ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 8693448
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

丸沼高原〜錫ヶ岳〜白檜岳〜五色沼

2025年09月16日(火) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 栃木県 群馬県
 - 拍手
GPS
11:24
距離
17.9km
登り
1,594m
下り
1,001m

コースタイム

日帰り
山行
9:43
休憩
1:39
合計
11:22
距離 17.9km 登り 1,594m 下り 1,001m
4:43
66
スキー場駐車場
5:49
2
5:51
5:56
11
分岐
6:07
6:08
11
旧リフト乗り場
6:19
6:20
15
6:35
6:36
25
7:01
42
7:43
7:44
54
8:38
8:48
52
稜線
9:40
10:00
54
10:54
10:55
28
11:23
11:35
7
2280m付近
11:42
11:48
52
12:40
12:56
31
13:27
13:30
30
コル
14:00
14:20
7
2260m付近
14:27
16
14:43
14:44
25
15:09
6
15:15
15:16
25
15:41
24
16:05
ロープウェイ 山頂駅
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
丸沼高原スキー場第一駐車場:無料。きれいな水洗トイレあり。
ロープウェイ:片道1250円(14:00以降の料金)。16:30 最終。
その他周辺情報 シャレー丸沼 座禅温泉:800円。最終受付 17:00。
洗い場が使いやすく汗を流すには最高。
https://www.marunuma.jp/winter/center-station/
白根山が顔を見せてくれた。
2025年09月16日 05:49撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 5:49
白根山が顔を見せてくれた。
山頂駅に向かう舗装路を離れて,未舗装路を降る。
2025年09月16日 05:51撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 5:51
山頂駅に向かう舗装路を離れて,未舗装路を降る。
今は使われていないリフト乗り場にある壊れた小屋。
2025年09月16日 06:06撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 6:06
今は使われていないリフト乗り場にある壊れた小屋。
車止めの所から更に林道を降る。
2025年09月16日 06:08撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 6:08
車止めの所から更に林道を降る。
沢への入り口。
2025年09月16日 06:21撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2, JK Imaging, Ltd.
9/16 6:21
沢への入り口。
第一堰堤が見えてきた。水の流れはなく,路はしっかりと続いている。
2025年09月16日 06:31撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 6:31
第一堰堤が見えてきた。水の流れはなく,路はしっかりと続いている。
水流が出てきて,この先は何度も渡渉を繰り返す。
2025年09月16日 06:42撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 6:42
水流が出てきて,この先は何度も渡渉を繰り返す。
第六堰堤。左(右岸)側にしっかりと作業路が続いている。
2025年09月16日 06:54撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 6:54
第六堰堤。左(右岸)側にしっかりと作業路が続いている。
沢筋を適当に進んで行く。
2025年09月16日 07:17撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 7:17
沢筋を適当に進んで行く。
沢の奥に見えるのは錫ヶ岳に続く尾根かな?
2025年09月16日 07:32撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2, JK Imaging, Ltd.
9/16 7:32
沢の奥に見えるのは錫ヶ岳に続く尾根かな?
分岐に着き,左側の沢に入る。立てた枯れ枝に赤目印。
2025年09月16日 07:43撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2, JK Imaging, Ltd.
9/16 7:43
分岐に着き,左側の沢に入る。立てた枯れ枝に赤目印。
水は流れておらず,石がゴロゴロ。
2025年09月16日 07:44撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2, JK Imaging, Ltd.
