【日本百名山85座目】笠ヶ岳


- GPS
- 22:43
- 距離
- 29.7km
- 登り
- 2,414m
- 下り
- 2,392m
コースタイム
- 山行
- 4:44
- 休憩
- 2:38
- 合計
- 7:22
- 山行
- 6:25
- 休憩
- 3:02
- 合計
- 9:27
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 8:25
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
写真
感想
【1日目】8月10日の出発2日前に豪雨で秩父沢の橋が流され、その後も雨が続いて復旧が進まない状況でしたが、とりあえずワサビ平小屋まで向かい待機しました。秩父沢手前の復旧作業は進み、午前10時過ぎにはワサビ平のスタッフが通行可能にしてくださいました。しかし、肝心の秩父沢の橋の復旧はいつになるかわからない状態でした。明るいうちに渡れればいいかとのんびりしていると、11時頃に「秩父沢の橋が復旧した」との嬉しい報告があり、通行止めが解除されました。秩父沢の橋は草を刈り、木の枝を切って登山道を整備しながら30Ⓜほど高巻きで作られていました。早めに復旧していただけたことに本当に感謝です。
暑い時間帯のスタートだったため、特に小池新道は日が差していなくても暑いので、ゆっくり登って行きましたが、鏡平小屋に到着した時にはバテバテでした。
まずは鏡平小屋にチェックインし、夕食付きで予約していましたが、疲れもあって翌朝はゆっくり出発することにし、2食付きに変更しました。小屋は標高2281Ⓜで少しひんやりしていましたが、甘くてさっぱりしたものが食べたくなり、小屋の談話室でレモンのかき氷をいただきました。うめぇ〜〜〜〜!
【2日目】
稜線からの眺望を楽しみにワクワクしながら出発しましたが、槍ヶ岳や穂高連峰の方向には雲がかかり、少し残念なスタートになりました。弓折乗越からは素晴らしい稜線歩きを期待していましたが、アップダウンが多く、細い尾根がザレやガレ、岩場も多く、双六岳付近のような快適な稜歩きを想像していたら大間違いでした。さらに今回はガスが立ち込めて先の景色が見えず、チョーだるい稜線歩きで時間もかかりました。それでも登山道脇に咲いている美しい花々に癒されながら、なんとか足を進めました。
笠ヶ岳山荘にチェックイン後、笠ヶ岳山頂へ。山頂付近のガスは時折、晴れましたが、周辺の山々のガスが取れず、眺望ナシでした。
【3日目】
小屋のテーブルで、お弁当にしてもらった朝食を食べていると、宿泊していた登山者たちが次々と山頂に向かって出発していきました。星がきれいで日の出も期待できそうだったので、下山の準備を整えた後、ザックを小屋に置いて山頂を目指しました。槍ヶ岳の脇から昇るご来光と360°の素晴らしい景色に感動。富士山も見えました。笠ヶ岳までは長くて厳しい道のりでしたが、頑張って登ってきてよかったと思いました。
下山は、笠新道分岐まで戻り、そこから笠新道登山口へ向かいます。杓子平まではザレやガレた登山道を下って行きますが、ここまでは開けた道が続きます。その後、樹林帯に入り眺望はなくなります。岩場や細尾根、倒木、滑りやすい石や浮石が増え、気が抜けない道が続きました。また、登ってくる登山者とのすれ違いも多く、予想以上に時間がかかりました。下山時にテント場で出会った女性と意気投合し、一緒に行動することで、この長い道のりを乗り切り、無事に下山できました。一人だったら、この長い道のりは本当に大変だったと思います。
コメント
この記録に関連する登山ルート

いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する