白山（御前峰〜大汝峰〜七倉山）
石川県
岐阜県
kiyopon
体力度について
- GPS
- 08:47
- 距離
- 23.5km
- 登り
- 2,076m
- 下り
- 2,078m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 7:02
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 8:45
| 天候 | 晴れ 時々 曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス 自家用車
日帰りと宿泊者で駐車場所が異なります。 5時前到着で��の駐車場に誘導されました。 【白山登山バス2025】 https://map.ishikawa.jp/hakusan-bus-2025/ |
| コース状況／ 危険箇所等 |
全体によく整備された登山道です。 ○別当出合〜室堂（砂防新道） 整備され歩きやすい登山道ですが、一部浮石、ガレ、濡れた箇所あり転倒等注意です。 観光新道は通行止めとなっていました。 ○室堂〜御前峰〜大汝峰 ガレ場、浮石箇所あり転倒等注意。 ○大汝峰〜七倉山 ハイマツ帯で下草が当たります。 濡れている際はライトスパッツ等あると便利です。 七倉山山頂へはハイマツ帯のヤブ漕ぎ。山頂道標・プレートは見つけられませんでした。 四塚山山頂・三角点は、らくルートだと破線になっていましたが、踏み跡等無く今回は断念しました。 （高山植物踏みつけながら登るのはさすがにちょっと・・・） なお、釈迦新道は通行止めとなっており、市ノ瀬への周回はできません。 |
| その他周辺情報 | 下山後に、最寄りの白峰温泉総湯（日帰り入浴750円）で入浴しました。 お盆期間で観光客も多く激混み芋洗いでした。 https://www.shiramine-m.com/ |
写真
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単調な登りが続き、甚之助避難小屋でひと休みします。
一際目立つのは赤く鮮やかなシモツケソウ。
岩をくりぬいてできたような凹みに溜まる水。
水はたっぷりでした。
道は無くヤブ漕ぎしながら高いところを目指します。
それともこのあたり一帯を七倉山としているのかな。
植物踏むのはよろしくないので名前の由来となる四つのケルン付近で折り返しました。
この頃にはだいぶ雲が流れ込んできています。
感想
8/17日曜日、お盆期間最終日は白山へ。
白山は過去に室堂で1泊、御前峰のみ登ったことがあり、今回実に15年くらいぶり。
周囲のピークを歩いてみたかったので今回強行してきました。
前日夜発、行きは糸魚川へ出て高速で金沢西ICを降り下道。
途中で一度仮眠したので、市ノ瀬駐車場に着いたのはAM5時前とシャトルバス始発時間の直前。
既にバス待ちの長い列が出来ていましたが、バスは複数台で時間通り乗車できました。
歩き始めはまだ薄暗く（この時期になると秋が近づいていることを実感します）、蒸し暑い樹林帯の登山道の登りが続きます。
甚之助避難小屋へ着くと涼しい風が抜け快適。
軽く汗が引くまで小休止し、水量豊富な沢を複数トラバースしながら弥陀ヶ原へと一気に高度を上げます。
このあたりまで来ると花の種類も一気に増え、さすがは白山といったところ。
雪解け遅い草地の斜面では、白山を冠するハクサンフウロをはじめ、多くの花を見ながらの登りに変わります。
弥陀ヶ原で一度平らになり、再び岩場の登りを終えると突然室堂の建物が目の前に現れます。
併せて、あたりは宿泊した多くの登山者。
御来光登山から戻って来た方、これから御前峰を登る方、下山に向かう方色々でした。
混んでるだろなと思ってはいましたが、予想以上。さすがはお盆期間です。
上部は風が少しありますが気温は朝から高く、歩くにはちょうどよいコンディション。
最高峰の御前峰へ登り切ると360度展望が開けます。
この日はスッキリ晴れとはいかず、日本海側や北ア方面は雲が多く細部までは見通せず。
それでも雲上の山頂から望む弥陀ヶ原やこれから歩く大汝峰方面はよく望め、快適展望歩きに変わります。
一旦、お池巡りコースへ下り、大汝峰への登り返し。
大汝峰へは行きの南斜面は岩場の急登でしたが、七倉山へと至る北側斜面はなだらかなハイマツ帯。
大汝峰山頂からは今年春歩いた笈ヶ岳が望めました。
非常に奥深く遠い笈ヶ岳ですが、白山から望むとずいぶん低いところにありまた違った印象でした。
大汝峰で大休止し、今回目的地の七倉山へ。
七倉山へはハイマツ帯の一本道。
御前峰や大汝峰が荒々しい岩場だったのに対し、こちらはなだらかなハイマツ帯が広がり、同じエリアにもかかわらず全く違った印象。変化に富んでいました。
七倉ノ辻でひと休みし七倉山へ。
踏み跡があるものと思っていましたが、山頂付近は道は何もなし。
背丈並みのハイマツをかき分けながら一番高そうな場所を目指します。
距離は大したことは無いですが、僅かに進むにも苦労する内容でした。
山頂は道標やプレートがあるものと思っていましたが、あたりはそれらしきものは見つからず。
あちこち探し回るのも大変なので、諦め戻りました。
同じく四塚（よつづか）山の山頂を目指しますが、こちらもルートは無さそうで途中で断念しました。
このあたりはもう少し早い時期にチングルマやハクサンイチゲのお花畑が楽しめそうでした。
再び七倉ノ辻でひと休みし、長い折り返しへ。
大汝峰を西側に巻き、室堂へ下ります。
途中はクロユリをはじめ、まだ多くの花々が咲き残っていました。
室堂からは単調な下り。
急傾斜や歩きづらい箇所は無く、無事に別当出合へ降りました。
寝不足＆疲れ気味だったので、市ノ瀬までは復路もシャトルバス利用しました。
（林道走る人も結構いるようでした）
帰りは最近通れるようになった九頭竜湖を通り、高山〜平湯経由で帰宅しました。
日帰り強行でしたが、予定通り無事にこなせて何よりでした。
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