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Yamareco

記録ID: 8688292
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

鋸岳 釜無川ゲートから1泊ピストン

2025年09月14日(日) 〜 2025年09月15日(月)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
12:34
距離
27.1km
登り
2,139m
下り
2,133m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:54
休憩
2:34
合計
7:28
距離 11.9km 登り 1,237m 下り 180m
6:43
6:44
157
9:21
9:24
42
10:06
10:20
36
10:56
13:10
30
13:40
13:42
23
14:05
2日目
山行
8:06
休憩
1:36
合計
9:42
距離 15.2km 登り 902m 下り 1,953m
3:31
99
5:10
5:13
35
5:48
6:02
20
6:22
6:30
24
6:54
26
7:20
65
8:25
9:30
28
13:06
7
13:13
釜無川駐車スペース
天候 9/14 くもり、午前中は一時小雨、稜線上はほぼガスに覆われ昼頃は西風非常に強し
9/15 くもり、7〜8時頃に強雨、午後から晴れ(稜線上は相変わらずガスだったよう)
★9/13までの予報では9/14夕方〜9/15午前中が最も良さそうだったので、そのワンチャンスを狙った行程にしたが、予想を裏切る9/15朝の雨にあたってしまった(;_;)
過去天気図(気象庁) 2025年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
【往路、9/13〜14】新宿14:48−(京王線)→15:40高尾15:55−(JR各停)→17:43甲府18:08−(JR身延線)→18:20甲斐住吉−(レンタカー、50km、1時間10分、途中で夕食)→20:30道の駅信州蔦木宿(車中泊)6:10−(9km、20分)→6:30釜無川駐車スペース
★レンタカー予約が直近だったので甲府駅発着は空いてなく、行きは甲斐住吉のオリックスレンタカー甲府店を利用、帰りは甲府駅前店に返却した(乗り捨て料はなし)

【復路、9/15】釜無川駐車スペース13:20−13:40道の駅信州蔦木宿(入浴)15:20→16:40甲府(夕食)18:01−(JR特急)→19:40新宿
★予定より早く下山したので特急列車を早い便に変更しようとしたが、3連休最終日ということで全て満席。しかたなく時間をつぶして予定通りの列車に乗って帰宅。
コース状況/
危険箇所等
【釜無川ゲート〜ログハウス】林道決壊箇所は下記の3区間、左右はいずれも上流に向かった方向で表示
箇所1:ゲートから7.5km付近(標識は未確認)
・上流に向かって右支沢の渓流水により林道が完全流出
・下流側の林道分岐から河床部の施工現場へ下り、河床寄りの一段高い斜路を黒土嚢の方に歩いた後、右支沢を渡渉してすぐに右側斜面を登って林道に復帰
・渡渉や迂回は注意すれば大きな問題なし
箇所2:ゲートから8.0km付近
・ここは本流の水により林道が流出したようだ
・決壊箇所の手前にポールが横倒しになっているので、その左から踏み跡に沿って河床へ降り、少し歩いた後、正面の盛土法面に付けられた踏み跡を登って林道へ復帰
箇所3:ゲートから8.5〜9.0km間
・第六砂防堰堤の直上流の林道右側斜面が崩壊、流出
・崩壊地を少しだけトラバースし、途中で倒木を跨ぐが、短い区間だし注意すれば大きな問題なし
・トラバース後に右の小沢を越え、井桁ブロック左側の林道へ復帰
・井桁ブロックの上流端で右支沢(涸れ沢)をもう一度渡る

【ログハウス〜横岳峠〜横岳】
・ログハウスからは本流右側の河床部(ゴロタ場)または樹林帯をピンテに沿って進む
・本流が大きく二俣に分かれた開けた箇所から、中央の樹林帯を登っていく
・中央の樹林帯入口部の左俣沢寄りに富士川水源の看板がある
・樹林帯の登りは前半がかなりの急登で、上方からの落下防止? or 目印としてのロープが張ってある区間が多い
・横岳峠は少し広めの平地があり、2〜3張くらいのテント適地
・横岳への登りはずっと樹林帯で、踏み跡が比較的明瞭(山頂も樹林帯で視界ゼロ)