9/16 7:44
水は流れておらず,石がゴロゴロ。
シカの頭骨が落ちていた。
2025年09月16日 07:52撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 7:52
シカの頭骨が落ちていた。
何となく踏み跡が続いている。
2025年09月16日 07:54撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 7:54
何となく踏み跡が続いている。
僅かに水が流れている。
2025年09月16日 07:55撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 7:55
僅かに水が流れている。
左に見える稜線を目指すべきだったが・・。
2025年09月16日 08:06撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 8:06
左に見える稜線を目指すべきだったが・・。
沢筋は浮石が多く崩れやすいので,右側の尾根筋の方にルートを取るが苦労した。
2025年09月16日 08:08撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 8:08
沢筋は浮石が多く崩れやすいので,右側の尾根筋の方にルートを取るが苦労した。
何とか安定した足場に辿り着き,下を見下ろす。
2025年09月16日 08:23撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 8:23
何とか安定した足場に辿り着き,下を見下ろす。
目の前委にシャクナゲのブッシュが立ち塞がる。頭から突っ込む。
2025年09月16日 08:30撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 8:30
目の前委にシャクナゲのブッシュが立ち塞がる。頭から突っ込む。
踏み跡らしきものを辿っていると,枝に赤テープがあった。
2025年09月16日 08:35撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 8:35
踏み跡らしきものを辿っていると,枝に赤テープがあった。
直ぐに稜線の路に出た。
2025年09月16日 08:38撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 8:38
直ぐに稜線の路に出た。
錫ヶ岳に続く踏み跡を辿る。
2025年09月16日 08:50撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 8:50
錫ヶ岳に続く踏み跡を辿る。
鞍部には小さな池塘があった。
2025年09月16日 09:11撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 9:11
鞍部には小さな池塘があった。
笹薮の中を登る。
2025年09月16日 09:12撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 9:12
笹薮の中を登る。
錫ヶ岳の山頂。
2025年09月16日 09:40撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 9:40
錫ヶ岳の山頂。
男体山,中禅寺湖,戦場ヶ原が見渡せる。
2025年09月16日 09:41撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 9:41
男体山,中禅寺湖,戦場ヶ原が見渡せる。
右端が庚申山,中央奥に塔ノ峰。先週の登山を思い出す。塔ノ峰の手前右側に三俣山。左側奥が太平山かな?
2025年09月16日 09:41撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 9:41
右端が庚申山,中央奥に塔ノ峰。先週の登山を思い出す。塔ノ峰の手前右側に三俣山。左側奥が太平山かな?
白根山。手前右には,これから登る白檜岳。
2025年09月16日 10:10撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 10:10
白根山。手前右には,これから登る白檜岳。
木が少なく見通しの良い笹原。男体山の左に大真名子山,小真名子山。
2025年09月16日 10:10撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 10:10
木が少なく見通しの良い笹原。男体山の左に大真名子山,小真名子山。
少し目を移すと,半月山,社山,黒檜岳。
2025年09月16日 10:11撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 10:11
少し目を移すと,半月山,社山,黒檜岳。
白檜岳が少しだけ近くなる。登りに取ったルートからずれた処を降っているようだったので,右寄りに降って行く。
2025年09月16日 10:27撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 10:27
白檜岳が少しだけ近くなる。登りに取ったルートからずれた処を降っているようだったので,右寄りに降って行く。
往路で見た池塘に出たので一安心。
2025年09月16日 10:29撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 10:29
往路で見た池塘に出たので一安心。
左奥に小至仏山と至仏山。右奥に平ヶ岳。
2025年09月16日 10:44撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 10:44
左奥に小至仏山と至仏山。右奥に平ヶ岳。
四郎岳と燕巣山の間に燧ヶ岳のツインピークが見える。
2025年09月16日 10:44撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 10:44
四郎岳と燕巣山の間に燧ヶ岳のツインピークが見える。
錫ヶ岳を振り返る。
2025年09月16日 10:46撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 10:46
錫ヶ岳を振り返る。
水場下降口のプレートがあり,踏み跡が続いていた。
2025年09月16日 10:54撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 10:54
水場下降口のプレートがあり,踏み跡が続いていた。
2296mのピークと勘違いした場所(2280m付近)。樹林帯で見通しが利かない。
2025年09月16日 11:33撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 11:33
2296mのピークと勘違いした場所(2280m付近)。樹林帯で見通しが利かない。
2296mには標識が一杯あった。
2025年09月16日 11:46撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2, JK Imaging, Ltd.
