雲を楽しみ、砂と戯れる御殿場ルートの富士山。


- GPS
- 11:29
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 2,280m
- 下り
- 2,280m
コースタイム
- 山行
- 10:18
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 11:30
天候 | 地上は曇りがちの晴れ、富士山は雲の上に突き抜け概ね晴れ。 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大変良く整備された登山道。下り専用の大砂走りは、スパッツ必須。 |
その他周辺情報 | 山小屋併設のバイオトイレは、300円です。 半蔵坊、わらじ館、砂走館、赤岩八合館は営業しています。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
久しぶりのお山は、富士山。
5月に富士山、大菩薩嶺に登ってから、お山からは遠ざかってしまった。6月に入り体調不良から、果ては「ぎっくり腰」。ヘルニアではなかったので良しとするが、今年2回目でもあり、慎重に。
その慎重な、お山復帰戦が「御殿場ルートからの富士山」、お笑いである。5年前の同時期(コロナ閉山の時)水ヶ塚から登ってる。標高差は御殿場ルートと同じくらいだから、今後どの様にお山と付き合うかの一助になるのじゃないか、と思った、思ってしまった。
まぁ、体力の低下は年齢的に(70歳に手が届く)仕方が無いが、対処すべき対策はあると思う。
持久力は、伸びているかも知れない。
5年前は雲を楽しみに行こう、という発想は無かった。
さて、初めての御殿場ルートでの富士山だが、標高差2300mある。大砂走りを一部楽しみたいなら、富士宮口ルートから剣ヶ峰、御殿場口頂上経由で大砂走り、宝永山経由で富士宮口。という一部プリンスルート(注)のパクリがお勧めだろう。
注)天皇陛下が皇太子時代に登ったルート。登り富士宮口と下山御殿場口を使う。
Instagramリール
https://www.instagram.com/reel/DL5Wqd_vzL1/?igsh=MXZzODZucGxuZ2Z4MQ==
ある意味特殊な富士登山、
富士宮口の標高は2400m、吉田口は2300m、
御殿場口は、1400m半ば。富士山のお鉢は3700mとして。標高1000m上がれば6℃気温が下がる。下界の日の出前の最低気温が25℃と仮定すれば、富士宮口では、10℃ぐらい、吉田口では12℃ぐらい、御殿場口では17℃、お鉢では3℃ぐらいだろう。と予想できる。
しかしながら、登り初めて日の出を迎え、直射日光を浴び出すと、いきなり話は変わってくる。風がなければ尚更だ。そして、下界の天気予報とは違った「突き抜け」現象が起こる。直射日光を遮るものは無く、あっという間に、岩と砂は暑くなる。標高が上がっているのに気温が低くならないロジック。
予想された気温に対応するレイヤリングに加え、「突き抜け現象」の暑さに対応するためベースレーヤーは、UVカットの長袖薄手が望ましいと思うが、どうだろう。
今回は、強い日射にやられました。長袖Tシャツに半袖Tシャツ、半ズボンにサポートタイツ、トレランシューズ、ヘルメットに和手拭い、サングラス、ネックゲーターでスタートしたが、結局は腕まくり&タイツを脱いで生足に。日焼けを覚悟して暑さ対策としましたが、やはり日焼けは避けた方が良い。
大砂走りの下山はスパッツ必須、加えてメッシュのシューズでは細粒が入ってくる。今回の状況(微風&強烈な日差し)では日傘も有効かも。
注)標高の高さゆえに起こる「突き抜け」現象
下界は曇りでも、富士山の高度では、雲を「突き抜け」直射日光をもろに受ける晴天となる。高度1000m上がると紫外線、赤外線量は12%以上増えるとの試算も有る。
お疲れ様です
私は、友人と近くの山を登ってました。
富士山 大好き💕人間ですが、写真を拝見させていただき、今日に至ります。🤭
良き山行でしたね。⛰️
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