【横岳峠〜鋸岳】
・三角点ピークまでは樹林帯をひたすら登る
・最初の急登を15分ほどこなすと、右側に少し開けた仙丈ヶ岳が眺望できる地点あり
・しばらく傾斜が緩むが、後半は再び樹林帯の急登でがまんを強いられる
・三角点ピークからは鋸岳を含めた眺望が良いらしいが、今回はガスで視界ゼロ
・三角点ピークから岩場やハイマツ帯を一旦下り、岩場の小ピークをいくつか越えながら角兵衛沢ノ頭へ向かう
・再び角兵衛沢ノコルへ下った後、鋸岳まで最後の急な登り返しが待っている
・三角点ピーク〜鋸岳間は、想像していたより岩場歩きは少なく、どちらかといえば岩場のすぐ左側のハイマツ帯を漕いでいく区間が多い
・ガスで何も見えなかったが、晴れていれば高度感のある区間だったと思われる
その他周辺情報 【道の駅信州蔦木宿】http://www.tsutakijuku.jp/
・前日の車中泊と下山後入浴でお世話になった
・日帰り温泉(10〜21時、700円)があるからか、13日夜は広い駐車場(100台程度)がほぼ満員状態、15日の午後はわりと空いてた
・温泉は脱衣場の広さは普通だが、広い内風呂のほか露天風呂やサウナがあり、洗い場も広く快適。休憩スペースや食事処もあり。

