掃部ヶ岳〜鬢櫛山〜烏帽子ヶ岳：積雪の榛名山最高峰と外輪山北部から凍結の榛名湖。
群馬県
kyen
体力度について
- GPS
- 05:54
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 784m
- 下り
- 783m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 5:01
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 5:53
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
榛名湖高崎市営駐車場：除雪されていない。朝も帰りも他の車なし。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
新雪は20~30 cm。前日のトレースありの雪山。チェーンスパイクが最適。昼から雪が緩んで歩きにくい所があった。 |
写真
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感想
関越道を走ると、ゴツゴツした榛名山の特徴的な山並みが最初に見える。上毛三山の一つとして、登っておきたい山だった。雪のある時にと思っていたのだが、土曜雪、積雪の少ない地域なので、機会を逃さず、もう行っておこう。
駒寄ICから伊香保温泉経由。温泉から榛名湖の道も除雪されているが、朝は一部凍結。掃部ヶ岳登山口近くの高崎市営駐車場は除雪されていない。数十台停められるが、今日は他の車なし。駐車場内と出入は圧雪。駐車場で入口は榛名湖荘側にもある。その傍のポケットパーク駐車場、台数は少ないがトイレもある。
掃部ヶ岳登山口は榛名湖荘の傍にある。案内板もあり。ここから雪道なので、チェーンスパイクを着ける。樹林の中の雪道を登って行くと、案外直ぐに硯岩分岐に出る。右に短い急登で、硯岩に出る。榛名湖と榛名富士の好展望台である。これから登る掃部ヶ岳、鬢櫛山、烏帽子ヶ岳も良く見える。それぞれ相当急に見える。特に烏帽子ヶ岳。硯岩分岐まで戻り、真っ直ぐ、掃部ヶ岳に向かう。最初は緩い坂だが、徐々に急登となる。落葉樹林の稜線に出て、樹間から眺めは出てくるが、山頂までは長く感じる。掃部ヶ岳山頂は、周りが樹林だが、八ヶ岳、蓼科、西上州の山は良く見える。写真では分かりにくいが、富士山の山頂付近も見えた。
掃部ヶ岳から硯岩分岐に戻り、沼峠に向かう。舗装道路に出て右に行くと、さらに太い道に出るので、左に少し行くと、右に小さな鬢櫛山への道標がある。トレースも一応あった。この先、ピンクテープとトレースに注意。伐採のテープと紛らわしいのでGPSで確認。鬢櫛山の登りも三段くらいあって案外長い。トレースも掃部ヶ岳に比べると少ない。鬢櫛山山頂は落葉樹林に覆われ、眺望は樹間からである。
鬢櫛山からの下りは急だが、チェーンスパイクも効いて割と楽だった。下り切って、少し平坦な道を行くと、烏帽子ヶ岳分岐である。すぐに鳥居があり、そこから登りが始まる。やはり山容からして、ここが一番急登である。ロープの柵に沿って、我慢して150mほど登ると、頂上直下の鳥居があって、その上に登り、緩い登りを行くと、烏帽子ヶ岳山頂である。ここも周囲は落葉樹林で、眺望は樹間からになる。榛名湖や、相馬山、鬢櫛山、掃部ヶ岳など。谷川岳など上越の山も見えるが樹間からなのが残念。烏帽子ヶ岳からは、分岐に戻り、湖畔への下りとなり、烏帽子ヶ岳登山口に出る。ここは榛名湖温泉ゆうすげで、バスの終点でもある。上越の雪の山々の眺望は、帰路の県道33号線の高根展望台からが良かった。
今日は榛名山には珍しく、全面積雪の雪山コースだった。今日出会った方は3名だけだった。榛名山は、それぞれの山の山容が面白く（特に相馬山）、紅葉の時期にも来たいと思った。
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