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Yamareco

記録ID: 8721776
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

廻り目平から金峰山 ~行きはよいよい帰りは悪路~

2025年09月23日(火) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:42
距離
14.1km
登り
1,098m
下り
1,099m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:11
休憩
1:30
合計
7:41
距離 14.1km 登り 1,104m 下り 1,105m
6:02
7
6:09
6:10
3
6:13
6:14
49
7:03
7:12
93
8:45
9:00
24
9:24
9:31
5
9:36
10:05
19
10:33
10:38
4
10:42
10:48
13
11:01
18
11:19
3
11:22
11:33
35
12:45
12:51
40
13:31
8
13:43
ゴール地点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2025年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
≪駐車場≫
◆廻り目平キャンプ場 駐車場
◇駐車料金:無料(入場料として1人500円/1日)
◇駐車台数:150台以上?(メイン駐車場以外にも駐車可能スペースがかなりあります)
◇利用時間:24時間(入庫は24時間可能ですが、出庫は金峰山荘の営業時間内)
◇トイレ:あり(水洗トイレ)
◇電波状況:docomo(◎)、au(◎)
◇特記事項:
・駐車料金でなく入場料なので、1台でなく1人あたり500円必要です。
・19:00~4:00に入庫するとキャンプ扱いになり、1人900円になります。
・出庫時は金峰山荘で精算手続きが必要です。入庫時に料金を支払っていても、出庫手続きが必要なので注意。(おそらく金峰山荘の営業時間外は出庫できません)

※川上・牧丘林道(山梨県側から大弛峠を越えるルート)でのアクセスは、長野県側が著しく悪路なので注意。悪路走破性の高い車でなければ通行できません。
コース状況/
危険箇所等
≪廻り目平~林道終点~金峰山荘~金峰山≫
・林道終点までは1時間ほどなだらかな砂利道を歩きます(一般車両通行止め)
・林道終点から金峰山小屋まで樹林帯が続きますが、さほど急ではなく、歩きやすい登山道です。
・金峰山小屋を過ぎると森林限界を超え、岩がゴロゴロしたハイマツ帯になりますが、特に危険箇所はありません。

≪金峰山~砂払いノ頭~大日岩≫
・砂払いノ頭までは気持ちの良い稜線歩きですが、大きな岩がゴロゴロしており、難易度は低いですが鎖場もあります。
・砂払いノ頭から先は樹林帯で、土の登山道になります。傾斜がやや急なので、雨の日などは注意。

≪大日岩~林道終点~廻り目平≫
・大日岩から林道終点までが今回のコースの核心部です。かなり荒れており、通過に注意を要する箇所や踏み跡が不明瞭な箇所が頻出します。
・このコースを歩くには、大日岩を越える必要がありますが、ザックが重いと身体を持ち上げるのに苦労する箇所もあります。
・岩と岩の隙間をジャンプして跳び越える箇所があります。着地でバランスを崩さないよう注意。
その他周辺情報 ≪テント場≫
◆廻り目平キャンプ場
◇利用料金:1人1泊900円(入場料500円込み)
◇張数:不明(敷地が広いので、張れないということはありません)
◇予約:不要
◇水場:あり
◇トイレ:あり(水洗トイレ)
◇電波状況:docomo(◎)、au(◎)
◇特記事項:
・翌日の19時まで1泊扱いです。テントを張ったまま夕方に下山してもOK。
・キャンプ場にはシャワー棟(3分100円)があります。また、金峰山荘の風呂(温泉ではない)が500円で利用可能です。
・買い出しや温泉などでの途中出庫可能です。(金峰山荘で出庫手続きが必要)
・クライマーやボルダーが前泊で利用することが多いせいか、夜は静かでした。(場所による?)

