記録ID: 8602828
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無雪期ピークハント/縦走
四国
牧野先生ゆかりの「横倉山」
2025年08月24日(日) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 09:35
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 896m
- 下り
- 902m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:03
- 休憩
- 2:38
- 合計
- 9:41
距離 13.9km
登り 896m
下り 902m
16:46
ゴール地点
天候 | 薄曇り一時晴れ 午後になって時々雨 南の弱い風が時々吹いた 視界は少し霞み 次第に悪くなった 朝のうちに寒風山?が見えた あとは知らない山ばかり 午後に降るのは予報の通り 夏の低山だから 予想通り蒸し暑かった |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
新しくてメンテナンスの良いトイレが有る 全線舗装だが狭い道 上に進むと第二・第三駐車場が有り 奥に行くほど歩く距離を少なくできる それぞれに簡易トイレが有る 24時間営業のコンビニは 仁淀川町の街中に有り 15kmほど離れている 仁淀川町側から向かった往路は 楠の集落を越えて行った 復路は越知町側へ下りたが道の様子は大差無い |
コース状況/ 危険箇所等 |
登りは尾根のカブト嶽を越え 下りは第三・第二駐車側の正面参道を歩いた 山頂付近では 旧蹟や花を求めて右往左往した 整備の良い道は 道標も豊富でバラエティに富む 緩やかな道・痩せ尾根・コンクリート舗装のスロープ・車道歩き・修験者の通った鎖場(迂回路有り)など 踏み跡も錯綜し マップに無いけど道標の有る道も有る GPSがあれば不安無く歩ける らんまんの放送以来 花を求めて訪ねて来る人が増えたらしい・・・自分もそうか 安徳天皇の陵墓参考地(宮内庁認定)が山中に有り 他に行在所跡とか 随臣や平家関係者の墓などが点在する(壇之浦に入水したのは 影武者ならぬ影天皇だったという説が有る) さらにさかのぼる平安時代には 修験の山だった 三嶽古道(の断片?)が残っている 三嶽は カブト嶽・横倉山・住吉神社で それぞれに岩場が有る カブト嶽は古い鎖が有り 今でも通ろうと思えば辿れる 迂回路有り 横倉山ピークは石灰岩が折り重なり 馬鹿試しの看板有り 崖下に岩屋神社と平家穴が有る 住吉神社から崖に 薄い踏み跡が続き 捨身修業の岩場がどこかに有るらしい スマホが不安定で? 軌跡が途切れがちだった |
その他周辺情報 | いの町の吾北むささび温泉を利用した 800円 火山の少ない四国は温泉も少ない 登山口から1時間ちかく離れている そこに有るだけでもありがたい |
写真
撮影機器:
感想
牧野富太郎博士のホームグラウンドのひとつ にして 花の百名山 横倉山を歩いた。
夏場に歩くには少し過酷な低山だが、らんまんの放送以来、訪ねて来る人が増えたという。
今日もコオロを求めて 東京から来た人が3組あった、地元の人も数知れず。
自分も その一人ではある。
長年の憧れのすえ、巡り会ったオロギランは これまでに見たどの花よりも小さかった。
くらべるならば、コフタバラン・コイチヨウランやヒナノキンチャクは はるかに巨大で、サイゴクサバノオなんかは もはや大木と言っても過言ではない。
日曜日に ここを歩けたのが幸い、数人の人だかりを目にして、はじめて ま見えることが かなった。
平日の人が少ない時だったら、間違い無く素通りしていただろう。
他にも花の種類が豊富で カラスビシャクも初めて見たし、ケイビランも ここでは珍しくないらしい。
初見の花ふたつで 舞い上がっていたら、恐ろしいことを聞いた。
この山域には 時期を変えて、マヤランと なんとタヌキノショクダイまで咲くというのだ!
また 7月になったら来いというのか!
歴史的にも 見どころの多い山で、安徳天皇の陵墓参考地が有り、随臣や平家の落人の関わる場所が点在している。
色々と奥深い山だった。
酷暑をおして行く価値は有った。
有ったけど、また7月か8月の初めに来なくてはならないのか・・・嬉しいけどつらい悲鳴が上がる。
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