9/16 11:46
2296mには標識が一杯あった。
ルート方向には赤テープが幾つもあった。ここで先ほどの勘違いに気付く。
2025年09月16日 11:46撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 11:46
ルート方向には赤テープが幾つもあった。ここで先ほどの勘違いに気付く。
錫ヶ岳からのルートが良く見えた。
2025年09月16日 11:54撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 11:54
錫ヶ岳からのルートが良く見えた。
雲が皇海山を隠し始める。
2025年09月16日 11:54撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 11:54
雲が皇海山を隠し始める。
白檜岳がぐっと近づく。後ろには白根山。
2025年09月16日 11:57撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 11:57
白檜岳がぐっと近づく。後ろには白根山。
砂地にガレで少々歩きにくい。
2025年09月16日 12:04撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 12:04
砂地にガレで少々歩きにくい。
白檜岳の向こうに白根山。燧ケ岳も見える。
2025年09月16日 12:05撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 12:05
白檜岳の向こうに白根山。燧ケ岳も見える。
立ち枯れ滝の向こうに白根山。
2025年09月16日 12:10撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 12:10
立ち枯れ滝の向こうに白根山。
白化した木が続く。
2025年09月16日 12:11撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 12:11
白化した木が続く。
白根山をクローズアップ。歩いている人も見えた。
2025年09月16日 12:14撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 12:14
白根山をクローズアップ。歩いている人も見えた。
小さな池塘。
2025年09月16日 12:18撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 12:18
小さな池塘。
白檜岳の山頂まであと少し。
2025年09月16日 12:22撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 12:22
白檜岳の山頂まであと少し。
男体山の方角は雲が出ている。
2025年09月16日 12:22撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 12:22
男体山の方角は雲が出ている。
白い木の間を縫って笹藪を進む。腰ぐらいまでしかないが,いささか疲れてきた。
2025年09月16日 12:27撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 12:27
白い木の間を縫って笹藪を進む。腰ぐらいまでしかないが,いささか疲れてきた。
錫ヶ岳を振り返る。
2025年09月16日 12:30撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 12:30
錫ヶ岳を振り返る。
中央に見える宿坊堂山に続く尾根が良く見える。その奥右に三俣山。皇海山は未だ顔を見せている。
2025年09月16日 12:31撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 12:31
中央に見える宿坊堂山に続く尾根が良く見える。その奥右に三俣山。皇海山は未だ顔を見せている。
白根山をバックにトンボが飛び交っていた。
2025年09月16日 12:43撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 12:43
白根山をバックにトンボが飛び交っていた。
白檜岳の山頂に到着。木にかかった札の字は読めなかった。
2025年09月16日 12:46撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2, JK Imaging, Ltd.
9/16 12:46
白檜岳の山頂に到着。木にかかった札の字は読めなかった。
白根隠山が近い。前白根山も。
2025年09月16日 12:47撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 12:47
白根隠山が近い。前白根山も。
シャクナゲのヤブが密生している。少しでも薄いところを探して降る。
2025年09月16日 13:01撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 13:01
シャクナゲのヤブが密生している。少しでも薄いところを探して降る。
ヤブ地帯を抜け出すと,途切れながらも踏み跡が続いていた。
2025年09月16日 13:12撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 13:12
ヤブ地帯を抜け出すと,途切れながらも踏み跡が続いていた。
窪地に到着。
2025年09月16日 13:27撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 13:27
窪地に到着。
「瞑想の谷」という名前が付けられているようだ。
2025年09月16日 13:32撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 13:32
「瞑想の谷」という名前が付けられているようだ。
トラバース路が付けられているようなので辿ってみたが,途中からは歩きにくくなったので,結局下に降りた。
2025年09月16日 13:35撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 13:35
トラバース路が付けられているようなので辿ってみたが,途中からは歩きにくくなったので,結局下に降りた。
下から見上げる白根隠山。
2025年09月16日 13:45撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 13:45
下から見上げる白根隠山。
右奥の白檜岳を振り返る。
2025年09月16日 14:01撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 14:01
右奥の白檜岳を振り返る。
青空と白い雲をバックにした白根山。
2025年09月16日 14:09撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 14:09
青空と白い雲をバックにした白根山。
音のする方向を見たら,鹿がモゾモゾ。
2025年09月16日 14:24撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2, JK Imaging, Ltd.
