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Yamareco

記録ID: 7629713
全員に公開
ハイキング
丹沢

丹沢表尾根に難路のバリルート(書策新道とホソノノ尾根)で登り、破線の烏尾尾根で下山

2024年12月28日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:52
距離
17.0km
登り
1,391m
下り
1,399m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:32
休憩
0:21
合計
6:53
距離 17.0km 登り 1,391m 下り 1,399m
6:34
8
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6:43
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7:02
7:03
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7:33
6
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5
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8
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7:55
6
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10
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9
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6
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6
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8
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21
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42
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3
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25
13:13
18
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2024年12月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
書策新道とホソノノ尾根はバリルートです。
踏み跡は薄く、道はあっても
細くて傾斜のあるトラバース道が
多いです。

途中危険なところが3箇所ありました。
弛み橋付近、崩壊地、本谷沢への下りです。
いずれも滑落すれば大怪我でしょう。
雪や雨の後などは無理しないこと。

後半の直登では体力を消耗します。
前半で神経使って疲れてくるのて
時間に余裕を持った計画が必要です。

登りの場合は道迷いの心配はないです。
道標は全くありません。
ごくわずかですがピンテがあります。

落ち葉は気になりません。
ザレている箇所も多いです。
薮はありませんが、山頂直下で
少しだけ灌木の間をいきます。

表尾根
歩き易い一般登山道です。

烏尾尾根
破線ルートです。
前半は歩き易いつづら折りですが、
後半は荒れてきます。
傾斜もきつくなります。
広い尾根になるので
ロープが張られたところを
歩くようになります。
朝の大倉
吊り橋を渡ります。
2024年12月28日 06:34撮影 by  iPhone X, Apple
1
12/28 6:34
朝の大倉
吊り橋を渡ります。
林道途中にある
竜神の泉です。
細々と流れていました。
2024年12月28日 07:02撮影 by  iPhone X, Apple
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12/28 7:02
林道途中にある
竜神の泉です。
細々と流れていました。
林道を1時間以上歩いて
戸沢山荘に着きました。
ここが登山口になります。
書策新道やホソノノ尾根の
表示はありませんが、
塔ノ岳方面にいきます。
2024年12月28日 07:55撮影 by  iPhone X, Apple
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12/28 7:55
林道を1時間以上歩いて
戸沢山荘に着きました。
ここが登山口になります。
書策新道やホソノノ尾根の
表示はありませんが、
塔ノ岳方面にいきます。
沢沿いに少し歩くと
右側にこの堰堤階段があります。 
ここを登って左にいきます。
2024年12月28日 08:02撮影 by  iPhone X, Apple
2
12/28 8:02
沢沿いに少し歩くと
右側にこの堰堤階段があります。 
ここを登って左にいきます。
すぐに尾根の末端に
取り付きます。
尾根を少し登ると
このロープがあります。
ここを通過します。
2024年12月28日 08:12撮影 by  iPhone X, Apple
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12/28 8:12
すぐに尾根の末端に
取り付きます。
尾根を少し登ると
このロープがあります。
ここを通過します。
尾根の途中、
見えるのは戸沢で分岐した
天神尾根でしょうか?
2024年12月28日 08:22撮影 by  iPhone X, Apple
12/28 8:22
尾根の途中、
見えるのは戸沢で分岐した
天神尾根でしょうか?
ここは弛み橋があった
ところです。
橋は完全になくなりました。
小さな涸沢へ降りて、
対岸に渡るのですが
降りるところが
70度くらいの急傾斜で
足をかけるところがなく
土が脆く崩れます。
キックステップで何とか
何とか降りましたが、
とても危険なところです。

2024年12月28日 08:43撮影 by  iPhone X, Apple
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12/28 8:43
ここは弛み橋があった
ところです。
橋は完全になくなりました。
小さな涸沢へ降りて、
対岸に渡るのですが
降りるところが
70度くらいの急傾斜で
足をかけるところがなく
土が脆く崩れます。
キックステップで何とか
何とか降りましたが、
とても危険なところです。

ここは涸沢の対岸です。
ここは普通に登れます。
2024年12月28日 08:43撮影 by  iPhone X, Apple
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12/28 8:43
ここは涸沢の対岸です。
ここは普通に登れます。
振り返って見た
降りてきたところです。
左下の方は本谷沢に
30mくらいストンと
落ちていきます。
ここで滑ったら
止まらないでしょう。
2024年12月28日 08:46撮影 by  iPhone X, Apple
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12/28 8:46
振り返って見た
降りてきたところです。
左下の方は本谷沢に
30mくらいストンと
落ちていきます。
ここで滑ったら
止まらないでしょう。
崩壊地をトラバースします。
踏み跡はほとんどなく、
しかもザレですが、滑りません。
ここは設置ロープが使えました。
2024年12月28日 08:49撮影 by  iPhone X, Apple
1
12/28 8:49
崩壊地をトラバースします。
踏み跡はほとんどなく、
しかもザレですが、滑りません。
ここは設置ロープが使えました。
また崩壊地です。
ここは設置ロープが高くて
手が届きません。
かなりのスリルです。
2024年12月28日 08:59撮影 by  iPhone X, Apple
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12/28 8:59
また崩壊地です。
ここは設置ロープが高くて
手が届きません。
かなりのスリルです。
本谷沢出会が見えました。
かなりの傾斜があります。
2024年12月28日 09:04撮影 by  iPhone X, Apple
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12/28 9:04
本谷沢出会が見えました。
かなりの傾斜があります。
尾根からこの場所を
沢まで降りていきます。
高さは7mくらい、
傾斜は65度くらいです。
2024年12月28日 09:05撮影 by  iPhone X, Apple
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12/28 9:05
尾根からこの場所を
沢まで降りていきます。
高さは7mくらい、
傾斜は65度くらいです。
ここもお助けロープで
何とか滑るように
降りました。
ロープがないとアウトです。

