穂高岳


- GPS
- 17:35
- 距離
- 36.3km
- 登り
- 1,702m
- 下り
- 1,739m
コースタイム
- 山行
- 2:42
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 3:12
- 山行
- 9:23
- 休憩
- 2:24
- 合計
- 11:47
天候 | 1日目:曇り。2日目:晴れのち曇り。3日目:曇り。 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
往復:2,800円。(沢渡-上高地バスターミナル) ※9/23現在 |
その他周辺情報 | ・湯の華銭湯 瑞祥 松本館 〒390-0841 長野県松本市渚1丁目7-1 なぎさライフサイト内(https://zuisho-matsumoto.com/) 大人800円 ・横尾キャンプ場 〒390-1520 長野県松本市安曇(https://www.yokoo-sanso.co.jp/) 1泊2,000円(大人) ・・湯の華銭湯 瑞祥 松本館 〒390-0841 長野県松本市渚1丁目7-1 なぎさライフサイト内(https://zuisho-matsumoto.com/foods) ソースかつ丼1,000円 |
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
装備
備考 | ・スマホの予備バッテリー1個だけでは、3日間分の電力を賄えなかったです。無料充電サービスに助けられました。 ・菓子パンを2つくらい持っていくと、2日間のおやつの時間にぴったりです。 |
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感想
私は上高地バスターミナルから歩き始め、河童橋で穂高の山容を眺めながら梓川を遡るルートを選びました。遊歩道は整備されており、しばらく進むと明神に到着します。明神以降を歩く人の多くは登山者で、ここから徐々に登山の雰囲気が高まります。
徳沢まではおよそ1時間ほどで到着します。樹林帯を抜け、梓川沿いの遊歩道を進むと横尾に至ります。徳沢から横尾までは約1時間10分です。
横尾では槍ヶ岳方面へ向かう登山者と分かれ、横尾大橋を渡って先へ進みます。斜面から大小の岩が押し出されたSガレを越え、少し頑張ると涸沢ヒュッテが視界に入ります。涸沢ヒュッテの分岐を右に行くと涸沢のテントサイトに到着し、初めて訪れる人は涸沢カールと穂高連峰の雄大な景観に感動するはずです。
涸沢から前方に大きな岩が見えたら、そこがザイテングラートの取付き点です。ザイテングラートとは主尾根に対する支尾根を指し、ここでは北穂高岳側から奥穂高岳へ突き上げる尾根を意味します。私は岩の上を登る箇所が連続するため転倒に注意しながら高度を上げました。穂高岳山荘がある白出のコルまでは平坦な場所がほとんどなく、振り返ると涸沢が遥か下方に見えるようになります。
穂高岳山荘前のテラスに出ると、眼下にカラフルなテントの群れが広がる涸沢と、北穂高岳の山頂を確認できます。小屋脇から大きな岩場を取り、二連のクサリと続く短い二連のハシゴを登り、その上部の長いクサリ場をクリアすると岩稜線歩きになります。右手に見える特徴ある頂がジャンダルムで、憧れの的ですが上級者向きの山です。それを見送りながら進めば、やがて奥穂高岳の山頂に到達します。
奥穂高岳の山頂は小さな祠が祀られ、標高3,190メートルで国内では富士山、北岳に次ぐ第三位の高さです。山頂からの展望は広大で、連なる峰々や涸沢のカール地形、遥かな谷を一望できます。奥穂高岳は岩稜と高度感、そして北アルプスのパノラマを同時に味わえる山として強い魅力があり、登る者に深い満足感と忘れがたい景色を与えてくれるはずです。
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