≪日帰り温泉≫
◆南相木温泉 滝見の湯
◇利用料金:600円
◇風呂の種類:内湯×1、露天風呂×1、ジャグジー、サウナ、ミストサウナ、水風呂
◇泉質:アルカリ性単純温泉
◇無料休憩室:あり(別途食堂もあり)
◇特記事項:
・食堂のダムカレーが名物だそうです。
廻り目平の駐車場に来ました。前日の夕方に到着し、この日はテント泊をします。
2025年09月22日 17:31撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/22 17:31
廻り目平の駐車場に来ました。前日の夕方に到着し、この日はテント泊をします。
隣接した金峰山荘でキャンプの受付をします。1人1泊900円です。
2025年09月22日 17:24撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/22 17:24
隣接した金峰山荘でキャンプの受付をします。1人1泊900円です。
こちらはキャンプ場のトイレです。シャワー棟や水場も近くにあります。(キャンプ場は広いので、トイレは別の場所にもあります)
2025年09月22日 17:27撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/22 17:27
こちらはキャンプ場のトイレです。シャワー棟や水場も近くにあります。(キャンプ場は広いので、トイレは別の場所にもあります)
翌朝を迎えました。夜明け前の気温は10度と、肌寒いくらいでした。駐車場の奥には険しい小川山がそびえています。
2025年09月23日 05:40撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/23 5:40
翌朝を迎えました。夜明け前の気温は10度と、肌寒いくらいでした。駐車場の奥には険しい小川山がそびえています。
今回は久しぶりにツェルト泊にしました。テントの倍くらい設営に時間がかかったので、張った頃には暗くなっていました。
2025年09月23日 05:50撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/23 5:50
今回は久しぶりにツェルト泊にしました。テントの倍くらい設営に時間がかかったので、張った頃には暗くなっていました。
支度を整えたら金峰山に向かって出発します。樹林帯は虫が多かったので、この辺の草地に張った方が良かったかも…?
2025年09月23日 06:04撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/23 6:04
支度を整えたら金峰山に向かって出発します。樹林帯は虫が多かったので、この辺の草地に張った方が良かったかも…?
しばらくは林道歩きです。一般車両は通行止めですが、車両が通行できる広い道が続きます。
2025年09月23日 06:10撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/23 6:10
しばらくは林道歩きです。一般車両は通行止めですが、車両が通行できる広い道が続きます。
ほどなく小川山との分岐です。小川山は山梨百名山の一座ですが、キツい岩場が続く難易度の高い山とされます。
2025年09月23日 13:37撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/23 13:37
ほどなく小川山との分岐です。小川山は山梨百名山の一座ですが、キツい岩場が続く難易度の高い山とされます。
注意書きにも「上級者向けコース」とあります。なお、クライマーが挑むのは別の岩峰なので、小川山にロープ技術が必要なわけではありません。
2025年09月23日 13:37撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/23 13:37
注意書きにも「上級者向けコース」とあります。なお、クライマーが挑むのは別の岩峰なので、小川山にロープ技術が必要なわけではありません。
沢沿いの道が続きます。朝からどんよりと曇っていますが、山頂に着く頃には晴れて欲しいものです。
2025年09月23日 06:58撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/23 6:58
沢沿いの道が続きます。朝からどんよりと曇っていますが、山頂に着く頃には晴れて欲しいものです。
1時間ほど歩いて林道終点に出ました。なだらかな林道歩きは楽で良いのですが、単調で眠くなるのが難点です。
2025年09月23日 07:03撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/23 7:03
1時間ほど歩いて林道終点に出ました。なだらかな林道歩きは楽で良いのですが、単調で眠くなるのが難点です。
廃棄された車が自然に還ろうとしています。この手の光景は山奥ではよく見かけますね。
2025年09月23日 07:03撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/23 7:03
廃棄された車が自然に還ろうとしています。この手の光景は山奥ではよく見かけますね。
ここから登山道が始まります。最初はやや急ですが、すぐになだらかになります。
2025年09月23日 07:11撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/23 7:11
ここから登山道が始まります。最初はやや急ですが、すぐになだらかになります。
金峰山は初夏にはシャクナゲやイワカガミが咲き誇り、花の百名山にも選定されています。しかし、この日はキノコくらいしか見られませんでした。これはハナイグチでしょうか?ハナイグチであれば食用になるようです。
2025年09月23日 07:24撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/23 7:24
金峰山は初夏にはシャクナゲやイワカガミが咲き誇り、花の百名山にも選定されています。しかし、この日はキノコくらいしか見られませんでした。これはハナイグチでしょうか?ハナイグチであれば食用になるようです。
徐々に気温が上がってきて、林道を歩いている時は汗ばむくらいでしたが、樹林帯は冷んやりとして汗が引いていきます。
2025年09月23日 07:36撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/23 7:36
徐々に気温が上がってきて、林道を歩いている時は汗ばむくらいでしたが、樹林帯は冷んやりとして汗が引いていきます。
時々傾斜が急になることはありますが、すぐに緩みます。よく整備されていて、歩きやすい登山道です。
