三宝山から甲武信岳

- GPS
- 08:17
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,425m
- 下り
- 1,424m
コースタイム
- 山行
- 7:33
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 8:11
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
先週の弾丸ハイカーズソフトの企画は、コロナによりやむなく不参加。
金曜日久しぶりに体重計に乗ると、何と5kg減で70kgを切っていた。マラソン本番前に身体を絞ったときのベスト体重に並ぶ。身体年齢は37歳と表示され、これは記録的な若返り。
この10日ほどお腹が空くということがなく、1日1食もまともに食べていなかったからだが、重いよりは軽い方がいいかもしれないと前向きに考え、明日の山行参加を決める。
当初は燕の予定だったが、流石に病み上がり、もう少し近場とK氏にリクエストしたら、三宝山・甲武信岳周回ルートを提案された。
2週間前の滝子山がコースレート40、今回は33だから問題ないと楽観した。
2時半に川崎を出発。5時に毛木平駐車場に到着。
先着車は10台ほど。想像ほどは多くない。
気温は11.5℃。この涼しさは味方になる。
5時半にK氏の車到着。
さあ周回ルートを右回りに、最初のピーク十文字山を目指す。
途中から山道を離れ、山頂まで続くバリルートの尾根道に入った。順調と感じていた。
十文字山から下り十文字小屋で小休止。小屋の女主人と山話にしばし花を咲かせたあと登山再開。
武信白岩山の岩場あたりから、ペースが落ちていった。咳、痰、鼻水が呼吸を妨げた。息がすぐに上がって、度々立ち止まった。
今年の夏の暑さ、今日は水を2リットル、全て凍らせて持ってきていた。その水が涼しさでなかなか溶けず、充分に摂ることが出来なかった。痛恨のミスだった。
三宝山の手前でペースはさらにダウン。
こんなにしんどいと思うのは、いったいいつぶりか?このルートにはエスケープルートがない。万が一無理なら戻るよりないのだが、岩場を下るなら、まだ進んだほうがマシだと思った。
三宝山山頂に這々の体で到達。
平らな岩を見つけ倒れるように座り込んだ。
乱れた息が整うまで、かなりの時間がかかった。
いつもは休憩を早々に切り上げるK氏も、よほど私の調子が悪そうに見えたのか、じっと黙って待ってくれた。
三宝山から一旦下ると、甲武信への登りは緩やかで救われた。
甲武信岳山頂はなかなかの賑わいだった。
東の金峰山、南アルプス、八ヶ岳、北アルプスまでしっかりと見渡せた。残念ながら南側には雲が残り富士山は見えなかった。
甲武信岳山頂からは千曲川源流から沢伝いにずっと下るルートだ。アップダウンがないので調子を取り戻せるだろうと思ったが、途中でコースをロストしたり、下りでもうまく運べずゴールがひたすらに長く感じた。
今日一日最後までK氏は私の後ろを静かに歩いた。
ロケットのように走って行ってしまうことはなかったし、
鼻歌も、駄洒落も、聞こえてこなかった。
随分心配をかけてしまったかもしれない。
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yamaken2
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