第795回ハイキング 日本三彦山の1つ雪彦山


- GPS
- 05:51
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 900m
- 下り
- 896m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登りは、危険個所あり。慎重にゆっくり登れば大丈夫。 |
その他周辺情報 | 井沢の里(日帰り入浴:650円) |
写真
感想
今回の舞台は、兵庫県が誇る岩の名峰・雪彦山(せっぴこさん)。春の息吹を感じる3月某日、小学生のお子様を含む総勢15名で、朝7時30分に新大阪を出発しました。
現地まではレンタカーでの道中。車内では、はじめての雪彦山に期待と少しの緊張が入り混じった空気が漂っていました。現地に到着したのは午前9時30分。登山口に降り立つと、私たちを迎えてくれたのは一面に咲き誇るミツマタの花。黄色の小さな花々がふわりと枝先を飾り、春の訪れを静かに、しかし確かに告げていました。この美しさに、思わず「わぁ!」と歓声が上がり、みんなのテンションは一気に最高潮に。
登山は、いきなりの急登からスタート。息が上がりつつも、みんなで「あとちょっと!」と声をかけあいながら、何度か小休憩を挟んで前へ前へ。標高が上がるにつれて、足元は徐々にゴツゴツとした岩場に変わっていき、やがて鎖場やロープのあるスリリングな区間に突入。時には足がすくみそうになりながらも、誰ひとりあきらめることなく、慎重に、でもワクワクを忘れずに登り進めました。
そして、ついにお昼前。目的の一つである大天井岳(おおてんじょうだけ)の山頂に到着。眼下には遠く連なる山々、風に揺れる木々、そして青空のコントラストが広がり、まさに絶景!その場にいた全員が思わず無言になり、自然の大きさと美しさに心を奪われてしまいました。
当初お昼はもう少し先の予定でしたが、この感動を共有しながらのランチタイムは格別。いつものおにぎりも、ここでは最高のごちそうです。
後半は一転して、なだらかな登山道。雪彦山を経由して鉾立山、ジャンクションピークへと進み、下山は川を何度も渡る渡渉ルート。水音をBGMに、少し冒険心くすぐられるコースで、最後まで飽きることはありませんでした。
午後3時過ぎ、全員無事に登山口へと帰還。山の達成感に包まれながら、向かったのは井沢の里温泉。汗を流して、ぽかぽかの湯にほっと一息。目を閉じれば、今日の景色が鮮明によみがえってきます。
大阪には予定通り19時に到着。岩場にドキドキした方もいましたが、みんなで支え合い、声をかけあいながら乗り越えた雪彦山。この一日を終えた後の一体感は、さーくるならではの宝物となりました。
「行ってみたい!」「次は私も!」と思ってくれたなら、ぜひ次の企画でご一緒しましょう!
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