ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 8071565
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
尾瀬・奥利根

赤倉岳−平ヶ岳(鳩待峠から)

2025年04月26日(土) 〜 2025年04月27日(日)
情報量の目安: S
都道府県 群馬県 新潟県
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
15:55
距離
35.9km
登り
1,971m
下り
1,936m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:02
休憩
0:26
合計
7:28
距離 15.2km 登り 1,006m 下り 684m
6:14
4
スタート地点
6:18
55
7:13
7:15
65
8:20
8:30
85
取り付き地点
9:55
91
スズヶ峰の肩
11:26
11:40
86
13:06
36
2日目
山行
7:46
休憩
1:46
合計
9:32
距離 20.7km 登り 965m 下り 1,252m
6:48
56
7:44
8:11
105
11:44
136
14:00
14:06
74
15:20
15:24
0
15:24
ゴール地点
天候 1日目 快晴 無風→風有り
2日目 快晴 稜線は風有り
過去天気図(気象庁) 2025年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
◾️尾瀬戸倉駐車場:1000円/日。土曜午前1時で半分ほど埋まってた
◾️尾瀬戸倉-鳩待峠:マイカー規制のためバス。往復2600円
コース状況/
危険箇所等
◾️装備:全行程12本アイゼン。ワカンは使用せず
◾️コース状況
・鳩待峠ー至仏山荘:一級トレース
・至仏山荘ー平ヶ岳:最近のトレースがたくさん
・スズヶ岳ー赤倉竹:トレースは当日の先行者1人分のみ
その他周辺情報 ◾️温泉:白根温泉薬師の湯 1000円 ★4.0(良い)
 源泉掛け流しの大露天風呂がウリ。ここら辺には日帰り入浴施設が少なく、貴重な存在。仮眠所もある。

