キラキラ雨氷の✨燕岳 日帰り


- GPS
- 07:46
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 1,306m
- 下り
- 1,331m
コースタイム
- 山行
- 10:39
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 11:20
天候 | 5時登山口小雨 6時以降上がり曇りから晴れへ 風が強く稜線では10メートル前後だったよう |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
そこから中房温泉の車で崩落現場 徒歩30秒 上部の南安タクシーに乗車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
第一ベンチと第二ベンチの間で雪が出現 第二ベンチでチェンスパ装着 ストック使用 合戦小屋で12本歯アイゼンに変更 下山は第二ベンチまで終始12本歯アイゼン 合戦小屋までピッケル使用 ほかの登山者さんは アイゼン7割 チェンスパ3割 ツボ足の健脚おひとり という感じでした |
その他周辺情報 | 前後中房温泉泊 |
写真
感想
2023年のゴールデンウィークソロ登山の楽しさが忘れられず
今回は友人を誘って26回目の燕岳へ。
道路の崩落で早朝出発の時間が読めなくなり
でもどうしても日帰りを敢行したい
と前後中房温泉泊にして
午前5時半中房温泉登山口を出発。
小雨そぼ降る中のスタートでしたが
必ず太陽が出ると信じて足を前に出しました。
第一ベンチと第二ベンチの間で雪が出現。
2年前は第三ベンチでやっと雪と記録していましたので
やはり今年は雪が多いですね。
合戦小屋でチェンスパをアイゼンに変更。
強風吹きさらしとなり
空もまだ雲が多かったため
心が折れそうになりましたが
歩き出すと体が温まり
おしるこパワーで登ることができました。
稜線でも南側から吹き付ける風でよろめきつつ燕山荘へ。
そこから山頂は 一応チェンスパをぶら下げては行きましたが 使うことなく往復できました。
燕山荘はまだ冬仕様でサンルームは閉鎖。
ケーキや軽食は廊下で売られており
なんだか祭りの屋台のようでウキウキしてしまいます。
小屋前から山頂にかけて見ることのできた雨氷。
日差しを受けて
どんな宝石よりも美しく
キラキラと輝いていました。
まちなかでは冬場の被害につながる困ったヤツですが
ここでは人気者。
今日頑張って登ったご褒美でした。
下山路では風もおさまり
快晴となり 槍ヶ岳も顔をみせてくれ
気分が上がります。
それでも
慎重に慎重に、とピッケルアイゼンで降りた合戦小屋までの道は無難にやり過ごせたのですが。
往路の状態をよく記憶しておらず
そこからピッケルをストックに変えたのも
判断ミスでしたし
気持ちも緩んだのでしょうが
合戦から富士見ベンチまでの下りで
シリセード跡と すれ違いを避けようとして
ズブズブの雪に足を取られ転倒。
図らずもシリセードになってしまいました。
(燕山荘のインスタにシリセードやめてね
とあるのは知ってます....わざとじゃないんです....図らずもなんです...)
なんとか止まることができましたが
一歩間違えば滑落につながる出来事。
「山で転ぶということは死につながるのですから
絶対転ばないように」
という いつもこころに刻んでいる
燕山荘の赤沼さんのお言葉を再度噛み締めました。
土と雪の入り混じる道の下りは
その後もなかなか手強かったですが
中房温泉のかたを心配させながら
なんとか17時に下山しました。
ゴールデンウィークとは思えない
静かなお山でした。
すれ違いも少なく歩きやすかったのは確かですが
やはり燕岳は賑やかな声が似合う。
登山の喜びを教えてくれ
たくさんの人との出会いをくれた燕岳。
山そのものの魅力は言うまでもありませんが
こころとからだのよりどころである
燕山荘 有明荘 中房温泉さんがなければ
これほど繰り返し登ることはできなかったでしょう。
燕岳に関わるみなさんにとって
大変な年となりそうですが
応援しています。
また来ます。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する