記録ID: 8751004
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無雪期ピークハント／縦走
日光・那須・筑波
強風を下る！那須・南月山から白笹山と黒尾谷岳へ縦走！！
2025年09月28日(日) [日帰り]
栃木県
alchemy
体力度
3
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 04:31
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 539m
- 下り
- 1,533m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
| 天候 | 曇に近い晴れ。ただし稜線上はずっとガスでした。また、ロープウェイの山頂駅から南月山までの稜線では強風が吹く時間帯がありました。稜線上での気温は低く、強風と相まって体感温度はおそらく1桁、あってもせいぜい10℃台前半だったのではないかと思います。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）
関東自動車バス 黒磯駅 0940発 那須ロープウェイ 1042着 （ICカード1590円） 那須ロープウェイ 山麓駅 1100発 山頂駅 1104着 （片道1200円） 復路：関東自動車バス 一軒茶屋 1545発 那須塩原駅 1630着 （ICカード1130円） JR東北本線 那須塩原駅 1653発 宇都宮行 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
◆那須ロープウェイ山頂駅〜牛ヶ首山頂分岐〜牛ヶ首 山頂駅から牛ヶ首山頂分岐までは茶臼岳へのトレイルを進みます。この区間は人通りが多いですが5分もあれば分岐につくのでここから南月山方面へのトレイルに入ります。牛ヶ首までは3000mの稜線を思わせる非常に気持ちの良いトレイルですが、吹き曝しなので風が強いときは注意が必要です。この日も強風が吹いており、防風対策が必要でした。穏やかにアップダウンしながら、1�匸�々歩くとで牛ヶ首へ到着します。 ◆牛ヶ首〜日の出平〜南月山 ここで茶臼岳方面へ向かうトレイルを分け、南月山へのトレイルへ入って南下します。トレイルは灌木帯や樹木のない砂礫地などを場所によっていろいろなところを通りますが、大きなアップダウンはありません。トレースはしっかりしていますが、砂礫地などでは分かりづらいのでホワイトアウトした場合はロストに注意が必要です。要所に道標等はありますが、赤テープはやや少ないです。 日の出平で沼原方面へのトレイルを分岐して進むと、南月山となります。山頂の北側は大きめの広場状の砂礫地で、多人数での休憩も可能でした。 山頂の少し南側に、白笹山方面および黒尾谷岳方面へ向かう分岐があり、山名標はその分岐から白笹山方面へ数mほど進んだ灌木の中にありました。 ◆南月山〜白笹山 この区間は主に樹林帯がメインなので風の影響は受けづらいですが、展望もあまりありません。トレイルは比較的歩かれており、特に問題はありません。前半はなだらかな下り基調で進み、中間点（道標あり）を過ぎた先から登り返しとなります。危険なところは特にありませんが、後半の白笹山への登りは一気に70〜80mほど高度を稼ぐ急登でした。 山頂はトレイル脇に不意に出てくる感じで山名標以外には特に山頂らしい感じはしませんでした。 ◆南月山〜黒尾谷岳 南月山からの下りは急坂を下っていきます。ここから先は通行量が少なくなるようで、刈り払いはしっかりされていますが、一部トレイルが細くなるところや足場が悪いところがあります。特に標高1600m前後での急斜面の下りは、比較的短いですが急な上にトレイルが細く、木の根なども入り組んでいたので、転倒などに注意が必要です。 またその後は稜線歩きとなり歩きやすくはなりますが、一部ヤセ尾根になっており、特に黒尾谷岳山頂手前400mくらい（『黒尾谷岳まで0.5�辧戮瞭刺犬�ら少し行った先）に路肩脇まで崩壊している部分があり、注意が必要です。 その後は、黒尾谷岳まで登り返しとなります。基本的にトレースは明瞭ですが、赤テープなどは少なく、登り返し部分は若干分かりづらい部分があります。 山頂は白笹山同様、トレイル脇に山名標が不意に出てくるだけで、樹林帯でもあり展望はありません。 ◆黒尾谷岳〜もみの木台 ここからは急坂を下っていきます。トレイル自体は歩きやすいですが、傾斜がある場所や笹ヤブを刈り払いした場所（笹の根が引っかかる）もあるので、歩きやすそうに見えても足許には注意が必要です。 緩急をつけながら下っていきますが、ルート下部は比較的緩やかで歩きやすいですが、三角点1151mからの下りあたりは短いですが、急坂の下りと急斜面のトラバースがあるので若干注意が必要です。 最後は不意に道標がでて、コンクリート製の階段が現れ、そのすぐ先で別荘地の最上部へ飛び出します。 ◆もみの木台〜あけぼの平〜一軒茶屋バス停 この区間はあけぼの平まで、別荘地内の車道に沿って下っていきます。あけぼの平で県道266号線（那須高原スカイライン）に合流したあとは、ひたすら県道を3.5�劼曚錨貎覆垢襪函�一軒茶屋前交差点で県道17号（那須街道／那須ロープウェイへのバス道）へ合流するので、交差点脇の山側にバス停があります。また交差点脇にはコンビニがあるので、補給が可能です。 |
