白馬岳 日本百名山16座目


- GPS
- 15:15
- 距離
- 21.1km
- 登り
- 2,343m
- 下り
- 1,624m
コースタイム
- 山行
- 8:27
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 9:29
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
率直に言うと大雪渓、ちょっとなめてました。
ここ数日、滑落のニュースが沢山あって注意は必要と思ってましたが、大雪渓と小雪渓の境目がなく、雪の状態もあまりいいとは言えない感じ。天候にもよるかもしれませんが、全体的に緩い感じで斜度が上がる後半は、滑落の怖さも感じた。実際、別の方ですが、数百メートルの滑落がありました。ニュースとかになってなかったので、大事に至らなかったのはホント良かった。
また雪が多い影響で、大雪渓と小雪渓の境目がなく、小雪渓のトラバースもピッケルがないと危ないかと思います。左手にピッケル、右手にバスケット付きポールで渡りました。タイミング悪く、ガスガスのタイミングで視界不良だったので慎重さが求められます。
小雪渓のトラバース前には、Yの字になる箇所があり右側が正解。間違えて左に入ってしまい、右のルートに戻るために大変な目にあいました。下って登り返すのが危険と判断し、アイゼンを一旦外して、ハイマツ帯を乗り越えて、2本の沢を渡って右ルートに復帰。そこからトラバースルートに入りました。
大雪渓後半(小雪渓前)は、小休止する場所があまりないので、事前に要所要所で行動食をとるなどしないとシャリバテになる可能性があります。
村営の頂上宿舎はまだオープン前で、買い物なども出来ません。
バテバテだと、そこから見える白馬山荘が遠く感じます。
山荘に荷物をデポして頂上まで行きましたが、ガスがかかったり抜けたりで、いい写真は撮れなかったのが残念。
翌日は、再度頂上経由で栂池方面へ。
稜線は素晴らしく、ライチョウさんにも出会えました。
花畑に関しては、約1ヶ月位早い感じで、まだまだこれからっていう印象です。
大池も、半分以上凍っていてこっちも残念。
大池から白馬乗鞍岳までの登りは、動きやすい岩場で、結構楽しかった。
天狗原手前の長い坂で、雪渓が出てきて、足跡が見えず、ややコースアウトしました。大雪渓ほどの長さではないので滑っても大事故にはならないと思いますが、ここでも一旦アイゼンに履き替え。降りきった所が天狗原の湿原です。雪解け水が豊富で、いい感じの場所です。
そこを抜けると、雪解け水が流れる登山道と、雪渓のトラバースの連続で、踏み抜いた跡が沢山でした。ここも一か月後だったら大分楽だったかもしれません。
危険はあったものの怪我もなく無事に降りれて良かった。装備も12本爪アイゼンとピッケルを準備して良かったです。チェンスパを当初想定していましたが、結果チェンスパでは無理でした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する