【釜無川駐車スペース】
・ゲート前には駐車スペースがなく、歩いて5分ほど手前の広い道路幅員の路肩に数台が駐車できる
・登山前は自分が3台目、下山時も同じく自分を含めて3台だった
釜無川駐車スペース
自分以外の2台は男性二人連れと女性ソロ、いずれも5時頃に出発され日帰りされていた
2025年09月14日 06:38撮影 by  Canon EOS RP, Canon
1
9/14 6:38
釜無川駐車スペース
自分以外の2台は男性二人連れと女性ソロ、いずれも5時頃に出発され日帰りされていた
ゲート付近の砕石プラント
2025年09月14日 06:41撮影 by  Canon EOS RP, Canon
9/14 6:41
ゲート付近の砕石プラント
釜無川ゲート
長い林道歩きが始まる
2025年09月14日 06:45撮影 by  Canon EOS RP, Canon
9/14 6:45
釜無川ゲート
長い林道歩きが始まる
0.5kmごとの距離程が良い目標となる
2025年09月14日 06:52撮影 by  Canon EOS RP, Canon
9/14 6:52
0.5kmごとの距離程が良い目標となる
3.5km地点通過
遠方の峰は編笠山(2,514m)かな??
2025年09月14日 07:31撮影 by  Canon EOS RP, Canon
9/14 7:31
3.5km地点通過
遠方の峰は編笠山(2,514m)かな??
アザミの花がぼってりと大きい
2025年09月14日 07:35撮影 by  Canon EOS RP, Canon
1
9/14 7:35
アザミの花がぼってりと大きい
5.0km過ぎに右の本線は通行止めとなり、河床寄りの左のう回路へ誘導されるが、本線も通過は可能
行きはう回路、帰りは本線を通った(下山時に撮影)
2025年09月15日 11:43撮影 by  Canon EOS RP, Canon
9/15 11:43
5.0km過ぎに右の本線は通行止めとなり、河床寄りの左のう回路へ誘導されるが、本線も通過は可能
行きはう回路、帰りは本線を通った(下山時に撮影)
通過後に上流側から本線とう回路を撮影
左の山沿いの道が本線、護岸ブロックや重機のある側がう回路
2025年09月14日 08:14撮影 by  iPhone 16, Apple
9/14 8:14
通過後に上流側から本線とう回路を撮影
左の山沿いの道が本線、護岸ブロックや重機のある側がう回路
この分岐は右側が本線
(左は砂防堰堤の工事用道路)
2025年09月14日 08:19撮影 by  Canon EOS RP, Canon
9/14 8:19
この分岐は右側が本線
(左は砂防堰堤の工事用道路)
6.5km地点を通過
2025年09月14日 08:26撮影 by  Canon EOS RP, Canon
9/14 8:26
6.5km地点を通過
立派な治山施設
2025年09月14日 08:33撮影 by  Canon EOS RP, Canon
1
9/14 8:33
立派な治山施設
7.0km地点
ここまでは平和な林道歩き
2025年09月14日 08:34撮影 by  Canon EOS RP, Canon
9/14 8:34
7.0km地点
ここまでは平和な林道歩き
右の本線は少し先で決壊(決壊箇所1)しているので、この分岐を左に下りるのが順路
位置的には7.5km付近(標識は見当たらなかったが)
2025年09月14日 08:40撮影 by  Canon EOS RP, Canon
9/14 8:40
右の本線は少し先で決壊(決壊箇所1)しているので、この分岐を左に下りるのが順路
位置的には7.5km付近(標識は見当たらなかったが)
左側の一段高い斜路を黒い土嚢の区間に向かって進む
2025年09月14日 08:43撮影 by  Canon EOS RP, Canon
9/14 8:43
左側の一段高い斜路を黒い土嚢の区間に向かって進む
黒土嚢の末端まで歩いた後、右側からの支沢を渡渉してすぐに斜面を登り林道へ復帰する
2025年09月14日 08:44撮影 by  Canon EOS RP, Canon
9/14 8:44
黒土嚢の末端まで歩いた後、右側からの支沢を渡渉してすぐに斜面を登り林道へ復帰する
林道へ復帰する直前の斜面上から振り返る
下山時は黒い土嚢の列の間を進めば先ほどの斜路へつながる
2025年09月14日 08:47撮影 by  Canon EOS RP, Canon
9/14 8:47
林道へ復帰する直前の斜面上から振り返る
下山時は黒い土嚢の列の間を進めば先ほどの斜路へつながる
林道決壊箇所1を振り返る
下山時は右端のケルンが目印となり、そこから斜面を下って行く
2025年09月14日 08:48撮影
9/14 8:48
林道決壊箇所1を振り返る
下山時は右端のケルンが目印となり、そこから斜面を下って行く
8.0km付近の林道決壊箇所2
う回路は横倒しのポールの左から河床へ下りる
2025年09月14日 08:53撮影 by  Canon EOS RP, Canon
9/14 8:53
8.0km付近の林道決壊箇所2
う回路は横倒しのポールの左から河床へ下りる
河床部へ下りた後に横倒しポール付近を振り返る
2025年09月14日 08:54撮影 by  Canon EOS RP, Canon
9/14 8:54
河床部へ下りた後に横倒しポール付近を振り返る