2025年09月23日 08:01撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/23 8:01
時々傾斜が急になることはありますが、すぐに緩みます。よく整備されていて、歩きやすい登山道です。
林道終点から1時間30分ほどで金峰山小屋に到着しました。auは電波が微妙でしたが、docomoはよく入っていました。
2025年09月23日 08:46撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/23 8:46
林道終点から1時間30分ほどで金峰山小屋に到着しました。auは電波が微妙でしたが、docomoはよく入っていました。
トイレは200円です。バイオトイレでした。少し休憩したら山頂を目指します。
2025年09月23日 08:48撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/23 8:48
トイレは200円です。バイオトイレでした。少し休憩したら山頂を目指します。
金峰山小屋から先は森林限界を超え、ハイマツ帯になります。ライチョウがいそうな雰囲気ですが、この辺りにライチョウは生息していません。
2025年09月23日 09:01撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/23 9:01
金峰山小屋から先は森林限界を超え、ハイマツ帯になります。ライチョウがいそうな雰囲気ですが、この辺りにライチョウは生息していません。
やはり金峰山だけに、山頂付近は大きな岩がゴロゴロしています。金峰山小屋から山頂までは30分ほどです。
2025年09月23日 09:10撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/23 9:10
やはり金峰山だけに、山頂付近は大きな岩がゴロゴロしています。金峰山小屋から山頂までは30分ほどです。
スタートから3時間30分弱で金峰山(2599m)の山頂に到着しました。金峰山に登るのは4度目ですが、廻り目平から登ったのは初めてです。
2025年09月23日 09:25撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/23 9:25
スタートから3時間30分弱で金峰山(2599m)の山頂に到着しました。金峰山に登るのは4度目ですが、廻り目平から登ったのは初めてです。
ここまで誰とも会わなかったですが、さすがに山頂は多くの登山者で賑わっていました。
2025年09月23日 09:28撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/23 9:28
ここまで誰とも会わなかったですが、さすがに山頂は多くの登山者で賑わっていました。
山頂は狭いので五丈岩に来ました。金峰山のシンボルである五丈岩ですが、高さは15mほどあるそうです。
2025年09月23日 09:34撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/23 9:34
山頂は狭いので五丈岩に来ました。金峰山のシンボルである五丈岩ですが、高さは15mほどあるそうです。
五丈岩は、かつては金峰山の「真の山頂」とも言われましたが、金櫻神社のご神体であることから、現在では立入禁止となっています。
2025年09月23日 09:35撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/23 9:35
五丈岩は、かつては金峰山の「真の山頂」とも言われましたが、金櫻神社のご神体であることから、現在では立入禁止となっています。
裏に回ってみました。…と言うか、実はこちらが正面で、鳥居がある側が裏面になります。また、鳥居は新興宗教団体が建てたもので、金櫻神社は関与していないそうです。
2025年09月23日 10:02撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/23 10:02
裏に回ってみました。…と言うか、実はこちらが正面で、鳥居がある側が裏面になります。また、鳥居は新興宗教団体が建てたもので、金櫻神社は関与していないそうです。
こちらは金櫻神社の方面です。かつては表参道として賑わったクラシックルートですが、現在は歩く人も少ない破線ルートとなっています。
2025年09月23日 10:02撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/23 10:02
こちらは金櫻神社の方面です。かつては表参道として賑わったクラシックルートですが、現在は歩く人も少ない破線ルートとなっています。
五丈岩でしばし休憩をしましたが、厚い雲が垂れ込めたままです。景色が見れないのは残念ですが、諦めて下山することにします。
2025年09月23日 10:04撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/23 10:04
五丈岩でしばし休憩をしましたが、厚い雲が垂れ込めたままです。景色が見れないのは残念ですが、諦めて下山することにします。
帰りは大日岩方面に周回します。山頂付近には40〜50人が休憩していましたが、まだまだ多くの登山者が登ってきます。
2025年09月23日 10:06撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/23 10:06
帰りは大日岩方面に周回します。山頂付近には40〜50人が休憩していましたが、まだまだ多くの登山者が登ってきます。
大日岩方面は、いかにも金峰山といった感じの岩がゴロゴロした稜線歩きが続きますが、特に難しいところはありません。
2025年09月23日 10:34撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/23 10:34
大日岩方面は、いかにも金峰山といった感じの岩がゴロゴロした稜線歩きが続きますが、特に難しいところはありません。
途中、このような鎖場もあります。画像だと難しそうに見えますが、実際の傾斜は大したことありません。
2025年09月23日 10:36撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/23 10:36
途中、このような鎖場もあります。画像だと難しそうに見えますが、実際の傾斜は大したことありません。
砂払いノ頭(2418m)に来ました。久しぶりに歩いたせいか、記憶より遠く感じました。
2025年09月23日 10:43撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/23 10:43
