川入から2025シーズン初飯豊(大日岳)


- GPS
- 29:02
- 距離
- 37.0km
- 登り
- 2,903m
- 下り
- 2,900m
コースタイム
- 山行
- 8:43
- 休憩
- 2:37
- 合計
- 11:20
- 山行
- 7:58
- 休憩
- 2:49
- 合計
- 10:47
- 山行
- 6:28
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 7:28
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
いつ行こうか計画していたところ、6月末の週末の天気予報が良く、てんくらAの状態が続いていたので決行。
しかも月曜日までの3日間、問題ないようなので2泊3日で川入からのピストンを計画しました。
1泊目は本山小屋、水の確保が難しい場合は、管理人さんが唯一常駐している三国小屋を考えつつ、できれば本山小屋に2泊したいと思い出発。
午前5時前に御沢野営場に到着しましたが、以前では考えられないような車の台数が停まっています。
大日杉小屋への道路が通行止めになっている影響もあるかと思います。
このところ暑い日が続いていたせいか、横峰まで残雪はありませんが、ここからは完全に虫祭り。
防虫ネットがないと休むことができません。
唯一の水場、峰秀水で2.5リットル補給し、三国小屋へ向かいますが、地蔵分岐辺りにも雪は残っていません。
約4時間半で三国小屋に到着。
おにぎりを食べ切合小屋へ向かいます。
登山道にはアカモノが目立ちますが、一輪だけニッコウキスゲが咲いていました。
途中、雪渓は3か所。
2か所目の最後が急になっていますが、2時の方向に進みながらなるべく真横から入るようにしたところ軽アイゼンを使わずストックのみでクリアできました。
上部から笹薮をつたって降りてこようとしていた人はかなり苦労していたようです。
切合小屋手前にヒメサユリが咲き誇っていました。
約7時間で切合小屋に到着。
小屋手前の水場はまだ使えず。
エネルギーを補給して本山小屋へ。
草履塚の雪渓の状態もいつもどおり。
滑り止めがなくても行けますが、ここは距離が長いので軽アイゼンを使います。
草履塚では大日岳の眺めが最高です。
御秘所、御前坂をヘトヘトになりながら何とかクリアし、午後2時34分、約9時間半で本山小屋に到着。
しかし、管理人さんはいません。
明日以降の水をどうしようか考えながら休んでいると、管理人さんがやってきました。
安心したところで本山へ。
今年もまた山頂にたどり着くことができました。
何度見ても最高の景色で、最高の気分。
夕日は本山小屋から堪能しましたが、風が強く、かなり冷えました。
2日目は朝日を拝みに山頂へ。
見事なご来光に山頂に登った皆さん感動です。
いったん小屋に戻り、身支度を整えて御西小屋へ向かいます。
まずは本山山頂で朝ラーとコーヒータイム。
山頂を独り占めした後は、駒形山へ。
玄山道分岐の標柱は雪に埋まっています。
お花畑はハクサンイチゲが咲き誇っていましたが、ハクサンコザクラの姿も。
御西小屋手前の登山道には雪渓の水が流れており、こちらに滞在する際には利用できそうです。
本来の水場は雪の下で使えません。
御西小屋に到着しますが、まだまだ時間があります。
大日岳の山頂直下の残雪はアイゼンやピッケルなしでは登れないと思っていたので、天狗岳方面の雪の状況を確認しようと思っていましたが、大日岳に登った方の話を聞くと、雪渓ルートを回避できるとのことで、天気が良く眺めもいいので、途中で引き返しもありと考え、大日岳へ向かいます。
御西小屋から1時間半ほどで山頂直下の雪渓へ。
最初のところは笹薮をつかみながら進み、次のところでは、小ピークを右に巻くようにかすかな踏跡を進みます。
小ピークに登ってから夏道へ下りて無事山頂に到着。
この時期に大日岳に来たのは初めてだったので感激です。
ゼブラの飯豊の主稜線が一望です。
40分ほど滞在して来た道を戻ります。
本山小屋に戻り、コーラと水を購入し、くつろぎます。
この日の夕方は雲が多く、夕日は少しだけ。
3日目の朝、朝日を拝むため再び本山山頂へ。
厚い雲が覆っていましたが、地平線のところだけ薄くなっていましたので、ご来光を眺めることができました。
本山小屋に戻り、身支度を整え下山開始です。
雲が覆って暑くならずに下山できるかと思いきや、時折日差しが差し込み、暑くなります。
3時間ちょっとで三国小屋に到着。
とにかく暑いし、身体が水を欲するので、剣ヶ峰をひた向きに下へ下へ、ようやく峰秀水にたどり着きます。
ここに水場があるのは本当に有難いところ。
横峰でその水を補給しながら小腹を満たし、落ち着いたところで下山再開。
午前11時33分、約6時間半で御沢野営場に到着です。
3日間天候に恵まれ、飯豊山を満喫することができました。
山の神様に感謝です。
【川入からの本山ルートの状況】
本山小屋の管理人さんは6/28の夕方から常駐開始。
10月の3連休10/13までの予定。
本山水場はまだ使えませんが、水や飲み物を買うことができます。
※飯豊朝日連峰の登山者情報によると、7/4本山小屋の水場オープン
利用料金は7/1から500円アップの1泊3000円。
水洗トイレが使えます。※協力金100円
6/30の朝の時点で切合小屋手前の水場は水が出ておらず。
地蔵水場、峰秀水は問題なく使えます。
川入集落から林道飯豊檜枝岐線・一の木線通行止めのため山形県側へ通り抜けることができません。
※5/14〜町道岳谷大日杉線の全面通行止めにより大日杉小屋へ車で行くことができません。飯豊町役場のHPより
喜多方市HPによると御沢野営場の駐車場規制の情報あり
令和7年度飯豊山登山情報
【利用規制の期間】7/18(金)から10/12(日)の間の金曜日から日曜日
【入退場可能時間】午前6時から午後6時
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