巌道峠から朝日山（赤鞍ヶ岳）をピストン、道志東部の今
山梨県
seriyouyasu
体力度について
- GPS
- 06:43
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,084m
- 下り
- 1,088m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 6:37
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 7:50
| 天候 | スタート時晴れ、後に曇りがち |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
標高1200m以上のエリアではまだ雪が残っていたが、特段の危険個所はなかった |
写真
巌道峠の駐車スペース横には碑が2つ立っていた。昔から道志村と秋山村を結ぶ峠道だったのを、昭和63年に車道として開設したと書いてある。が、そこに記された期待ほどには今は使われていないようだ。右が竣工の記念碑。それはさておき、目の前の道の向こう側に登山口があり、左上に上っている
登山口のすぐ上部に送電塔があり、見晴らしが良い。真西に富士山がくっきり見えている。宝永山下までしっかり積雪がある。送電ケーブルがアクセント
ひとしきり170m位高度を稼ぎ、ちょっと落ち着いたところに分岐がある。手持ちの地図にはないのだが、ここからも秋山側に通じているのだ
そこからひたすら歩いて、長尾の山頂から100mほどで道が見えてきた。これも地図にはない。あとで調べたらGoogleマップにはある。林道富士東部（南）線というらしい。未完成？
途中で道を間違えて、細茅ノ頭、というところに直登せず巻道に入ってしまう。途中から修正したが、細茅ノ頭は通り過ぎた”オリガヤ”というところに出た
分岐点を過ぎて最初のピーク。ここが赤鞍ヶ岳（ワラビタタキ）というところなのだが、山頂標は写真に見える時間雨量計設備らしきところの背後奥にある。ここの雪が全体の中で一番深かったかな
山頂標は倒れていた。手持ちのモノを使って穴を掘り自立させ、更に、”これより県有林”に軽く連結させた。できれば、山頂標の柱を石でたたいてもう少し深く埋めたかったが、次の誰かやってください
1
急に見晴らしが良くなった。ということは立っているこの辺りがウバガ岩ということか？だが、どれがその岩かはわからない。大室や蛭ヶ岳方面はこちらより白い。先日登った時より積雪があるな
そこを過ぎて振り返って写したところ。ウバガ岩がどれか、分からないが、ここに見える岩を”自称ウバガ岩”とした。バーさんとジーさんと愛犬が見えるように思うので。道志手帳には、ウバガ岩は登山道からは見えないと書いてあるので多分違うんだろう
林道との出合を過ぎて、長尾も過ぎて、往路でも確認したかったポイントを調べたのだが、やっぱり見つからなかった。地図上では道志と秋山につながる分岐があるのだが、全然分からない。この写真のポイントは最もそれらしい鞍部なのだが、それらしい所はなかった
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
ゲイター
靴
ザック
チェーンアイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒（保温性）
レジャーシート
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
ストック
カメラ
|
|---|
感想
道志山塊で未踏のところで目を付けたのが、巌道峠から赤鞍ヶ岳までのルート。峠までは道志道から野原林道を通るつもりだったが、そこは工事通行止めだったので、村道久保秋山線に廻って到着することができた。行程はそこそこの上下動があり楽しく歩くことができたし、展望は端から期待はしていなかったが、時々垣間見える景色でも十分だと感じることができた。そこそこの雪はあり、路面はウェットな部分も多く、下りでは念のためにチェーンを装着した。気兼ねなくステップを踏み出せるのはありがたい。この山行きで、道志山塊の主要部はだいたい歩いたことになる。適度で静かな歩きを楽しむことができた。
最後に。
地図情報の食い違いに起因することにいくつか遭遇したので、それを記載しておこう
�，泙此雰�り返しだが）、野原林道が使用不可状態だったこと。使っているナビアプリでは通行可だったのだが、実際は工事通行止め。1kmほど道志寄りにある「村道久保秋山線」が使えたので事なきを得た。ナビアプリでは、この村道は認識されていないため、ナビは無言だった。一方、グーグルマップでは、野原林道は通行できないがストリートビューがある。しかし村道久保秋山線は、通行できるが、ストリートビューはない、というアンバランス。そしていつも使っているルートマップ、そのベースは地理院地図で、野原林道はしっかり二本線で表示されているのに、村道の方は、太い実線表示で林道以下のマイナールートっぽい扱い。
��長尾から赤鞍ヶ岳方面に進んですぐのところに出現する林道。地理院地図には表記がなく、帰って確認したら、富士東部（南）線というらしい。入口は道志役場から相模原側に200mほど戻ったろころにある。しかしグーグルのストリートビューは入口付近のみで止まり、終端はどこかわからなかった。この林道、基本地図に反映されていないことと、現地の（寸断された）登山ルートとの接続点の表示・指示標等がないことで、この出合前後で悩む人は多そうだ。
��詳細登山地図には載っているかもしれないが、地理院地図にはない「池の上・阿夫利山への分岐ルート」。一方で、地理院地図には載っているのに、現地では無い（既に失われている？）分岐がある。前者の分岐は、分岐標があってそれと分かるが、後者は行きと帰りに調べても全然わからなかった。バリルートの好きな人でもそこまでは歩いていないのでは？と思わせるほどトレースも確認できなかった。ちなみに、このまぼろしルートの道志側の取り付きは笹久根なのだが、地理院地図から推測して、写真末尾にアップした候補ポイントだろうと思われる。いつか歩く機会がくるだろうか。
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