| その他周辺情報 | ◆那須ロープウェイ行 バス時刻表（那須塩原駅発／関東バスHP） https://kantobus.info/timetable/result/?no=8424&de=0&week=3&f_from_type=1&f_from_genre=&f_from=那須塩原駅 ◆那須ロープウェイ https://www.nasu-ropeway.jp/ |
写真
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今日は急遽、那須高原の南月山へ
少し遅めですが黒磯駅に到着
天気はイマイチですが、これから往ってきます
少し遅めですが黒磯駅に到着
天気はイマイチですが、これから往ってきます
那須ロープウェイの山麓駅に到着
ちょうど行ってしまったばかり
次は20分後・・・
ちょうど行ってしまったばかり
次は20分後・・・
山頂駅へ到着
あいにくのコンディションですが、観光客は多かったです
では改めて、往ってきます
あいにくのコンディションですが、観光客は多かったです
では改めて、往ってきます
牛ヶ首までは3000mの稜線を彷彿とさせる風景
ただ風が強くて少し寒い
ただ風が強くて少し寒い
上空はすごい風
ものすごい勢いで雲の切れっ端が吹っ飛んでいきました
ものすごい勢いで雲の切れっ端が吹っ飛んでいきました
南月山へのトレイル
風が強いですが、こうした灌木帯は穏やかに歩けます
風が強いですが、こうした灌木帯は穏やかに歩けます
砂礫帯でホワイトアウトしていると足許が結構わかりにくい
それでも風が収まったタイミングだったので助かりました
それでも風が収まったタイミングだったので助かりました
白笹山へ到着
樹林内の道端で山名標が唐突に出現
では反転してから黒尾谷岳へ向かいます
樹林内の道端で山名標が唐突に出現
では反転してから黒尾谷岳へ向かいます
南月山から黒尾谷岳への下り
このあたりは急斜面を下る細いトレイル
足場もイマイチで閉口・・・
このあたりは急斜面を下る細いトレイル
足場もイマイチで閉口・・・
黒尾谷岳の手前約400mくらいの要注意ポイント少しわかりにくいですが、崩落がヤセ尾根上にある細いトレイルの路肩部分まで達しています
落ちたらタダでは済まない高さでしたが、崩落部は短いので油断しなければ問題ないでしょう
9/28 13:35
黒尾谷岳の手前約400mくらいの要注意ポイント
少しわかりにくいですが、崩落がヤセ尾根上にある細いトレイルの路肩部分まで達しています
落ちたらタダでは済まない高さでしたが、崩落部は短いので油断しなければ問題ないでしょう
少しわかりにくいですが、崩落がヤセ尾根上にある細いトレイルの路肩部分まで達しています
落ちたらタダでは済まない高さでしたが、崩落部は短いので油断しなければ問題ないでしょう
黒尾谷岳の山頂へ到着
ここも白笹山同様、トレイルが少し引っ込んだところに山名標が掛かっていました
ではこのまま下ります
ここも白笹山同様、トレイルが少し引っ込んだところに山名標が掛かっていました
ではこのまま下ります
山頂から少し下った展望ポイントから
まだ雲底部なので、あまり見通しは利きませんがとりあえずガスからは脱出できました
まだ雲底部なので、あまり見通しは利きませんがとりあえずガスからは脱出できました
途中から日が差してきました
トレイルも笹を刈り払いした広めの路になって歩きやすくなります
トレイルも笹を刈り払いした広めの路になって歩きやすくなります
もみの木台へ到着
ここで別荘地に飛び出します
なお、車道には右へ往くのが正解
左へ下るのは少し先で行き止まりになっていました
ここで別荘地に飛び出します
なお、車道には右へ往くのが正解
左へ下るのは少し先で行き止まりになっていました
別荘地内の車道を道なりに下っていきます
結構長い上、標高差もあります
ただし路面は良好で歩きやすいです
結構長い上、標高差もあります
ただし路面は良好で歩きやすいです
装備
| 個人装備 |
Tシャツ（半袖）
Tシャツ（長袖）
ソフトシェル
サポートタイツ
ハーフパンツ
シューズ
ザック
キャップ
サコッシュ
熊鈴
靴下
グローブ
防寒着
雨具
行動食
非常食
飲料
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
|---|
感想
この日は予定が入っていたのですが、前日夜に急遽キャンセルに。慌ててストックしていた計画の中から那須南部の南月山縦走をチョイス。少し手違いがあって、計画より1時間ほど出遅れましたが、なんとか無事におりてくることができました。
天気にもあまり恵まれず、雨にこそ降られませんでしたが、南月山まではかなりの強風に叩かれました。稜線もガスに包まれていて展望もない中、修行になってしまいましたが、なんとか歩き通すことができましたが、下りてから最寄りのバス停まで長かったこと。やはり今の那須周辺は自前のアシがないと厳しいです。地元からだと公共交通機関利用時の日帰り限界圏の一角です。
いよいよ秋も深まってきましたが、引き続き体力を維持しながら、遠出のチャンスを狙っていきたいと思います。
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