谷川岳主脈縦走


- GPS
- 13:28
- 距離
- 35.1km
- 登り
- 3,382m
- 下り
- 3,102m
コースタイム
- 山行
- 2:59
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 4:08
- 山行
- 8:40
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 9:38
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰:谷川岳ベース〜バス〜水上駅 |
写真
感想
3連休を利用して、平標山にテン泊して谷川岳主脈縦走してきました。
初日はほぼほぼ移動で、湯沢からバスで登山口バス停に11時過ぎに到着して、山の家まで上がってテント設営。小屋からは明日登る平標山から仙ノ倉山、エビス大黒の頭が真正面に見えて爽快。
軽くなった荷物で南側の三角山や大源太山まで散策。大源太山からは谷川岳が遠くに見えて、明日の行程に一抹の不安を覚えました。
夜はさっさと飲んで早々に寝て翌朝は5時半出発。50分程で平標山頂へ。山頂では外人さんがテン泊してました。思ったよりもタイムが縮まらないので、次に見えている仙ノ倉山にむけて出発。きれいなお花を眺めながら、登り切ったところは前仙ノ倉山らしく、本体はまだ先に見えてて少しがっかり。仙ノ倉山の山頂は広く、360度のパノラマ。9時ごろまではガスも少なく見通し良好。(多分)富士山の頭も見えてました。
サクサクと下って、金属製のかまぼこ避難小屋とやらに初対面。7時ですが既にサウナ状態で、泊まるのには根性がいりそう。登り返してエビス大黒ノ頭へ到着。眼下には、ところどころに雪渓も見えました。植生限界を超えた尾根歩きは、登ってきた道のりも、これから進む道のりもクリアーに見えて気持ちいい。ただ、すっかり忘れていたのが日を遮るものがないこと。気温も上がってきてジリジリと太陽に焼かれて疲れがでてきたところに、正面には毛渡乗越まで一気に下って高くそびえる万太郎山が心を折ります。景色としては最高に気持ちいいんですが。。。
急で(刈った笹で)滑りやすい下り坂をを毛渡乗越まで下って小休止。意を決して登り初めて3分の2ほど進んだところで、万太郎山は更に左の高い山だということに気づいて力が抜けました。なんとか万太郎山頂にたどり着いて、またも小休止。多少ガスはかかっていますが後方には仙ノ蔵山が遠くに見えて達成感もひとしお。ここまでくると前方には谷川岳が見え始めます。ただ遠い。。。そして大障子ノ頭とオジカ沢ノ頭が壁のように立ちはだかっています。このまま土樽方面に降りちゃおっかな、という気がよぎりますが、気を取り直して前に進みます。
主脈全般に言えるのですが、登山道が20センチくらいの細い掘割になっているところが多くて、しかも笹は生えているのですが、よく見ると斜面としては切れていたりして、バランスを崩さないように注意をして歩きます。
一つ目の壁の大障子ノ頭を乗り越え、下って登り返してやっとたどり着いたオジカ沢ノ頭では真正面に谷川岳の雄姿が迎えてくれました。頂上には多くの人だかりが見えます。肩の小屋で休憩している人たちも見えます。
ここから先は、くたびれた足には結構ハードなコースでした。両側がキレ落ちていたり、落ちたら数十メートル止まらなそうな鎖場だったり、スリリングな道を進んでいると、右前方でヘリが遭難者を救助していました。中ゴー尾根かと思いましたが、後で聞いた話だと天神尾根で、大事には至らなかったようです。
そうこうするうちに肩の小屋に到着。道中5リットルの水を使い切ってしまったので、小屋で500円の水補給。ほっとしてあたりを見渡すと、驚く人の多さ。まるで町中のようで、今までの孤独な行軍が噓のよう。とりあえずトマの耳だけマークして、1時間ほど下ってロープウェイ山頂駅で無事終了です。素晴らしく爽快な景色とは裏腹に、2000m級とは思えない暑さにやられた一日でした。
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