9/16 14:24
音のする方向を見たら,鹿がモゾモゾ。
カニコウモリ。
2025年09月16日 14:32撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 14:32
カニコウモリ。
五色沼。
2025年09月16日 14:45撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 14:45
五色沼。
逆光の白根山。未だ雲は多くない。
2025年09月16日 14:46撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 14:46
逆光の白根山。未だ雲は多くない。
弥陀ヶ池。
2025年09月16日 15:10撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 15:10
弥陀ヶ池。
山頂駅からの白根山。雲が増えてきた。
2025年09月16日 16:06撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
9/16 16:06
山頂駅からの白根山。雲が増えてきた。
丸沼の向こうに,雲に覆われた燕巣山,四郎岳。
2025年09月16日 16:16撮影 by  iPhone 6s, Apple
9/16 16:16
丸沼の向こうに,雲に覆われた燕巣山,四郎岳。

感想

去年,白檜岳から見た時以来,登ってみたいと思っていた錫ヶ岳を含む周回ルートを辿ることにする。全体の時間が読めないので,早目の0時45分に自宅を出発する。約3時間半のドライブで,4時15分に駐車場に到着。何時ものことながら夜道は鹿に遭遇することが多い。今回はいろは坂から始まり,都合9匹と出会ったが,特に金精道路の辺りは多かった。立派な角を持った大きな雄が,徐行しているこちらに向かってきた時は,一瞬,体当たりされるかと思った。
駐車場には他に10台以上が停車していたが,未だ動き出している人はいないようだ。暗いのでヘッドランプを点けて歩き出す。気温は15℃。空には少し雲も出ているが,オリオン座が輝いていた。スキー場の中の舗装路を登り,途中からはゲレンデの端を通ったりするが,今一つ現在地が良く分からない。適当に登っていると,去年,通った路に出合えた。螢塚山への登り口を過ぎると,直ぐに未舗装路の分岐に出,これを降る。作業用と思われる道を10分足らずで小屋のようなものが見える。地形図ではリフト乗り場のはずだが,リフトは取り壊され,乗り場の小屋だけが残っているようだ。右手に車止めのゲートがあり,林道が下に続いている。更に10分ほどで目指す沢の出会いに到着する。水は流れておらず,車も通れそうな道が続いている。数分で第一堰堤に着くが,路は更に続いている。第二堰堤まで来ると水流が現れ,道も山っぽくなる。その後も堰堤は次々と現れるが,何れも踏み跡がしっかりとあり,赤目印も随所に出てきた。第七堰堤を過ぎると,沢を何度も右に左にと渡り返しながら歩き易い処を選んで登って行く。天気も良いので河原歩きの気楽な気分だ。やがて沢の奥の方に,錫ヶ岳に続いていると思われる稜線が見えてきた。右や左から落ちてくる支流には,ゴロゴロと石が転がっていて,大雨の時には落石が凄いのだろうなと思われた。
やがて沢が左右に分かれ,岩で挟んで立てられた枯れ枝に赤テープの目印があった。これから登る向かって左の沢には,更に2つほどの目印があった。水は伏流しており,石と枯れ枝がゴロゴロした斜面を登って行く。10分ほどすると再び細い水流が現れた。更に10分ほどすると左側に稜線らしきものが見え,そちらが本来のルートだったと思われるが,そのまま直進してしまう。やがて沢筋は石屑が積み重なって崩れやすくなってきたので,右手の尾根に取り付く。下からはホールドが豊富に見えたのだが,実際は直ぐに剥がれる岩と枯れ木が多くて,しっかりとしたものがない。10mほど上がったところで,更に50cm右上に上がろうとしても確実なホールドが見つからない。しかし,ここで焦ってはいけないと気を静めた後,再度,周囲をよく観察する。左側は上の方が密集したブッシュになっていて,通るのが難しそうだったが,その下の方には1,2cmと細くはあったが,何とかなりそうな枝があった。その枝を折らないように出来るだけ幹に近いところを押さえつけながら,じりじりと這いずり上がる。ブッシュで押し返されるが,しっかりした枝に持ち替えて,頭からねじ込んで行く。何とか,直ぐ上の小テラスに着いてほっと息を吐いた。その後もシャクナゲのブッシュ帯を10分ほど掻き分けると踏み跡に出て,赤テープもつけられていた。そこから2,3分で稜線上の踏み跡に出られた。家に帰ってから確認すると,難儀した処で10mの高度を稼ぐのに15分もかかっていた。