砂払いノ頭(2418m)に来ました。久しぶりに歩いたせいか、記憶より遠く感じました。
砂払いノ頭から先は樹林帯になります。傾斜はやや急ですが、歩きやすい登山道です。
2025年09月23日 10:43撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/23 10:43
砂払いノ頭から先は樹林帯になります。傾斜はやや急ですが、歩きやすい登山道です。
大日岩に来ました。ここでメインルートと分かれ、八丁平の方面に向かいます。
2025年09月23日 11:22撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/23 11:22
大日岩に来ました。ここでメインルートと分かれ、八丁平の方面に向かいます。
大日岩(2201m)は花崗岩で形成された大岩で、瑞牆山と金峰山の中間に位置しています。間近で見るとかなりの迫力です。
2025年09月23日 11:23撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/23 11:23
大日岩(2201m)は花崗岩で形成された大岩で、瑞牆山と金峰山の中間に位置しています。間近で見るとかなりの迫力です。
この先、大日岩から林道終点までの周回コースは歩く人が少ないのか、事前情報が得られませんでした。地図で見ると登り返しはほぼ無さそうですが…。
2025年09月23日 11:33撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/23 11:33
この先、大日岩から林道終点までの周回コースは歩く人が少ないのか、事前情報が得られませんでした。地図で見ると登り返しはほぼ無さそうですが…。
ペンキを辿って行きますが、どう見ても大日岩を登らされています。道が合っているのか不安を感じながら先に進みます。
2025年09月23日 11:35撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/23 11:35
ペンキを辿って行きますが、どう見ても大日岩を登らされています。道が合っているのか不安を感じながら先に進みます。
大日岩のピーク(のすぐ下)に来ました。大日岩は眺めるものであって、登るものではないと思っていましたが、この日はその認識を改めることになりました。
2025年09月23日 11:41撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/23 11:41
大日岩のピーク(のすぐ下)に来ました。大日岩は眺めるものであって、登るものではないと思っていましたが、この日はその認識を改めることになりました。
ピークの少し下を巻くように、目印のペンキが続いています。どうやら道は間違っていなかったようです。
2025年09月23日 11:41撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/23 11:41
ピークの少し下を巻くように、目印のペンキが続いています。どうやら道は間違っていなかったようです。
注意して歩けば問題ないトラバースですが、転落したら大怪我では済まない高さです。雨の日や強風の時は注意が必要です。
2025年09月23日 11:43撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/23 11:43
注意して歩けば問題ないトラバースですが、転落したら大怪我では済まない高さです。雨の日や強風の時は注意が必要です。
モスク(イスラム教寺院)の丸屋根のような大岩が見えました。大日岩の奥にこのようにインパクトのある大岩があることを初めて知りました。
2025年09月23日 11:42撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/23 11:42
モスク(イスラム教寺院)の丸屋根のような大岩が見えました。大日岩の奥にこのようにインパクトのある大岩があることを初めて知りました。
大日岩を越えた先は狭い登山道が続いています。かなり荒れており、気を遣う道でした。
2025年09月23日 11:44撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/23 11:44
大日岩を越えた先は狭い登山道が続いています。かなり荒れており、気を遣う道でした。
ザレていますが、ここはさほど問題のない鎖場です。大日小屋方面に向かう地図にない分岐があったりして、ルートに不安を感じるので、人工物(鎖)があるとホッとします。
2025年09月23日 11:47撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/23 11:47
ザレていますが、ここはさほど問題のない鎖場です。大日小屋方面に向かう地図にない分岐があったりして、ルートに不安を感じるので、人工物(鎖)があるとホッとします。
画像だと分かりずらいですが、嫌らしい隙間です。歩いて跨げる距離ではないので、思い切ってジャンプで跳び超えます。隙間の深さは3mほどあるので、着地でバランスを崩したら大惨事です。
2025年09月23日 11:53撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/23 11:53
画像だと分かりずらいですが、嫌らしい隙間です。歩いて跨げる距離ではないので、思い切ってジャンプで跳び超えます。隙間の深さは3mほどあるので、着地でバランスを崩したら大惨事です。
分岐に出ました。直進すると小川山ですが、ここは林道終点の方面に向かいます。
2025年09月23日 12:07撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/23 12:07
分岐に出ました。直進すると小川山ですが、ここは林道終点の方面に向かいます。
少し荒れ気味ではあるものの、歩きやすい道になりました。しかし、ここで気を抜いてはいけません。
2025年09月23日 12:09撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/23 12:09
少し荒れ気味ではあるものの、歩きやすい道になりました。しかし、ここで気を抜いてはいけません。
少し歩くとすぐに悪路になります。林道終点まで、ほぼほぼ悪路が続きます。
2025年09月23日 12:14撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/23 12:14
少し歩くとすぐに悪路になります。林道終点まで、ほぼほぼ悪路が続きます。
ルートが不明瞭な箇所が多く、ルーファイしながら先に進みます。登山者が少ないから荒れるのか、荒れているから登山者が少ないのか…?(哲学)
