モッチョム岳


- GPS
- 03:27
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 1,091m
- 下り
- 1,090m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
空路(JAL) 屋久島 1440-1615 伊丹 出庫し、その日のうちに車で帰宅できた |
コース状況/ 危険箇所等 |
急登を300m登り尾根を乗越して沢横を左上し渡渉(水を汲む) また左上しつつ次の尾根に乗ると万代杉 乗越して奥をトラバースすると沢(水を汲む)を超えてすぐモッチョム太郎 尾根を詰めて先程の沢の源頭(ここも汲める)を超えてようやく主稜線 ゆるく上り詰めたら神山展望(朝に写真を撮った神社の正面) ここから細い尾根を進み、左に折れて一旦高度を落としつつモッチョム岳に アップダウンが続き、丸い岩が下から見えたらようやくピーク ロープを使いゴボウで登り、立つ 屋久島には岳参りという伝統行事があるという。 24(下記の文献では17)の集落それぞれから見えるそれぞれの「前岳」を経て「奥岳」(宮之浦岳と考えればよいか)に参るということらしい。 「岳参りの起源と歴史」という文献 https://www.env.go.jp/park/yakushima/ywhcc/common/data/kaigi/arikata/2/170204-2-3-2.pdf には、原集落の御岳(奥岳)は本富岳(モッチョム)と記されている。 モッチョム岳の麓の原という集落の益救(やく・「ますくひ」とも)神社と神山(展望)と割石岳(前岳)と宮之浦岳(奥岳)はほぼ一直線上に並んでおりなんだか興味深い。ただし今回のコースから割石岳方面へのルートはなさそうだったし、そもそも割石岳には登山道はついていない。原集落の昔の岳参りはどのようなものだったのか、興味が湧く。 |
その他周辺情報 | 楠川温泉300円 観光と無縁な地域の温泉 徳洲会病院前のスーパーで昼食購入 レンタカーを返すときにOD缶を引き取ってもらった |
写真
感想
屋久島最終日。とりあえず宮之浦岳は踏んで目標は達したので今日は観光モードのつもりだった。まずは朝風呂に行こう。
南側の湯泊温泉に向けて走る。原という集落あたりまでくるとモッチョム岳が見えてきた。なんてカッコいい山容!
ちょっと右に折れて神社下から写真を撮影。日の出に照らされてオレンジ色に輝いている。
あー温泉はやめ。登ろう。
セカンドプランとしておよそ5時間くらいと下調べはしてあった。かなり軽装で準備して登り始めた。
300mほど急登が続き、西にトラバースしつつ稜線に登り上げると万代杉。乗越して奥の沢筋を詰めて渡渉してさらに奥の稜線を右にドッグレッグしながら詰めていくとモッチョム太郎。奥に尾根を2つほど巻いて沢横を詰めるとようやく本峰の稜線に取り付く。
さぁもう少しと思うが、ここからが長い。
しばらくで神山展望と書かれた場所に着く。さっきの神社の参道の延長線上になる。海が輝いている。
ここからしばし細尾根を進み海側に折れる。
アップダウンをこれでもかと繰り返して、ようやくピークの丸い岩が見えた。
岩はスタンスもホールドも僅かで、ロープでゴボウするしかなかった。
登ると360度の大展望。海はキラキラ。
昨日の霧の中の登山でもやもやしていたものが吹っ飛んだ。昨日頑張って降りて良かった。今日来てよかった。
後ろには巨大なスラブが左右に並び、奥に印象的な岩の塊の乗った割石岳が見える。
ヤクスギランドからの登山道はその奥か。
登ったロープの反対側にロープがあるので降りてみると小さな社。さっきの神社の奥宮に相当するか。
ここまで来れた感謝のお参りをした。
さて、時間が無いので下山に。帰りは写真無し。ひたすら下山。
降りて千尋の滝を見る。大きなスラブを含む滝。なんて屋久島らしい光景なんだろう。写真に収める。
車に戻ると11時。温泉はどこにしようか。
空港に近いところで楠川の温泉にした。
こんなところに?、と思うような場所にある。古びた建物がまだ雰囲気が良い。300円なり。
浴槽は5人くらいしか入れない。硫黄の匂いが僅かにする。さっぱり汗を流して出る。
駐車場で荷物をパッキングする。適当に昼を食べてレンタカーを返却して空港へ。
またプロペラ機で伊丹へひとっ飛びして車で帰宅した。
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