餓鬼岳


- GPS
- 11:34
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 1,853m
- 下り
- 1,876m
コースタイム
- 山行
- 9:41
- 休憩
- 1:53
- 合計
- 11:34
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
12日は餓鬼岳へ。
最近の状態では12時間近く掛かると思われたので1時起きの5時、あわよくば4時台登山開始を目論みましたが目が覚めたのは2時過ぎ。
さらに登山口でも眠ってしまい7時の開始になってしまいました。
ところで参考にした前週の山行者が「へつり」という言葉を使っていて、調べたら福島県の方言で「川に迫った断崖や急斜面」という意味だそうです。
良い言葉です。
「ごぼる」と同様使われて欲しいです。
…ということで、出だしは沢を進み、時々へつりも歩きます。
なかなか変化があり気持ち良いです。
複数の滝を過ぎ、1時間半後「最終水場」に到着。
ここで沢とはお別れになります。
「水場」とはどんなところの水なのかと思ったら、沢そのものでした。
…これ飲んで良いのか?と躊躇っていましたが、やってきたソロの方が水を汲んでごくごく飲んだので躊躇いがなくなりました。
持参水分は2,580mlのところ、今回の山行で消費した水分は2,880ml。
持参水分だけでは足りず、躊躇いの有無に関わらず飲まざるを得なかったです。
下痢や不調はありませんでした。
この日は晴れの予報でしたが、餓鬼岳小屋までずっと曇っていました。
最終水場以降は傾斜がきつくなり視界も悪く、ひたすら山頂を目標に足を運びました。
2500mを超えた辺りでに日差しが差してきて、まもなく餓鬼岳小屋に到着。
写真にも載せましたが、所々に掲げてある鬼の絵入りの言葉が励ましになりました。
鬼のTシャツがあれば欲しいと思いましたが、売ってはいないようです。
小屋から5分で餓鬼岳到着。
燕岳からの稜線がきれいに見え、その稜線の右に槍ヶ岳、双六岳、三俣蓮華、鷲羽、水晶などもきれいに見えました。
黒部五郎、薬師はそれらに隠れて見えないようです。
唐沢岳の奥に竜王岳、立山が聳え、その右手に剱、針ノ木…と見えるはずでしたが、剱岳から北はガスが掛かって見えなかったです。
剱は一瞬だけ見えました。
地元では晴れればいつでも見ている剱立山ですが、県外の山から見えるのと見えないのでは感激が全く違うのはなんなのでしょうか。
山頂での休憩中はずっと剱立山の方角に目を当てていました。
前週は吉田口から富士山に登りましたが、富士山吉田コースと今回の餓鬼岳のグレーディングが全く同じ42.7なのです。
山頂では、今回の方が富士山より楽だったと思いましたが、今回は何故か下山がとてもきつく、総体的には今回の方がハードでした。
富士山が距離15.5km、累計高度1,757mで餓鬼岳が距離15.4km、累計高度1,827mとほぼ同じ。
気温も荷物重量も何もかも同程度でしたが、摂取水分が富士山1,400mlで餓鬼岳が2,880ml。
きつさが水分摂取量に現れているようです。
下山が特にきつかったのは何だったんだろうか。。。
駐車場は30台くらい停められそうで、到着時には20台ほど停まっていました。
山行中に出会った人は27人。
虫が多くいそうな気がしていましたが、ほとんど気になりませんでした。
一箇所だけ刺されました。
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