな細尾根、アホみたいな急坂、そしてゴムブロックの階段(←こいつ何!?)と、ザレるし落ち葉だしでまぁなんかすごいところでしたね…。
トズラ峠少し行ったあたりから遅能戸へ直接降りましたが、下部では明確に道っぽいものがあったのでかつてはきちんとした登山道だったんでしょうか。
今更ですが、お疲れさまでした。
2024/12/29 0:41
Barklayさん、コメントありがとうございます。
家族連れで賑わう岩殿山〜稚児落としのすぐお隣が、あんなマゾイ山だとは思いもしませんでした。
雁ヶ腹摺山からの長い下りであんなところ通ったとしたら、相当メンタルやられそうです。
ゴムブロックの階段、山梨東部ではよく見かけますが、ちゃんと土の中におさまっている分には悪さはしないんですけどね・・・(※木の階段はほぼ全てがワタシの敵です!)
2024/12/30 14:10
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