入笠山

- GPS
- 02:39
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 382m
- 下り
- 377m
コースタイム
- 山行
- 2:24
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 2:58
| 過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
山頂から北側にある尾根から縄文時代の打製石斧が見つかったという入笠山へ。
前日は山梨市のほったらかしキャンプ場で一泊。
沢口登山口から登ろうと思っていたけど、朝に温泉入ったらまったりモードになってしまったのでゴンドラ使ってショートカット。ちょうど富士見町のキャンペーン中みたいで、姉妹都市の川崎市民と多摩市民は往復2400円がまるっと無料に。
https://www.town.fujimi.lg.jp/page/r7-2daimuryou.html
数十分で山頂駅へ。いきなり八ヶ岳山麓が一望できる最高の景色に感動。
まさに星降る中部高地の縄文世界(https://jomon.co/)のメインビジュアルの写真と同じ景観だった。もしかしてロケ場所はこの山なのかも。
打製石斧が見つかったという御戸平峠遺跡は、全国遺跡地図によるとヒュッテ入笠があるあたりのようだ。伊那谷側にも抜けられるこの尾根をかつての縄文の旅人も通ったんだと思うとムネアツだ。
山頂へはゴンドラの駅から1時間弱で着く。最後に少しだけ急な上りがあるが、手軽に登れた。山頂からは360度眺められ、諏訪湖や伊那谷の方はもちろん、まだ雪がある飛騨の山々も見える。岩場だけどトンボや蝶が飛んでいてのどかだった。
山頂から南下して大阿原湿原を一周し、山頂を通らないルートでゴンドラ駅まで戻り下山。
帰りに井戸尻考古館へ立ち寄り、学芸員のSさんに入笠山へ行ってきた事を話すと、
数年前に入笠山で表採されて寄贈されたという黒曜石製の尖頭器があると教えてもらった。
案内された石器の展示ケースには、たしかに「入笠山」の名と、丁寧に作られた有舌尖頭器があった。
草創期のものなので、一万数千年前に入笠山にいた人が残したものだ。それが今、目の前にある。
最後に最高の余韻を楽しめる山行になって良かった。
ヤス












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