少し河床を歩いた後、正面の法面を登って林道へ復帰する
2025年09月14日 08:56撮影 by  Canon EOS RP, Canon
9/14 8:56
少し河床を歩いた後、正面の法面を登って林道へ復帰する
上流側から林道決壊箇所2を振り返る
ここも下山時は中央右のケルンが目印で、ここから河床へ下る
2025年09月14日 08:57撮影 by  Canon EOS RP, Canon
9/14 8:57
上流側から林道決壊箇所2を振り返る
ここも下山時は中央右のケルンが目印で、ここから河床へ下る
しばらく林道を歩いて8.5km地点を通過
2025年09月14日 09:05撮影 by  Canon EOS RP, Canon
9/14 9:05
しばらく林道を歩いて8.5km地点を通過
左の施設が本谷第六砂防堰堤
このダムのすぐ上流側が林道決壊箇所3
2025年09月14日 09:08撮影 by  Canon EOS RP, Canon
9/14 9:08
左の施設が本谷第六砂防堰堤
このダムのすぐ上流側が林道決壊箇所3
林道決壊箇所3の近影
中央右の幅狭ステップを通り、その先は崩壊地をトラバースする
右奥の倒木も乗り越えていくが、注意すればそれほど問題なし
2025年09月14日 09:11撮影 by  Canon EOS RP, Canon
9/14 9:11
林道決壊箇所3の近影
中央右の幅狭ステップを通り、その先は崩壊地をトラバースする
右奥の倒木も乗り越えていくが、注意すればそれほど問題なし
トラバースを終えたら、小さいな沢を渡り井桁ブロック左側の林道へ復帰する
2025年09月14日 09:13撮影 by  Canon EOS RP, Canon
9/14 9:13
トラバースを終えたら、小さいな沢を渡り井桁ブロック左側の林道へ復帰する
9.0km付近まで井桁ブロックが続く
2025年09月14日 09:18撮影 by  Canon EOS RP, Canon
9/14 9:18
9.0km付近まで井桁ブロックが続く
井桁ブロック上流端で涸れ沢を渡る
行きは林道本線からまっすぐに河床寄りを通ったが、帰りは踏み跡に従い少し上流を渡って井桁ブロックの山側へ出た
2025年09月14日 09:21撮影 by  Canon EOS RP, Canon
9/14 9:21
井桁ブロック上流端で涸れ沢を渡る
行きは林道本線からまっすぐに河床寄りを通ったが、帰りは踏み跡に従い少し上流を渡って井桁ブロックの山側へ出た
9.2km地点、林道の終点
正面の赤い屋根がログハウス、その奥のコルが今日の目的地の横岳峠
2025年09月14日 09:26撮影 by  Canon EOS RP, Canon
9/14 9:26
9.2km地点、林道の終点
正面の赤い屋根がログハウス、その奥のコルが今日の目的地の横岳峠
このあたりの荒廃地にも立派な砂防施設が作られている
2025年09月14日 09:27撮影 by  Canon EOS RP, Canon
9/14 9:27
このあたりの荒廃地にも立派な砂防施設が作られている
これがレコによく出てくるログハウス
1F右側板張りは避難用のテント場、3張くらいは行けそう
2025年09月14日 09:28撮影 by  Canon EOS RP, Canon
9/14 9:28
これがレコによく出てくるログハウス
1F右側板張りは避難用のテント場、3張くらいは行けそう
ログハウスから右支沢(涸れ沢)を越えて、しばらく左岸(上流に向かって右側)を進む
まめに付けられたピンテをトレースしていく
2025年09月14日 09:30撮影 by  Canon EOS RP, Canon
9/14 9:30
ログハウスから右支沢(涸れ沢)を越えて、しばらく左岸(上流に向かって右側)を進む
まめに付けられたピンテをトレースしていく
樹林帯をしばらく行った後に対岸にピンテが見えたので、行きはここで渡渉したが、左岸をそのまま進むのが正規ルートのようで、帰りはそちらを通った
2025年09月14日 09:38撮影 by  Canon EOS RP, Canon
9/14 9:38
樹林帯をしばらく行った後に対岸にピンテが見えたので、行きはここで渡渉したが、左岸をそのまま進むのが正規ルートのようで、帰りはそちらを通った
行きはここで再び右岸側→左岸側へ渡渉した
2025年09月14日 09:42撮影 by  Canon EOS RP, Canon
9/14 9:42
行きはここで再び右岸側→左岸側へ渡渉した
少し上流で沢が二俣となり、向かって左側の沢とその右側の樹林帯の境界付近に「富士川の水源」の標識がある
2025年09月14日 09:58撮影 by  Canon EOS RP, Canon
9/14 9:58
少し上流で沢が二俣となり、向かって左側の沢とその右側の樹林帯の境界付近に「富士川の水源」の標識がある
二俣付近から下流を振り返る
2025年09月14日 10:04撮影 by  Canon EOS RP, Canon
9/14 10:04
二俣付近から下流を振り返る
「富士川の水源」標識
2025年09月14日 10:05撮影 by  Canon EOS RP, Canon
9/14 10:05
「富士川の水源」標識
標識のすぐ先に水場あり
ここが最後なので、たっぷりと汲んでいく(2.5リットル補給)
2025年09月14日 10:08撮影 by  Canon EOS RP, Canon