2025年09月23日 12:16撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/23 12:16
ルートが不明瞭な箇所が多く、ルーファイしながら先に進みます。登山者が少ないから荒れるのか、荒れているから登山者が少ないのか…?(哲学)
地図上では平坦な道に見えましたが、実際は気を遣うトラバースが続きます。こういうのは地図を見ただけでは分かりませんね。
2025年09月23日 12:22撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/23 12:22
地図上では平坦な道に見えましたが、実際は気を遣うトラバースが続きます。こういうのは地図を見ただけでは分かりませんね。
アセタケでしょうか?一見すると安全そうですが、おそらく毒キノコです。
2025年09月23日 12:31撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/23 12:31
アセタケでしょうか?一見すると安全そうですが、おそらく毒キノコです。
すぐ後ろに目印テープがありますが、ここからどう進めば良いのか分かりません。沢に向かって踏み跡らしきものがありましたが、少し登り気味にトラバースするのが正解でした。
2025年09月23日 12:38撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/23 12:38
すぐ後ろに目印テープがありますが、ここからどう進めば良いのか分かりません。沢に向かって踏み跡らしきものがありましたが、少し登り気味にトラバースするのが正解でした。
何とか林道終点に辿り着きました。良さげな周回コースに見えて、ほぼ歩く人がいないのも納得です。
2025年09月23日 12:45撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/23 12:45
何とか林道終点に辿り着きました。良さげな周回コースに見えて、ほぼ歩く人がいないのも納得です。
林道の途中にある大岩です。ロープが掛けられており、アタックしている人がいました。別の場所ではマットを担いだボルダーも何人か見かけました。
2025年09月23日 13:18撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/23 13:18
林道の途中にある大岩です。ロープが掛けられており、アタックしている人がいました。別の場所ではマットを担いだボルダーも何人か見かけました。
キャンプ場の近くにある名もなき峰ですが、かなりの険しさです。常人は近付くことも出来そうにありません。
2025年09月23日 13:24撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/23 13:24
キャンプ場の近くにある名もなき峰ですが、かなりの険しさです。常人は近付くことも出来そうにありません。
駐車場に戻ってきました。悪路に苦労しましたが、無事に下山できて良かったです。この後はテントを撤収して温泉に向かいます。
2025年09月23日 13:45撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/23 13:45
駐車場に戻ってきました。悪路に苦労しましたが、無事に下山できて良かったです。この後はテントを撤収して温泉に向かいます。
金峰山荘の風呂で済ませる手もありましたが、「南相木温泉 滝見の湯」に来ました。あまり特徴のないお湯ですが、空いていたのでのんびりできました。
2025年09月23日 15:08撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/23 15:08
金峰山荘の風呂で済ませる手もありましたが、「南相木温泉 滝見の湯」に来ました。あまり特徴のないお湯ですが、空いていたのでのんびりできました。
入口には何故か釣りキチ三平の人形が置かれています。作品の舞台になったということではなさそうですが…?
2025年09月23日 15:08撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/23 15:08
入口には何故か釣りキチ三平の人形が置かれています。作品の舞台になったということではなさそうですが…?
休憩室にはマンガが置かれています(釣りキチ三平もあります)。また、後で知りましたが、ここは食堂のダムカレーが名物だそうです。
2025年09月23日 16:00撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/23 16:00
休憩室にはマンガが置かれています(釣りキチ三平もあります)。また、後で知りましたが、ここは食堂のダムカレーが名物だそうです。
通行止めの多い「川上・牧丘林道」ですが、この日は通行可能なので、帰りは大弛峠を越えて山梨に抜けることにしました。しかし、路盤がガタガタでデカい石がゴロゴロしており、予想を超える悪路でした。
2025年09月23日 16:53撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/23 16:53
通行止めの多い「川上・牧丘林道」ですが、この日は通行可能なので、帰りは大弛峠を越えて山梨に抜けることにしました。しかし、路盤がガタガタでデカい石がゴロゴロしており、予想を超える悪路でした。
画像だと分かりにくいですが、かなり深く抉れています。また、大弛峠まで標高を800m上げるので、急坂を登る区間もあります。オフロード車でなければキツい道です。
2025年09月23日 16:54撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/23 16:54
画像だと分かりにくいですが、かなり深く抉れています。また、大弛峠まで標高を800m上げるので、急坂を登る区間もあります。オフロード車でなければキツい道です。
約10kmの区間に50分近くかかって、大弛峠(標高2360m)に辿り着きました。この日は悪路づくしでお腹いっぱいです。なお、この後の山梨県側は全面舗装されています。
2025年09月23日 17:32撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/23 17:32
約10kmの区間に50分近くかかって、大弛峠(標高2360m)に辿り着きました。この日は悪路づくしでお腹いっぱいです。なお、この後の山梨県側は全面舗装されています。
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感想