◾️食事:あづま 味噌カツ田舎そばセット 1980円 ★4.2(満足)
 沼田市のとんかつストリートにある、地元の人に愛される定食屋。ロースカツは分厚いが柔らかく、脂身が少ない。蕎麦は至って普通。下山後でないと食べきれないくらいのボリュームで大満足。
GW初日、バス乗り場の行列
2025年04月26日 05:14撮影 by  iPhone 15, Apple
4/26 5:14
GW初日、バス乗り場の行列
始まりの地、鳩待峠
2025年04月26日 06:17撮影 by  iPhone 15, Apple
4/26 6:17
始まりの地、鳩待峠
出発してすぐに見える、純白の至仏山
2025年04月26日 06:40撮影 by  iPhone 15, Apple
4/26 6:40
出発してすぐに見える、純白の至仏山
沢のせせらぎに春を感じる
2025年04月26日 07:09撮影 by  iPhone 15, Apple
4/26 7:09
沢のせせらぎに春を感じる
至仏山荘のテント集落
2025年04月26日 07:13撮影 by  iPhone 15, Apple
4/26 7:13
至仏山荘のテント集落
自由を感じる、広大な台地
2025年04月26日 07:12撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
4/26 7:12
自由を感じる、広大な台地
お城のような燧ヶ岳
2025年04月26日 07:16撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1
4/26 7:16
お城のような燧ヶ岳
猫又川は積雪豊富で快適に歩ける
2025年04月26日 07:37撮影 by  iPhone 15, Apple
1
4/26 7:37
猫又川は積雪豊富で快適に歩ける
スズヶ岳への登り
2025年04月26日 08:55撮影 by  iPhone 15, Apple
4/26 8:55
スズヶ岳への登り
至仏山・笠ヶ岳・上州穂高岳を背に登る
2025年04月26日 09:40撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1
4/26 9:40
至仏山・笠ヶ岳・上州穂高岳を背に登る
白く輝く赤倉岳
2025年04月26日 10:06撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1
4/26 10:06
白く輝く赤倉岳
赤倉岳の山頂への稜線
例年はナイフリッジらしいが、今年はまだ大丈夫
2025年04月26日 11:17撮影 by  iPhone 15, Apple
1
4/26 11:17
赤倉岳の山頂への稜線
例年はナイフリッジらしいが、今年はまだ大丈夫
赤倉岳から見る平ヶ岳は堂々としている
2025年04月26日 11:11撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1
4/26 11:11
赤倉岳から見る平ヶ岳は堂々としている
朝日岳−巻機山が良く見える
また歩きたい
2025年04月26日 11:10撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1
4/26 11:10
朝日岳−巻機山が良く見える
また歩きたい
歩いてきた道、果てに至仏山
2025年04月26日 11:26撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1
4/26 11:26
歩いてきた道、果てに至仏山
スズヶ峰から、向かう大白沢山
奥に会津駒ヶ岳
2025年04月26日 13:05撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1
4/26 13:05
スズヶ峰から、向かう大白沢山
奥に会津駒ヶ岳
スズヶ岳から見る平ヶ岳への道のり
2025年04月26日 13:10撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1
4/26 13:10
スズヶ岳から見る平ヶ岳への道のり
至仏山が見えるマイホーム
2025年04月26日 17:17撮影 by  iPhone 15, Apple
1
4/26 17:17
至仏山が見えるマイホーム
夕飯はSBのパスタ
それなりに美味しい
2025年04月26日 16:02撮影 by  iPhone 15, Apple
1
4/26 16:02
夕飯はSBのパスタ
それなりに美味しい
おはようございます
燧ヶ岳、景鶴山
2025年04月27日 04:56撮影 by  iPhone 15, Apple
1
4/27 4:56
おはようございます
燧ヶ岳、景鶴山
平ヶ岳は焼けなかった
2025年04月27日 04:59撮影 by  iPhone 15, Apple
1
4/27 4:59
平ヶ岳は焼けなかった
朝の至仏山
2025年04月27日 05:01撮影 by  iPhone 15, Apple
1
4/27 5:01
朝の至仏山
JPから平ヶ岳
陰影が美しい
2025年04月27日 06:02撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1
4/27 6:02
JPから平ヶ岳
陰影が美しい
平ヶ岳への快適な登り
風が強い
2025年04月27日 06:46撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1
4/27 6:46
平ヶ岳への快適な登り
風が強い
朝日岳−巻機山
2025年04月27日 06:58撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1
4/27 6:58
朝日岳−巻機山
巻機山−平ヶ岳に至る山々
2025年04月27日 06:59撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1
4/27 6:59
巻機山−平ヶ岳に至る山々
山頂!
越後三山と荒沢岳が良く見える
2025年04月27日 07:42撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1
4/27 7:42
山頂!
越後三山と荒沢岳が良く見える
至仏山や赤倉岳が美しい
2025年04月27日 07:43撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1
4/27 7:43
至仏山や赤倉岳が美しい
会津駒ヶ岳へ向かって歩く人
2025年04月27日 07:49撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1
4/27 7:49
会津駒ヶ岳へ向かって歩く人
テント撤収後、至仏山を見ながらカフェタイム
2025年04月27日 10:45撮影 by  iPhone 15, Apple
1
4/27 10:45
テント撤収後、至仏山を見ながらカフェタイム
始まりの地、鳩待峠へ帰還
2025年04月27日 15:24撮影 by  iPhone 15, Apple
4/27 15:24
始まりの地、鳩待峠へ帰還
味噌カツ定食で昇天
お疲れ様でした
2025年04月27日 19:30撮影 by  iPhone 15, Apple
1
4/27 19:30
味噌カツ定食で昇天
お疲れ様でした