9/14 10:08
標識のすぐ先に水場あり
ここが最後なので、たっぷりと汲んでいく(2.5リットル補給)
樹林帯に入り、いきなりの急登
勾配の急さは下山時の方がより実感された
2025年09月14日 10:23撮影 by  Canon EOS RP, Canon
9/14 10:23
樹林帯に入り、いきなりの急登
勾配の急さは下山時の方がより実感された
少し勾配が緩くなってきた
2025年09月14日 10:42撮影 by  Canon EOS RP, Canon
9/14 10:42
少し勾配が緩くなってきた
横岳峠に到着
峠では非常に強い西風が吹き荒れていた
2025年09月14日 10:58撮影 by  Canon EOS RP, Canon
9/14 10:58
横岳峠に到着
峠では非常に強い西風が吹き荒れていた
強風の中をなんとかテント設営
少し時間が早いので山頂往復も可能と思ったが、強風と稜線のガスで自重し明日に期待!
2025年09月14日 12:03撮影 by  Canon EOS RP, Canon
1
9/14 12:03
強風の中をなんとかテント設営
少し時間が早いので山頂往復も可能と思ったが、強風と稜線のガスで自重し明日に期待!
暇なので15分程登って仙丈ヶ岳の眺望地点(写真の岩壁上の小ピーク)まで行ってみたが、すれ違った女性ソロの方から「稜線部はガスに覆われていたので三角点ピークから引き返してきた」と伺い、実際に眺望地からの仙丈ヶ岳も望めなかったので、峠へ一旦下り、反対側の横岳に行ってみることにした(横岳への登りの途中から撮影)
2025年09月14日 13:16撮影 by  Canon EOS RP, Canon
9/14 13:16
暇なので15分程登って仙丈ヶ岳の眺望地点(写真の岩壁上の小ピーク)まで行ってみたが、すれ違った女性ソロの方から「稜線部はガスに覆われていたので三角点ピークから引き返してきた」と伺い、実際に眺望地からの仙丈ヶ岳も望めなかったので、峠へ一旦下り、反対側の横岳に行ってみることにした(横岳への登りの途中から撮影)
横岳山頂手前の急登
踏み跡は比較的明瞭だった
2025年09月14日 13:33撮影 by  Canon EOS RP, Canon
9/14 13:33
横岳山頂手前の急登
踏み跡は比較的明瞭だった
横岳山頂
この小さな標識以外に何もなく、樹林帯で見晴らしも効かないので、わざわざ登ってくる甲斐のない場所だった(-_-;)
2025年09月14日 13:41撮影 by  Canon EOS RP, Canon
9/14 13:41
横岳山頂
この小さな標識以外に何もなく、樹林帯で見晴らしも効かないので、わざわざ登ってくる甲斐のない場所だった(-_-;)
峠への下りの途中から鋸岳らしき岩峰がガスの中から一瞬見えた
これが今回唯一の山頂を視認できた瞬間だった(>_<)
この後、男性二人連れが14時ごろに横岳峠へ下山されたので、少し話をした。稜線の西風がとても強かったこと、ガスで何も見えず山頂滞在はたった3分程度だったこと、地元から来られたのでまた天気の良いときに出直したいことなどを伺った。
2025年09月14日 14:02撮影 by  Canon EOS RP, Canon
9/14 14:02
峠への下りの途中から鋸岳らしき岩峰がガスの中から一瞬見えた
これが今回唯一の山頂を視認できた瞬間だった(>_<)
この後、男性二人連れが14時ごろに横岳峠へ下山されたので、少し話をした。稜線の西風がとても強かったこと、ガスで何も見えず山頂滞在はたった3分程度だったこと、地元から来られたのでまた天気の良いときに出直したいことなどを伺った。
【2日目】深夜にトイレへ行った際には月や星が出ていたが、3時半に出発した際には曇りだった
写真は、三角点ピークを越えて岩場を急降下した後の最初の登り返し小ピーク
2025年09月15日 05:25撮影 by  Canon EOS RP, Canon
9/15 5:25
【2日目】深夜にトイレへ行った際には月や星が出ていたが、3時半に出発した際には曇りだった
写真は、三角点ピークを越えて岩場を急降下した後の最初の登り返し小ピーク
コルまで下ってきたところで三角点ピーク方面を振り返る
ガスによる結露で濡れたハイマツやシャクナゲを漕いできたので下半身が濡れてしまった
ここで雨具の下をはき、ぶら下げてきた一眼レフをザックにしまう
2025年09月15日 05:32撮影 by  Canon EOS RP, Canon
9/15 5:32
コルまで下ってきたところで三角点ピーク方面を振り返る
ガスによる結露で濡れたハイマツやシャクナゲを漕いできたので下半身が濡れてしまった
ここで雨具の下をはき、ぶら下げてきた一眼レフをザックにしまう
角兵衛沢ノ頭
何も標識のないピークだった(見つけられなかっただけ?)
2025年09月15日 05:51撮影 by  iPhone 16, Apple
1
9/15 5:51
角兵衛沢ノ頭
何も標識のないピークだった(見つけられなかっただけ?)
頭からすぐに岩場の急降下(下ったところから撮影)
ガスなので高度感がないのが逆に良かったかも
2025年09月15日 06:01撮影 by  iPhone 16, Apple
1
9/15 6:01
頭からすぐに岩場の急降下(下ったところから撮影)
ガスなので高度感がないのが逆に良かったかも
ハイマツの丈が高い区間もあるので、角兵衛沢ノコル付近で雨具の上も装着