奥秩父主脈縦走路上に位置し、奥秩父山塊の盟主である金峰山(2599m)。山頂にはシンボルである巨大な五丈岩が鎮座し、その雄大な山体は遠目にもよく目立ちます。
当初は、9/22・23で別の山のテント泊を考えていましたが、所用があって23日の日帰りになりました。しかし、せっかくテント泊の用意をしたので、廻り目平キャンプ場で前泊(テント泊)をして、翌日に金峰山を目指すことにしました。金峰山は、過去に3回登っていますが、いずれも瑞牆山荘からだったので、廻り目平から登ってみたいと思っていました。

行きは、金峰山小屋を経由して山頂を目指しましたが、よく整備されていて歩きやすい道でした。小屋から山頂まではやや急ですが、特に危険個所はないので、初心者でも問題なく登れるコースです。このルートをピストンすれば、余力をもって下山できたと思いますが、それではつまらないので、大日岩方面に周回しました。

距離的に少し遠回りになる程度に考えていましたが、いきなり大日岩に登らされたところで、認識の甘さを痛感しました。技術的に難しい岩場とかは無いですが、大日岩から林道に出るまでの道がとにかく悪路で、予想以上に苦労しました。地図上ではなだらかな下りに見えましたが、実際に歩いてみないと分からないものです。それでも、慎重に歩けば何とかなる程度の荒れ具合だったので、無事に歩き切ることができました。

また、今回は図らずも大日岩に登ることができました。転落したら大惨事なので注意は必要ですが、特別なスキルは必要ありません。この日はあいにくの曇り空でしたが、大日岩の上から周囲を広く見渡すのは気持ちが良く、また、大日岩の奥に非常にインパクトのある大岩が見られたので、思いがけなく新しい発見がありました。

なお、五丈岩は(山梨県側の麓にある)金櫻神社のご神体で、金櫻神社から金峰山(五丈岩)に至る登山道は、かつては表参道として大いに賑わったそうです。このクラシックルートは、現在では歩く人がほとんどいない破線ルートになっていますが、歩いた人のレポを見ると、距離の長さとコースの不明瞭さがネックではあるものの、手も足も出ない難ルートということではないようです。機会があれば、その昔を思い偲びながら、このクラシックルートを登ってみたいと思います。

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