感想

◾️1日目 15.2km +1000m -700m 2000kcal
 今年のGWは11連休で、うち前半5.5日は外出の赦しを得た。最初の土日は快晴が約束されているので、山に行くしかない。行き先は迷った挙句、残雪期限定ルートで鳩待峠から平ヶ岳を目指すことに。未踏の平ヶ岳のピークを踏むには、このルートしかないと前から思っていた(夏道は面白くなさそうなので)。雪の多い今年がチャンスと思い、選定。
 前日は20時半に自宅を出て、ノンストップ運転で1時に第一戸倉P着。埋まり具合は半分程度。4時40分に起床すると、始発は5時半なのに既に券売機の行列が。ジーザス。準備して5時10分に並ぶ。大半が軽装の団体客もしくはスキーヤー。楽しそうに話して並んでいる。私はやる事が無くて暇を感じ始めた矢先、運送会社の方が、お一人の方居ませんかと呼びかけ。私の前30-40人は全て団体だったようで、私に番が回ってきた。ラッキー、一人最高。
 鳩待峠からは、谷を下って至仏山荘へ。大半が至仏山に向かったので、こちらの道は静かだ。雪が硬かったので、最初からアイゼンを装備。時折見える至仏山が白く眩しく輝いていた。単調な道を進み、至仏山荘へ。ここから先は広大な雪原を進む。青と白に挟まれた世界に、自由を感じる。右手に見える燧ヶ岳に圧倒されながら、猫又川沿いに進んで取り付きを目指す。川のせせらぎと暖かな日差しに、春の訪れを身に染みて感じる。猫又川を何度か跨ぐが、雪量が豊富でブリッジは全く問題無し。1箇所だけ高巻き有り。
 取り付いてからは、所々斜度がきつい高低差400-500mほどの登り。気温は化繊シャツ重ね着で丁度良い。先行者4名ほどのトレースをありがたく利用させていただく。最果ての山だと思っていたが、意外と入山者がいるようで、全工程でしっかりしたトレースがあった。
 19.5kgの冬用テン泊装備が肩に食い込む。下山時は肩が痛くて仕方がなかった。もう少し装備を軽くするにはどうしたら良いんだ。ザックが寝袋を買い替えるしかないのだろうか。それか、肩を鍛えるか。
 稜線に出てからは、赤倉岳を目指して進路を西へ。ここからは先行者1名のみ。しばらく歩くと、主稜線から外れた純白の秀峰が姿を現す。適当なところに荷物をデポして、軽身で赤倉岳をピストン。山頂近くは例年だと雪が崩れてリッジ状らしいが、今年は雪が豊富なので今の時期でもまだ歩きやすかった。赤倉岳山頂からは、平ヶ岳を横から見れる。堂々とした山容で、白銀の頂が美しい。西側には、上越国境の谷川岳−朝日岳−巻機山が、北側には中ノ岳や越後駒ヶ岳が見えた。奥深く、周囲を山に囲まれた最高の立地だった。里が全く見えない山は、数多くは無いのではなかろうか。先行者は、山頂にテントを張ったようだ。素晴らしいひと時を過ごしただろう。私は明日もあるので、テン泊予定のJPに向かって進んだ。
 14時前にJPに到着し、テントを張る。最初は平ヶ岳が見える位置に陣取ったが、整地を終えると急に風が強くなったため、尾瀬側に下った木陰を再度整地した。2回整地するのは結構疲れた。テント張った後は、平ヶ岳を眺めて、パスタ食べて就寝。夜は冷え込み、寒くて3回ほど目が覚めた。

■2日目 20.7km, +950m, -1250m, 2150kcal
 日の出に合わせて起床し、素晴らしい日の出を拝んだ。ノロノロ準備して、軽身で平ヶ岳を目指して出発。寒いと撤収の時間が露骨に遅くなる。気合が不足している。
 JPの先からは、平ヶ岳への美しい稜線が一望できた。上越国境や奥会津の山々に囲まれ、快適な稜線を歩く、至高のひと時。晴れた日の山は、人生の潤いだ。平ヶ岳の山頂にたどり着くと、越後三山が大きく姿を現した。中ノ岳へ至る稜線に憧憬を抱くが、鋭く切り立った稜線を進むには藪漕ぎの技術が必須そうだ。
 テントを撤収して一休みした後、下山。取り付き地点以降はひたすら平坦歩きの消化試合。日差しが強くて暑かった。鳩待峠が近づくにつれ、人が増えた。スキーを背負ったスキーヤー達で渋滞している部分もあった。15時半のバスに乗りたかったので、トレースを無視して渋滞をスルー。何とかバスに間に合った。
 下山後は、大露天風呂に入った後、とんかつを食した。五臓六腑に染みわたった。道の駅昭和に到着すると、運転席で気絶するように眠りに落ちた。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:128人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら