無岳山(東河内温泉からの周回)


- GPS
- 16:10
- 距離
- 34.4km
- 登り
- 2,264m
- 下り
- 2,283m
コースタイム
- 山行
- 6:55
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 7:37
天候 | 1月1日(水):快晴 1月2日(木):快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
●無岳尾根は1500m付近までは踏み跡あり。その後は標高を上げるに連れて薄くなり無くなる ●無岳山〜青薙山の肩の間は多重山稜となっていて複雑な地形のため要ルーファイ |
その他周辺情報 | 【温泉】 白樺荘(600円) ※ヒートショック防止のため2月末まで露天風呂は閉鎖中 |
写真
感想
年始は恒例の南アルプスへ。
でも3000mクラスの山は風が強そうだから
今回は人がいない所でゆっくり過ごそう。
という訳で青薙山から赤線を延ばすことも兼ねて、
これまで訪れたことがなかった東河内から無岳山を目指すことに。
岳が無い山と書いて無岳山。
山が自分の存在を自己否定しているのか、それとも山頂から落ちる
ガレによってそのうち山自体が無くなりそうだからこんな名前がついたのか。
いずれにしても妙に惹きつけられて以前から気になっていた山だ。
畑薙に向かっていると南嶺の山は黒々していて雪が見えない。
東河内温泉に到着するとプラティパスを忘れたことに気づく。
てしゃまんくの里まで戻り
自販機でペットボトルの水を5本ほど購入し再び東河内温泉へ。
無岳尾根は急登の連続で、山頂まで吊橋からたっぷり5時間。
雪は1800mくらいから付き始めるも深いところでせいぜい膝下程度。
山頂は雪が少なく、竹ペグしか持ってきてなかったので、
空身で偵察した結果、雪が豊富なヤッタゼ小屋脇でテントを張ることに。
とはいえ雪は水づくりするにはちょっと汚れちゃう感じだったので
重かったけど水を背負ってきて良かった。
水づくりしなくてもいいのはホント助かる。
2日目。
今日は下山するだけだからと余裕ぶっこいてたら出発が8時前に。
タル沢ノ頭を過ぎると多重山稜になっていてわかりにくい。
赤崩ノ頭からの眺望と見下ろす大崩落地は相変わらずの大迫力。
東俣林道に着地したあとは、東河内温泉まで15kmの林道&車道歩き。
重いザックを背負ってひーこらと悶絶しながらの東俣林道歩きは、
もはや我が家の年末年始の風物詩となりつつあるな。
「せっかくの休みに何でこんなツライ思いをしてるんだろ?」と。
雪山のテント泊は、毎度、忘れ物していないか心配になる。
とにもかくにも命にかかわる防寒品や食料は忘れないように…と準備したのに、
水を入れるプラティパスを忘れた。
今回は途中で気が付いて、水を買うことができたし、結果雪もなく正解だったけど、
こういうことがないように携行品はちゃんと一覧にしておかなくてはいけないなと思った。
というわけで、お正月から南アルプスへ。
誰もいない山でせっせと急坂を登る。ひたすら登りで心が萎えてくる。
標高が低いとはいえ、山頂は遠かった。
この日は天気が微妙で風が強いとのことだったけど、ここは平穏。
天気には恵まれたのは、ありがたいばかり。
夕飯をつくりながらテントから外を見たら、キレイな夕焼けが見えた。
夜は、眼下にすごい夜景が広がっていた。
こういうの見ると、なんだかんだ、やっぱり頑張って登ってよかったなぁと思う。
冬休みにこうして山に来ることができるのは、贅沢ですごいこと。
ここ数年、とくに実感する。
2025年のよいスタートとなりました。
おしまい。
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