南岳・中岳・大喰岳・槍ヶ岳



- GPS
- 18:02
- 距離
- 31.6km
- 登り
- 2,488m
- 下り
- 2,481m
コースタイム
- 山行
- 7:25
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 7:58
- 山行
- 8:25
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 9:52
天候 | 曇り、晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
登った山リストに『日本3000m峰』というのがあるのを見つけたのが一昨年、あと南岳、中岳、大喰岳を登れば全山達成するな〜って思いながら、日程やら天気やらで行けてなかったのが今回やっと行くことができた。天気次第ではもう1泊、2泊追加して双六岳と笠ヶ岳を周ろうと計画していたが、初日の天気が悪いので飛び石連休の中二日をとってこのコースにした。天気の悪い前日は移動だけで夕方に無料駐車場に到着。新穂高には何度か来ているが、いつも満車で鍋平が定番であったが、今回はここに停めることができてラッキー。新穂高温泉に入浴後、晩御飯を食べて車中でぐっすりといきたいところだったが、雨の音で何度か目を覚まし、あまり眠れなかった。当日、5時に出発、ビジターセンターを右へ。初めて歩く右俣林道。たくさんの人が同じルートを歩いている。滝谷の渡渉ができるかが気になりながらも前へ。お話するとみなさんそうみたいで、白出沢分岐を過ぎ、渡渉して山道に入る。トレランのような人に何組か抜かれながらもいいペースで単調な川沿いの道を進んでいく。追い越した人が戻ってこないから滝谷は渡れるかな?と思いながら、直近ですれ違う人に聞いたら橋は流されているが増水はなく渡れるとのこと。その通り、滝谷の渡渉を難なくクリアして槍平小屋へ。大きなウッドデッキに座って少し休憩、いよいよ南岳新道を登る。やっと登山が始まった!って感じで、河原を横切ると急坂が始まった。もしかしてあれを登るの?って、さっき小屋の手前で見えてた山を登っていくのである。きつめの南木曽岳みたいな登山道をがっつり登り、ハイマツが出だしたら樹林帯を脱出、救急箱のおいてあるピークに出る。ここから先は前方に南岳を見る景色。ガスがかかっているが時々見える南岳の景色に疲れもふっとんだ。水平に木道が少しあるところから下降してトラバース、あとはこの斜面を登れば南岳小屋に着く。小屋到着は13時、計画より1時間半ぐらい早い。テン場一番のりだったので小屋から少し離れるけど、石垣のある広いスペースにテントを張り、とりあえず乾杯!手でちぎって焼いた明宝ハムとビールがしみる〜。時間たっぷりあるのでダイキレットを見に南側に少し登ってぼーっと景色を眺めた。雲が切れるとうっすら見えたけど…まあ明日に期待しよう。ワインを飲みながら晩御飯を食べ、暗くなる前にトイレに行ってテントへ。なかなか寝付けず、ワイン少なかったな〜ってちょっと寂しい感じ。6月の光岳の時は1Lが多すぎてベロベロなった教訓から減らしたんだ〜。寒くて眠れないながらも時間が経過して朝になった。朝ごはんを食べて外へ、廻りの石には霜がついていて、テントの撤収も手がかじかんで指が痛くてたまらんかった。予定より10分早めに出発、少し登れば南岳で、途中、常念岳の右に登る朝陽がとてもきれいだった。南岳で写真を撮って先へ進める。ここからはずっと槍を見ながら前進するのである。ちょうどうっすら赤くなった大喰と槍が綺麗だった。左には笠ヶ岳、ほんと最高にご機嫌な稜線歩きだ。中岳の手前で少しだけ通過しにくいところがあったぐらいであとは全然って感じ、中岳をクリアし、大喰岳へ。ここで日本3000m峰登頂達成になった。槍が近くに見えていい景色だ。少し下って飛騨乗越から槍ヶ岳山荘へ上る。テント場が段々畑みたく綺麗に区画されているのが印象的だった。小屋にザックをおいて槍ヶ岳へ。12年前は北鎌尾根で登ったのでここから登るのは初、ここはここで高度感があって緊張した。最後の梯子を上って山頂へ。人が少なく、写真をたくさん撮ってゆっくりできた。小屋へ下り、休憩したあと下山開始!飛騨乗越を右へ。ここからずっと正面に笠ヶ岳を見ながら長い下りが続く。樹林帯に入り、川の音が聞こえ、そして槍平小屋に到着。パスタを作って食べて大休止。ここからもずっと大きな石を踏みながら進む登山道、滝谷の橋は復旧されていた(感謝)。白出沢を渡り林道へ。1時間強の長い林道を歩ききってゴール!下りで結構足にきた〜って感じで今日も新穂高温泉に入浴、帰路も下道走って帰ったのでした^^ 久々の北アルプスは天気もよく眺望ばっちりの楽しい山行だった。
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