写真はイワインチン?
2025年09月15日 06:04撮影 by  iPhone 16, Apple
9/15 6:04
ハイマツの丈が高い区間もあるので、角兵衛沢ノコル付近で雨具の上も装着
写真はイワインチン?
ミネウスユキソウ
2025年09月15日 06:04撮影 by  iPhone 16, Apple
9/15 6:04
ミネウスユキソウ
鋸岳登頂!
でもガスで何も見えない(;_;)
2025年09月15日 06:22撮影 by  iPhone 16, Apple
2
9/15 6:22
鋸岳登頂!
でもガスで何も見えない(;_;)
山頂標識
登頂の証拠となるのがこれだけというのは誠に残念
2025年09月15日 06:22撮影 by  iPhone 16, Apple
2
9/15 6:22
山頂標識
登頂の証拠となるのがこれだけというのは誠に残念
こちらは第一高点の標識
雷もなっているので写真だけ撮ってさっさと下山
2025年09月15日 06:22撮影 by  iPhone 16, Apple
1
9/15 6:22
こちらは第一高点の標識
雷もなっているので写真だけ撮ってさっさと下山
下り始めてすぐに、ガスの中の山頂を振り返る
2025年09月15日 06:24撮影 by  iPhone 16, Apple
1
9/15 6:24
下り始めてすぐに、ガスの中の山頂を振り返る
山頂からの岩場急降下区間1
2025年09月15日 06:35撮影 by  iPhone 16, Apple
9/15 6:35
山頂からの岩場急降下区間1
同上2
この後に強い雨が降り出し、しばらくは写真を撮る余裕もなかった。昨日のように西風が強くなかったのは良かったが。
2025年09月15日 06:47撮影 by  iPhone 16, Apple
9/15 6:47
同上2
この後に強い雨が降り出し、しばらくは写真を撮る余裕もなかった。昨日のように西風が強くなかったのは良かったが。
8時前には雨もやみ、峠から15分程度の仙丈ヶ岳眺望地点付近にあるギャップの向こうの山には少し晴れ間も出てきた(登山あるある?)
2025年09月15日 08:11撮影 by  iPhone 16, Apple
1
9/15 8:11
8時前には雨もやみ、峠から15分程度の仙丈ヶ岳眺望地点付近にあるギャップの向こうの山には少し晴れ間も出てきた(登山あるある?)
雨に濡れたテントをたたみ、ついでにびしょ濡れのウェアを着替えるなどで1時間ほどを費やし、峠を9時半頃に出発
途中の富士川水源で水を汲んでいたらハチ(小ぶりのクロスズメバチかな?)に刺されるなどのトラブルがあり、さらに1時間ほどかけてログハウスに戻ってきた
今日は、雨中の三角点ピークの峠寄りですれ違った方のテントが張ってあった
2025年09月15日 10:29撮影 by  iPhone 16, Apple
1
9/15 10:29
雨に濡れたテントをたたみ、ついでにびしょ濡れのウェアを着替えるなどで1時間ほどを費やし、峠を9時半頃に出発
途中の富士川水源で水を汲んでいたらハチ(小ぶりのクロスズメバチかな?)に刺されるなどのトラブルがあり、さらに1時間ほどかけてログハウスに戻ってきた
今日は、雨中の三角点ピークの峠寄りですれ違った方のテントが張ってあった
林道終点9.2km付近から横岳峠方面を振り返る
釜無川の下流方向には晴れ間が出ているが、稜線方向は相変わらずガス気味のようだ
2025年09月15日 10:31撮影 by  iPhone 16, Apple
9/15 10:31
林道終点9.2km付近から横岳峠方面を振り返る
釜無川の下流方向には晴れ間が出ているが、稜線方向は相変わらずガス気味のようだ
8km地点の林道崩壊地点3(六号堰堤上流崩壊地のトラバース区間)を再び通過
すっかり晴れて暑くなってきた
2025年09月15日 10:41撮影 by  Canon EOS RP, Canon
9/15 10:41
8km地点の林道崩壊地点3(六号堰堤上流崩壊地のトラバース区間)を再び通過
すっかり晴れて暑くなってきた
六号堰堤上から正面奥の横岳を振り返る
2025年09月15日 10:44撮影 by  Canon EOS RP, Canon
9/15 10:44
六号堰堤上から正面奥の横岳を振り返る
5.0km付近の樹林帯の日陰がありがたい
2025年09月15日 11:46撮影 by  Canon EOS RP, Canon
9/15 11:46
5.0km付近の樹林帯の日陰がありがたい
長い林道歩きでゲートに戻ってきた
2025年09月15日 13:07撮影 by  Canon EOS RP, Canon
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9/15 13:07
長い林道歩きでゲートに戻ってきた
駐車スペースまで下山
天気に恵まれずハチに刺されるなど今回はあまりツイてなかったが、とにかく無事に戻れて良かった(^^)
2025年09月15日 13:15撮影 by  Canon EOS RP, Canon
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9/15 13:15
駐車スペースまで下山
天気に恵まれずハチに刺されるなど今回はあまりツイてなかったが、とにかく無事に戻れて良かった(^^)
撮影機器:

