穏やかな木曽駒ヶ岳


- GPS
- 02:51
- 距離
- 4.5km
- 登り
- 579m
- 下り
- 569m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
当日、駒ヶ根駅前からバスでしらび平。ロープウェイで千畳敷。 復路は、ロープウェイでしらび平。バスで菅の台で下車。そこから徒歩で駒ヶ根インターチェンジ。以降高速バス。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
トレースはあるが、乗越浄土手前の急傾斜は、雪質が少し湿り気が多くアイゼンがききにくかった。その他は、歩きやすい。 |
その他周辺情報 | 菅の台に温泉施設、こまくさの湯があり、ここで、お風呂と昼食をいただいた。 |
写真
感想
本格的にアイゼンとピッケルを使いたいと思い、手軽に登れて降れる木曽駒ヶ岳に行くこととした。
初日は、夕方の高速バスに乗り駒ヶ根のビジネスホテルで泊まる。
2日目、始発が8時と少しゆっくりだが、駒ヶ根駅前からバスに乗り、菅の台バスターミナルでチェーン付のバスに乗り換え、しらび平、ロープウェイで千畳敷に到着した。
晴れ空で千畳敷は眩しすぎる。アイゼンを付けて、ピッケルを片手に早速登りだす。本日は時間との勝負。帰りのバスのリミットからは、午後2時45分には、千畳敷のロープウェイ乗り場にいないと高速バスに間に合わない。
急傾斜では、雪質が湿り気が多いせいで、アイゼンが滑る。初めてとなるピッケルも使いながら、何とか登る。コツがつかめたかなと思った頃には、乗越浄土に到着した。
気温はマイナス10度を下回っているが、風がそれほどきつくないせいかあまり、寒さはそれほどでもない。ただ、バラクラバを付けて万全な体制で木曽駒ヶ岳の山頂を目指す。
雪は深くなくトレースもしっかりしており、アイゼンもきくので、登りやすい。頂上はあっという間だった。夏に来たときに馬の背からの景色がよかったので、少しだけそちらまで足を向ける。まだ、トレースもなく非常にいい景色だった。
頂上で少し散策後、乗越浄土まで戻る。時間的にはかなりの余裕があったので、躊躇していた宝剣岳にもいくことにする。
夏のときも鎖場があったりと少々危険な場所と思っていたが、冬は雪でもう少し危険な感じ。また、不慣れな方も多く、離合できない場所で強引に突っ込んできたりと別の意味での怖さもあった。無事に降れてよかった。
乗越浄土からの帰りは、急傾斜を過ぎたあたりから、あまり人が歩いていない、膝くらいまで沈み込むような場所で跳ねるように降る。負担は多く、疲れるが楽しい。あっという間にロープウェイ乗り場まで到着し、かなり余裕で下山できた。
下山後は、こまくさの湯で極厚こまカツ丼と格闘して、温泉でまったり。膨れたお腹を、菅の台から駒ヶ根インターチェンジバス停まで30分程度歩いて本日の締めくくりとなった。
アイゼンでゲイターを引っ掛け少し破れたり、革の登山靴を引っ掻いたりしたがこれも練習。天候に恵まれ、景色も堪能し、お腹も心も満腹な充実の一日となった。
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