暑かった白山(御前峰、大汝峰)


- GPS
- 10:24
- 距離
- 20.7km
- 登り
- 1,828m
- 下り
- 1,826m
コースタイム
- 山行
- 7:18
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 8:34
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:別所出合から市ノ瀬までシャトルバス、市ノ瀬から松任まで登山バス(2,500円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
エコーラインは登山道崩れのため通行止(7月17日から) 観光新道は7月31日から工事のため通行止予定 お池めぐりコースでは登山道に残雪あり(チェーン等は不要) |
写真
感想
3連休は白山。深夜バスで金沢経由で市ノ瀬へ。金沢駅では多くの登山客がいて、6時のバスは乗れず、6時15分のバス。こちらは結構空きもあって、2人がけを1人で使って、おかげでぐっすり眠れた。
市ノ瀬からはシャトルバスで別所出合。登山口では多くの登山客が集まって準備をしていた。ここで着替えて出発するが、気温は27度と暑い。当然、街中よりは遥かに涼しいが風もない。汗もじんわり出てくる。果たして無事に到着できるだろうか、少し不安なスタートとなった。
久しぶりのテント泊で荷物が重く体が思うように動かない。白山は水の心配がいらないので、水をそんなに持つ必要がなく、荷物は相当軽くなっているはずだが、本当にしんどい。加齢による体力低下かも。
標高が上がると風も出てきた。冷たい風が体を優しく冷やしてくれるので、体力も回復してきた。ペースを守ってぼちぼち歩いて、ようやく南竜山荘が見えてきた。ここまで来れば一安心。これで重い荷物からも解放される。エコーラインは通行止の看板。崩れているらしい。予定していた観光新道からの下山は無しかな。
山荘で清掃協力費1,000円を支払い、テント場へ。このテント場の入り口のところの残雪が微妙に滑る。テント場は昼前でもういっぱい。空いているスペースを押さえて早々にテントを設置する。直射日光が暑い。テントの中も暑いので、少し休憩をしたら、ザックを軽いものに変えてアルプス展望台経由、室堂、御前峰に向かう。
ザックが軽くなったにもかかわらず体は重い。熱中症に注意をしてこまめに水分を取るが、体がだるい。なんとか室堂まで上がり、御前峰の上りで体が動かなくなる。休憩で体を休めながら、素晴らしい景色に癒されながら山頂に到達した。
山頂からの眺めは最高。天気もいいので遠くまで見ることができた。体力も回復してきたので、お池めぐりに向かう。池はエメラルドグリーンの神秘的な色。周りには雪も残り、そこから霧が淡く発生するなど幻想的な光景だった。お池めぐりを楽しみながら、昨年景色が全く見えなかった大汝峰を目指す。距離は短いが、なかなかの岩場をよじ登り頂上へ。今回は御前峰など美しい景色を見ることができた。
下山は七倉山の分岐まで下り、七倉山の美しい景色を満喫しながら室堂に向かう。この間、誰とも出会わず。少し時間が遅いのだろうか、不安になるも体力はあるので、ペースを守る。
室堂のビジターセンターでコーラーを飲んで休憩。ここで泊まれたらと思うが、ここからテント場まで戻る。黒ボコ岩経由で下ったが、この時間にも関わらず多くの登山者と遭遇。室堂に泊まるのだと思うが、この時間に登ってくる方の多さに人気の山であることを実感した。
テント場で食事をして早めに寝るが、夜は星空が最高だった。太陽が沈んでからは気温も12度程度と適温となり、暑くもなく、少し肌寒い程度で過ごしやすい。快適になることができた。また、このテント場のトイレは水洗で水も蛇口から出てくるので、キャンプ初心者でも十分に楽しめる環境。小さい子どももそこそこきているようだった。
翌朝、周りが午前3時半頃からはざわざわしていたが、午前5時半に起床してゆったりした時間を過ごして午前7時半に出発。往路で使った砂防新道で下った。この時間、上りの登山者も多く、すれ違いに時間を要したが、みなさん気持ちよく挨拶されるので、そうしたコミュニケーションも楽しみながら、別所出合に到着。シャトルバスで市ノ瀬に到着して着替えてサッパリしてから帰路に着いた。
この2日間、天気が良くて景色は最高だったが、暑さで体がばててしまった。日が沈んでからは気温も適温になりキャンプとしては最高だったと思う。昨年もそうだが、夕方に頭が痛くなったが。これは高山病だろうか。ロキソニンで完全に治ったのでよかった。とにかく美しい景色と満点の星空に癒されたいい山だった。
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