記録ID: 8680324
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無雪期ピークハント／縦走
甲斐駒・北岳
北岳にキタダケ テント泊暴風雨で撤退
2025年09月13日(土) 〜
2025年09月14日(日)
山梨県
Hid
体力度
5
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 15:41
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,892m
- 下り
- 1,893m
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1日目
- 山行
- 6:13
- 休憩
- 2:26
- 合計
- 8:39
距離 7.1km
登り 1,697m
下り 327m
16:03
2日目
- 山行
- 5:52
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 6:39
距離 6.2km
登り 195m
下り 1,566m
13:13
ゴール地点
| 過去天気図（気象庁） | 2025年09月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
写真
奈良田からの始発バスは4台出ましたが満員でした。私たちは座れたのでラッキーでした。
やっと肩の小屋。
レンズに水滴がついてしまい、マトモに撮影も出来ません。
レンズに水滴がついてしまい、マトモに撮影も出来ません。
肩の小屋でいろいろ検討しましたが、まだ縦走する計画を捨てずに北岳山荘を目指して進むことにしましたが…。
暴風と大雨の中、どうにかテントを設営して夕食の時間です。この後、ザックの中のダウンシュラフがびしょ濡れになっており、登山靴も、メリノウールのソックスも全てびしょ濡れ。
絶望しました。
縦走する計画どころか低体温症との戦いです。
ダウンパーカーとダウンパンツを履いて。エマージェンシーシートにくるまって、凌ぐことに。
しかし、湿度100%の爆風がメッシュ多めのテント内に吹き込んできて、何もかもが濡れてしまい、乾く見込みは皆無。
低体温症、行動不能、真夜中のテント倒壊などネガティブな事ばかりが頭の中を巡ります。
祈りながら夜が明けるのを待つしかありません。
1
9/13 17:00
暴風と大雨の中、どうにかテントを設営して夕食の時間です。
この後、ザックの中のダウンシュラフがびしょ濡れになっており、登山靴も、メリノウールのソックスも全てびしょ濡れ。
絶望しました。
縦走する計画どころか低体温症との戦いです。
ダウンパーカーとダウンパンツを履いて。エマージェンシーシートにくるまって、凌ぐことに。
しかし、湿度100%の爆風がメッシュ多めのテント内に吹き込んできて、何もかもが濡れてしまい、乾く見込みは皆無。
低体温症、行動不能、真夜中のテント倒壊などネガティブな事ばかりが頭の中を巡ります。
祈りながら夜が明けるのを待つしかありません。
この後、ザックの中のダウンシュラフがびしょ濡れになっており、登山靴も、メリノウールのソックスも全てびしょ濡れ。
絶望しました。
縦走する計画どころか低体温症との戦いです。
ダウンパーカーとダウンパンツを履いて。エマージェンシーシートにくるまって、凌ぐことに。
しかし、湿度100%の爆風がメッシュ多めのテント内に吹き込んできて、何もかもが濡れてしまい、乾く見込みは皆無。
低体温症、行動不能、真夜中のテント倒壊などネガティブな事ばかりが頭の中を巡ります。
祈りながら夜が明けるのを待つしかありません。
朝になりました。さて、暴風雨です。
装備も着替えも登山靴もびしょ濡れ。
寒いです。絶望してる暇はありません。
進むか撤退か。
北岳肩の小屋経由で戻るのは稜線の爆風がヤバそう。
しかし、八本歯のコル経由も、濡れた岩場がリスキー。
農鳥小屋まで3時間だから行けるか？
いろいろと考えましたが、暴風を回避しつつ最短で下山できそうな八本歯のコルルートで下山することに。
1
9/14 5:00
朝になりました。
さて、暴風雨です。
装備も着替えも登山靴もびしょ濡れ。
寒いです。絶望してる暇はありません。
進むか撤退か。
北岳肩の小屋経由で戻るのは稜線の爆風がヤバそう。
しかし、八本歯のコル経由も、濡れた岩場がリスキー。
農鳥小屋まで3時間だから行けるか？
いろいろと考えましたが、暴風を回避しつつ最短で下山できそうな八本歯のコルルートで下山することに。
さて、暴風雨です。
装備も着替えも登山靴もびしょ濡れ。
寒いです。絶望してる暇はありません。
進むか撤退か。
北岳肩の小屋経由で戻るのは稜線の爆風がヤバそう。
しかし、八本歯のコル経由も、濡れた岩場がリスキー。
農鳥小屋まで3時間だから行けるか？
いろいろと考えましたが、暴風を回避しつつ最短で下山できそうな八本歯のコルルートで下山することに。
白根御池小屋まで来ると、雨も上がりホッとひと息
早朝の絶望感からは想像できないほどの安堵感。
早朝の絶望感からは想像できないほどの安堵感。
撮影機器：
感想
3連休の直前に、北岳山荘のテント場の予約が取れたので、嬉しくて舞い上がってしまい、
テンクラも見るたびに、AだったりBだったり、Cだったり。
きっと回復するだろう。と言う自分に都合のいい解釈をしてしまい、暴風雨に突っ込んでしまいました。
やはり、天候不順の時はキャンセルして見送らないと、今回のように、あわや遭難という山行になってしまうことを再認識し、教訓としました。
今年は運良く今まで、ほとんど雨に降られない山行が続いており、パッキングからして、油断していました。
まさか、土砂降りの大雨の中を6時間以上も歩くハメに遭うとは思いもよりませんでした。
今回のエクストリームな経験をプラスに捉えて、今後の登山に活かしていきたいと思いました。
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