感想

 敬老の日の3連休は夏休みを1日取って、12日夜に北アルプス(七倉)への毎日あるぺん号を予約していたが、予報が悪いので3日ほど前にキャンセル。烏帽子〜三ッ岳方面はこれで2回目の雨天延期。めぐり合わせの悪さを感じ始めた。転進先として少し天気予報がマシな南アルプスの未踏百高山の鋸岳を選び、何とかレンタカーを予約できたが、その後も天気予報が芳しくないので、予報とにらめっこの末、多少晴れ間が望めそうな14〜15日に予定を1日遅らせ、レンタカーの予約も変更。直前まで天気予報を見極め、最善となるように万全を尽くしたつもりだった。

 13日夜に道の駅信州蔦木宿へ移動した際の天気予報でも14日夜〜15日朝が最も良さそうだったので、翌日14日は横岳峠まで、15日朝に鋸岳にアタックする計画とした。

 14日は横岳峠に午前中のうちに到着し、テントを張り終えた後も時間の余裕があったが、西風がとても強く稜線にガスがかかっていることから、この日は自重し、当初予定通りに翌日朝に鋸岳へ向かうことにした。翌朝の出発時は曇りだったが、三角点ピークが近づいてきたあたりからガスに包まれた。その後も鋸岳まで縦走したが、残念ながら視界は晴れなかった。これだけならまだしも、下山時の角兵衛沢ノ頭あたりから強い雨が降り始め、三角点ピークを過ぎるまで降り続いたので、雨具を着ていても全身びしょ濡れ。久しぶりに試練の雨中歩行となった。

 しばらくすると雨がやみ、横岳峠に近づいた頃から晴れ間がのぞいて少しくやしい思いをしたが、これも「登山あるある」かな。稜線から鋸岳の雄姿や周辺の絶景を望みたかったな!

 こんな天気でも山頂を踏めたことを良しとして、雨で濡れたテントを畳み下山したが、富士川の水源で一服しているとクロスズメバチに刺されるハプニング。右の二の腕に刺さった長さ1cm程度の毒針を引き抜き、すぐにポイゾンリムーバーで毒液を吸い出せたので痛みと腫れはあまりひどくならなかったが、まさしく今日は「泣きっ面にハチ」。

 林道を下る際には、これでもかと言わんばかりに晴れ間が広がり、往路とは違う暑さに堪えつつ、長い行程を何とか歩き切った。

 言っても詮無い天気の愚痴をついうだうだと書いてしまいました。失礼しました。<m(__)m>

 考えてみれば、鋸岳はこれまで天候不良で2回延期した経緯があったので、ここも相性が悪い場所だったのかもしれない。とにかく、山頂を踏んで無事に下山できたことを良しとしないといけないですね。(^^;)

 最後になりましたが、前の週に行かれたyamatake01の詳しいレコを参考にさせて頂きました。林道の情報などとても役に立ちました、ありがとうございました。
【yamatake01さんのヤマレコ】
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8658592.html
【yamatakeさんのブログ】
 http://yama200.blog110.fc2.com/blog-entry-562.html

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