常念岳〜蝶ヶ岳 テント泊

- GPS
- 51:57
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,751m
- 下り
- 1,757m
| 天候 | 1日目 雨 2日目〜3日目 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2010年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
10/9に三股登山口手前で崩落があり、10/14(木)までタクシー含めて完全通行止めだそうです。(工事時間以外もアウト) 10/9以前に入山した車のみ、降りられます。 車で行けない=登山者もいないので、「ほりでーゆ」まで歩いて下山しようと思う人はその点気をつけてください。連休最終日の10/11は、私の後ろにいた3人組以外誰とも会わず、静かな山でした。 |
| 予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
4年ぶりの北アルプス。
人が多いのが嫌で最近避けていた北アルプスだったが、今回は雨と三股登山口までの道路閉鎖があったおかげで、とても人が少なくのんびりできた山行でした。雨の登山も悪くないですね。(ずっと雨は嫌ですが)
表銀座をマイカーで一人で行くことから、どのルートを取ろうかいろいろ考えた結果、もっともCPが良い三股を起点とした常念岳、蝶ヶ岳のルートを選択。
そこで蝶ヶ岳と常念岳どちらを先に登るかとネットを調べると少しずつ高度を稼げることから蝶ヶ岳を先に登るパターンが多い様子だったが、そうすると最後の常念岳からの下りが結構つらい様子。なので登り好きの私として常念岳を先に登り、蝶ヶ岳、三股と半時計回りのコースに決定。天気次第では一泊二日で行程をこなそうと考えていたが・・・。
■1日目(10/9)
東京出発して山梨に入ると雨が降ってくる。豊科ICに着く頃には小雨以上の雨。
三股登山口に着くとマイクロバスで来ていた10人ちょっとのパーティが出発するところで、あとは車10台ばかりと連休の初日にしては車が少ない。
6時半に出発。登山届けを出すと、9月に熊が出没したとのメモがある。あとで蝶ヶ岳ヒュッテでも小屋やテン場で熊が出ると聞き、テントでは食料に気をつけるようにとのこと。
登り初めて1時間半ぐらいでさきほどの10人ちょっとのパーティを追い越す。挨拶しながら抜かさせてもらうが誰一人挨拶を返さない・・・。山でこうなるとがっかり来ます。
この後、人と会ったのは下ってきた人4,5人だけ。登りは常念小屋まで一人も会わずじまいでした。
樹林帯を越えて稜線に出ると、風が結構強く、雨も時々雹っぽい。一気に体が冷えるがフリースを出して切るには風を避けるところもないので前常念岳の岩室までがんばろうと思いつつ登り続ける。とりあえず軍手だけつけるが、この時期は防風、防水手袋が必要と感じる。
稜線出たところから見晴らしよく紅葉もきれいで、下ってきた人も常念乗越よりこちらのがいいと言っていた。この辺りからプロトレックの電池が切れ、時間も高度もわからないまま進むことになり、悪天候もありペース配分が難しく感じる。
岩室にはコースタイムよりやや短い時間で到着。しかし睡眠不足、朝食不足ですっかりバテバテ。体も冷え切ってしていたので、誰一人いない岩室でカップうどんとおにぎりを食べるが、それでも体が温まらないので夜用の焼酎を少しお湯割りで飲む。
昼食を終え、岩室を出るとまだ風が強く、さきほどすれ違った人からエスケープルートが風もなく良かったという話から、通行止めとなっていたエスケープルートを通ったがこれが大変な道だった。(もっと山頂に近いエスケープルートを言っていたのでしょう) 途中、人の踏み後も全くないし、高度計も動かないので地図をなんども見ながら方向が間違っていないことを確認。途中、遭難したという人を助けにいった常念小屋の二人とすれ違ってほっとしたぐらい。
13時ごろに常念小屋に到着したときはまだがらがらということや、靴と衣服がすっかり濡れてしまったのでテント泊はやめて小屋泊まりに変更。
自炊での夕食後、松戸から来ていた夫婦と旅の話で盛り上がり楽しい時間をすごせた。今度、私も子供とアソベ川やってみますね。
9時頃就寝。
■2日目 曇りのち晴れ
常念小屋〜常念岳
朝3時半に目が覚めると、雨がやんでいるので出発を決め、朝食にミートパスタ(二人分)を食べ、5時半過ぎ出発。小雨の中ゆっくりと汗をかかないように登って、6時半山頂到着。誰もいないので自分撮りして、すぐに下りに入る。
常念岳〜蝶槍
この辺りから雨はやみ、周りのガスも少しずつなくなり、眺望に期待を持ちつつ前に進む。
bun















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