往きはよいよい、帰りは辛かった! 丹波大菩薩路。

- GPS
 - --:--
 - 距離
 - 18.7km
 - 登り
 - 1,202m
 - 下り
 - 1,475m
 
コースタイム
| 天候 | 曇り→快晴→小雪 | 
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 | 
| アクセス | 
												 利用交通機関: 
								
										電車										バス																														
																																																 
						復路:丹波BS−JR青梅線 奥多摩駅  | 
			
| コース状況/ 危険箇所等  | 
					大菩薩峠までは何ら問題ありません。トレースもばっちり、昨晩の新雪もむしろパウダースノーでとても快適です。アイゼンなど余計な滑り止めも不要です。 介山荘から先は古いトレースはあるものの、モナカ雪の上に新雪が10〜30センチ積もっており、ラッセルは脛から膝位。小生の体力では、峠から丹波まで予定の倍の時間がかかりました。 先月の雪の為か、下山路ではルート上に倒木が結構見られました。特にサカリ山巻道では大木が根こそぎ倒れ、道を塞いでおり、更にその上に同様に、根こそぎ倒れた大木が不安定に引っかかり、潜ったり乗り越えたりして通過しましたが、ちょっと神経を使いました。通過するのに専念し画像を撮らなかったのが反省ですが、そんな怖い場所が2ヶ所ほどありました。 大菩薩丹波道は、地図にない道や道標が多く、更に人間のトレースより明瞭な動物のトレースがあり、注意が必要です。小菅方面への下る様な分岐が、数か所出てきますが、丹波へはひたすらほぼ水平なトラバースルートです。 今回は、自分の感覚よりペースが遅いため、地図、コンパス、高度計が大活躍しました。  | 
			
| その他周辺情報 | 丹波BSについてもバスは2時間後、バス停隣の食堂で熱燗を舐めながら休ませていただきました。 | 
写真
感想
					雪も大分積もったことだから、「そうだ大菩薩へ行こう!」勇躍、始発電車に乗り込みました。今回は、懸案だった「丹波道」を下る計画です。昨夜の雨は、高尾から先は雪だった様子で塩山駅でもうっすら積もっています。夜明け前ではっきりしない空を眺め、始発のバスを待ちました・・・それほど寒さは感じません、バスは貸切状態でした。
「またラッセルか」と心配しましたが、丸川峠登山口の駐車場は満杯で、トレースもバッチリ。久々に明るい雪景色を満喫しました。とにかく空が碧い!!
介山荘で丹波道の状況を聞くと、「大雪の前に一人下ったようだが途中から引き返したかも・・・、でも、上の方は吹溜りだけど、下に行けばたいしたことはない?」とのことでしたので、とりあえずフルコンバまで行ってみようとラッセルスタート。明瞭なトレースはすぐに終わり、後は微かな痕跡のみ。北面の為、脛から膝位まで沈みます。特に難渋したのは、新雪の下のモナカ雪。ダブルアクションで沈む為、歩きにくいこと甚だしい。ニワタシバ、フルコンバまでは予定の倍くらい時間がかかりました。人の踏み跡は小菅方面に下っており、丹波ルートは動物の足跡のみ。それでも大分助かります。
このルートは、旧街道がもとになっているためか、巻道主体で、下りとは言え中々行程がはかどりません。北面は膝上、南面でも脛までの雪に悩まされました。
当初、遅れても3時台のバスには楽勝と、たかをくくっていたのですが、一向に近づかないサカリ山を眺め、終バスを覚悟しました。
最後のチェックポイント藤ダワではすでに3時を回り、開き直って大休止の後、最後の急斜面を丹波を目指して雪面を駆け下りました。
丹波道、いい道なのでしょう。でも、新緑時や紅葉の時がお勧めなのでは。展望もないので冬はあまり・・・、正直しんどかった。
帰りのバスも、ほぼ貸切、奥多摩駅からの青梅線の車両も独占してました。
					


							










					
					
		
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