2024年12月28日 09:08撮影 by  iPhone X, Apple
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12/28 9:08
ここもお助けロープで
何とか滑るように
降りました。
ロープがないとアウトです。

対岸の取り付きには
ロープが目印になります。
木の又小屋まで、
ホソノノ尾根の直登が始まります。
相模湾が光っていました。
2024年12月28日 09:30撮影 by  iPhone X, Apple
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12/28 9:30
対岸の取り付きには
ロープが目印になります。
木の又小屋まで、
ホソノノ尾根の直登が始まります。
相模湾が光っていました。
草原状の美しい尾根です。
道はあったりなかったり
2024年12月28日 09:44撮影 by  iPhone X, Apple
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12/28 9:44
草原状の美しい尾根です。
道はあったりなかったり
約1時間の直登が続きます。
2024年12月28日 09:58撮影 by  iPhone X, Apple
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12/28 9:58
約1時間の直登が続きます。
45度くらいの傾斜です。
2024年12月28日 09:58撮影 by  iPhone X, Apple
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12/28 9:58
45度くらいの傾斜です。
上を見上げるとこんな感じ
道はないですが
何となくわかります。
2024年12月28日 09:58撮影 by  iPhone X, Apple
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12/28 9:58
上を見上げるとこんな感じ
道はないですが
何となくわかります。
やせ尾根も出てきます。
それほど難しくないです。
2024年12月28日 10:00撮影 by  iPhone X, Apple
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12/28 10:00
やせ尾根も出てきます。
それほど難しくないです。
やせ尾根から見下ろしました。
こわいこわい😱
2024年12月28日 10:00撮影 by  iPhone X, Apple
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12/28 10:00
やせ尾根から見下ろしました。
こわいこわい😱
ようやく木の又小屋に
着きました。
最後は灌木のなかを
無理矢理よじ登りました。
2024年12月28日 10:38撮影 by  iPhone X, Apple
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12/28 10:38
ようやく木の又小屋に
着きました。
最後は灌木のなかを
無理矢理よじ登りました。
新大日の山頂です。
2週間前には札掛から
ここまで登ってきました。
2024年12月28日 10:48撮影 by  iPhone X, Apple
12/28 10:48
新大日の山頂です。
2週間前には札掛から
ここまで登ってきました。
表尾根の途中から
今日は土曜日で
木の又小屋から烏尾山までに
50人くらいのハイカーと
すれ違いました。
2024年12月28日 11:05撮影 by  iPhone X, Apple
12/28 11:05
表尾根の途中から
今日は土曜日で
木の又小屋から烏尾山までに
50人くらいのハイカーと
すれ違いました。
大山が見えます。
2024年12月28日 11:05撮影 by  iPhone X, Apple
12/28 11:05
大山が見えます。
大倉尾根と塔ノ岳
2024年12月28日 11:31撮影 by  iPhone X, Apple
12/28 11:31
大倉尾根と塔ノ岳
同じ景色
モノクロで
2024年12月28日 11:31撮影 by  iPhone X, Apple
12/28 11:31
同じ景色
モノクロで
烏尾からの相模湾
真鶴と伊豆半島
2024年12月28日 11:36撮影 by  iPhone X, Apple
12/28 11:36
烏尾からの相模湾
真鶴と伊豆半島
今日は烏尾尾根を降ります。
道標の「管理外」とは
どうゆう意味でしょうか?
2024年12月28日 11:40撮影 by  iPhone X, Apple
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12/28 11:40
今日は烏尾尾根を降ります。
道標の「管理外」とは
どうゆう意味でしょうか?
破線ルートですが、
こんな感じの歩き易い道です。
2024年12月28日 12:01撮影 by  iPhone X, Apple
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12/28 12:01
破線ルートですが、
こんな感じの歩き易い道です。
1時間くらいで
新茅荘の下山口に
着きました。
あとは大倉BSまで林道歩きです。
烏尾尾根の後半は
かなり荒れていました。
支線が多くロープで
道迷い防止がされていました。
2024年12月28日 12:48撮影 by  iPhone X, Apple
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12/28 12:48
1時間くらいで
新茅荘の下山口に
着きました。
あとは大倉BSまで林道歩きです。
烏尾尾根の後半は
かなり荒れていました。
支線が多くロープで
道迷い防止がされていました。
撮影機器:

感想

書策新道とホソノノ尾根は
事前に情報を集めていましたが、
やはり実際に歩いてみないと
わからないことが多くありました。

最初の尾根の取り付きがわからず、
堰の石段を上がったあとに
沢沿いに進んでしまいました。

弛み橋は簡単に巻けるはずでしたが、
とてもそんな状況ではなかったです。
もしかすると、違うところを通った
のかもしれません。
崩壊地もかなり神経使いました。

その上で、無事登頂できた喜びは
言葉でたとえようがありません。
半端ない達成感がありました。

二日前に登った三つ峠山の
北口登山道でも同様でしたが、
バリルートや破線ルートには
自然と一体化した登山の醍醐味が
あるように思います。

確かに危険と隣り合わせですが、
無理だと思った時に撤退できる
勇気があればぜひおすすめしたい
コースでした。



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