兎も角,尾根上に出られたので一安心して,クリームパンを齧る。ここからは明瞭な踏み跡があり,赤目印も多かった。樹林の中の踏み跡を気持ち良く進むと,小さな池塘が現れた。この先は笹藪が続くが,丈は腰程度までとそれ程高くはない。時々,踏み跡を見失うが,登りなのでそれほど気にせず進む。途中,樹林が消えた処で中禅寺湖や男体山,社山などを拝むことが出来た。錫ヶ岳の山頂は樹木に囲まれてはいるが,東から南にかけては眺望がきき,先週登った庚申山などが見渡せた。鳥の声も聞こえない静かな山頂だった。
降りでは気分よく歩いている内に目印の確認を忘れてしまい,ルートを外してしまった。しかし,大きな方角さえ間違わなければルートに戻れると考え,やや右寄りに修正しながら歩いていると,登りに通過した池塘に再会でき,元ルートに戻れたことを確認した。
その後,樹林の間から見える燧ヶ岳や四郎岳や燕巣岳などを楽しみながら踏み跡を辿って行く。水場への下降ポイントを過ぎた辺りから樹林の密度が高くなり,見通しが利かなくなる。歩いた時間と,周囲により高い地形が見当たらないことから,2296mの標高点に着いたと判断して一休み。この先は進行方向が東南東に変わると思って進むのだが,踏み跡はどちらかというと東北東よりで,目印も見当たらない。不思議に思いつつも,しばらくは踏み跡を歩く内に,一本の木に沢山の目印が付けられた地点に辿り着いた。どうやら,ここが本当の2296m地点らしい。周囲を見回すと,正に東南東方向に赤テープと踏み跡がある。ここからは特に迷うことも無く,気持ち良く歩けた。
暫くすると北の方には白根山,南の方には皇海山が見える開けた処に出る。白く立ち枯れた木が多く立っていて,中々に見ごたえのあるシーンが続く良いルートだった。笹藪の丈はそれ程でもないのだが,踏み跡以外を歩くと掻き分けるのに力を要するので,結構,疲れてくる。それでも景色に気を良くしている内に白檜岳に到着した。山名標を探して周囲を探し回ったが,きちんとしたものは見当たらず,立ち枯れた木の高い処に判読不明の札がかかったものだけだった。
兎も角,ここで目的の山頂は踏んだので,この先をどうするかを思案する。既に13時近くになっており,16時半の最終R.W.に間に合わせるには,白根山経由は無理。白根隠山を経由するルートも時間的に厳しそう。ということで,昨年,登りに使った北面側の尾根を降って谷(瞑想の谷と呼ばれているらしい)に降りることにする。ただ,前回は,尾根の登り始めで苦労したので,先ずは北のコルを目指して降ることにする。降り始めはシャクナゲが密生していてルートが判然としない。できるだけブッシュの薄いところを選んで強引に突破する。10分ほどでブッシュを抜け,尾根につけられている踏み跡を辿る。正面に聳える白根山を見据えながら降って行くと窪地に出た。
思っていたところから50m程西寄りだったが,東に移動すると直ぐに大きな谷間が目に入ってきた。現在地からは,左側の斜面をトラバースするような踏み跡が東に続いている。これは50m下の谷まで降りずに済むのかなと思って歩き始めるが,途中から踏み跡が途切れ始め,歩き辛くなってきたので,結局は適当な処から谷底まで降った。去年,谷底を通った時は7月だったのでコマクサが沢山咲いていたが,今は枯草色の葉ばかりだ。
谷底から再び50m余りを登り返して平坦になった所で最後の休憩をとる。コースタイムでは,ここから山頂駅まで1時間50分ほどで,現在は14時過ぎ。何とかギリで間に合いそうだなと安堵する。余裕があれば座禅山にも寄りたかったが,今は時間を間に合わせることを最優先にして最短コースをノンストップで歩いた。途中,元気の良い4人組に追い抜かれたりする。流石に70近くになって20代と張り合う気も無いが,少し悔しい。山頂駅に着いた時にも,一部を雲に覆われながらも白根山は顔を出していた。午後は雲で隠れることが多いのにラッキーと思いながらロープウェイに乗り込む。前方に丸沼と,その向こう側に下の方を雲に覆われた四郎岳,燕巣岳が見えた。未だ登っていないので興味をひかれる。
未だ17時までの受付時間に間に合ったので,座禅温泉で汗を流すことが出来た。宇都宮のファアミレスで晩飯を摂り,帰宅したのは21時40分だった。
今回は最初の沢の詰めでルートミスをしてしまったのが悔やまれる。もう少し,地形図を読み込んでいればと思うが,ミス地点までがそれ程の緊張を要しなかったことで気が緩んだようだ。単独行でのミスは命取りになりかねないので気を引き締めよう。今回はずっと天気が良かったので,幾つかのルートミスにも気分的に楽に対処でき,GPSを一度も使わなかったのは良かったのだが。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:37人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら